神々の乱心

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

神々の乱心の評価:

4.29/5点 レビュー 52件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.29pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全110件 81〜100 5/6ページ
No.30
(4pt)

遺作として未完成により原点20パーセント

99パーセントまでとっても面白く読んだ。そして残り20パーセントが、バニッシング…。遺作なんだからしょうがない
神々の乱心〈下〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 神々の乱心〈下〉 (文春文庫)より
4167106868
No.29
(4pt)

遺作として未完成により原点20パーセント

99パーセントまでとっても面白く読んだ。そして残り20パーセントが、バニッシング…。遺作なんだからしょうがない
神々の乱心〈下〉 Amazon書評・レビュー: 神々の乱心〈下〉より
4163634800
No.28
(3pt)

満足

文庫と思っていたら、単行本だった。私の注文ミスですね。本は上下とも欠点なしでした。
神々の乱心〈下〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 神々の乱心〈下〉 (文春文庫)より
4167106868
No.27
(3pt)

満足

文庫と思っていたら、単行本だった。私の注文ミスですね。本は上下とも欠点なしでした。
神々の乱心〈上〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 神々の乱心〈上〉 (文春文庫)より
416710685X
No.26
(3pt)

満足

文庫と思っていたら、単行本だった。私の注文ミスですね。本は上下とも欠点なしでした。
神々の乱心〈下〉 Amazon書評・レビュー: 神々の乱心〈下〉より
4163634800
No.25
(3pt)

満足

文庫と思っていたら、単行本だった。私の注文ミスですね。本は上下とも欠点なしでした。
神々の乱心〈上〉 Amazon書評・レビュー: 神々の乱心〈上〉より
4163634703
No.24
(4pt)

皇室を巡るー未完のエンデング

皇室を巡る、昭和の初期の物語です。巫女の自殺に見える死から始まる怪い事件、それから起こっていく、殺人,特高の動き等を念入りに描いています。この作品は、氏の作品にあつてかなり趣きが違います。また、この時代の複雑な空気感までも、克明に描いております。やはり、松本清張氏は稀代の作家だったんですね、ぜひ、この未完のエンデングを堪能してください。
神々の乱心〈上〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 神々の乱心〈上〉 (文春文庫)より
416710685X
No.23
(4pt)

皇室を巡るー未完のエンデング

皇室を巡る、昭和の初期の物語です。巫女の自殺に見える死から始まる怪い事件、それから起こっていく、殺人,特高の動き等を念入りに描いています。この作品は、氏の作品にあつてかなり趣きが違います。また、この時代の複雑な空気感までも、克明に描いております。やはり、松本清張氏は稀代の作家だったんですね、ぜひ、この未完のエンデングを堪能してください。
神々の乱心〈上〉 Amazon書評・レビュー: 神々の乱心〈上〉より
4163634703
No.22
(5pt)

レビューされた皆さんとは別の観点から評価すると

既にレビューされている方がいるのに?また、今頃なんで?と思われるでしょうが、少し別の観点から評価を。

昭和史の重要な部分を解明するという観点からすると、既に近現代史を専攻されている専門家の評価が出ていますね。昭和天皇と皇太后との確執などは、今後も関連資料が出てきて清張さんの推理が正しい、正しくないなどと話題になるでしょう?考古学や古代史の観点から見るとどうでしょう。氷川神社の話、日本書紀に出てくる神話に引っ掛けた展開など面白く読めるのでは?古代の鏡の話なども含めて清張さんの深い学識が随所に出てきます。考古学ファンにも興味深いと思います。吉野の南朝の話もそうです。古代史に独自の意見がある清張さんならではの展開かと思いますが如何でしょう。清張さんが発表した考古学や古代史に関する意見を頭に入れて読むと面白さが倍増すると思います。

清張さんは、常々、「みづみづしい作品は若い頃には書けない」と言ったとか。そうだとすると、これからも起こりうる天皇制内部の問題をその該博な知識を背景にあぶり出すという、他人にはまねが出来ない上質の推理小説になったと思います。
神々の乱心〈上〉 Amazon書評・レビュー: 神々の乱心〈上〉より
4163634703
No.21
(5pt)

