その可能性はすでに考えた

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その可能性はすでに考えたの評価:

2.92/5点 レビュー 62件。 B ランク

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平均点2.92pt

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全21件 21〜21 2/2ページ
No.1
(3pt)

『言い分』を真剣に見ることができない

一般的に謎やトリックを解く側の探偵が,それを否定するという発想はユニークで,
様々なトリックを提示する相手と,推理合戦を繰り広げる様子は読み応えがあります.

ただ,主人公が勝つことが見えていることに加え,相手の『穴』は見逃されるため,
持ち出されるトリックはともかく,その『言い分』はあまり真剣に見ることができず,
正直なところ,全三戦プラスアルファの展開は,いささか食傷気味に感じてしまいます.

また,三連戦後に生まれる矛盾と,そこに潜む大きな『闇』には驚かされるのですが,
黒幕があっさり論破される終盤,そして後日談でダラダラ続く説明には不満が残ります.
このほか,主人公と黒幕との永きに渡る因縁をはじめ,登場人物に対する掘り下げも弱く,
それなりに語られはするものの,駆け足気味の終盤もあって,取って付けた感は否めません.
その可能性はすでに考えた (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: その可能性はすでに考えた (講談社ノベルス)より
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