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メイフェアの不運な花嫁 英国貴族の結婚騒動
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メイフェアの不運な花嫁 英国貴族の結婚騒動の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.64pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全14件 1~14 1/1ページ
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あくまでも貴族ではなく、使用人たちの物語なので、ダウントンアビー世界観をそのまま期待していけません。 ダウントンアビーより庶民的というべきなのか。 これはこれで面白いと思います。 レインバードがお気に入りです。 | ||||
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淡々と描かれていく感じの物語ですが 引き込まれます! 使用人達の生き生きとしたキャラクターも面白く、ロマンスもあり、楽しめました! | ||||
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所謂ロマンス小説なのでしょうけれども、ロマンスに関してはあっさりさっぱりしていてとても読みやすく感じました。 もっとも、これは私が、レインバードにばかり注目して読むせいかもしれません。 イギリスの「執事」ものに出てくるきわめて有能な執事やvaletの例にもれず、器用で頼りがいがあって洞察力があり、できないことはないんじゃないか、という感じの、父性愛に充ち満ち充ちあふれた人なので、メインカップル絡みのドタバタや行き違いよりも、レインバードにほろりとさせられるシーンのほうがはるかに心に残るのです(私は)。 レディ・トランピントンのベッドにいたところを主人に見つかったことが彼の人生の転落のはじまりであるというだけあって、表情豊かな灰色の目の魅力的な人物として描かれ、本来なら作中の花形であろうはずの爵位を持った美男子たちの影が薄くなるほどレインバードは光っています。 「愛し面倒を見るべき者がたくさんいる大きな貧しい家庭の父親」 レインバードは自分がそんな立場にあると感じながら、面倒を見てやらなくてはいけない者たちのために胸を痛め奮闘するのです。 スカラリーメイドから上階のお嬢様まで、彼の思いやりに身分による差別はありません。 「レインバードのために笑ってください、フィオナ様」いやいや無理だからレインバード、そんなことを言われたらかえって泣いちゃうよ。コメディのはずだけどレインバードにはところどころで泣かされました(笑) ジェーンもたちまちレインバードを好きになるし、優しい愛情に恵まれてこなかった無垢で無防備な、そして無知な若い娘たちにとっていかにレインバードが理想的な父親代理足りうるか、小さな描写の積み重ねでそれらがするりと飲み込める感じです。 かと思えば、自分自身が恋をすれば「お父さん」から「男性」に素早く身を変えるシーンも鮮やか。 穏やかな声で誘いかけ、温かな目で見つめて「ジョンだよ、私の名はジョンというんだ」とはまた侮りがたい。 シリーズ6作すべてがちゃんと翻訳されるといいな、と思います。 | ||||
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レビューを見て買って読みましたが、残念ながら引き込まれるものではなかったです・・・ | ||||
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中編2編が入っています。ロマンス小説ではあるのですが、使用人達の視点と屋敷の主(借り主、2編でそれぞれ違います)の視点で書かれています。 話を盛り上げようとするせいかドタバタ感が否めなく、ヒロインは2編ともユニークだけど特に魅力を感じない。 そんな感じで途中から斜め読みとなってしまいました。 続編もあるみたいですが買わないでしょう。 | ||||
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コージーミステリーの「アガサ・レーズン」シリーズが面白い、MCビートンさんの作なので読んでみましたが、レーベルからわかるはずなとおり、本書はミステリーではなくてロマンス小説でした。 主人公は令嬢でも花嫁でもなく、貸し屋敷(というのでしょうか?)と、そのお屋敷に専属の使用人たち、ということなんですね。 長編ではなく、中編が2本の構成で、お屋敷と使用人たちは同じですが、令嬢と紳士は全く別の人たちです。 そういう趣向とわかっていて読んだなら、それはそれで楽しめたかもしれませんが、2編目を読み始めるまで気が付かず、何だか腹立たしくなってしまいました。 ロマンス小説がお好きな方には面白いかもしれませんが。 | ||||
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面白い物語です。登場人物の性格の個性がすごい・・・。続きが気になってしまうのです。 | ||||
