(短編集)

メルカトルと美袋のための殺人

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評判

メルカトルと美袋のための殺人の評価:

4.18/5点 レビュー 34件。 B ランク

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平均点4.18pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全64件 41〜60 3/4ページ
No.24
(5pt)

ミステリ初心者は止めときましょう

「隻眼の少女」で遅ればせながら著者に興味を持ち、本書を読みました。ミステリマニアではないのですが、これは反則技なんでは、と思いつつ読んでしまいました。「本格ミステリは、この小説の後どういうことが書けるのだろう」「ある意味この短編集は極致なのでは」と思いもしましたが、一種の論述トリックと考えれば、そんなに大層な小説では無いかもしれません(文庫の解説を読んで理解できました)。
それから、本格ミステリを読んだことの無い人には、絶対にオススメしないです。まずは「時計館の殺人」など傑作をいくつか読んで、それから本書を読んだ方がいいです。
逆にミステリ好きな方は必読です。
メルカトルと美袋のための殺人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: メルカトルと美袋のための殺人 (講談社文庫)より
4062649519
No.23
(5pt)

ミステリ初心者は止めときましょう

「隻眼の少女」で遅ればせながら著者に興味を持ち、本書を読みました。ミステリマニアではないのですが、これは反則技なんでは、と思いつつ読んでしまいました。「本格ミステリは、この小説の後どういうことが書けるのだろう」「ある意味この短編集は極致なのでは」と思いもしましたが、一種の論述トリックと考えれば、そんなに大層な小説では無いかもしれません(文庫の解説を読んで理解できました)。
それから、本格ミステリを読んだことの無い人には、絶対にオススメしないです。まずは「時計館の殺人」など傑作をいくつか読んで、それから本書を読んだ方がいいです。
逆にミステリ好きな方は必読です。
メルカトルと美袋のための殺人 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: メルカトルと美袋のための殺人 (講談社ノベルス)より
4061819666
No.22
(5pt)

一見、ひねくれ者だけど

もとから探偵には罪を犯した人間を暴いて、正義を諭し、連行される犯人の後ろ姿を憂いの眼差しで見送る義務など別にないから、「メルカトルらしいな(笑)」と思えば良いと思います。
メルカトルと美袋のための殺人 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: メルカトルと美袋のための殺人 (集英社文庫)より
4087467341
No.21
(5pt)

一見、ひねくれ者だけど

もとから探偵には罪を犯した人間を暴いて、正義を諭し、連行される犯人の後ろ姿を憂いの眼差しで見送る義務など別にないから、「メルカトルらしいな(笑)」と思えば良いと思います。
メルカトルと美袋のための殺人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: メルカトルと美袋のための殺人 (講談社文庫)より
4062649519
No.20
(5pt)

一見、ひねくれ者だけど

もとから探偵には罪を犯した人間を暴いて、正義を諭し、連行される犯人の後ろ姿を憂いの眼差しで見送る義務など別にないから、「メルカトルらしいな(笑)」と思えば良いと思います。
メルカトルと美袋のための殺人 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: メルカトルと美袋のための殺人 (講談社ノベルス)より
4061819666
No.19
(5pt)

何にノスタルジアを感じるのか

私は本格ミステリマニアの中でもかなり好き嫌いが激しい方だが、この作品については文句なしの星五つで、何故この傑作が今まで品切れ重版未定状態でずっと放置されていたのかが最大のミステリー。ミステリマニア以外の人に本格ミステリを薦める場合、私はこの短編集を使っているが、外したことがない。
並の作家はせいぜいがトリックで目新しさを出せるかどうか(キャラの目新しさしか売りがない作家も多いのだが)で四苦八苦しているが、麻耶は独自の問題意識によって、まったく新しい作品を次々と生み出す。密室だの叙述だの物理だの、彼にはそんな枠組みに捕われない創作ができる。そしてどんな状況にも適応できるメルカトルだからこそ、この枠組みすらない短編集を「本格ミステリ」として成り立たせられる。

