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インパクトファクター: 水鏡推理2
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インパクトファクター: 水鏡推理2の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.31pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全65件 21~40 2/4ページ
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毎日、あちらでは人を傷つけたり、こちらでは人を殺めたりと心が痛むようなニュースが流れる昨今。 こんな時代だからこそ本書のような「人の死なないミステリ」が必要なんだと思います。 松岡先生らしいテンポの良さと設定の細かさが楽しめると思います。 今回は幼馴染 如月智美との対決?となるため、瑞希は信じようとする心と疑いの心で揺れ動きます。科学者たちの思惑の中、瑞希は「正義」のために突っ走ります。勧善懲悪の物語なので犯人に言い渡す瑞希のセリフが読了後の爽快感を生みます。 ほとんどのミステリは人が死ぬことで始まって、探偵役が解決をして終わる。こんな時代だからこそ、せめて架空の話の中だけでも「人の死なないミステリ」が必要だと思いませんか。 追伸 本作品から読んでも何の問題もありませんが、1作目から読むと主人公 水鏡瑞希の成長がわかると思います。 | ||||
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前作が未読でも,水鏡推理についての予備知識がなくても,十分に楽しめる。 現実に起こった事件をモチーフにしているが,こちらの方が,より現実的な気がして, STAP細胞事件の方がなぜか非現実的な話に思えた。 幼馴染みが関わった論文捏造事件に,自分の推理力だけで立ち向かう一般事務官・水鏡瑞希の行動力に 共感を感じると同時に,胸のすく思いがした。 とにかく,読み始めたら最後の結末まで水鏡瑞希を追い続けること間違いなし。 《人の死なないミステリ》最高傑作は,少し大げさだが,読んで損のない傑作であることも間違いない。 | ||||
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「STAP細胞事件」では、未だに「動機」の点で謎の多い部分が多いのですが、本書ではしっかりと「動機」の部分まで踏み込んでいて、納得しながら読めました。 また、事件の真相を追う主人公と、追われる立場の幼なじみとの人間関係などが複雑に絡み合っています。 若さゆえに無茶をいとわず行動する主人公とテンポの良いストーリー展開に最後までハラハラ感がつきまといました。 結末は主人公の推理が存分に生かされ、スカッとすること間違いありません。 | ||||
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難しい話でも分かりやすくスピーディーな展開で、読みやすかった。 読み終わり、まず思ったことは自分がいかにニュース番組や新聞の報道を鵜呑みしていると痛感した。 STAP細胞事件のときに小保方さんが悪者のようにその時は思ったが、ニュース番組や新聞の報道を鵜呑みしていた結果だと思った。 今後は、ニュース番組や新聞の報道を鵜呑みしないよういけないと痛感できるいい作品です。 | ||||
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不正を、その鋭い推理力で暴く異色の文部科学省の一般職事務官・水鏡瑞希。 前作に登場した人たちが、彼女以外ごっそりといなくなり、再び厄介者扱いされる中で挑むのが世紀の発見とされるFOV人工血管の真実です。 実在の出来事を下敷きにしているので、話は受け入れやすいですが、作中にもうひとつ同じ出来事から生まれた事件が出てきているのは、少し混乱してしまいますね。 前作は瑞希の行動原理、推理力など、彼女のことを読者に理解させるための序章だったように思えます。今回は、事件の当事者に幼馴染が関わっているために、前作よりも私情で動く部分が多くなり、独りよがりと思える行動が出てくるのもちょっと残念なところです。 しかし、不正研究の追求という仕事を扱うのであれば、絶対に避けては通れない話題を、松岡先生流に料理して、不正に関わった研究者たちの人間的な部分、エゴに迫ったのは、読んでいてワクワクしてきました。 | ||||
