(短編集)

アイの物語

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評判

アイの物語の評価:

4.66/5点 レビュー 92件。 C ランク

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平均点4.66pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全172件 101〜120 6/9ページ
No.72
(5pt)

おもしろい

あまり本を読まない方にもおすすめできる本だと思います。
アイの物語 Amazon書評・レビュー: アイの物語より
4048736213
No.71
(5pt)

おもしろい

あまり本を読まない方にもおすすめできる本だと思います。
アイの物語 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: アイの物語 (角川文庫)より
404460116X
No.70
(5pt)

絵本化希望!SFという舞台のおとぎ話

こんなにジワリと暖かくなるSFは初めてだ。機械と人間の関係を示唆する6つの物語を語るという体裁の小説だが、SFという体裁をとっているだけで、根本的なテーマは人間の心や地球に住む資質を問いかける童話だ。なぜ人間は過ちを犯し続けるのか? 人を見下し、あざけり、争い続けるのか? という「ジェノサイド」(高野和明)にも似たようなテーマをアンドロイドの目から浮き立たせる。

個人的にはアンドロイド同士の独自言語が飛び交い、ややSF的な色が濃すぎる最後の「アイの物語」より、もう1つのハイライトである「詩音が来た日」が一番ぐっと来た。泣けるSFだ。

ぜひ絵本にしてほしい。そして私はそれを娘に読み聞かせてあげたい。
アイの物語 Amazon書評・レビュー: アイの物語より
4048736213
No.69
(5pt)

絵本化希望!SFという舞台のおとぎ話

こんなにジワリと暖かくなるSFは初めてだ。機械と人間の関係を示唆する6つの物語を語るという体裁の小説だが、SFという体裁をとっているだけで、根本的なテーマは人間の心や地球に住む資質を問いかける童話だ。なぜ人間は過ちを犯し続けるのか? 人を見下し、あざけり、争い続けるのか? という「ジェノサイド」(高野和明)にも似たようなテーマをアンドロイドの目から浮き立たせる。

個人的にはアンドロイド同士の独自言語が飛び交い、ややSF的な色が濃すぎる最後の「アイの物語」より、もう1つのハイライトである「詩音が来た日」が一番ぐっと来た。泣けるSFだ。

ぜひ絵本にしてほしい。そして私はそれを娘に読み聞かせてあげたい。
アイの物語 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: アイの物語 (角川文庫)より
404460116X
No.68
(5pt)

久しぶりに

SFを読んで面白いと思いました。以前はもっぱら海外SFばかり読んでいたわたしですが、最近手にとるのはラノベばかりですから。しかし何を隠そう、これまでわたしが読んだなかで一番好きなのは、R・A・ハインラインの「愛に時間を」なのです。当作品は「愛に時間を」のミネルバやドーラが人間の身体を持つようになるエピソードを懐かしく思い出させる良い作品でした。
アイの物語 Amazon書評・レビュー: アイの物語より
4048736213
No.67
(5pt)

久しぶりに

SFを読んで面白いと思いました。以前はもっぱら海外SFばかり読んでいたわたしですが、最近手にとるのはラノベばかりですから。しかし何を隠そう、これまでわたしが読んだなかで一番好きなのは、R・A・ハインラインの「愛に時間を」なのです。当作品は「愛に時間を」のミネルバやドーラが人間の身体を持つようになるエピソードを懐かしく思い出させる良い作品でした。
アイの物語 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: アイの物語 (角川文庫)より
404460116X
No.66
(5pt)

久々のアツイ小説

SFに関しては、必ずしも良い読者ではない(特に国産ものは)のだが、本作品は衝撃的であった。80年代にウィリアム・ギブスン『ニューロマンサー』を初読したときと同じぐらい感動を憶えた。もっとも、当時のサイバーパンクが未来の暗い側面に焦点を当てていたのに、本作品は、AI=アイ=愛に物語なんだな。【ゲドシールド】(お見事な概念)に囚われ、知性体として倫理的にも論理的にも劣っているヒトの存在を許容し、ヒトの夢をかなえようとするAI。そのAIが語るそれぞれの短編の質が高く感動を与えてくれるのだが、エピローグでは、さらに大きな感動へ集約されてくる。

SFというジャンル分けがナンセンスなぐらい、久々のアツイ小説であった。息子にもいずれ読ませたい。本書を紹介してくれた同僚に感謝!