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使用人とヒロインが織りなす、人情味溢れる珍しいタイプの連作です。とても楽しく読めました。 | ||||
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設定はよいのですが,展開が雑で,物語は破たんしています. オースチンやへイヤーと比べるとゴミです. キャラは悪くないのにもったいないです. | ||||
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ロマンス小説に偏見があってごめんなさい。 決して嫌いじゃないんですが、あまりにもハズレにばかり当たるので どうしても「粗製濫造ジャンル」だという思い込みが拭えません。 でもこの一冊はアタリです! たくさんいるキャラクターの個性は戯画的に誇張されてるけど、ウソ臭くなる寸前で人間味あふれる描写です。 ヒーロー&ヒロインの引き立て役は一人も居ません。 どの人物にもちゃんと立ち位置があって活躍するので、展開がめまぐるしくて面白い。 案外、和風時代劇が好きな読者にも合うのでは、と思いました。 考証がしっかりしているのは海外の風俗に詳しくない読者にもちゃんと通じます。 この作者がもっと翻訳されますように。期待を込めて星5つとさせていただきました。 | ||||
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普通の在り来たりなヒロインとヒーローの、ロマンス小説の設定ではなく癖のある使用人との個性あるセリフなどが、面白く続編が有ったら良いなと思いました。 | ||||
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1986年に書かれた中編二つですが、字がぎっしりでどちらも読み応えがありました。 前半は、ヨーロッパの童話に出てくる賢いお姫様のようなヒロインが周囲を変えていく物語。 後半は、多くのヒストリカル作品に近い内容で、ぱっとしない普通の少女が 誰にも期待されなかった将来を変えていく物語。 そこに館の使用人たちの恋愛や悩みが加わり、冒険ありミステリーありの内容。 どちらも、イギリス的なシニカルさがあり、勧善懲悪の色が強いです。 ロマンスはさらっと描かれていますが、アガサ・レーズンのシリーズよりは一歩踏み込んでいます。 当時の生活の様子がよく調べられていますし、登場人物のちょっとした行動が後に大きく影響するなど 細かいところまでしっかり描かれて、面白く読めましたが、 人物と距離をおいて客観的に描かれているので、切なさというところまでは行かない感じ。 使用人の生活が描かれているとはいえ、ダウントン・アビーとは違う雰囲気で やはりアガサ・レーズンの作者の作品だなぁと思いました。 | ||||
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この作品は、 1807年、ロンドンの社交シーズンにメイフェアの街屋敷を借りるのが流行の時代において、「不運」の烙印を押された「訳あり物件」を借りる家族と、芸達者な執事・レインバードを中心に屋敷に常勤している使用人8人が繰り広げるユニークな婚活騒動を描いた中編の読み切りが連作で楽しめる形式となっています。 一作目となる本書は、ハリントン伯爵を射止めるために、孤児院育ちのフィオナが策略を駆使して奮闘する「メイフェアの不運な花嫁」と、 母と姉から軽んじられている地味な妹ジェーンがトレガーサン卿と親しくなるにつれ、魅力的な女性へと“脱皮”していく「メイフェアの勇敢なシンデレラ」の2話になっています(笑)。 果たしてこの先、67番地の烙印が払拭されるの日が訪れるのでしょうか!? 2話ともホットなシーンは無く、サクサク読める感じの軽いミステリー&爽やかでコミカルなロマンス物で、30年前に書かれた作品なのに古臭さを感じさせないのは、さすがベテラン作家!! 執筆力が高いです!! 洋書のレビューによると、これから更に面白くなっていくようです。 いいですね〜♪ ビートン先生の作品には段々とハマっていく中毒性がありますので、このシリーズも続きが読みたくなってしまいます!! ラズベリーブックス様、引き続き刊行よろしくお願いします。 | ||||
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今まで読んだヒストリカルロマンスの内で、もっとも読んでいて楽しかった本です。 特に使用人の目線からお話しが進む部分が面白かったです。ほとんどエロシーンがなく いかにも小説らしい小説で、純粋な読む楽しみがあります。古き良き時代の良質な小説といった感です。 最近のヒストリカルロマンスとは名ばかりのエロ小説にはうんざりしています。 このシリーズは5巻で完了するようですが、早く次の巻の翻訳をしてほしいです。 「高慢と偏見」などのイギリスの古い小説が好きなら、このシリーズにはまるでしょう。 今後もこのような良質な小説がどんどん翻訳されてほしいものです。 | ||||
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