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☆官僚を押しのけ霞が関を揺るがす、美貌のヒラ職員の下克上ミステリ。☆ 「水鏡推理Ⅱ」 松岡圭祐著 講談社 ご恵贈して戴きました。 朝香クリステル聖栞 (あさか・クリステル・せしる) {159513E1-8C12-424F-AA90-42A1DF2035B2:01} 弱冠25歳の美貌の大学院生・如月智美は、生命科学人工臓器研究所、最年少の研究班リーダーになった。 25歳の美人大学院生。 傷がついても自然治癒するFOV人工血管を完成させたという論文を発表、一躍リケジョの星になる。 「ノーベル賞ものの発明」 「国民的スターの誕生」 美しいヒロインの誕生に、国中が沸き、祝福ムードに。 しかし、論文の内容が精査されると直ぐに、捏造の疑惑が持ち上がる。 小保方晴子氏のSTAP細胞捏造事件を彷彿とさせる冒頭である。 勃発する研究ノート窃盗と捏造疑惑。 智美に降りかかる災いの真相とは。 如月智美が勤務する研究室のある施設は、文部科学省所管による国立開発法人化が検討されており、瑞希を含むタスクフォースのメンバーは、立ち入り調査をおこなうことになる。 ノーベル賞級の論文を科学誌に掲載した研究班リーダーの如月智美と、タスクフォースの一員、水鏡瑞希は幼なじみだった。 水鏡瑞希は、国家公務員一般職(旧II種)事務官。 現在25歳で、文科省に実在する不正研究を暴くタスクフォースに配属されている。 知力と行動力で上級官僚をはるかにしのぐ、美貌のヒラ職員。 如月智美とは小学校の同級生だった。 FOV人工血管とは。 「合成高分子材料に培養人工血管と遺伝子導入した人工血管を混合した、まったく新しい素材が用いられた」 とメディアは報道した。 「たとえ人工血管が切断されても、傷口が自発的に隙間なく吻合され再生し、血流が復活する自然治癒能力を有します」。 如月智美は捏造疑惑を否定し続け、決して認めようとはしなかった。 ≪人の死なないミステリ≫最高傑作! リケジョの星VS.文科省ヒラ職員 世界的発見にまたも捏造疑惑。 彼女が譲らぬ「正しさ」とは? ごきげんよう。 朝香聖栞(あさか・せしる) 女優/モデル。大島観光特使。 映画「火花」出演中。 ミステリを偏愛するお嬢さま書評家 / 文筆家。 学業の傍ら新刊レビューや文庫解説を執筆中。 本業はマンション経営です。 書道初段。 ランコムガール。 野菜ソムリエ Jr.マイスター。 日本ロリータ協会会員No.3223 カプコンオフィシャルモニター。 アメーバ スマホガール。 雑誌「ダ・ヴィンチ」読者審査員。 [・・・] [・・・] [・・・] モデル朝香聖栞の☆幸運を運ぶ3つのメルマガ募集 メルマガ「モデル聖栞のお天気予報」 [・・・] メルマガ「モデル聖栞のダイエット」 [・・・] メルマガ「モデル聖栞の本に寄り添う乙女の作法」 [・・・] | ||||
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待ちに待った松岡さんの「水鏡推理Ⅱ」を読むことができた。 前作で「悪を懲らしめる」という爽快な小説に今回も期待した。 主人公の水鏡瑞希以外の出演者が変わっていて、ちょっとどうかなって思ったことを 後悔した。新しくかかわる役所仲間も魅力的なキャラクターで、安心した。 読んでいくと今回のストーリーは最後の書評に書かれているように、 「あれあれ?この事件は?」とあの有名な事件のまるで再現のような事件が起こる。 (どの事件かは実際に読んで・・・) 作者なりの落としどころを言いたかったのかなと興味深く読んでいった。 水鏡瑞希の幼馴染に対する苦悩と、正義をなすための決断に拍手を送りながら読んだ。 満足できる一冊だった。 | ||||
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前作を読んでみて面白かったので、続きということで楽しみにしていました。 今作も続きが早く知りたい!と読むのを中断したくないくらいでした。 理系のりの字のもない自分でも謎解き部分はしっかり分かりました。 | ||||
