神々の乱心

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評判

神々の乱心の評価:

4.29/5点 レビュー 52件。 A ランク

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平均点4.29pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全110件 41〜60 3/6ページ
No.70
(5pt)

最後の、凸版による、活版印刷本のすごさ

これほどすばらしい装丁、印字、の本を読んだことがない。しかも、何と、古本。活字が、でこぼこして、昔、こうした活版の本を読んでいたなあと、懐かしく思う反面、こういう文化財の本がどの印刷屋も作らなくなってしまったと聞いた。30年くらい前に、印刷屋はみんな、鉛の、あの3センチくらいの、印字を捨てたのだそうだ。今は、プレミアムとか行って名刺にこの印刷法を売りにしているところがあると聞いたけど、清張のこの上下本は、宝物だよ。内容も、未完に終わってしまったものの、清張の博覧強記ぶりが躍動していて、読んでて着ることがない。脱帽。
神々の乱心〈下〉 Amazon書評・レビュー: 神々の乱心〈下〉より
4163634800
No.69
(5pt)

最高の内容を、最高の印刷で、しかも、古本で!

97年2月発行の2刷、なのに、何と、活版印刷されたもの。文春に問い合わせたら、まだその頃は凸版印刷では活版を使う時があったという。僕にとってはこの活字のでこぼこ感は涙が出るほど懐かしく嬉しい。内容は、もう圧巻というしかないほど、昭和の軍国主義時代の人間像が俯瞰されていて、細かい事実も、興味津々。日本の暗黒部が、ただし、さらっとした印象を残すように、淡々と描かれる。人名、お香、服装、皇室の慣習、もうこれでもかとばかりに、細密画のような描写が続く。それに僕は酔っている。良いなあ清張は。粗製濫造のミステリーとは大違い。
神々の乱心〈上〉 Amazon書評・レビュー: 神々の乱心〈上〉より
4163634703
No.68
(4pt)

著者の雄大だった構想

上巻では埼玉県特高警察課第一係長警部の吉屋謙介と華次倶楽部幹事の萩園泰之とのからみに終始するが、469頁ものボリュウムがありながら未だ事件の輪郭さえ見えてこない。著者はそれほど大きな構想をこの作品では考えていたわけで、執筆を始めて2年後に亡くなってしまったのは著者自身としても意外だったろう。
満州、支那での阿片売買が陸軍の裏資金に流用されていたことは知られており、陸軍が支那からの撤兵を最後まで拒んだのも金づるがなくなることを恐れたためともいわれている。「大連阿片事件」という架空の事件を設定してこれからどんどん面白くなりそうなのだが・・・。
神々の乱心〈上〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 神々の乱心〈上〉 (文春文庫)より
416710685X
No.67
(4pt)

著者の雄大だった構想

上巻では埼玉県特高警察課第一係長警部の吉屋謙介と華次倶楽部幹事の萩園泰之とのからみに終始するが、469頁ものボリュウムがありながら未だ事件の輪郭さえ見えてこない。著者はそれほど大きな構想をこの作品では考えていたわけで、執筆を始めて2年後に亡くなってしまったのは著者自身としても意外だったろう。
満州、支那での阿片売買が陸軍の裏資金に流用されていたことは知られており、陸軍が支那からの撤兵を最後まで拒んだのも金づるがなくなることを恐れたためともいわれている。「大連阿片事件」という架空の事件を設定してこれからどんどん面白くなりそうなのだが・・・。
神々の乱心〈上〉 Amazon書評・レビュー: 神々の乱心〈上〉より
4163634703
No.66
(5pt)

良い品でした

お安く購入できてありがたいです、ただ同時に2冊購入しましたので、送料を負けてくださると助かりますが…。
神々の乱心〈上〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 神々の乱心〈上〉 (文春文庫)より
416710685X
No.65
(5pt)

良い品でした

お安く購入できてありがたいです、ただ同時に2冊購入しましたので、送料を負けてくださると助かりますが…。
神々の乱心〈上〉 Amazon書評・レビュー: 神々の乱心〈上〉より
4163634703
No.64
(5pt)

松本清張の最後の大作です。

松本清張の最後の大作です。清張ワールドに引きずり込まれます。
神々の乱心〈下〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 神々の乱心〈下〉 (文春文庫)より
4167106868
No.63
(5pt)

松本清張の最後の大作です。

松本清張の最後の大作です。清張ワールドに引きずり込まれます。
神々の乱心〈下〉 Amazon書評・レビュー: 神々の乱心〈下〉より
4163634800
No.62
(2pt)

松本清張自身飽きてしまったのだろうか。

上巻はとても面白かったのですが、下巻はなんだかダレてしまったのか、面白さが下がった印象がしました。
神々の乱心〈下〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 神々の乱心〈下〉 (文春文庫)より
4167106868
No.61
(4pt)

読みごたえあり!