瑠璃鳥も小人も化粧した男も規格外の面白さなのだが、個人的なお気に入りは「ノスタルジア」。これは論理的に謎を解くことができるが、どんなに犯人当てが得意な人間でも、絶対に解くことができないと思わせる滅茶苦茶な作品で、メルカトルが書いたという設定に合わせ文体もトリックの趣向も他とまったく変えている。メルカトルの稚気に溢れた娯楽作品であると同時に、叙述やらどんでん返しやらに躍起になっている他の本格ミステリ作家に対して、お前達がやっていること突き詰めたらこうなるでしょ?と風刺しているような気がしてしまう。私も一時期は綾辻行人などに夢中になったが、あの方法論はその後発展を見せず、いくつかの変化系は見せたものの、最終的には行き詰まりを迎えている。だからこそ題名が「ノスタルジア」なのだろう。かと言って品がなくただどんでん返ししているだけではなく、よくこんなこと考えたな!と呆れかえるぐらいアイディアに満ちた作品で、まったく腹が立たない。
昨年本格ミステリ界を震撼させた麻耶の「隻眼の少女」を見てもわかるように、真の創造は問題意識なくしては生まれないし、本格ミステリは何かという強い問題意識とそれを支える技術、才能を持っている作家を、私は麻耶以外に知らない。

どうでも良い話だが、「シベリア急行西へ」はメタルダーファンには抱腹絶倒間違いない(笑)。水難には鹿鳴館香が出てくるなど、特撮好きにはたまらない。
メルカトルと美袋のための殺人 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: メルカトルと美袋のための殺人 (講談社ノベルス)より
4061819666
No.18
(5pt)

何にノスタルジアを感じるのか

私は本格ミステリマニアの中でもかなり好き嫌いが激しい方だが、この作品については文句なしの星五つで、何故この傑作が今まで品切れ重版未定状態でずっと放置されていたのかが最大のミステリー。ミステリマニア以外の人に本格ミステリを薦める場合、私はこの短編集を使っているが、外したことがない。
並の作家はせいぜいがトリックで目新しさを出せるかどうか(キャラの目新しさしか売りがない作家も多いのだが)で四苦八苦しているが、麻耶は独自の問題意識によって、まったく新しい作品を次々と生み出す。密室だの叙述だの物理だの、彼にはそんな枠組みに捕われない創作ができる。そしてどんな状況にも適応できるメルカトルだからこそ、この枠組みすらない短編集を「本格ミステリ」として成り立たせられる。

瑠璃鳥も小人も化粧した男も規格外の面白さなのだが、個人的なお気に入りは「ノスタルジア」。これは論理的に謎を解くことができるが、どんなに犯人当てが得意な人間でも、絶対に解くことができないと思わせる滅茶苦茶な作品で、メルカトルが書いたという設定に合わせ文体もトリックの趣向も他とまったく変えている。メルカトルの稚気に溢れた娯楽作品であると同時に、叙述やらどんでん返しやらに躍起になっている他の本格ミステリ作家に対して、お前達がやっていること突き詰めたらこうなるでしょ?と風刺しているような気がしてしまう。私も一時期は綾辻行人などに夢中になったが、あの方法論はその後発展を見せず、いくつかの変化系は見せたものの、最終的には行き詰まりを迎えている。だからこそ題名が「ノスタルジア」なのだろう。かと言って品がなくただどんでん返ししているだけではなく、よくこんなこと考えたな!と呆れかえるぐらいアイディアに満ちた作品で、まったく腹が立たない。
昨年本格ミステリ界を震撼させた麻耶の「隻眼の少女」を見てもわかるように、真の創造は問題意識なくしては生まれないし、本格ミステリは何かという強い問題意識とそれを支える技術、才能を持っている作家を、私は麻耶以外に知らない。

どうでも良い話だが、「シベリア急行西へ」はメタルダーファンには抱腹絶倒間違いない(笑)。水難には鹿鳴館香が出てくるなど、特撮好きにはたまらない。
メルカトルと美袋のための殺人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: メルカトルと美袋のための殺人 (講談社文庫)より
4062649519
No.17
(5pt)