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現実に世間を騒がせているSTAP細胞問題を彷彿とさせるシリーズ2作目。 今作もとにかく知識量の多さに圧倒され、勉強になることばかりだった。 フィクションなりの誇張や虚構の部分はもちろんあるだろうが、論文が名門誌に掲載されることの意味、学術論文と実験結果に関する驚きの現実、地位や名誉やインパクトファクターを欲する研究者たちの実情を非常にリアルに読ませてくれる。 奇術のように強い錯覚を植え付け専門家さえも欺く、単純でありながらも巧妙な捏造を如何に見破っていくのかという過程は今回も興味深かった。 瑞希の真っ直ぐさは、体裁や体面を重んじ必要悪を是とする省庁にあって異端と呼べるものかもしれない。見ていて時に面倒で歯痒いところもあるのだが、自分だって本当は納得のいかないことにはこんな風に凛と声を上げたいんだ、という思いを代弁してくれているような清々しさがある。 次回はまたタスクフォースのメンバーが入れ替わるのだろうが、その顔ぶれが瑞希とどんな化学反応を起こすのかとても楽しみだ。 | ||||
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まず前作に出ていた主人公以外のキャラが誰も出ないということにビックリ!!(※家族は除く) なので前作を読んでなくても置いてけぼり感はないし、前作を読んでる人も新しい気持ちで読める。この手法だと長く続けれられそうなので、末永く続くことを期待します!! 本編は理系ミステリーのような雰囲気ですが、理数系が苦手な自分にもわかるお話です。 ST●P細胞の件は一時期連日ニュースで取り上げられてましたが、実際どんな不正があったのかは良く分かりませんでしたが、もしかしたらこんなシンプルなことが起きていたのかな、智美や滝本のような想いで作業していたのかなと思うと、またあの事件について違った見方ができます。 実際の事件に作者オリジナルの話を混ぜた作風はとても面白いので、次回以降も期待してます!! | ||||
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ストーリー展開の速さ、謎解きの面白さが、何と言っても心地よい作品です。 また随所に描かれる、同僚の人間味も良いスパイスになり、面白いだけでなく、こころ暖まる作品です。 一見どこにでも居るような女性の、瑞希が、時には途方もなく大きな存在に思える、そのギャップに引きつけられます。 | ||||
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研究の世界ということは日常生活の中であまり考えることがない。研究をする人は、ぼくの頭の中では、鉄腕アトムや鉄人28号を作り出したり、ゴジラを退治する方法を考えついたり、タイムマシンを発明したり、ハエ人間になってしまったりする、というようなコミック・映画の世界、つまり異世界の住人でしかあり得ない。 日頃、研究者の生活が頭に浮かばないのは、彼ら/彼女らが、陽の当たらない研究室に閉じ籠っているからなのだろう。テレビやニュースに登場するのは、そのごくごく一部だけの極めて幸運な人々で、これまで名も知られなかった彼らは、いきなりノーベル賞を受賞したり、星や微生物などを新しく発見したりしてぼくたちの日常に唐突に出現する存在である。 だからこそスタップ細胞の発見とその後のセンセーショナル展開についてのニュースが日本中を沸き立たせたあの日々は、ぼくらの日常に普段あまりピンと来ることのない研究室の裏側を想像させたり邪推させたりする特別なきっかけになった。 本書は「研究における不正行為・研究費の不正使用に関するタスクフォース」に所属する水鏡瑞希の第二弾。一作目『水鏡推理』では、新しく個性的なミステリジャンルへの作者の挑戦意欲を課せられた水鏡瑞希という新キャラクターのシャーロック・ホームズ張りの推理力に焦点を当て、胸のすく活躍ぶりを読ませてくれたが、本書ではついに、あのスタップ細胞事件の相似形のような構図を作者は作り出し、水鏡の推理力を持って真相に迫ってゆく。インパクトファクターという研究誌掲載による得点稼ぎが、研究者にとって有利となる状況などは、本書で初めて知るところだった。