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オン・ザ・ロード
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オン・ザ・ロードの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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山の話に比べやはり物足りない | ||||
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いや、本当に怖いやくざです。でもこういう人間て、いるんでしょう?現実の事件で我が子をいじめ殺す方がよほど狂気ですが・・。 信州の高原から事件は始まり、あの道を清里まで降りてきて、梨花とすずちゃんを拾い逃避行は続く。あそこで車が・・。 と、実際、その道を通るとき、ここをあの柳が通ったか・・と少し肝が冷える。クールで剛胆な女医さんは、他の樋口作品にも登場しますから、「あ、先生、また人助け!」というお楽しみもありました。 | ||||
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不屈の爺様が主人公ということで期待した分、がっかり感が大きい作品でした。 ヤクザ者の描き方が残念のもとです。いまどき、死体の山を築く組員なんて、あまりにもリアリティに欠けすぎです。バイク乗りの手の甲をナイフで串刺しにした時点でアウトでしょう。その後の暴力描写は陰惨なだけです。サバイバルナイフに匕首、拳銃とブラックジャックを持ち歩くって、大藪春彦へのオマージュのつもりでしょうか。 中国人実習生の方は、一方的視点とはいえ文献に基づいて(というか参考文献そのままの)かなり詳細な実態を記載しているのですが、それにしても彼女と知り合う日本人が次々と同情して危険を顧みず協力することの繰り返しにもちょっとついていけませんでした。しかも元刑事が暴力団とのつながりも予期せずに密輸ブローカーを頼るとなればもはや認知症を疑うレベルで、ストーリー的に破たんしています。 同題名の舶来超有名作品は近未来を舞台にしていましたが、そちらのほうがよほど現実的に迫ってくる物語でした。 | ||||
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休む間もなく読み切ったが、展開される事件の内容があまりにも凄惨で読むのをやめようかとも思った。 が、そこでやめてしまうとそのままの思いを持ち続けることになってしまうので最後まで読み進めた。 最後まで読むと、何となく先に持った印象と少し違って穏やかな気持ちになった。 | ||||
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どこまでも追いかけてくるヤクザのやりたい放題。 世の中のわるーい小説のなかでも群を抜く恐ろしさ。 最後のページまで息を抜けないが、樋口ものは裏切らない。 そしてすずちゃんかわゆす。 第一級のエンターテイメントです。 | ||||
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文庫書き下ろしピカレスク冒険小説。久しぶりに手に汗握り、血湧き肉躍るような物語に出逢った。登場人物の背景と人物造形、巧みなストーリー展開、そして、爽やかなラストと、非常に面白い作品だった。 東日本大震災の津波被害で家族を失い、死に場所を求めて流離う元刑事の村越謙作は、冬の長野の山中で中国人女性の張梨花と出会う。外国人研修生として過酷な労働と性的虐待を受けていた梨花は犬と共に逃亡を続けていた。梨花を救うべく村越は 梨花を執拗に追う阿久津、柳のサイコパスとも言うべき冷酷なヤクザとその運転手の元お笑い芸人の田浦、村越と梨花を助けるペンション経営者の高野夫妻と獣医の三枝美緒、フリージャーナリストの沢井一磨と妻の麻由子と登場人物の造形が明確であり、それ故に面白いストーリーがより際立たせている。 | ||||
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