レビューされた皆さんとは別の観点から評価すると

既にレビューされている方がいるのに?また、今頃なんで?と思われるでしょうが、少し別の観点から評価を。

昭和史の重要な部分を解明するという観点からすると、既に近現代史を専攻されている専門家の評価が出ていますね。昭和天皇と皇太后との確執などは、今後も関連資料が出てきて清張さんの推理が正しい、正しくないなどと話題になるでしょう?考古学や古代史の観点から見るとどうでしょう。氷川神社の話、日本書紀に出てくる神話に引っ掛けた展開など面白く読めるのでは?古代の鏡の話なども含めて清張さんの深い学識が随所に出てきます。考古学ファンにも興味深いと思います。吉野の南朝の話もそうです。古代史に独自の意見がある清張さんならではの展開かと思いますが如何でしょう。清張さんが発表した考古学や古代史に関する意見を頭に入れて読むと面白さが倍増すると思います。

清張さんは、常々、「みづみづしい作品は若い頃には書けない」と言ったとか。そうだとすると、これからも起こりうる天皇制内部の問題をその該博な知識を背景にあぶり出すという、他人にはまねが出来ない上質の推理小説になったと思います。
神々の乱心〈上〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 神々の乱心〈上〉 (文春文庫)より
416710685X
No.20
(5pt)

月辰会

昭和8年10月、北村幸子の、自殺をめぐり、萩園と吉屋がナビゲーションしてゆく。宗教、天皇制、アヘン、満州が、絡み合いながら、物語は進む。構想20年の重みも、作者の死により、昭和10年時点で先を急ぐ執筆感の中、終了は多少残念である。その翌年は、あの2,26事件であるが故に、、、、、。天皇イコール神々とする仮設なら、乱心は月辰会のクーデターを意味するのか?未完の大作であるが故に、それぞれ読み手自身が結論を、導くべく、一読する値値はある。もちろん上下共に。
神々の乱心〈上〉 Amazon書評・レビュー: 神々の乱心〈上〉より
4163634703
No.19
(5pt)

月辰会

昭和8年10月、北村幸子の、自殺をめぐり、萩園と吉屋がナビゲーションしてゆく。宗教、天皇制、アヘン、満州が、絡み合いながら、物語は進む。構想20年の重みも、作者の死により、昭和10年時点で先を急ぐ執筆感の中、終了は多少残念である。その翌年は、あの2,26事件であるが故に、、、、、。天皇イコール神々とする仮設なら、乱心は月辰会のクーデターを意味するのか?未完の大作であるが故に、それぞれ読み手自身が結論を、導くべく、一読する値値はある。もちろん上下共に。
神々の乱心〈上〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 神々の乱心〈上〉 (文春文庫)より
416710685X
No.18
(4pt)

未完ながら読み応え有り

この本を読む前に松本清張記念館で、たまたま、未完の最後の作品展として行われていた特別展を見ました。ベースになった実際の事件や時代背景、編集者を通して取り寄せていた膨大な資料。メニューのことで、帝国ホテル?だったかの料理長に問い合わせた内容なども残っていました。病床で書き続けておられたことを考えると、未完なのが残念です。もちろん、最後はこうなっていたんだろうなということはある程度わかりますが、最後まで手を入れ続けていたことを思うと完成した作品をぜひ読んでみたかったです。
きっとどんな作家さんも資料をたくさんお持ちなんでしょうが、清張記念館では、清張の書斎が再現されていて、これだけの本を本当に読んでいるのかと不思議に思うくらい。きっとまだまだ書きたいことがあったんだろうなぁと感じます。
神々の乱心〈上〉 Amazon書評・レビュー: 神々の乱心〈上〉より
4163634703
No.17
(4pt)

