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死の発送



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死の発送の評価: 3.92/5点 レビュー 13件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.92pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全13件 1~13 1/1ページ
No.13:
(4pt)

発送のトリックが絶妙

自分が入ることになるトランクを発送した
のは何故か 犯人像が中々浮かんでこない
ミステリーは秀逸だと言えます。点と線を彷彿
させる傑作だと思います。
死の発送 (角川文庫 (5807))Amazon書評・レビュー:死の発送 (角川文庫 (5807))より
4041227380
No.12:
(4pt)

やっぱり面白い

清張作品はやっぱり面白いです。語彙力がないので、
難しい言葉や表現があると一気に飽きるので、読みやすくていいです。
死の発送 (角川文庫 (5807))Amazon書評・レビュー:死の発送 (角川文庫 (5807))より
4041227380
No.11:
(2pt)

カスタマー

男が金を横領し、逮捕され、出獄してきた。横領した金は見つかっておらず、まだ金を隠しているので週刊誌の編集長がその男を張る。
そうしているとその男が殺され、次に編集長が殺される。犯人は、という物語です。
捜査するのは編集長の部下が行います。
列車を使ったトリックになりますが、普通の客車ではなく、貨物列車の時刻に焦点が当てられています。
このところは変わっています。今までにない列車のトリックになります。
詳しく書かれているので、よんでいておもしろいです。
最後の結末は急に終わってしまいます。犯人がどうなったのか、逮捕されたのかなど書かれておりません。
読者の想像に任せたような終わり方です。
途中まで詳しく丁寧に書かれていたのに最後は気の抜けたような終わり方です。残念です。
死の発送 (角川文庫 (5807))Amazon書評・レビュー:死の発送 (角川文庫 (5807))より
4041227380
No.10:
(5pt)

トランクを駅で発送した者が、トランクの中から死体で発見される。事件そのものが面白過ぎます!

トリックがどうのこうのと言う前に、事件そのものが面白過ぎます。駅でトランクの発送を頼んだ夕刊紙の編集長山崎が、そのトランクの中で死体となって発見されると言う事件なのです。勿論、トランクの中に自分から入って自殺した訳ではありません。こんな事件が有るものでしょうか?それだけでも十分に興味をそそられてしまいました。タイトル通り死の発送なのです。

ところが、この事件には暗闇が隠されていて巧妙なのです。5億円もの公金を横領し逮捕された岡瀬正平は、その金の使い道を明らかに出来ず、使途不明の金額が1億円にもなる事が分かります。服役を終え出所した岡部が、当然そのお金の隠し場所に行き、お金を取り戻すだろうと考えた山崎が、岡部の行動を探るため同じ夕刊紙の部下、底井武八に社名で岡部の監視をさせるのです。

底井は、なぜ山崎が岡瀬の行動を監視させたかの意図が分かり始めます。そんな時、自分の発送したトランクの中から死体となって発見されるのですから面白過ぎる話です。そのトリックについては控えたいと思いますので是非、本書を読んで頂きたいと思います。

本書では、底井武八が探偵役になって、奇々怪々な事件とそのトリックを暴いていく展開になるのですが、そこもとてもユニークなのです。夕刊紙の記者と言うだけで警察の権力も持っていません。当然、容疑者を呼び出して聴取するなんて事は出来ない訳です。新聞社の名刺を使ったり、独自に尾行したり、偶然を装って話を聞き出したりと孤軍奮闘します。

松本清張氏は良く探偵役に週刊誌の記者や、新聞社の記者にするのは他の作でも多く十八番ですが、現在ではマスコミに対して拒否的なところが有ると思います。当時の記者達には、ある種の権威が有り、協力的な姿勢が有ったのかも知れません。

話の中のトリックは複雑に仕組まれていて唖然としてしまいました。更に、その秘匿した1億円の隠し場所は何処だったのか?思いもよらぬ処に隠していました。本文必読です。その隠し場所こそが事件が起こる動機となっていたのです。とにかく事件が奇異で唸らされてしまいました。
死の発送 (1982年) (カドカワノベルズ)Amazon書評・レビュー:死の発送 (1982年) (カドカワノベルズ)より
B000J7J1EU
No.9:
(5pt)

トランクを駅で発送した者が、トランクの中から死体で発見される。事件そのものが面白過ぎます!

トリックがどうのこうのと言う前に、事件そのものが面白過ぎます。駅でトランクの発送を頼んだ夕刊紙の編集長山崎が、そのトランクの中で死体となって発見されると言う事件なのです。勿論、トランクの中に自分から入って自殺した訳ではありません。こんな事件が有るものでしょうか?それだけでも十分に興味をそそられてしまいました。タイトル通り死の発送なのです。

ところが、この事件には暗闇が隠されていて巧妙なのです。5億円もの公金を横領し逮捕された岡瀬正平は、その金の使い道を明らかに出来ず、使途不明の金額が1億円にもなる事が分かります。服役を終え出所した岡部が、当然そのお金の隠し場所に行き、お金を取り戻すだろうと考えた山崎が、岡部の行動を探るため同じ夕刊紙の部下、底井武八に社名で岡部の監視をさせるのです。

