武器よさらば

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武器よさらばの評価:

4.02/5点 レビュー 55件。 C ランク

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全69件 21〜40 2/4ページ
No.49
(5pt)

輝く命と恋

物語はイタリア北部の戦場から始まります。主人公は部下を何人か失ったけれどイタリア軍は勝ちます。ところが、下級イタリア兵が反乱して、上官を捕まえて殺して行きます。味方なのに何故?と思うけど、結局カネかと思いました。(このへんまでは上巻)
主人公は逃げのびて、戦闘で負傷した時に病院で知り合った看護師のキャサリンとスイスへ行きます。ふたりがスイスにたどり着いた時、どこからか猫が出てきてすり寄ってくるのでなでたりしています。この場面は幸せの予感のようで、ふたりはしばらくは蜜月の時を過ごします。やがてキャサリンはお産で入院します。主人公がひとりで歩いてると、道端で野良犬がゴミ箱あさりをしています。何か食べ物を探してあげようとしたけどあいにくと何もありません。この場面は暗い予感らしく、死産で赤ちゃんもキャサリンも死んでしまいます。キャサリンの辞世の句「あたしを忘れないでね」「けど、はやく元気を出して新しい恋人をつくってね」はとても良いと思いました。
武器よさらば(下) (光文社古典新訳文庫 Aヘ 1-2) Amazon書評・レビュー: 武器よさらば(下) (光文社古典新訳文庫 Aヘ 1-2)より
4334751350
No.48
(5pt)

フィクションが物事の真実を顕在化させる

ヘミングウェイがイタリアに渡り、傷病兵搬送車要員として前線に配置されたのは、1918年6月だった。そして10年後の1928年、本書『武器よさらば』の執筆にとりかかった。ヘミングウェイは事実を報ずるジャーナリストでもあった。にも関わらず史実と乖離した記述をなぜしたのだろうか。自らの戦争体験を表現するには、カポレットの敗走こその主題に相応しいと考えたに違いない。つまりフィクションが、物事の真実を顕在化させる、と解釈すべきだろう。彼が描きかったのは、自分の体験ではなく、戦争の悲惨だったからに違いないからだ。
武器よさらば (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 武器よさらば (新潮文庫)より
4102100148
No.47
(4pt)

死の恐怖との格闘!そして、虚実の大きさを知る。

NHKのBSで、著者の実蔵に迫る番組があった。アフリカで、ライオン狩りをするなど、肉体派を演じていたが、本書の舞台となった第一次世界大戦の頃は、「死の恐怖」に襲われていた、とのことである。小説は、当然のことながら、読者への受けを狙い脚色されていることは、知ってはいるものの、虚実の隔たりをあらためて思い知らされた。。
武器よさらば (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 武器よさらば (新潮文庫)より
4102100148
No.46
(5pt)

追えば追うほど(forever hold on)

そもそも私は森山直太朗の「アンジョリーナ」という曲を入り口として本書を手に取ったのだが。それはともかく。

燃える丸太に群がる蟻に「世界の終末」を見る件が印象的だったが。それもともかく。

訳者による「解説」に、次のような文章がある。

英語の“Arms”には、もちろん“腕”という意味もあるから(中略)愛する人のたおやかな腕に別れを告げる意も仄かに伝わってくる。そのことも、ヘミングウェイは意識していたにちがいない。

これ以上、私に何が書けるのか? 何も書けやしない。蛇足として書けば、こうなるだろうか?

もう「皮肉」としか言いようがない。

かつて戦争で愛する男を失った女。

男は彼女を愛したが、その彼は彼女ばかりか生きて産まれて来るはずだった「チビ」をも戦争で失った(と考えられる)。

戦争は容赦なく「希望」を奪っていった。

森山直太朗「アンジョリーナ」の歌詞の一節に、

追えば追うほど

とあるが、私の空耳かそれは「forever hold on」と聴こえる。

追えば追うほど

逃げていく

愛する人を、いつまでも自分の腕で抱きしめていたい(forever hold on)。もう二度と自分の腕には戻って来ないから。

「アンジョリーナ」では

ヘミングウェイに頓挫して

いるはずだが、森山直太朗「アンジョリーナ」とヘミングウェイ「武器よさらば」は、私の中では「仄かに」共鳴したのである。
武器よさらば (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 武器よさらば (新潮文庫)より
4102100148
No.45
(5pt)