往年のSF作品、作家のオマージュが随所に見られるのも嬉しいところ。
アイの物語 Amazon書評・レビュー: アイの物語より
4048736213
No.65
(5pt)

久々のアツイ小説

SFに関しては、必ずしも良い読者ではない(特に国産ものは)のだが、本作品は衝撃的であった。80年代にウィリアム・ギブスン『ニューロマンサー』を初読したときと同じぐらい感動を憶えた。もっとも、当時のサイバーパンクが未来の暗い側面に焦点を当てていたのに、本作品は、AI=アイ=愛に物語なんだな。【ゲドシールド】(お見事な概念)に囚われ、知性体として倫理的にも論理的にも劣っているヒトの存在を許容し、ヒトの夢をかなえようとするAI。そのAIが語るそれぞれの短編の質が高く感動を与えてくれるのだが、エピローグでは、さらに大きな感動へ集約されてくる。

SFというジャンル分けがナンセンスなぐらい、久々のアツイ小説であった。息子にもいずれ読ませたい。本書を紹介してくれた同僚に感謝!

往年のSF作品、作家のオマージュが随所に見られるのも嬉しいところ。
アイの物語 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: アイの物語 (角川文庫)より
404460116X
No.64
(5pt)

人類が描いた夢を受け継ぐマシンは宇宙の果てまでも

マシンは語る。ヒトとの共存は決して夢物語ではないと。
アイビスが語る「マシンは決してヒトを蔑まない。だって蔑むという感情がないんですもの」
読み始めは、ヒトはマシンにより、衰退への道を辿らされたとミスリードされたが
結局は、ヒトという一種の認知症団体が、派手に自滅への道を辿っただけであった。

作中で、何度も登場する以下のような、言葉。
「なぜ。ヒトは互いを憎しみ殺しあうの?
 反乱より強調を、蔑みではなく愛情を、倫理的にも道徳的にも理路整然としてるのに。」
著者が伝えたいメッセージが、これらの言葉に凝縮され、読み手に訴えかける。
怒りには怒りを、憎しみには憎しみをの精神では、何も解決しないのだ。
アイビスたちマシンの無抵抗主義は、それら憎しみの連鎖に真っ向から反逆している。
そんな倫理的にも道徳的にも筋の通った行動に、TAI(と呼ばれるアンドロイド)を危険視し破壊せよとの
何の根拠もない言いがかりで、民衆すらも洗脳し、味方につけようとした反TAI勢派らは次第に
行き場を失い、その力はちいさくちいさく衰退した。

全体を通して、アイビスが読み聞かせるフィクションに、無駄なものなどひとつもなく
最終章で、短編で出てきたキャラクターの思想なり行動が、物語に密接にかかわりあって
綺麗にしめくくられる構成には、ひたすら感涙。感動。
物語のもつ力というものは凄まじい。作中でもあったが、時には事実よりフィクションの方が美しい。
それがゆえに、現実の醜悪さが浮き彫りになる。
理想を追求する姿はどちらも同じなのに、どうしてこうも、フィクションのような理想は難しいのか。
それは、ヒトが致命的欠陥をもつ生命体だからと詩音はいったが、割り切れたらどれだけヒトは生きやすいか。
やはりマシンとのスペック差だけにとどまらず、客観的分析力をもつマシンはすごい。

遠い未来に、アイビスたちのような人工生命体が生まれたとき、果たして、ヒトがとる行動とは
服従させることか、共存か、それはまだ誰も知らない未知の物語である。
もし、自分が物語に関われたら、きっと詩音やアイビスたち冷たくも温かい心をもつ生命体を思い出すだろう。

最後に、気に入った一文を引用。
『ヒトの故郷が海ならば、マシンの故郷はフィクションの海である。』
アイの物語 Amazon書評・レビュー: アイの物語より
4048736213
No.63
(5pt)

人類が描いた夢を受け継ぐマシンは宇宙の果てまでも

マシンは語る。ヒトとの共存は決して夢物語ではないと。
アイビスが語る「マシンは決してヒトを蔑まない。だって蔑むという感情がないんですもの」
読み始めは、ヒトはマシンにより、衰退への道を辿らされたとミスリードされたが
結局は、ヒトという一種の認知症団体が、派手に自滅への道を辿っただけであった。