何にノスタルジアを感じるのか

私は本格ミステリマニアの中でもかなり好き嫌いが激しい方だが、この作品については文句なしの星五つで、何故この傑作が今まで品切れ重版未定状態でずっと放置されていたのかが最大のミステリー。ミステリマニア以外の人に本格ミステリを薦める場合、私はこの短編集を使っているが、外したことがない。
並の作家はせいぜいがトリックで目新しさを出せるかどうか(キャラの目新しさしか売りがない作家も多いのだが)で四苦八苦しているが、麻耶は独自の問題意識によって、まったく新しい作品を次々と生み出す。密室だの叙述だの物理だの、彼にはそんな枠組みに捕われない創作ができる。そしてどんな状況にも適応できるメルカトルだからこそ、この枠組みすらない短編集を「本格ミステリ」として成り立たせられる。

瑠璃鳥も小人も化粧した男も規格外の面白さなのだが、個人的なお気に入りは「ノスタルジア」。これは論理的に謎を解くことができるが、どんなに犯人当てが得意な人間でも、絶対に解くことができないと思わせる滅茶苦茶な作品で、メルカトルが書いたという設定に合わせ文体もトリックの趣向も他とまったく変えている。メルカトルの稚気に溢れた娯楽作品であると同時に、叙述やらどんでん返しやらに躍起になっている他の本格ミステリ作家に対して、お前達がやっていること突き詰めたらこうなるでしょ?と風刺しているような気がしてしまう。私も一時期は綾辻行人などに夢中になったが、あの方法論はその後発展を見せず、いくつかの変化系は見せたものの、最終的には行き詰まりを迎えている。だからこそ題名が「ノスタルジア」なのだろう。かと言って品がなくただどんでん返ししているだけではなく、よくこんなこと考えたな!と呆れかえるぐらいアイディアに満ちた作品で、まったく腹が立たない。
昨年本格ミステリ界を震撼させた麻耶の「隻眼の少女」を見てもわかるように、真の創造は問題意識なくしては生まれないし、本格ミステリは何かという強い問題意識とそれを支える技術、才能を持っている作家を、私は麻耶以外に知らない。

どうでも良い話だが、「シベリア急行西へ」はメタルダーファンには抱腹絶倒間違いない(笑)。水難には鹿鳴館香が出てくるなど、特撮好きにはたまらない。
メルカトルと美袋のための殺人 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: メルカトルと美袋のための殺人 (集英社文庫)より
4087467341
No.16
(5pt)

一番好きな探偵

他の麻耶作品にも度々登場する「メルカトル鮎」という奇妙な名前の探偵の最初で最後(おそらく)の短編集です。
他の作品ではメルカトルの性格がよく掴めなかったのですが、この作品を読んで予想以上にブラックでシニカルだったことが判明しました。
一番面白かったのは「水難」です。探偵役(メルカトル)に殺意を抱くワトソン役(美袋)がかつていたでしょうか。
麻耶氏の作品は「蛍」以外文体が硬く読みにくい印象がありますが、この作品は非常に読みやすいです。
メルカトルと美袋のための殺人 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: メルカトルと美袋のための殺人 (集英社文庫)より
4087467341
No.15
(5pt)

一番好きな探偵

他の麻耶作品にも度々登場する「メルカトル鮎」という奇妙な名前の探偵の最初で最後(おそらく)の短編集です。他の作品ではメルカトルの性格がよく掴めなかったのですが、この作品を読んで予想以上にブラックでシニカルだったことが判明しました。一番面白かったのは「水難」です。探偵役(メルカトル)に殺意を抱くワトソン役(美袋)がかつていたでしょうか。麻耶氏の作品は「蛍」以外文体が硬く読みにくい印象がありますが、この作品は非常に読みやすいです。
メルカトルと美袋のための殺人 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: メルカトルと美袋のための殺人 (講談社ノベルス)より
4061819666
No.14
(5pt)

一番好きな探偵

他の麻耶作品にも度々登場する「メルカトル鮎」という奇妙な名前の探偵の最初で最後(おそらく)の短編集です。他の作品ではメルカトルの性格がよく掴めなかったのですが、この作品を読んで予想以上にブラックでシニカルだったことが判明しました。一番面白かったのは「水難」です。探偵役(メルカトル)に殺意を抱くワトソン役(美袋)がかつていたでしょうか。麻耶氏の作品は「蛍」以外文体が硬く読みにくい印象がありますが、この作品は非常に読みやすいです。
メルカトルと美袋のための殺人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: メルカトルと美袋のための殺人 (講談社文庫)より
4062649519
No.13
(5pt)

