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人魚の眠る家
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人魚の眠る家の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.11pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全154件 21~40 2/8ページ
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期待通りで大満足 | ||||
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何度も何度も、自分に当てはめ涙が伝った。 題名と映画の予告編から、もっとおどろおどろしい、見るに堪えない異常な世界を想像していたが、文章で読む限り酷い嫌悪感は抱かなかった。 以降ネタバレあります。 同じ娘を持つ1人の母として、金銭的な事や、介護のあてがあるならあるいは同じ事をしようとしたのではないか。この母の行動を一笑にふすことなどとても出来ない。可能であれば、そばに置きたいその思いが分かるからこそ、エスカレートしていく様が悲しすぎて、もういい加減諦めましょうとも思ってしまう。魂という物が脳と考えるならば、魂の抜けたただの入れ物である人魚もしくは人形を一生面倒みられるのか? 最後の娘の魂が別れを告げた、本当に彼女が死んだと母が認めるくだり。 あれは母の中で、できる事は全てやった、愛し尽くしたと思えたから見せられた幻なのかとも思った。 母の愛は強い、でもどこか常識では測れない狂気をはらんでいる。 自分にもその可能性があるかもしれぬと空恐ろしくもなる一冊。 | ||||
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始めは少しずつ、最後は一気に読みました…。 | ||||
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脳死、臓器移植、家族のことをとても考えさせられた本でした。 ストーリーも良かったと思います。 | ||||
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脳死とは。以前読んだ柳田邦男の「犠牲」を東野圭吾の物語でもう一度読まされた気分。さすがの筆力で一気に読んだ。テーマはとてつもなく重い。 | ||||
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子供が居る人と居ない人で、この小説に対し 受け取り方や感じ方は変わると思います。 脳死という曖昧な判断基準があるからこそ、側に子供にいてほしいと強く思う、そうゆう状況に置かれる方が居ることに言葉に表せられない気持ちになり、いろいろ考えさせられる小説でした。自分が実際、この物語の母と同じ立場になった時に自分がどう対応できるかは想像もつきません。ですが、意識がなくても、目を覚ます確率が0だとしても、愛する子供がただ側にいるだけで、親としてはそれだけで心の救いになるのではないかと思います。ですが、いつか心停止する時がいつか来るならば、その時が数年先になるか、脳の機能が脳死状態になった時かでは、すごく時間的にも精神的にも変わってくるので、この小説の母や家族のようにさまざまな葛藤や苦しみをできるだけ生むことなく、きちんとした納得のいく判断ができる ように法整備することが必要だと感じました。 | ||||
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東野さんの著書は伏線がやはり凄い。凄みで感動も覚えてしまう。 テーマは脳死と臓器移植。日本の法律に一石を投じる内容になっている。 そんな中、お母さんの心の動きを機微に捉えながら、最新医療や倫理観を訴えかける内容となっている。他人の目ではなく、自分自身の価値観でしっかりと歩むこと、十人十色で納得できる生き方をすることが、後悔のない生き方であるんだと改めて考えさせてくれた。 | ||||
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倫理的な問題という視点よりも人間の不気味さや正直さというところが深く刺さる作品でした。 映画で眠る人魚がどう描かれているかが楽しみです | ||||
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第1章の3話目でもう号泣してました。子を持つ親には耐えられないです、この展開。 もし自分の身に、自分の子供達の身にこんなことが起きたら・・と考えたら絶望と悲しみとそうなったときの怖さが湧き出てきます。 最初はこの両親に共感していましたが、徐々に変わる展開によって気持ち悪さへと変わりました。両親に、と言うよりは母親に、ですけど。 この両親に、あの子に奇跡が起きるのか、現実を受け入れるしかないのか。読んで確かめてみてください。書けないので。 そしてプロローグとエピローグでこう結ぶのかぁという感じです。 読みやすくてさらさら頭に入ってくるし、興味深い内容でした。 面白かった。 | ||||
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涙を誘うような話かと思ったら、途中から、そうじゃない。東野圭吾さんの作品だ。と思い知らされる話。 それにしても重い。のめり込むものの、胃が締め付けられる思い。知らないことばかりで、ものすごく考えさせられる。 | ||||
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死とは?を考えながら読みました。自分に子供がいます。難しい問題です。最後、医師が父親に伝えた一言が響きました。 | ||||
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親の気持ちになったら、立場になったら、 を考えさせられました | ||||
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泣けた。考えさせられた。答えは出せなかった。 | ||||
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人の死とは何なのかという難しいテーマですが物語自体は読みやすいです。 この親子は果たしてどこに向かってしまうのかと不安に思ってしまいましたが、最後まで読み終えると思わず涙が出てしまう素敵なお話でした。 | ||||
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この本にはラザロ兆候や脳死など初めて聞く言葉や、実際にはよく意味が分かっていなかった脳死についても現実の状況に近い形で書かれていて、読みながらどんどん引き込まれました。実際に薫子のような人が近くにいたとしたら、自分もおそらく親戚たちと同じような態度を取ってしまうんだと思います。それでも、狂気にも似た感情で自分の娘であることに自信を持って、形は違えど愛情を持って我が子を育てる姿勢はすごかったです。 母親とはここまでできるものなのか、愛情というのは時に奇跡を起こすものなのかもしれないという気持ちになりました。考えさせられる内容でしたが、いくら考えても実際に自分の身に起こるとでは全く感じ方は違うんだろうと思います。映画化もされていますが、ぜひ見たくなる作品でした。 | ||||
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設定やストーリー展開も奇抜で、楽しめた。 | ||||
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映画の予告を観て、どんな話か興味を持ち読んでみました。 とても考えさせられたし、涙が出てました。 | ||||
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植物状態になった人間の尊厳と重い病気で臓器移植を待つ患者の生命の維持との葛藤が、この本を読んでいくうちに自分自身や家族のあり方の問題として考えることができました。女房とも身近な問題として話題にしているところです。 | ||||
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ラストが… もっと奇想天外な結末を期待してしまった! 残念‼️ 普通に無難にリアルに終わった! 残念‼️ | ||||
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読んでよかった。面白かった。 眠り続ける少女の周りの人々の葛藤を描いた作品です。 映画「ゴースト」のようなわざとらしい盛り上げ方をさけ、各人の背景をしっかり設定することで、いろんなことを考えさせられる小説に仕上げられています。 淡々と描かれた少女の結末にはジーンとしました。 何年も前のことですが、あるテレビ番組で「実の娘が殺された母親が、何年か後にその恨み事を許した」ことを放送していました。 なぜ許したんですかとの質問に、その母親は「ある日むすめが現れたんです。そして、お母さんもう恨まなくていいんだよ。ありがとう。って言ったんです」と答えていました。 | ||||
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