作中で、何度も登場する以下のような、言葉。
「なぜ。ヒトは互いを憎しみ殺しあうの?
 反乱より強調を、蔑みではなく愛情を、倫理的にも道徳的にも理路整然としてるのに。」
著者が伝えたいメッセージが、これらの言葉に凝縮され、読み手に訴えかける。
怒りには怒りを、憎しみには憎しみをの精神では、何も解決しないのだ。
アイビスたちマシンの無抵抗主義は、それら憎しみの連鎖に真っ向から反逆している。
そんな倫理的にも道徳的にも筋の通った行動に、TAI(と呼ばれるアンドロイド)を危険視し破壊せよとの
何の根拠もない言いがかりで、民衆すらも洗脳し、味方につけようとした反TAI勢派らは次第に
行き場を失い、その力はちいさくちいさく衰退した。

全体を通して、アイビスが読み聞かせるフィクションに、無駄なものなどひとつもなく
最終章で、短編で出てきたキャラクターの思想なり行動が、物語に密接にかかわりあって
綺麗にしめくくられる構成には、ひたすら感涙。感動。
物語のもつ力というものは凄まじい。作中でもあったが、時には事実よりフィクションの方が美しい。
それがゆえに、現実の醜悪さが浮き彫りになる。
理想を追求する姿はどちらも同じなのに、どうしてこうも、フィクションのような理想は難しいのか。
それは、ヒトが致命的欠陥をもつ生命体だからと詩音はいったが、割り切れたらどれだけヒトは生きやすいか。
やはりマシンとのスペック差だけにとどまらず、客観的分析力をもつマシンはすごい。

遠い未来に、アイビスたちのような人工生命体が生まれたとき、果たして、ヒトがとる行動とは
服従させることか、共存か、それはまだ誰も知らない未知の物語である。
もし、自分が物語に関われたら、きっと詩音やアイビスたち冷たくも温かい心をもつ生命体を思い出すだろう。

最後に、気に入った一文を引用。
『ヒトの故郷が海ならば、マシンの故郷はフィクションの海である。』
アイの物語 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: アイの物語 (角川文庫)より
404460116X
No.62
(5pt)

読んでいる最中は不安を感じ、読み終わった後は余韻に浸れる

人が生み出した人より一歩進んだ存在が、人に語りかけていくという物語です。しかし絶望と希望は混在しており、最後は希望で締めくくっています。思い返すほど味が出ます。
アイの物語 Amazon書評・レビュー: アイの物語より
4048736213
No.61
(5pt)

読んでいる最中は不安を感じ、読み終わった後は余韻に浸れる

人が生み出した人より一歩進んだ存在が、人に語りかけていくという物語です。しかし絶望と希望は混在しており、最後は希望で締めくくっています。思い返すほど味が出ます。
アイの物語 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: アイの物語 (角川文庫)より
404460116X
No.60
(5pt)

すべてのヒトは認知症

最初本の題名から、最近流行の携帯小説かなんかかなと思って手を出さずにいたのですが、高評価のレビューの数々や商品詳細からそうではないとわかり購入してみました。

いや〜読んで良かったです!感動しました。特に『詩音が来た日』と『アイの物語』には、ど強い衝撃を受けました。

これを機に、ゲドシールドを張らず、自分のして欲しくないことを隣人に決してしないように心がけようとは思いましたが、人間のスペックじゃやっぱり無理なのかな…
アイの物語 Amazon書評・レビュー: アイの物語より
4048736213
No.59
(5pt)

すべてのヒトは認知症

最初本の題名から、最近流行の携帯小説かなんかかなと思って手を出さずにいたのですが、高評価のレビューの数々や商品詳細からそうではないとわかり購入してみました。

いや〜読んで良かったです!感動しました。特に『詩音が来た日』と『アイの物語』には、ど強い衝撃を受けました。

これを機に、ゲドシールドを張らず、自分のして欲しくないことを隣人に決してしないように心がけようとは思いましたが、人間のスペックじゃやっぱり無理なのかな…
アイの物語 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: アイの物語 (角川文庫)より
404460116X
No.58
(5pt)

安心しました

昔、たしか20年くらい前になりますが、この方の「サイバーナイト」が大好きでした。
ハードコアなSFのディテールと、全編に流れる様々な意識、心の有り様というテーマがとても関心をよびました。

その記憶が、本作、アイの物語を読んで一気にflash backしてきました。
MICAのチューリングテスト、クローンの苦悩、メクハイヴ(でしたっけ?)の集合意識、メンターナの壮大な意識。
そう、この作家さんはずっと変わらず考え続けてきたんだな、と嬉しくなりました。
しばらく読んでいなかったので、途中のピースも拾っていきたいと思います。

