武器よさらば

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評判

武器よさらばの評価:

4.02/5点 レビュー 55件。 C ランク

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平均点4.02pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全69件 41〜60 3/4ページ
No.29
(5pt)

中古なのに

中古なのにとてもきれいでした。中学生の頃に読んで感動した覚えがあります。懐かしい部分と、新たな発見もあり文学は良い物だと思いました。
武器よさらば (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 武器よさらば (新潮文庫)より
4102100032
No.28
(5pt)

ひとり街角を後にしていく主人公

ヒューマニズム以上に、極めて直球のラブストーリーであったことに心揺さぶられる。 その情景描写のなんと豊かなことか。 暗雲たれこめてからもなお節々に心温まる交流を忘れない。 やがて到来する悲劇に、主人公とともに強烈な孤独を禁じ得ない。 しかし不思議な抒情に胸を掻き立てられる名編だった。
武器よさらば (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 武器よさらば (新潮文庫)より
4102100148
No.27
(5pt)

中古なのに

中古なのにとてもきれいでした。 中学生の頃に読んで感動した覚えがあります。 懐かしい部分と、新たな発見もあり文学は良い物だと思いました。
武器よさらば (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 武器よさらば (新潮文庫)より
4102100032
No.26
(4pt)

誰がために鐘はなる。祈りの鐘ならば 武器を捨てねばならない。

書き出しが良く、さいきんの翻訳はよりわかりやすくなって
いる。文字の大きさも適度に編纂されていて、読みやすい
書籍になっている。
武器よさらば 下 (岩波文庫 赤 326-3) Amazon書評・レビュー: 武器よさらば 下 (岩波文庫 赤 326-3)より
4003232631
No.25
(4pt)

誰がために鐘はなる。祈りの鐘ならば 武器を捨てねばならない。

書き出しが良く、さいきんの翻訳はよりわかりやすくなって
いる。文字の大きさも適度に編纂されていて、読みやすい
書籍になっている。
武器よさらば(下) (光文社古典新訳文庫 Aヘ 1-2) Amazon書評・レビュー: 武器よさらば(下) (光文社古典新訳文庫 Aヘ 1-2)より
4334751350
No.24
(3pt)

カッコはいいけど深みはあまりない

はじめて読んだが、文章はあまり人物の内面に立ち入ろうとしない。「氷山の理論」だったか?どちらかというとセリフで人を描写する。ほかの部分は即物的で単純な感じのする文である。
 だからさっさと読める。三時間で読めた。そういうところがヘミングウェイの良さではある。映画的でハードボイルドなカッコよさはあるのである。それはあるが、文章の絡まり合いの芸術のようなものはあまりない。
 子供の頃はこの小説の概要になんとなくロマンなものを感じていたが、そういうロマンは実はゴロゴロ存在しているのである。今はそんなに感動もしない。
 もっとも、わかりやすい文章なのでむしろ大きくなってから読むに向くとも言えるが。難解なものを読んでも必ずしも満足できるとは限らないと悟ってくるので。
武器よさらば (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 武器よさらば (新潮文庫)より
4102100148
No.23
(5pt)