未完ながら読み応え有り

この本を読む前に松本清張記念館で、たまたま、未完の最後の作品展として行われていた特別展を見ました。ベースになった実際の事件や時代背景、編集者を通して取り寄せていた膨大な資料。メニューのことで、帝国ホテル?だったかの料理長に問い合わせた内容なども残っていました。病床で書き続けておられたことを考えると、未完なのが残念です。もちろん、最後はこうなっていたんだろうなということはある程度わかりますが、最後まで手を入れ続けていたことを思うと完成した作品をぜひ読んでみたかったです。
きっとどんな作家さんも資料をたくさんお持ちなんでしょうが、清張記念館では、清張の書斎が再現されていて、これだけの本を本当に読んでいるのかと不思議に思うくらい。きっとまだまだ書きたいことがあったんだろうなぁと感じます。
神々の乱心〈上〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 神々の乱心〈上〉 (文春文庫)より
416710685X
No.16
(4pt)

謎のまま、逝ってしまった松本清張。

 残念ながら、この作品が完結する前に松本清張は亡くなってしまった。
 少しずつ、結末に向けて大どんでん返しを期待していただけに、なんともしがたい消化不良を覚える。
 編集者が様々な推理を交えて解説してくれているのがおもしろいが、そこから、松本清張という作家の執筆生活の一端も垣間見えておもしろい。
 舞台のひとつとなった満洲国の資料は、その多くは日本側には残されていない。
 ゆえに、想像に想像を加えて書き記るすしかなかったのだろう。この満洲の全貌がわかると、また、まったく異なる読み方ができるのにと思った。
 全般に、スケールの大きな内容だった。
 読者が日本の戦前の姿を理解できれば、さらなる評判を取ったのではと思う。
神々の乱心〈下〉 Amazon書評・レビュー: 神々の乱心〈下〉より
4163634800
No.15
(4pt)

謎のまま、逝ってしまった松本清張。

 残念ながら、この作品が完結する前に松本清張は亡くなってしまった。
 少しずつ、結末に向けて大どんでん返しを期待していただけに、なんともしがたい消化不良を覚える。
 編集者が様々な推理を交えて解説してくれているのがおもしろいが、そこから、松本清張という作家の執筆生活の一端も垣間見えておもしろい。
 舞台のひとつとなった満洲国の資料は、その多くは日本側には残されていない。
 ゆえに、想像に想像を加えて書き記るすしかなかったのだろう。この満洲の全貌がわかると、また、まったく異なる読み方ができるのにと思った。
 全般に、スケールの大きな内容だった。
 読者が日本の戦前の姿を理解できれば、さらなる評判を取ったのではと思う。
神々の乱心〈下〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 神々の乱心〈下〉 (文春文庫)より
4167106868
No.14
(5pt)

小説でありながら、ノンフィクションのような。

 この作品は関東の某所に新興宗教が起きたことから始まるが、宗教団体を設立し、運営するのは簡単なことと思わせしめる。いつの時代も、なんらかの新宗教が起きるが、それだけ人間は弱い生き物ということになる。
 日本は日清戦争において台湾を得たものの、アヘン吸飲者対策で苦慮している。イギリスが持ち込んだアヘンによって清国は国家そのものが傾いてしまったが、それが日本の大陸政策にも大きく影響を及ぼしている。
 宗教、アヘンという人間の弱点を並べたストーリー展開は先へ先へと読むスピードを増していった。
 この作品は松本清張の『昭和史発掘』がベースになっているが、フィクションと小説とがうまく絡み合っている。まったく飽きさせずに読み進むことができる。
 反面、フィクションを事実として誤認する危険すらあるが、それだけ、完成された小説ということになる。
『昭和史発掘』では述べられなかった中国の民族問題にも言及し、松本清張の死が惜しまれる。
神々の乱心〈上〉 Amazon書評・レビュー: 神々の乱心〈上〉より
4163634703
No.13
(5pt)