英語版も買いました。一度日本語で読んでからなら結構読みやすくて勉強になります。

サイバーナイト―ドキュメント 戦士たちの肖像 (角川文庫―スニーカー文庫)
サイバーナイト―漂流・銀河中心星域〈上〉 (角川文庫―スニーカー文庫)
サイバーナイト―漂流・銀河中心星域〈下〉 (角川文庫―スニーカー文庫)
アイの物語 Amazon書評・レビュー: アイの物語より
4048736213
No.57
(5pt)

安心しました

昔、たしか20年くらい前になりますが、この方の「サイバーナイト」が大好きでした。
ハードコアなSFのディテールと、全編に流れる様々な意識、心の有り様というテーマがとても関心をよびました。

その記憶が、本作、アイの物語を読んで一気にflash backしてきました。
MICAのチューリングテスト、クローンの苦悩、メクハイヴ(でしたっけ?)の集合意識、メンターナの壮大な意識。
そう、この作家さんはずっと変わらず考え続けてきたんだな、と嬉しくなりました。
しばらく読んでいなかったので、途中のピースも拾っていきたいと思います。

英語版も買いました。一度日本語で読んでからなら結構読みやすくて勉強になります。

サイバーナイト―ドキュメント 戦士たちの肖像 (角川文庫―スニーカー文庫)
サイバーナイト―漂流・銀河中心星域〈上〉 (角川文庫―スニーカー文庫)
サイバーナイト―漂流・銀河中心星域〈下〉 (角川文庫―スニーカー文庫)
アイの物語 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: アイの物語 (角川文庫)より
404460116X
No.56
(5pt)

ストレートだな。

何でこんな当たり前のことがわからないんじゃー!!世界の不条理に対する著者の静かな怒りがストレートに伝わってきます。人間の愚行がどんな政治的理由があろうとも思想的な理由があろうとも、愚行は愚行でしかない。何かその愚行を繰り返すのが人間の宿命であると、もって回った言い回しで語るのが文学的だとでも言うのならば、この本は決して文学的ではありません。いや、文学とよばれることを、拒否するでしょう。ですから著者はこの一連の話を「物語」と呼ぶのでしょう。物語は素直に人の心を揺さぶり語り継がれます。しかもそれが予定調和のハッピーエンドではない、世界全体をひっくり返しかねない物語に広がります。読み終えて本を閉じても、そこにまだ開かれたページが未来に続いている、そんな読後感を持てる傑作ですね。
アイの物語 Amazon書評・レビュー: アイの物語より
4048736213
No.55
(5pt)

ストレートだな。

何でこんな当たり前のことがわからないんじゃー!!世界の不条理に対する著者の静かな怒りがストレートに伝わってきます。人間の愚行がどんな政治的理由があろうとも思想的な理由があろうとも、愚行は愚行でしかない。何かその愚行を繰り返すのが人間の宿命であると、もって回った言い回しで語るのが文学的だとでも言うのならば、この本は決して文学的ではありません。いや、文学とよばれることを、拒否するでしょう。ですから著者はこの一連の話を「物語」と呼ぶのでしょう。物語は素直に人の心を揺さぶり語り継がれます。しかもそれが予定調和のハッピーエンドではない、世界全体をひっくり返しかねない物語に広がります。読み終えて本を閉じても、そこにまだ開かれたページが未来に続いている、そんな読後感を持てる傑作ですね。
アイの物語 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: アイの物語 (角川文庫)より
404460116X
No.54
(5pt)

SFって、やっぱり面白い

「SF読みであることを誇れる物語」の、一言に尽きる。

あと、作家の視点(と言うべきか?)が変わらないと思える箇所もファンとしては嬉しい。
そう・・・ずいぶん前に読んだ、ソードワールドのリプレイ集の中の一編『モンスターたちの交響曲』での作家の視点。

蛇足
類似する作品として、エイミートムスンの「ヴァーチャルガール」を推しておきます。
アイの物語 Amazon書評・レビュー: アイの物語より
4048736213
No.53
(5pt)

SFって、やっぱり面白い

「SF読みであることを誇れる物語」の、一言に尽きる。

あと、作家の視点(と言うべきか?)が変わらないと思える箇所もファンとしては嬉しい。
そう・・・ずいぶん前に読んだ、ソードワールドのリプレイ集の中の一編『モンスターたちの交響曲』での作家の視点。

蛇足
類似する作品として、エイミートムスンの「ヴァーチャルガール」を推しておきます。
アイの物語 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: アイの物語 (角川文庫)より
404460116X