一番好きな探偵

他の麻耶作品にも度々登場する「メルカトル鮎」という奇妙な名前の探偵の最初で最後(おそらく)の短編集です。
他の作品ではメルカトルの性格がよく掴めなかったのですが、この作品を読んで予想以上にブラックでシニカルだったことが判明しました。
一番面白かったのは「水難」です。探偵役(メルカトル)に殺意を抱くワトソン役(美袋)がかつていたでしょうか。
麻耶氏の作品は「蛍」以外文体が硬く読みにくい印象がありますが、この作品は非常に読みやすいです。
メルカトルと美袋のための殺人 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: メルカトルと美袋のための殺人 (講談社ノベルス)より
4061819666
No.12
(5pt)

一番好きな探偵

他の麻耶作品にも度々登場する「メルカトル鮎」という奇妙な名前の探偵の最初で最後(おそらく)の短編集です。
他の作品ではメルカトルの性格がよく掴めなかったのですが、この作品を読んで予想以上にブラックでシニカルだったことが判明しました。
一番面白かったのは「水難」です。探偵役(メルカトル)に殺意を抱くワトソン役(美袋)がかつていたでしょうか。
麻耶氏の作品は「蛍」以外文体が硬く読みにくい印象がありますが、この作品は非常に読みやすいです。
メルカトルと美袋のための殺人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: メルカトルと美袋のための殺人 (講談社文庫)より
4062649519
No.11
(4pt)

銘探偵・メルカトル鮎の事件簿

◆「遠くで瑠璃鳥の啼く声が聞こえる」

  友人の恩師が暮らす別荘に来ていた「わたし(=美袋)」は昼下がりに杉林
  のなかで転寝をしていとろころを、友人の同級生・祐美子に声をかけられる。

  初対面の時は何とも思わなかった彼女に、「わたし」はその時、恋してしまう。

  しかし、それからすぐに祐美子は密室のなかで殺害され、そのうえ、
  殺人現場に唯一侵入可能な出入り口のある部屋にいた「わたし」が、
  容疑者の第一候補とされてしまう……。


  いわゆる《信用できない語り手》による騙りの詐術。
  細部の描写の齟齬こそが、真相を導く手がかりです。



◆「ノスタルジア」

  正月早々、メルカトルに呼び出された美袋は、メルカトルが
  書いたという《雪密室》での「犯人当て」に挑戦させられるが……。


  当然、真っ当な「犯人当て」ではないのですが、
  メルカトル流の詭弁の弄し方(!)が学べますw



◆「化粧した男の冒険」



◆「シベリア急行西へ」




メルカトルと美袋のための殺人 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: メルカトルと美袋のための殺人 (集英社文庫)より
4087467341
No.10
(4pt)

デビュー作「シベリア急行西へ」を収録


◆「シベリア急行西へ」

  シベリア急行の列車内で起きた殺人事件。

  本作は、もともと著者が在籍していた京大推理小説研究会伝統の
  犯人当て小説として書かれたものだそうで、銘探偵・メルカトルが
  登場しますが、正攻法のロジックによって真相が究明されています。

  とくに、旅客機の尾翼が線路に落ちるという事故のため、
  列車が急停車を余儀なくされることで、容疑者のアリバイ
  を無効にするテクニックが秀逸でした。



◆「化粧した男の冒険」



◆「遠くで瑠璃鳥の啼く声が聞こえる」





メルカトルと美袋のための殺人 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: メルカトルと美袋のための殺人 (集英社文庫)より
4087467341
No.9
(4pt)

銘探偵・メルカトル鮎の事件簿

◆「遠くで瑠璃鳥の啼く声が聞こえる」
  友人の恩師が暮らす別荘に来ていた「わたし(=美袋)」は昼下がりに杉林
  のなかで転寝をしていとろころを、友人の同級生・祐美子に声をかけられる。
  初対面の時は何とも思わなかった彼女に、「わたし」はその時、恋してしまう。
  しかし、それからすぐに祐美子は密室のなかで殺害され、そのうえ、
  殺人現場に唯一侵入可能な出入り口のある部屋にいた「わたし」が、
  容疑者の第一候補とされてしまう……。
  いわゆる《信用できない語り手》による騙りの詐術。
  細部の描写の齟齬こそが、真相を導く手がかりです。
◆「ノスタルジア」
  正月早々、メルカトルに呼び出された美袋は、メルカトルが
  書いたという《雪密室》での「犯人当て」に挑戦させられるが……。
  当然、真っ当な「犯人当て」ではないのですが、
  メルカトル流の詭弁の弄し方(!)が学べますw
◆「化粧した男の冒険」
◆「シベリア急行西へ」
メルカトルと美袋のための殺人 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: メルカトルと美袋のための殺人 (講談社ノベルス)より
4061819666
No.8
(4pt)