ストーリーの展開にハラハラドキドキ、二・二六事件当時の暗部を垣間見るようでとても面白く読み終えた。巻末の未完後のエピソードで更にストーリーに自らの想像を広げられた。
神々の乱心〈下〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 神々の乱心〈下〉 (文春文庫)より
4167106868
No.60
(4pt)

昭和史の暗部に切り込む

悪名高い特高警察の係長を主人公の一人に配し、宮中の女官と怪しげな新興宗教の動きを他方に描くストーリーの展開が、この著者としてはとても異例な感じがするが、編集部のあとがきを見ると著作の構想が昭和から平成の代替わりの時期とのことで、なるほどと思った。
あの時は天皇の代替わりに伴う古色蒼然とした宮中祭祀が延々と続き、宮中の保守勢力の存在を強く意識させられた。また、オウム真理教などの怪しげなカルトが活発に活動していた時期でもある。
こうした時代背景を意識して、昭和史の暗部である満州の特務機関と大本教などの新興宗教の活動を掘り起こして描こうとしたのが、この著作である。
残念ながら著者の死去で物語の落としどころが見えず、また展開がやや散漫になっているが、取り上げられることの少ないテーマなので興味深く読めた。
神々の乱心〈上〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 神々の乱心〈上〉 (文春文庫)より
416710685X
No.59
(2pt)

松本清張自身飽きてしまったのだろうか。

上巻はとても面白かったのですが、下巻はなんだかダレてしまったのか、面白さが下がった印象がしました。
神々の乱心〈下〉 Amazon書評・レビュー: 神々の乱心〈下〉より
4163634800
No.58
(4pt)

読みごたえあり!

ストーリーの展開にハラハラドキドキ、二・二六事件当時の暗部を垣間見るようでとても面白く読み終えた。巻末の未完後のエピソードで更にストーリーに自らの想像を広げられた。
神々の乱心〈下〉 Amazon書評・レビュー: 神々の乱心〈下〉より
4163634800
No.57
(4pt)

昭和史の暗部に切り込む

悪名高い特高警察の係長を主人公の一人に配し、宮中の女官と怪しげな新興宗教の動きを他方に描くストーリーの展開が、この著者としてはとても異例な感じがするが、編集部のあとがきを見ると著作の構想が昭和から平成の代替わりの時期とのことで、なるほどと思った。
あの時は天皇の代替わりに伴う古色蒼然とした宮中祭祀が延々と続き、宮中の保守勢力の存在を強く意識させられた。また、オウム真理教などの怪しげなカルトが活発に活動していた時期でもある。
こうした時代背景を意識して、昭和史の暗部である満州の特務機関と大本教などの新興宗教の活動を掘り起こして描こうとしたのが、この著作である。
残念ながら著者の死去で物語の落としどころが見えず、また展開がやや散漫になっているが、取り上げられることの少ないテーマなので興味深く読めた。
神々の乱心〈上〉 Amazon書評・レビュー: 神々の乱心〈上〉より
4163634703
No.56
(5pt)

スケールの大きい話でした。

引き込まれて読みました。何回も背景の説明が繰り返され、とても良かったです。
神々の乱心〈下〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 神々の乱心〈下〉 (文春文庫)より
4167106868
No.55
(3pt)

描ききれなかった無念を想像する・・・

最後の部分を描ききれなかった無念を思うと、
著者の今迄の飽くなき探求心と努力とを鑑み
何とも言えない心境になってしまう。

188頁でその登場人物の本当の名前が明らかになるまで
どういうつながりで、ストーリーが転がったのか
さっぱり分からず2日程やきもきしながら通勤電車で読んでいた。
なので、気分的にはイライラしてしまったのだが
そこが分かれば、また落ち着いて考えられる。
上下巻共に構成に振り回されてしまった感じが残った。