絶望的な喪失感

第1次世界大戦のイタリア戦線。傷病者搬送の任務に就くフレデリック。オーストリア軍との戦線は、泥沼の膠着状態。イタリア軍は山に籠るオーストリア軍に対し、総攻撃をかける。その中でオーストリア軍の砲火を受けてフレデリックは負傷し後方に送られ、ミラノの病院に入院する。
ミラノの病院で看護師のキャサリン・バークレイと再会し、フレデリックは初めて恋に落ちる感覚を知る。フレデリックはミラノの病院に入院中に二人は激しい恋に落ちる。そうした蜜月も過ぎ、フレデリックの体調の回復により、戦線への復帰を命ぜられ、また北部イタリアの戦線に戻る。
戦線に戻ると、オーストリア軍に加え、ドイツ軍が本格的に侵攻してきて、イタリア軍は戦線を各所で打ち破られ、厳しい退却になる。
厳しい退却ののちにフレデリックを待ち受けていたのは、脱走兵との嫌疑であった。敗残兵が同じイタリア軍に殺害されていく中、フレデリックは脱走を決意する。この退却行は、ヘミングウェイならではの細密な描写で描かれている。
フレデリックは逃走を重ね、キャサリンとの運命的な再会をする。フレデリックは脱走兵として追われ、バーテンに助けられ、キャサリンと共にスイスに脱出する。
スイスでは、二人は満ち足りた生活を送るが、最後に残るのは悲劇的な結末そして絶望的な喪失感であった。
ヘミングウェイは「海流の中の島々」の中で死をもってしか埋められない喪失感が存在すると述べている。
フレデリックの喪失感はそうした種類のものであろう。この喪失感は、「海流の中の島々」に繋がり、結晶になったのだと私は思う。
武器よさらば (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 武器よさらば (新潮文庫)より
4102100148
No.22
(4pt)

戦場とロマンス

文豪ヘミングウェイの長編作です。第一次世界大戦の様相と悲劇のラブロマンスです。複雑な人生の機微を描いていると思います。
武器よさらば (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 武器よさらば (新潮文庫)より
4102100032
No.21
(5pt)

賛否ある光文社古典新訳文庫ですが。

私はヘミングウェイの本に関しては、それほど多くの本を読んでないし、同じタイトルの他の訳についてはコメントのしようがないが、第一人称を平仮名で「おれ」と書き、非常に簡素な文に心掛けたこの訳にのめり込んだ。誰でも理解できる、言葉足らずとも思える文は、中立的な思考を強調している。これこそヘミングウェイの狙いだし、この訳は素晴らしい。

ブコウスキー(勝手に生きろ)は私の大好きな作家なのだけど、彼が好きで、ヘミングウェイは少し難しいな、と思われる方は是非、本書を手に取っていただきたい。ブコウスキーは戦争中国内で逃げ回るヘミングウェイをパロディとして書いたんじゃないかと思えるほど、笑いのセンスも影響されていて、気に入っていただけると思う。
武器よさらば 上 (岩波文庫 赤 326-2) Amazon書評・レビュー: 武器よさらば 上 (岩波文庫 赤 326-2)より
4003232623
No.20
(5pt)

賛否ある光文社古典新訳文庫ですが。

私はヘミングウェイの本に関しては、それほど多くの本を読んでないし、同じタイトルの他の訳についてはコメントのしようがないが、第一人称を平仮名で「おれ」と書き、非常に簡素な文に心掛けたこの訳にのめり込んだ。誰でも理解できる、言葉足らずとも思える文は、中立的な思考を強調している。これこそヘミングウェイの狙いだし、この訳は素晴らしい。

ブコウスキー(勝手に生きろ)は私の大好きな作家なのだけど、彼が好きで、ヘミングウェイは少し難しいな、と思われる方は是非、本書を手に取っていただきたい。ブコウスキーは戦争中国内で逃げ回るヘミングウェイをパロディとして書いたんじゃないかと思えるほど、笑いのセンスも影響されていて、気に入っていただけると思う。
武器よさらば(上) (光文社古典新訳文庫 Aヘ 1-1) Amazon書評・レビュー: 武器よさらば(上) (光文社古典新訳文庫 Aヘ 1-1)より
4334751342
No.19
(4pt)

平易でも、

いちいち刺さる互いへの思いやりが滲む言葉。誰かを本当に好きになれてた頃を思い出すが、そうした気持ちはこんな風にして殺される。
武器よさらば (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 武器よさらば (新潮文庫)より
4102100032
No.18
(4pt)

今こそ読まれるべき小説

第一次世界大戦のイタリアに派兵されたアメリカ人(若者)が戦争の無意味さに嫌気がさして、そこで出会った看護婦さんと恋に落ちて脱走するけど・・・、みたいな話。「隣の国同士で争うなんて絶対に止めるべき。めちゃ無意味。どうしてこんなこと始めたさっぱり分からん・・・」という主人公の主張は、中国とのいざこざがエスカレートして戦争になりかねない、今こそ広めるべきと思う。
武器よさらば (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 武器よさらば (新潮文庫)より
4102100032
No.17
(3pt)