リアリズムの文体という思想

『武器よさらば』は、第一次世界大戦中の北イタリアを主な舞台とし、青年将校と看護師の女性の恋愛と、戦場でのサバイバルを描いた物語だ。ヘミングウェイのペンは、優れたドキュメンタリー映画のカメラのように落ち着き払って、死と隣り合わせの苛烈な運命を見事に物語っていく。その文体は、二十代の若書きとは信じがたい明晰さを示しているが、明晰だというわりに、彼の思想を読み解くことは難しい。物語の表層では、現実がそうだったかのように、それぞれのシーンが精密かつ自然に描かれており、まったく非の打ち所がない。欧米文学の根幹をなすキリスト教に対しては、一定の距離を置いた礼節さが保持されている。ドストエフスキーのような、非凡人や魂の救済といった深遠なテーマも、神は存在するかといった哲学的側面も考慮されないし、独創的な性格が主人公たちに付与されることもない。そういう意味では、ごく常識的な小説の体裁を採っている。しかし、ヘミングウェイの文体は、軍の規律や社会のルールを事務的に遵守し、ときに違反しながらも、“自分の意思で行動すること”を存分に楽しむ、それが私の流儀だと静かに示唆している。戦争悪は、国家権力がもたらすものだが、最終的な救済は自助努力によるしかない、それが戦場での常識なのだ、と主人公は確信犯的に考えている。彼は、いつも穏やかな物腰を忘れない好青年だが、敗走する軍隊の大混乱を自力で乗り切るタフさを持ち合わせており、ふとしたトラブルから兵士を撃ち殺すことにも躊躇しない(なんなら、その行動様式にはフィリップ・マーロウのプロトタイプが認められるといってもいい)。だが、そうやってうまく立ち回ったものの、物語の結末では思いがけない苦い運命が待ち構えていたのだった。ヘミングウェイは、一貫して、文学的な修辞や空疎な希望をきっぱりと拒絶し、しかも、ニヒリズムに陥る一歩手前で踏みとどまっている。このリアリズムの文体は、当たり前のようでいて、じつに最高にスリリングな冒険だった。それは行動のみの冒険ではなく、背後に知的な冒険が隠されているという意味では、だれもやったことがないものだったからだ。

補足を少々。高見浩氏の翻訳は、磨かれた大理石にも似た硬質で美しいヘミングウェイの文体を伝えており、また、ほかの新潮文庫版も含めて、氏の長文の解説は、惚れ込んだ者の熱気をはらんでいて好感を覚える。
武器よさらば (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 武器よさらば (新潮文庫)より
4102100148
No.44
(5pt)

街並み、建物、酒場、酒、そして人間関係

ヘミングウェイの作品は基幹のストーリーでだけでなく、もしくはそれよりも彼の人生経験からくるサイドの描写に面白みを感じる。街並み、建物、酒場、酒、そして人間関係。
武器よさらば (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 武器よさらば (新潮文庫)より
4102100032
No.43
(1pt)

相変わらず誤訳、悪訳、拙訳、誤訳、欠陥翻訳。ヘミングウェイさんが誤解される「原因」

星1つも値しない誤訳、悪訳、拙訳、欠陥翻訳です。

元は大久保康雄氏が、次に大久保氏から借文し模倣した
らしい谷口陸男氏、この2氏よりも誤訳、悪訳、拙訳、欠陥翻訳で
ある金原瑞人氏が居ます。

高見浩氏は、彼らを超越しない。

高見浩氏の「文」の「ぼたぼた」と「平板」と良い「興趣の無さ」は
前氏よりも病です。

高見浩氏は、ヘミングウェイさんの文体の
「明晰」と「明確」と「明瞭」が無い。

ゆえにヘミングウェイさんの文芸と文学は
この程度か、と誤解を「原因」します。

高見浩氏は先ず
日本文の書き方を勉強しなさい。

拙(つたな)い拙(まず)い文を書かないように。
武器よさらば (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 武器よさらば (新潮文庫)より
4102100148
No.42
(3pt)

渋い

ヘミングウェイならではの絶妙な言い回しと表現力
ぜひお読みください。
武器よさらば (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 武器よさらば (新潮文庫)より
4102100032
No.41
(1pt)