いわば俗世間の金銭欲や色欲とはまるで違った、ラボラトリーにのみ存在する欲望がここに存在するのである。 水鏡瑞希の幼馴染の如月智美が渦中に巻き込まれることになるのだが、小保方さんをモデルにしたとしか思えない役柄を割り当てられた智美の人生劇にスポットが当てられ、彼女を過去親友だった一人として救い出そうとするヒロイン瑞希の活躍と、彼女が向けた怒りの行方が相変わらず頼もしい。タスクフォースの官僚たちではなく、ただの事務員として様々な差別を受けつつも反逆してゆく姿勢とその推理能力の高さが魅力であるが、今作は、智美との絡みが錯綜してどこへ行き着くのかという要素が、物語の肝となっている。 印象的なラストシーンで終わる本書、切れ味も後味も極上。題材はセンセーショナルながら、あくまで人間らしさにこだわる作者のペンの流れが頼もしい限りだ。 | ||||
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前作は未読ですが、今作からでも十二分に楽しめる秀逸小説。 主人公水鏡瑞希の行動力、知識力、推理力にぐいぐいと引き込まれていきます。 瑞希の同級生である智美との関係が徐々に深まっていくのが、また引き込まれる要素になっています。 ラストの謎解きは、知識のない私でも理解できるように配慮されているのが素晴らしい。文字の中にあるイラストがマジックショーを観ているような感覚になりました。 リアルな事件と小説の事件が重なりあい、研究の深さと研究者の欲望について考えさせられるところがありました。 瑞希と智美の女性美をイメージしながら読み進めると、各々のシーンが私の中で映像化されていきました。 推理小説でありながら、殺人事件というパターンから離れ、研究における不正行為を暴くストーリーはとても新鮮。 初めからラストまで一気に読める最高傑作です! | ||||
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前巻に続き、待望の二巻もとても面白かったです。 楽しく読むだけで、いままで知らなかったタスクフォースの世界に触れることができ、知識もたくさん身につきます。 ニュースを見て難しいと思っていたSTAP細胞事件も、本書を読むとこういう事情だったのかもしれないと研究に関わる時事問題にも理解が深まります。 まさしくエンターテイメント小説で、話の展開もとてもスピーディーで読む手が止まりません。 タイトルにある水鏡とは名言の一部ですが、主人公の名字もかけたタイトルになっています。 彼女は、研究機関などの不正を審査するタスクフォースの事務官です。 探偵事務所でアルバイトし、身に付いた観察眼を生かして数々の不正を暴き、血税が無駄に使われるのを防ぎます。 タスクフォースという部署も実在すると一巻で初めて知り、そして驚きました。 世を騒がせたあのSTAP細胞事件のときも実在のタスクフォースが機能していたのか、わかりませんが、本書を読むと税金を使う許可を出す行政もだまされないように必死なのだと思いました。小説のように、実際も俊敏に機能して欲しいものだと強く感じました。 一巻目では一介の事務官である彼女には敵が多かったですが、二巻はまるでホームドラマを見ているような温かみが感じられました。水鏡の上司である宗田と野村の活躍に思わずかっこいい!と声が出てしまいほど、二人も体を張って真実を追い求める姿に心が熱くなりました。 一巻目で絆が深まったように見えた同僚が出てこないのは寂しく感じましたが、行政の仕事は配置換えが頻繁だということも本書を読んで初めて知りました。 日頃の仕事の中で関係を深める間もなく移動してしまうので、逆にひとつひとつの仕事の結果が大事なのだなと感じました。 小難しい研究の話が多くでてくるのに、スラスラ読めてしまうほど本当に面白いです。 主人公の水鏡が事務官ということで目線が読者に近いので、疑問や気持ちも親身に感じて読むことができます。 研究費が欲しいけれど、研究が途中なので結果を示して欲しいと行政に言われ、板挟みになる研究者たちがつく手品のような嘘の数々は、主人公の水鏡がトリックを暴く度に凄いと思いつつも、こんな単純なトリックにだまされて血税が使われたら凄く悔しいと拳を握りながら読みました。 今回のインドの教授の一件は、蓋を開けてみたら単純明快で本当に驚きました。 本書は、研究の成果と研究途中の板挟み問題も世に投げかけています。 良い研究ならば、ぜひともみんなの税金を使って欲しいと思いますが、現実は厳しいのだなと感じました。 研究を進めるための実験が、いつのまにかだまし合いになっているのがとても残念ですが、タスクフォースと研究者たちの知恵競べもとても面白く、本書の醍醐味になっています。 個人的には、自分が支払った税金は水鏡のような正義感溢れる人の給与に使って欲しいです。 正義を貫く彼女の言動と行動に爽快感があり、読み終わるととてもスカッとします。 いまから次回作がとても楽しみな作品です。 | ||||