デビュー作「シベリア急行西へ」を収録

◆「シベリア急行西へ」
  シベリア急行の列車内で起きた殺人事件。
  本作は、もともと著者が在籍していた京大推理小説研究会伝統の
  犯人当て小説として書かれたものだそうで、銘探偵・メルカトルが
  登場しますが、正攻法のロジックによって真相が究明されています。
  とくに、旅客機の尾翼が線路に落ちるという事故のため、
  列車が急停車を余儀なくされることで、容疑者のアリバイ
  を無効にするテクニックが秀逸でした。
◆「化粧した男の冒険」
◆「遠くで瑠璃鳥の啼く声が聞こえる」
メルカトルと美袋のための殺人 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: メルカトルと美袋のための殺人 (講談社ノベルス)より
4061819666
No.7
(4pt)

銘探偵・メルカトル鮎の事件簿

◆「遠くで瑠璃鳥の啼く声が聞こえる」
  友人の恩師が暮らす別荘に来ていた「わたし(=美袋)」は昼下がりに杉林
  のなかで転寝をしていとろころを、友人の同級生・祐美子に声をかけられる。
  初対面の時は何とも思わなかった彼女に、「わたし」はその時、恋してしまう。
  しかし、それからすぐに祐美子は密室のなかで殺害され、そのうえ、
  殺人現場に唯一侵入可能な出入り口のある部屋にいた「わたし」が、
  容疑者の第一候補とされてしまう……。
  いわゆる《信用できない語り手》による騙りの詐術。
  細部の描写の齟齬こそが、真相を導く手がかりです。
◆「ノスタルジア」
  正月早々、メルカトルに呼び出された美袋は、メルカトルが
  書いたという《雪密室》での「犯人当て」に挑戦させられるが……。
  当然、真っ当な「犯人当て」ではないのですが、
  メルカトル流の詭弁の弄し方(!)が学べますw
◆「化粧した男の冒険」
◆「シベリア急行西へ」
メルカトルと美袋のための殺人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: メルカトルと美袋のための殺人 (講談社文庫)より
4062649519
No.6
(5pt)

やっぱりすごいわ

メルカトル。短編小説に向く探偵、と自ら豪語するメルカトル。夏と冬のソナタであの演出は、やっぱり出てきた瞬間にすべての謎を解いてしまうからなんですな。そんなわけで、短編集です。
 しょっぱなの『遠くで瑠璃鳥の啼く声が聞こえる』がなんといっても傑作。こういうのを期待してしまう、麻耶さんにはやっぱり。
 メルカトルの鬼畜っぷりと、それに振り回される美袋の狂った関係がダークな世界観につつまれて、なんというか短編集のくせに一種異様な空気に包まれている。傑作。
 文章もかなり読みやすくなっているので、平気だと思う。

メルカトルと美袋のための殺人 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: メルカトルと美袋のための殺人 (集英社文庫)より
4087467341
No.5
(5pt)

やっぱりすごいわ

 メルカトル。短編小説に向く探偵、と自ら豪語するメルカトル。夏と冬のソナタであの演出は、やっぱり出てきた瞬間にすべての謎を解いてしまうからなんですな。そんなわけで、短編集です。
 しょっぱなの『遠くで瑠璃鳥の啼く声が聞こえる』がなんといっても傑作。こういうのを期待してしまう、麻耶さんにはやっぱり。
 メルカトルの鬼畜っぷりと、それに振り回される美袋の狂った関係がダークな世界観につつまれて、なんというか短編集のくせに一種異様な空気に包まれている。傑作。
 文章もかなり読みやすくなっているので、平気だと思う。
メルカトルと美袋のための殺人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: メルカトルと美袋のための殺人 (講談社文庫)より
4062649519