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水鏡推理
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水鏡推理の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.92pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全51件 41~51 3/3ページ
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文部科学省に実際にある「研究における不正行為・研究費の不正使用に関するタスクフォース」という機関が舞台の話です。 この「水鏡推理」を読むまでそんな機関があること自体を知らなく、また国が各研究機関にどういう方法で研究費の援助を行っているか考えもしませんでした。 各研究機関が不正な資金援助を受け取るのを水鏡瑞希が探偵みたいに暴く面白さが前作の「探偵の探偵」とはまた違った面白さがありました。 また、沢田翔馬との恋愛の行方も今後どうなっていくか気になるところです。 | ||||
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主人公に焦点を当てる事が多い松岡作品において 特にその傾向が強かった前シリーズ探偵の探偵から一転させ 主人公だけでなくタスクフォースのメンバーにも焦点を当ててきたりと 意識的に作風を変えてきたなと思わせる部分がいくつかあり速筆ながら新鮮な気持ちで読めました 恋愛面では初めて三角関係が描かれていますが、松岡作品では恋愛自体を描くというより 恋愛を通しての人間的成長やパートナーとの信頼関係の構築によってより大きな困難に 立ち向かえるようにする為のイベント的要素が強いのでチームとしての関係性がどう展開していくのか興味深いです 今作はシリーズのスタートという事でまだ深くは掘り下げられていませんが今までにない設定や要素を単純に楽しみました 今後としてはシリーズの大きな目標は提示されるのか、タスクフォースという期間限定の組織の解散後も見据えているのか どういう展開、方向性になって行くのかを期待させる出来だったと思います | ||||
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確かに、瑞希の卓越した知識の数々、不撓不屈の精神力、松岡さんの、最初から最後まで一気に読了させる素晴らしい筆力を持った作品であり、皆さんにお薦めできる一冊である。 でも読み終わったあと、私は「人民は弱し、官吏は強し」まっさきにこの一言が頭に浮かんだ。 一つの不正を暴いても次から次へと飽くことなく不逞の輩は湧き出てくる、瑞希には最後まであきらめず、弱音を吐かず戦い続けて欲しいと心から思う。 | ||||
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小顔の割に大きな目だの、すらっとした体躯だが胸はあるという、作者の好みを押しつけられているような既視感ある美女設定にはうんざりするが、今回は暴力描写もなく、軽い文体のおかげか、300頁超でもさくさく読み進めることができた。 騒動になったあの研究(名前はちょっと違うけれど)や災害という現実の出来事も描かれているせいか、これを読むと、あの研究は? 自動運転って安全? と現実の聞いたことのある研究が不安に感じてしまうほど。 公務員試験に推理があるとか、総合職と一般職の格差だとか見えにくいことを簡単に学ぶには良作だと思う。 ただ人物の掘り下げが浅く、イケメンらしい翔馬や朔也の魅力がいまいち伝わらない。 表紙の泣いているような怒っているような表情は瑞希を的確に捉えていると思うが、読んでいるとそこ泣くとこかという場面で泣いている印象もある。 不正研究に関するタスクフォースを実在するらしいが、そこに瑞希のようなひとも実在してほしいと心から思った。 気になるのは瑞希の家族のことくらいで、シリーズを貫くような謎もなく、一巻目にして予想以上にまとまっているが今後どう展開していくのだろう。 | ||||
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うん、面白かったです! 「探偵の探偵」はハラハラドキドキで先を知りたくて夢中で読んだけど、やっぱり若い女の子が殴ったり殴られたりというのが辛かったので、今回は”殺人のないミステリ”という触れ込みに読む前から安心感。 で、実際に読んでみて。 国家公務員・文科省と残念ながら縁のない世界が舞台でありながら、いわゆる日常のミステリ系の楽しさを感じた。 扱っている事件は「研究費不正使用の調査」と大きいものではあるけれど、主人公の瑞希の正義感が一般市民の目線で、読んでいる私たちの憤りを代弁してくれているようで胸がすくし親しみが持てる。 私たちの税金、大切に使ってもらいたいものです。 組織のヒエラルキーでぎすぎすしていたタスクフォースが最後にはチームとしてまとまるところも爽快。 瑞希の抜き出た推理力の源が探偵にあるということで「探偵の探偵」とのクロスオーバーがありそうで楽しみな新シリーズ。 (シリーズ、ですよね?) | ||||
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我らが新しいヒロイン水鏡瑞希は、一般職採用でありながら、その傑出した観察眼と明晰な頭脳で、キャリア悪徳官僚達の悪行を暴いていく様は、痛快この上ありません。 読み終わったばかりですが、もう次回作での活躍を期待してしまいます。 | ||||
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瑞希がとても魅力的で、まさに現代のあらゆる問題に立ち向かいバサバサと不正を切っていく様が痛快。 読みやすく面白い。 タスクフォースの結束は感動的ですらある。 深い問題提起もあって読ませる。 おすすめ。 | ||||
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ヒロインが大変魅了的です。 ずば抜けた観察眼、頭脳明晰、あらゆる悪に颯爽と立ち向かい バッサリと不正を暴いて行く姿が本当に痛快で胸がスカーッとします。 内容が充実しており中身のかなり濃いです。 このような方が実際にいたら良いのに!思いました。 大臣、官僚など私腹を肥やす悪がこの現代日本にも現実にいるだけに 一掃して欲しいって思えるようなお話です。 殺人がないのが本当に良いです、一読あり、私は次回作が楽しみ。 | ||||
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文科省に入った新人"水鏡瑞希"。 聡明で真っすぐな心の持ち主のかわいい女の子が主人公。 不正を許さず、まっすぐ突き進みいくつもの難題を解決していく。 最近の話題も所々に出てきて、面白い作品。 流れるように読んでしまい、続きが読みたくなる作品です。 | ||||
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他人の気づかないささいな点を見逃さず、そこから糸口を探り突破する、ヒロイン水鏡瑞希の推理が冴える。 推理は予想とは異なる、理詰めの技である。 そこがおもしろい。 最近この両者の混同が見られなくもないが、瑞希が行うのは本物の推理。 推理のおもしろさを改めて教えてくれた気がした。 昨今、研究職における不正が世を賑わせることがことが目立つが、何が問題かを気づかせてくれる一冊でもある。 | ||||
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第一声は、「面白かったなぁ~」ということ。 「知恵のつく、人の死なないミステリー」復活は、うれしいです。 Qやαシリーズに近い感じがあります。 今回は、文科省の役人・・・といっても硬いところは全くなく、莉子ちゃんと絢奈ちゃんを足して2で割った感じ。 前シリーズの「探偵の探偵」のような、怖い感じはありません。 お役所の総合職と一般職の違いなんて知らなかったです。 また、生活の豆知識みたいなものがたくさん出てくるし、巧妙なトリック(不正)もあるし。 今回の、不正や詐欺は「税金」なのです。 事なかれ主義のお役所仕事じゃダメ!! 流血なしのメッタギリ、ぶった切りには、読了はすっきりすること間違いナシ。 こんなお役人、もっと増えればいいのになぁ~。 続編も楽しみです。 余談ですが、 松岡先生の筆が早いせいか、随所に時事ネタが組み込まれています。 東日本大震災、ES細胞に関する不正、そんなもんかと思っていたら、 鬼怒川の氾濫、そしてヨーロッパの自動車会社の不正データなど、 「つい最近じゃん???汗」な時事がチラホラ。 あまりにもリアルタイムすぎて、「どんなトリックを使っているんだろうか??(そんなの、ないのかも)」とドキドキします。 | ||||
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