誤訳、悪訳、拙訳、欠陥翻訳の典型

ヘミングゥエイさんのコノ名長編は
誤解されて居ます。

日本語文に翻訳した翻訳家どもの
翻訳が、犯罪です。

誤訳、悪訳、拙訳、欠陥翻訳の典型で有る。

典型を大久保康雄氏(新潮文庫版)が
悪しく造った。

谷口陸男氏(岩波文庫版)、
金原瑞人氏(光文社古典新訳文庫版)が

大久保康雄氏の犯罪翻訳を〝模倣〟して

ほとんど改革し無かった。

ヘミングウェイさんは世を去りました。
しかし日本のなかでの此れら

誤訳、悪訳、拙訳、欠陥翻訳の実態が
知られるなら、立腹なさるでしょう。
武器よさらば(上) (光文社古典新訳文庫 Aヘ 1-1) Amazon書評・レビュー: 武器よさらば(上) (光文社古典新訳文庫 Aヘ 1-1)より
4334751342
No.40
(1pt)

誤訳、悪訳、拙訳、欠陥翻訳の典型

ヘミングゥエイさんのコノ名長編は
誤解されて居ます。

日本語文に翻訳した翻訳家どもの
翻訳が、犯罪です。

誤訳、悪訳、拙訳、欠陥翻訳の典型で有る。

典型を大久保康雄氏(新潮文庫版)が
悪しく造った。

谷口陸男氏(岩波文庫版)、
金原瑞人氏(光文社古典新訳文庫版)が

大久保康雄氏の犯罪翻訳を〝模倣〟して

ほとんど改革し無かった。

ヘミングウェイさんは世を去りました。
しかし日本のなかでの此れら

誤訳、悪訳、拙訳、欠陥翻訳の実態が
知られるなら、立腹なさるでしょう。
武器よさらば 上 (岩波文庫 赤 326-2) Amazon書評・レビュー: 武器よさらば 上 (岩波文庫 赤 326-2)より
4003232623
No.39
(1pt)

誤訳と悪訳と拙訳と欠陥翻訳の始祖。

ヘミングゥエイさんのコノ名長編は
誤解されて居ます。

日本語文に翻訳した翻訳家どもの
翻訳が、犯罪です。

誤訳、悪訳、拙訳、欠陥翻訳の典型で有る。

典型を大久保康雄氏が悪しく造った。

谷口陸男氏(岩波文庫版)、
金原瑞人氏(光文社古典新訳文庫版)が

大久保康雄氏の犯罪翻訳を〝模倣〟して

ほとんど改革し無かった。

ヘミングウェイさんは世を去りました。
しかし日本のなかでの此れら

誤訳、悪訳、拙訳、欠陥翻訳の実態が
知られるなら、立腹なさるでしょう。
武器よさらば (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 武器よさらば (新潮文庫)より
4102100032
No.38
(3pt)

ハードボイルド

ハードボイルド小説は好きじゃない、ヘミングウェイの小説を読んでしみじみ実感しました。
でもこの小説を読んでハードボイルド小説がどういうのかはよくわかった。
とくに最後。
奥さんが出産で生死を彷徨っているさなか、普通の小説ならここで主人公のくどくどとした心理描写が挟み込まれるだろう。
しかしこの小説にそのような描写はない。
代わりとして主人公はレストランに出向き食事を摂る。
奥さんが死にそうなのに食事かよと思いながら、さらに彼はそこで暴飲暴食に走る。
そこでようやく意味がわかる。心理描写をせずに、行動で主人公の心理を表現する、それがハードボイルド小説。
まさにここは、奥さんが死にそうにもかかわらず、呑気に飯を食べる。しかも暴飲暴食。
その異常性こそに、主人公の混乱、不安が表れているのだ。
なるほどこれがハードボイルド小説。

でも私はハードボイルド小説は好きじゃないので星は三つで。
武器よさらば (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 武器よさらば (新潮文庫)より
4102100148
No.37
(4pt)

映画のような作品

『武器よさらば』は戦争文学である。従軍兵ヘンリーが戦場で負傷し、搬入した病院で看護婦と出会い、やがて恋に落ちる。しかしやがて彼は脱走兵として逮捕されそうになるため、スイスへと脱出する・・・・といったあらすじである。