巨大な「機構」を生きる微小な現代人

ヘミングウェイ(1899-1961)の長編小説、1929年の作。

主人公二人の人物像が、例えば19世紀フランス文学に登場する人物たちと比べて、「現代」的であると感じられるの何故だろう。

"おそらく、完璧な勝利などもうあり得ないのだ。戦争は永遠につづく。"

舞台は第一次世界大戦の真っ只中にあるイタリアとスイスである。この第一次世界大戦とは、「近代」が内包する「目的合理性」「官僚制」「資本主義(帝国主義)」と云った諸要素が世界を全面的に覆い、それらが最も極端な仕方で結合されて現出した事件であったと云えないか。かくして世界は一個の巨大で即物的な「機構」として、人間にとって疎遠で対立的な「物」として、立ち現れる。そして、表面上は戦争が終結したとしても、人間を一つの無意味な「機構」に閉じ込めようとする不条理との闘争は"永遠につづく"。世界と自己との紐帯が消失してしまったという喪失感が、世界と自己とが隔絶してしまっているという直観が、終始この二人に差している翳の正体ではないか。それがこの二人を「現代」人たらしめているのではないか。

「だって、わたしたちは二人きりなんですもの。世の中はみんな他人ばかり。もし私たちのあいだに隙間が生じたら、もうおしまい。私たち、世間というものの餌食にされてしまうの」

「あの二人、どこか行き場所があるといいね」
「あったとしても、何も変わらないでしょう、きっと」

「でも、わたしたちって、わが家に長いあいだいられたことってないわね」

"偶然この世に放り出され"た二人、戦場を目の当たりにした男と、戦争によって恋人を失った女と。無意味な一個の「機構」でしかない世界の中に、二人の故郷は無い、何処も彼処も異国だ。その二人が、仮初の居場所を求めて互いに愛を交し合ったのがこの物語の始まりである。愛の始まり自体が、不条理に身を晒す微小な人間がもがきつかんだ偶然であった。そしてこの愛の結末も、世界にとっては余りに微細な、どうでもいい出来事だ。

「わたし、ちっとも怖くない。ただ、こんな騙し方、卑劣だなと思って」

巨大な「機構」の不条理に翻弄される微小な現代人の物語。
武器よさらば (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 武器よさらば (新潮文庫)より
4102100148
No.16
(4pt)

戦争よさらば

戦争とは人が歩くこと。
戦争とは人の名誉が無になること。
戦争とは人が空腹になること。
戦争とは人が殺し合うこと。
一方で新しい生命が生まれるのは容易ではない。
人という種の生存にとって戦争は不要なものであることが分かります。
武器よさらば 下 (岩波文庫 赤 326-3) Amazon書評・レビュー: 武器よさらば 下 (岩波文庫 赤 326-3)より
4003232631
No.15
(4pt)

戦争よさらば

戦争とは人が歩くこと。
戦争とは人の名誉が無になること。
戦争とは人が空腹になること。
戦争とは人が殺し合うこと。
一方で新しい生命が生まれるのは容易ではない。
人という種の生存にとって戦争は不要なものであることが分かります。
武器よさらば(下) (光文社古典新訳文庫 Aヘ 1-2) Amazon書評・レビュー: 武器よさらば(下) (光文社古典新訳文庫 Aヘ 1-2)より
4334751350
No.14
(4pt)

ホラーではない

一次大戦に翻弄される二人の男女の物語であって、ホラーではない。

内容についての評価は、岩波や新潮から出ているもののレビューを参考にしてください。

光文社古典新訳の金原訳は、若い男の話し言葉で書かれていて、とても読みやすかった。個人的には、新潮社の高見訳の方が好きだが、それは好みの問題でしかない。少し固めの文が好きな、二十代の意見でしかない。