底井は、なぜ山崎が岡瀬の行動を監視させたかの意図が分かり始めます。そんな時、自分の発送したトランクの中から死体となって発見されるのですから面白過ぎる話です。そのトリックについては控えたいと思いますので是非、本書を読んで頂きたいと思います。

本書では、底井武八が探偵役になって、奇々怪々な事件とそのトリックを暴いていく展開になるのですが、そこもとてもユニークなのです。夕刊紙の記者と言うだけで警察の権力も持っていません。当然、容疑者を呼び出して聴取するなんて事は出来ない訳です。新聞社の名刺を使ったり、独自に尾行したり、偶然を装って話を聞き出したりと孤軍奮闘します。

松本清張氏は良く探偵役に週刊誌の記者や、新聞社の記者にするのは他の作でも多く十八番ですが、現在ではマスコミに対して拒否的なところが有ると思います。当時の記者達には、ある種の権威が有り、協力的な姿勢が有ったのかも知れません。

話の中のトリックは複雑に仕組まれていて唖然としてしまいました。更に、その秘匿した1億円の隠し場所は何処だったのか?思いもよらぬ処に隠していました。本文必読です。その隠し場所こそが事件が起こる動機となっていたのです。とにかく事件が奇異で唸らされてしまいました。
死の発送 (角川文庫 (5807))Amazon書評・レビュー:死の発送 (角川文庫 (5807))より
4041227380
No.8:
(4pt)

トリックの面白さがよい

清張らしい複雑なトリックで読むものを清張に引き込まれる感じだった。清張物は点と線、砂の器などかなり読んだがいつもただ残忍な犯罪ではなくその物語の裏にある複雑な動機からの犯罪で読むものを引き込む。この物語はトランクを贈った者と殺害されてトランクに入れられた者が同じというあり得ないことが清張のトリックを駆使されて興味深かった。
死の発送 (1982年) (カドカワノベルズ)Amazon書評・レビュー:死の発送 (1982年) (カドカワノベルズ)より
B000J7J1EU
No.7:
(5pt)

死の発送

松本清張の作品ですが店頭には無くてアマゾンさんで見つけることが出来ました。
死の発送 (角川文庫 (5807))Amazon書評・レビュー:死の発送 (角川文庫 (5807))より
4041227380
No.6:
(3pt)

内容は good!

話の内容は良かったようですが、古いので・・・。
字も小さく、疲れたようです。
死の発送 (1982年) (カドカワノベルズ)Amazon書評・レビュー:死の発送 (1982年) (カドカワノベルズ)より
B000J7J1EU
No.5:
(4pt)

横領と死体すり替え列車トリック

公金横領で逮捕され釈放された男の隠し金を巡ってのミステリー。
ミステリーとしてのはメインはトランクを預けた男が受け取り先で死体として発見されるというトリックとなる。定番の列車時刻を駆使した展開で非常に魅力的な謎として機能している。
最後が犯人の告白で終わるミステリーとしてはやや安易な展開もあるが、昭和30年代の全盛期に書かれた作品らしく、最後まで引き付けてくれる。
死の発送 (角川文庫 (5807))Amazon書評・レビュー:死の発送 (角川文庫 (5807))より
4041227380
No.4:
(5pt)

死の発送

個人読書履歴。一般文学通算249作品目の読書完。1985/11/30
死の発送 (角川文庫 (5807))Amazon書評・レビュー:死の発送 (角川文庫 (5807))より
4041227380
No.3:
(4pt)

……。

前のレビューの方の指摘の通り、確かに結末は何かヘンな感じ(笑)それでも、トランクの送り主がそのトランクの中から死体となって現れるトリックは面白いと思いました。あと、他の清張作品にも当てはまりそうですが、事件解決してめでたしめでたし、という感じじゃなく、探偵役=主人公の日常は何も変わり映えせずに続いてゆく、という感覚がイイですね。最後の一行が好きです。
死の発送 (角川文庫 (5807))Amazon書評・レビュー:死の発送 (角川文庫 (5807))より
4041227380
No.2:
(3pt)

心理小説として楽しもう

松本清張もちょくちょく、不可解な結末を迎えるものがある。
この「死の発送」も話は突然解決し、真相が明らかになるのだが、それも真犯人の自供からと言う、決定的に不可解な謎。
なにせ、真犯人がどうやって逮捕されたか自首したかがわからないのだから。
探偵役の底井武八は、編集長の山崎に頼まれ、刑期を終えて出所した公金横領男岡瀬を張り込むところから話が始まる。
しかし、岡瀬は殺され、編集長の山崎まで殺されてしまうのだ!
そこでやっと、底井は探偵作業を本格化し、真相を追っていくのだが、そのエネルギー、被害者が出る前に発揮してほしかった。。。
というわけで、推理小説としてはダメダメなのだが、この小説、不思議なことに面白い。
主人公「底井武八」の心理小説として読むと、松本清張の持つ筆力を堪能できる作品だ。
死の発送 (角川文庫 (5807))Amazon書評・レビュー:死の発送 (角川文庫 (5807))より
4041227380
No.1:
(3pt)

読後感

ハッピーエンドがいいのに
死の発送 (カドカワノベルズ 1-2)Amazon書評・レビュー:死の発送 (カドカワノベルズ 1-2)より
4047701025

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