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前作を読んでいたので、今回もと思って読みました。 全体的には、面白かったです。 ただ科学の話が中心になるので 理科などの興味があるひとは、とても引き込まれると思います。 専門的知識が必要なわけではないので、たのしめました、 今後も続編など楽しみにして、期待してます | ||||
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前作に引き続き、とても凝りに凝った趣向で楽しませてくれます。 誰が本当の犯人なのか、その結末は意外なもので、謎解きも本格の味わいがこく、思わず物語の展開に引き込まれることでしょう。 現実の事件とのシンクロもあり、すぐれた社会批評としても読むことができます。 是非多くの人に読んでほしいと思います。 | ||||
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相変わらずの、小気味よく開始される松岡ストーリーで、一気読み必至の推理小説。 今回のテーマは、生命科学分野。 科学論文掲載狙いのねつ造が疑われる事件に、主人公がかかわり、「探偵の探偵」を思い起こさせる探偵事務所長のサジェスチョンも得て、事件解決が進んでいく。 主人公は、頭脳明晰ではあるが庶民的、「万能鑑定士Q」の凛田莉子のようで少しイメージの異なるタイプで、共感を呼ぶ。 まさに、松岡ファンなら、ところどころ、過去の名作を彷彿とさせる箇所に、ニンマリしながら読み進めていくことが出来る楽しみも多々あります。 | ||||
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シリーズ物の2巻目から読むという自分的な暴挙。 読み終わった後で、やっぱり1巻も買ってみよう!と思える本でした。 リケジョです!この本とあわせるように「あの日」が出版されたので、如月さんを「あの方の声」「姿」で脳内変換していました…。 理系な職場で「インパクトファクターを調べる」を経験していたため、研究員さんの気持ちがわかるような… 水鏡さんの同僚たち、いい人。 | ||||
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スタップ細胞がヒントになったこの小説。 研究という特殊な世界は、私たち一般人には、よくわからないことだらけです。 でも、この水鏡推理は、わかりやすく、よく砕かれています。 次から次へ、どんどんひきこまれ、あっという間に読んでしまいました。 ヒロインの瑞希は、文科省の一般職。 官僚たちの圧力に負けず、不正疑惑の真相を解明。 特に今回は友人が巻き込まれたこともあって、熱く戦ってます。 こんな素敵な人が周りにいれば、頼もしい。 これからも、応援したいなと、思わせる女性です。 1作目で、いい感じだった同僚。 次作以降で、出てくるのか、それも楽しみに待ってます。 | ||||
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幼馴染がリケジョの星!ところが、幼馴染が実験結果をねつ造!? それぞれの思惑が絡み合ったミステリ。 タスクフォース内は人事異動で仲間がいない水鏡でしたが、彼女の魅力なのか?周りを巻き込み真実をもとめて奔走。 科学者の裏背景も垣間見れ、STAP細胞の件にリンクして読んでみました。 小保方さんももしかしたら・・・。 次巻も発売がきまっているので、楽しみです。 | ||||
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