金原訳の易しさは、中学生くらいの生徒が読書に入門するのに適していると思った。
武器よさらば 上 (岩波文庫 赤 326-2) Amazon書評・レビュー: 武器よさらば 上 (岩波文庫 赤 326-2)より
4003232623
No.13
(4pt)

ホラーではない

一次大戦に翻弄される二人の男女の物語であって、ホラーではない。

内容についての評価は、岩波や新潮から出ているもののレビューを参考にしてください。

光文社古典新訳の金原訳は、若い男の話し言葉で書かれていて、とても読みやすかった。個人的には、新潮社の高見訳の方が好きだが、それは好みの問題でしかない。少し固めの文が好きな、二十代の意見でしかない。

金原訳の易しさは、中学生くらいの生徒が読書に入門するのに適していると思った。
武器よさらば(上) (光文社古典新訳文庫 Aヘ 1-1) Amazon書評・レビュー: 武器よさらば(上) (光文社古典新訳文庫 Aヘ 1-1)より
4334751342
No.12
(5pt)

ホラー小説であります!

わたしは純文学の愛好家であります。
しかしながら、本作は底知れぬ恐ろしさを秘めたストーリイが展開されており、ピーター・ストラウブのごとき構成に、ジョージ・A・ロメロ監督「ダイアリー・オブ・ザ・デッド」に並ぶ衝撃がありました。
恐怖の描き方は、ジョージ・A・ロメロ監督の「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」的な趣があります。
ラスト・シーンを読んだあと、貴方は布団で寝れぬであろう。
本作は、純ホラー作品なのである。
わたしは業を煮やして新潮社に言った。「ホラー作品に、純文学のレッテルを張るでない」。
武器よさらば 上 (岩波文庫 赤 326-2) Amazon書評・レビュー: 武器よさらば 上 (岩波文庫 赤 326-2)より
4003232623
No.11
(5pt)

ホラー小説であります!

わたしは純文学の愛好家であります。
しかしながら、本作は底知れぬ恐ろしさを秘めたストーリイが展開されており、ピーター・ストラウブのごとき構成に、ジョージ・A・ロメロ監督「ダイアリー・オブ・ザ・デッド」に並ぶ衝撃がありました。
恐怖の描き方は、ジョージ・A・ロメロ監督の「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」的な趣があります。
ラスト・シーンを読んだあと、貴方は布団で寝れぬであろう。
本作は、純ホラー作品なのである。
わたしは業を煮やして新潮社に言った。「ホラー作品に、純文学のレッテルを張るでない」。
武器よさらば(上) (光文社古典新訳文庫 Aヘ 1-1) Amazon書評・レビュー: 武器よさらば(上) (光文社古典新訳文庫 Aヘ 1-1)より
4334751342
No.10
(5pt)

世界中の人々に一読して欲しい!

ヘミングウェイ作品の中でもこの「武器よさらば」は群を抜いて素晴らしい出来だと私は思います。それは戦争(第一次世界大戦)を実際に戦った一人の兵士が後に作家となって書いたことで「個人的な視点から見る戦争」を表現できたのではないかと思います。

第一次世界大戦中のイタリアを舞台に一人の兵士と看護婦の物語を描いていて、主人公の兵士は戦争で大した活躍をするわけではないし戦地を脱走する。つまり、勲章を手にするか、名誉の戦死か、というよくある二択を完全に排除している点は興味深いと思われます。また、その二択のせいで見えにくくなっている「個人の人生」をしっかりと描いています。

結末を含めて戦争と男と女の関係をリアルに描いているので、中学か高校の国語か歴史の教科書に載せるべきだと思うが、戦争を「(個人の意思を捨てた)国の一大事」と捉える教科書には不向きでもある。だからこそ戦争をなくしたいなら世界中の人々がこの作品を読むべきだと思う。

作中のいくつかあるターニングポイントで食事や酒やバーテンダーが出てきますが、その三つは共通して「生きる物を平等に助ける」役目を果たします。その点にも注目していただければより面白いのではないでしょうか。
武器よさらば (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 武器よさらば (新潮文庫)より
4102100148