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(短編集)
シャーロック・ホームズの不均衡
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シャーロック・ホームズの不均衡の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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似鳥作品にしてはテイストが薄い?新文庫なんで取り敢えず新しいものをって感じですかね。 それぞれのキャラはもう少しシリーズが続けば面白くなってくるのかなと思いますがあまりに漫画的。 トリックもまだ熟してない感があります。 今後シリーズが続くことを期待しています。 | ||||
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ミステリを軸に話を回しつつ,そこに類い希なる集中力や発想力を持つ人間の存在と, その人たちを攫い,悪用を企てる『機関』との対立を描くというのが見どころの一つで, 穏やかなカバーからは想像もつかない,生々しい戦闘場面も意外性があり悪くありません. そして,その能力に目覚め,探偵の役割を担うのは,わずか九歳となる小学生の女の子. 口の利けない彼女を高校生の兄がフォローし,妹の素性を隠して捜査や推理を行う様子は, 一風変わったバディものの雰囲気もあり,決して異能力者バトルのような展開はありません. ミステリについては,そのトリックに強引さや荒唐無稽な部分があるのは否めませんが, 能力を覚醒させるための不可能犯罪という理由が,その『粗』をうまくぼかしている印象. それに伴う,相手が解く前に自分が解かねばならないという『縛り』もユニークに感じます. ただ,妹がなぜそこに目をつけたのか,そしてどう考えたのかというのは見えてこず, 兄とのやり取りもどうしてもわかりづらいため,やや物足りなさを抱くのは否めません. このほか,何度も入る『注釈』が,物語と関係ない箇所をふざけて語っているように映り, 『あとがき』での雰囲気もそうでしたが,著者の『素』の面には好き嫌いが分かれそうです. | ||||
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