小説でありながら、ノンフィクションのような。

 この作品は関東の某所に新興宗教が起きたことから始まるが、宗教団体を設立し、運営するのは簡単なことと思わせしめる。いつの時代も、なんらかの新宗教が起きるが、それだけ人間は弱い生き物ということになる。
 日本は日清戦争において台湾を得たものの、アヘン吸飲者対策で苦慮している。イギリスが持ち込んだアヘンによって清国は国家そのものが傾いてしまったが、それが日本の大陸政策にも大きく影響を及ぼしている。
 宗教、アヘンという人間の弱点を並べたストーリー展開は先へ先へと読むスピードを増していった。
 この作品は松本清張の『昭和史発掘』がベースになっているが、フィクションと小説とがうまく絡み合っている。まったく飽きさせずに読み進むことができる。
 反面、フィクションを事実として誤認する危険すらあるが、それだけ、完成された小説ということになる。
『昭和史発掘』では述べられなかった中国の民族問題にも言及し、松本清張の死が惜しまれる。
神々の乱心〈上〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 神々の乱心〈上〉 (文春文庫)より
416710685X
No.12
(3pt)

やがて悲しき‥‥‥

渡良瀬遊水池と埼玉の洞穴で見つかった3人の他殺体の犯人捜しを巡って,埼玉県特高課係長吉屋謙介の地道な探索が続きます.この間,新興宗教団体である月辰会総合研究の誕生までの経緯が満州を舞台に語られます.満州の特務機関員として諜報や民生かく乱,阿片密売を取り仕切っていた平田有信こと秋元伍一の過去が明らかにされていきます.一方,深町女官(萩園彰子)の弟萩園泰之は,自殺した北村幸子の弟北村友一を月辰会に内偵者として送り込み,宮廷女官と月辰会のつながりを明らかにしようと独自に試みます.
すべての点が線で結ばれ,ドラマが大団円に収斂していく過程で,江森静子と秋元の犯罪を巡る打ち明け話の会話の途中に唐突絶筆となります.ドラマの展開と終焉がどうなるのか‥‥‥?巻末の編集部註釈や原武史氏の『松本清張の遺言(神々の乱心を読み解く)』でその後の展開が考察されています.しかし,すべては読者の想像に委ねられた感があります.松本清張ファンなら『昭和史発掘(1-7)』を参考にしながら,自分なりのストーリー展開を楽しむべきでしょう.
途中で投出しては松本清張先生に申し訳ないという思いで,なんとか最後まで読み終わりました.清張といえども,さすがに晩年は筆の勢いが衰えたのだなというのが正直な読後感です.
神々の乱心〈下〉 Amazon書評・レビュー: 神々の乱心〈下〉より
4163634800
No.11
(3pt)

やがて悲しき‥‥‥

渡良瀬遊水池と埼玉の洞穴で見つかった3人の他殺体の犯人捜しを巡って,埼玉県特高課係長吉屋謙介の地道な探索が続きます.この間,新興宗教団体である月辰会総合研究の誕生までの経緯が満州を舞台に語られます.満州の特務機関員として諜報や民生かく乱,阿片密売を取り仕切っていた平田有信こと秋元伍一の過去が明らかにされていきます.一方,深町女官(萩園彰子)の弟萩園泰之は,自殺した北村幸子の弟北村友一を月辰会に内偵者として送り込み,宮廷女官と月辰会のつながりを明らかにしようと独自に試みます.
すべての点が線で結ばれ,ドラマが大団円に収斂していく過程で,江森静子と秋元の犯罪を巡る打ち明け話の会話の途中に唐突絶筆となります.ドラマの展開と終焉がどうなるのか‥‥‥?巻末の編集部註釈や原武史氏の『松本清張の遺言(神々の乱心を読み解く)』でその後の展開が考察されています.しかし,すべては読者の想像に委ねられた感があります.松本清張ファンなら『昭和史発掘(1-7)』を参考にしながら,自分なりのストーリー展開を楽しむべきでしょう.
途中で投出しては松本清張先生に申し訳ないという思いで,なんとか最後まで読み終わりました.清張といえども,さすがに晩年は筆の勢いが衰えたのだなというのが正直な読後感です.
神々の乱心〈下〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 神々の乱心〈下〉 (文春文庫)より
4167106868