今回、著者は自分の書きたくて温めていた題材のために
読者の視点を割愛したのではないだろうかと考える。

勿論、ここまで数々の名作を世に出した著者の
最後のわがままともいうべき構成にケチをつける気は毛頭ないが、
読み手の努力や力量が必要になってくるだろう。

最後の440-446頁で編集部註として、未完部分の補足をしているが
やはり消化不良である。
著者の言葉で語られず、誰が新興宗教を起こして、事件は・・・
といった事実の道筋が見えてきただけでの終了。

こことここを結び付けてきたのは安直ではないかとか、
ここがこう絡んできたのは、と想像するのは吝かではないが
所詮は素人で著者の深謀遠慮を推し量り切れるはずはない。

そういう視点で考えると、敢えて読むべき人もいるのだが、
趣味としての読書で、この上下巻を読むのは
どうなのだろうと考えてしまう。

多分、世間を揺るがした大きな事件との関係や、主要人物達の
最後の思いや行動が交錯し、最後のサプライズにつながった筈だと
考えると、非常に残念で仕方がない。
神々の乱心〈下〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 神々の乱心〈下〉 (文春文庫)より
4167106868
No.54
(5pt)

未完なのが残念。

内容が濃く、高齢でも少しも衰えない創作意欲に圧倒されました。
神々の乱心〈上〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 神々の乱心〈上〉 (文春文庫)より
416710685X
No.53
(3pt)

読むときは腰を据えて

言わずもがなの巨匠の最後の作品。

昭和8年の事件からスタートするが、非常に難解。
元々、現在の小説ほど文体は読みやすくは無いのに、
更に題材に特高や宮中、家族、新興宗教、満州などなど
通勤の合間に読む小説では無かった。><!

469頁なので普段なら3日で読了出来るくらいのボリュームだが、
倍以上かかって1週間で読み終えた。
たぶん、この分野に詳しい人や頭が軟らかい人は、
そうでもないのだろうが、従来の著者の作品と感触が違っていて戸惑った。

在庫が無くて取り寄せだったが、
届いた本は2009年10月15日の第13刷で紙がパリパリとくっついている
状態だったので、おそらく取次に戻ってきて眠っていた本が回された
のではないかと推察している。

巨匠の作品を増刷時に刷り過ぎたとも考えられるが
読み手を選ぶためと言えなくもない。

下巻で一応の終息はつくものの、未完で終えた作品であることを
考慮すると、敢えて読みたい少数の人以外にはお薦めしづらい作品。
上巻を読んだら下巻も読まずにはスッキリしないだろう事を
考えると、読むときは腰を据えるべきではないだろうか。
神々の乱心〈上〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 神々の乱心〈上〉 (文春文庫)より
416710685X
No.52
(5pt)

スケールの大きい話でした。

引き込まれて読みました。何回も背景の説明が繰り返され、とても良かったです。
神々の乱心〈下〉 Amazon書評・レビュー: 神々の乱心〈下〉より
4163634800
No.51
(3pt)

描ききれなかった無念を想像する・・・

最後の部分を描ききれなかった無念を思うと、
著者の今迄の飽くなき探求心と努力とを鑑み
何とも言えない心境になってしまう。

188頁でその登場人物の本当の名前が明らかになるまで
どういうつながりで、ストーリーが転がったのか
さっぱり分からず2日程やきもきしながら通勤電車で読んでいた。
なので、気分的にはイライラしてしまったのだが
そこが分かれば、また落ち着いて考えられる。
上下巻共に構成に振り回されてしまった感じが残った。

今回、著者は自分の書きたくて温めていた題材のために
読者の視点を割愛したのではないだろうかと考える。

勿論、ここまで数々の名作を世に出した著者の
最後のわがままともいうべき構成にケチをつける気は毛頭ないが、
読み手の努力や力量が必要になってくるだろう。

最後の440-446頁で編集部註として、未完部分の補足をしているが
やはり消化不良である。
著者の言葉で語られず、誰が新興宗教を起こして、事件は・・・
といった事実の道筋が見えてきただけでの終了。

こことここを結び付けてきたのは安直ではないかとか、
ここがこう絡んできたのは、と想像するのは吝かではないが
所詮は素人で著者の深謀遠慮を推し量り切れるはずはない。

そういう視点で考えると、敢えて読むべき人もいるのだが、
趣味としての読書で、この上下巻を読むのは
どうなのだろうと考えてしまう。

多分、世間を揺るがした大きな事件との関係や、主要人物達の
最後の思いや行動が交錯し、最後のサプライズにつながった筈だと
考えると、非常に残念で仕方がない。
神々の乱心〈下〉 Amazon書評・レビュー: 神々の乱心〈下〉より
4163634800