夏と冬の奏鳴曲
評判
夏と冬の奏鳴曲の評価:
3.63/5点 レビュー 64件。 B ランク
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全126件 41〜60 3/7ページ
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夏と冬の奏鳴曲の評価:
3.63/5点 レビュー 64件。 B ランク
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友達に紹介する本ではないと思いつつ、10人位に紹介して読んでもらった。
めちゃくちゃ罵倒する人、大絶賛する人、賛否両論毀誉褒貶激しい本だとあらためておもった。
でも、どちらかと言うと面白くなかったという人が多かったかなという印象だ。
いろいろ話をした所、面白くないという人の意見もわからなくもないが、新本格ミステリを語る上では避けて通ることのできない本であることは間違いないと思う。
麻耶氏の出版されている書籍はすべて読んでいるが、一番とっつきにくいかもしれない、死人が出るのは中盤を過ぎてから、もちろん謎はあるが、それまで何百ページもの冗長と言われても仕方がない薀蓄と会話が続く。ミステリとは思えない密室トリック、実現不可能な謎。
だが、最後のカタストロフィーは、他のミステリがすべて陳腐に見える程の衝撃を受けた。
詳しい内容は読んでのお楽しみだが、アンチミステリでありながら本格ミステリであり、自分の存在自体が不確かになるほどのめまいを感じる。ドグラ・マグラに取って代わる奇書ぶりである。(もちろんドグラ・マグラも大好きだ)
私はこの書を戦後三大奇書(カテゴリーを勝手に作った)にしてもいいかと思う。
いろんな解説サイトを見ていると、最後の謎についていろいろな解釈がなされているが、私はあまり納得できていない。この本に関しては、謎は謎のまま残しておいたほうが良いのではないか。そう思うと、次作の痾は必要だったのかなと疑問に思う。
夏と冬の奏鳴曲の続編を出すのは著者の勝手だが、痾が存在することにより夏と冬の奏鳴曲の神秘性が一部薄れる結果となっているのではないか。