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(短編集)

シャーロック・ホームズの不均衡



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【この小説が収録されている参考書籍】
シャーロック・ホームズの不均衡 (講談社タイガ)

シャーロック・ホームズの不均衡の評価: 3.00/5点 レビュー 6件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

テイストが

似鳥作品にしてはテイストが薄い?新文庫なんで取り敢えず新しいものをって感じですかね。 それぞれのキャラはもう少しシリーズが続けば面白くなってくるのかなと思いますがあまりに漫画的。 トリックもまだ熟してない感があります。 今後シリーズが続くことを期待しています。
シャーロック・ホームズの不均衡 (講談社タイガ)Amazon書評・レビュー:シャーロック・ホームズの不均衡 (講談社タイガ)より
4062940043
No.1:
(3pt)

楽しみどころはいろいろも,著者の『素』の面には違和感が…

ミステリを軸に話を回しつつ,そこに類い希なる集中力や発想力を持つ人間の存在と,
その人たちを攫い,悪用を企てる『機関』との対立を描くというのが見どころの一つで,
穏やかなカバーからは想像もつかない,生々しい戦闘場面も意外性があり悪くありません.

そして,その能力に目覚め,探偵の役割を担うのは,わずか九歳となる小学生の女の子.
口の利けない彼女を高校生の兄がフォローし,妹の素性を隠して捜査や推理を行う様子は,
一風変わったバディものの雰囲気もあり,決して異能力者バトルのような展開はありません.

ミステリについては,そのトリックに強引さや荒唐無稽な部分があるのは否めませんが,
能力を覚醒させるための不可能犯罪という理由が,その『粗』をうまくぼかしている印象.
それに伴う,相手が解く前に自分が解かねばならないという『縛り』もユニークに感じます.

ただ,妹がなぜそこに目をつけたのか,そしてどう考えたのかというのは見えてこず,
兄とのやり取りもどうしてもわかりづらいため,やや物足りなさを抱くのは否めません.
このほか,何度も入る『注釈』が,物語と関係ない箇所をふざけて語っているように映り,
『あとがき』での雰囲気もそうでしたが,著者の『素』の面には好き嫌いが分かれそうです.
シャーロック・ホームズの不均衡 (講談社タイガ)Amazon書評・レビュー:シャーロック・ホームズの不均衡 (講談社タイガ)より
4062940043

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