ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女
評判
ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女の評価:
3.92/5点 レビュー 124件。 A ランク
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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全231件 41〜60 3/12ページ
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ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女の評価:
3.92/5点 レビュー 124件。 A ランク
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読んでいて違和感がハンパない。
あとがきには、”ダヴィド氏は今までのミレニアムの文体を踏襲した”とあったが、とてもじゃないがオリジナルとはほど遠く、読みにくさ、薄っぺらさが際立つ。
物語自体が面白くないとは言わないが、亡きスティーグ・ラーソン氏がどんな構想をして、全十部作をどのように構築するつもりだったのかまったく不明なのだから、唐突に全く違う人が全く違う構想をぶち込んでくることは、三部作のファンに対しても、内縁の奥さんに対しても失礼な行為なのではないかと思う。
なんというか、ミレニアムを読んだファンが作った同人小説のような感じがするのだ。
キャラクターというのは、作者の分身なのである。
その作者が亡くなっているのだから、どんなにキャラクターを似せようとしても「ラーゲルクランツ氏の分身であるリスベット」になってしまう。
読み手にそれが伝わる。違和感がある、受け付けない感じがする、というのは仕方のないことだろう。
手法を真似してだらだらと人物描写に文字数をかけるのも、「真似している」だけで、”どのような人物か”の焦点の当て方がラーソン氏と大きく違う。
なので、本当に「つまらない描写が続く」徒労感があり、続きを読みたいという気にさせない。
人物描写や、同じ描写を何度も繰り返すくどい描写があるが、読み飛ばしてもなんら支障がなく読める。
それから、オリジナルと比べると、純粋に文章量が少ない。
不要な描写を省けば小さな文庫本に納まる程度の量しかない。
そのくらい、物語自体にボリュームがない。
物語自体の是非はともかく、連番にすべきではなかったと思う。
せめて、内縁の奥さんと打ち合わせをするとか、オリジナル作品への摺り寄せ方はいくらでもあっただろうに、編集者から励まされたとか、プレッシャーがすごかったけど頑張ったとか、何度も三部作を読んで自分の中に取り込んだ的な自画自賛のあとがきを読むと「わかってねーな」と呆れるばかり。
番外編、またはパラレルとして、連番ではなく副題だけで出版すればまだ納得できたのだが、出版社なのかご遺族(ラーソン氏の兄弟や父親)が金の成る木と見たのか・・・。
正直、この作品が「ミレニアム4」とされるのは、詐欺だろうという感覚しかない。