 私は話のあらすじだけを見れば、平凡の域を出ない作品だと思う。映画としてはよく見れらるような恋愛ものともとれる。だが、私は作品を平凡なものだとは思わず、のめりこんだまま最後まで読むことができた。なぜだろうか。この作品が文学として今日まで残っている理由は何だろうか、と考えてみると、やはりその戦争描写にあるのだと私は考える。作品は泥臭く、戦争の煙の匂いが充満している。あるものは負傷し、あるものは理不尽に死んでいく。主人公も理不尽に逮捕されそうになる。そういった戦争の描き方が実に巧みなのだ。作者自身が戦地へと赴いた経験もある。
 だからこの作品を私は恋愛小説であるとは考えない。恋愛がメインなものではなく、戦争がやはりメインであり、恋愛にそれに添え味をつける類の作品であると私は感じる。むろん、この作品を恋愛ものと主張する人間がいれば私は決して反対はしない。ただ、単なる恋愛ものではないことは明らかだ。それが戦争と絶妙に混じっており、その何とも言えない雰囲気がこの作品を文学足らしめているのではなかろうか。
 戦争の匂いを感じたければ、この作品を読むといいだろう。そこには善も悪もない、混沌とした雰囲気が描かれている。
武器よさらば (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 武器よさらば (新潮文庫)より
4102100148
No.36
(5pt)

今こそ、武器よさらば

Original edition,英語版と比較しながら読みましたが、直訳では無いにしろ全体の流れの翻訳は正確で、読みやすく出来ています。何よりもカバーの装丁の写真が魅力的ですね。
武器よさらば (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 武器よさらば (新潮文庫)より
4102100148
No.35
(5pt)

斬新

斬新!この値段かなり得!研究するための訳文で、英語のヴァージョンと参照する。
武器よさらば (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 武器よさらば (新潮文庫)より
4102100148
No.34
(3pt)

運命に翻弄されるということ。

主人公はイタリア軍に志願したアメリカ人中尉である。これは作者自身がイタリア軍傷病兵運搬車要員であった経験に基づくものだろう。主人公は戦場で負傷し入院先の看護師と恋に陥ちる。再び戦場に駆り出された主人公であったが、敗走することとなった部隊を厭戦気分が覆う。主人公は憲兵からドイツ軍ゲリラと疑われ逃走するものの運良く恋人と再会を果たす。しかし、悲しい結末がふたりを待っていた。
武器よさらば (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 武器よさらば (新潮文庫)より
4102100148
No.33
(3pt)

戦場の恋

第一次世界大戦のイタリア。アメリカから従軍した青年・フレデリックは、現地で美人看護婦キャサリン・バークレイと出会う。キャサリンは許嫁が結婚前に戦死してしまったという過去がある。フレデリックはその後負傷し、野戦病院に担ぎ込まれる。友人のリナルディは、なにか勇敢なことをやったと証明できれば銀の勲章、できなければ銅の勲章がもらえるといい、何かやってないかというがフレデリックは正直で特に何もやってない時にぶっ飛ばされただけ、といって取り合わない。
 野戦病院でフレデリックはキャサリンに再会し、二人は恋に落ちる、キャサリンはやがて妊娠。フレデリックは軍を脱走し、キャサリンと落ち合う。見つかれば銃殺なので、二人はスイスへ。しかし、キャサリンは死産し、キャサリンもそのまま死んでしまう。
 ストーリーは単純。ヘミングウェイはヨーロッパ戦線に従軍し、ミラノの病院でドイツ人看護婦と恋に落ち(結婚は断られている)、そのときの経験がベースにあるらしい。ヘミングウェイは猟銃自殺しているが、父も過去にピストル自殺しているそうである。
武器よさらば (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 武器よさらば (新潮文庫)より
4102100032
No.32
(5pt)

飽きることない名作

名作は飽きることなく飽きることなく、一気に読ませる。何度読んでも面白く、ヘミングウェイは不滅の不滅だと思った。
武器よさらば(下) (光文社古典新訳文庫 Aヘ 1-2) Amazon書評・レビュー: 武器よさらば(下) (光文社古典新訳文庫 Aヘ 1-2)より
4334751350
No.31
(5pt)

飽きることない名作

名作は飽きることなく飽きることなく、一気に読ませる。何度読んでも面白く、ヘミングウェイは不滅の不滅だと思った。
武器よさらば 下 (岩波文庫 赤 326-3) Amazon書評・レビュー: 武器よさらば 下 (岩波文庫 赤 326-3)より
4003232631
No.30
(5pt)

飽きることない名作

名作は飽きることなく飽きることなく、一気に読ませる。 何度読んでも面白く、ヘミングウェイは不滅の不滅だと思った。
武器よさらば(下) (光文社古典新訳文庫 Aヘ 1-2) Amazon書評・レビュー: 武器よさらば(下) (光文社古典新訳文庫 Aヘ 1-2)より
4334751350