神様ゲーム

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評判

神様ゲームの評価:

3.65/5点 レビュー 139件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.65pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全344件 21〜40 2/18ページ
No.324
(3pt)

小学生感はない

よく言われている通り、言葉遣いに小学生感がほとんどないです。
ラストも色々解釈はあると思いますが、あまり深く考えないようにすればまあいいと思います。「神様」という設定のため、ミステリーとは少々ずれるような感覚ですが、短めのためさらっと読めるため、気になる方は読んでみるといいと思います。
神様ゲーム (ミステリーランド) Amazon書評・レビュー: 神様ゲーム (ミステリーランド)より
4062705761
No.323
(3pt)

うーん

あっちゅうまに読み終わりますが、消化不良です。私にはラストが意味不明です。
神様ゲーム (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 神様ゲーム (講談社文庫)より
4062930811
No.322
(3pt)

うーん

あっちゅうまに読み終わりますが、消化不良です。私にはラストが意味不明です。
神様ゲーム (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 神様ゲーム (講談社ノベルス)より
4061828312
No.321
(3pt)

うーん

あっちゅうまに読み終わりますが、消化不良です。私にはラストが意味不明です。
神様ゲーム (ミステリーランド) Amazon書評・レビュー: 神様ゲーム (ミステリーランド)より
4062705761
No.320
(5pt)

おもしろかった!!ぜひ読んで欲しいです!

本タメのあかりんが紹介してたので購入しました!人生で読んだ本の中で一番面白かったです!!
神様ゲーム (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 神様ゲーム (講談社文庫)より
4062930811
No.319
(5pt)

おもしろかった!!ぜひ読んで欲しいです!

本タメのあかりんが紹介してたので購入しました!人生で読んだ本の中で一番面白かったです!!
神様ゲーム (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 神様ゲーム (講談社ノベルス)より
4061828312
No.318
(5pt)

おもしろかった!!ぜひ読んで欲しいです!

本タメのあかりんが紹介してたので購入しました!人生で読んだ本の中で一番面白かったです!!
神様ゲーム (ミステリーランド) Amazon書評・レビュー: 神様ゲーム (ミステリーランド)より
4062705761
No.317
(5pt)

神様の遊び

「ほんため」のトラウマ本で紹介されてたので読みました。
いや~、ほんと、参りましたわ。
でも読んでよかった。
是非みなさんにもこの読後感を共有していただきたい。
神様は残酷だよね。
いえ、鈴木君じゃなくて摩耶さんのことです。
神様ゲーム (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 神様ゲーム (講談社文庫)より
4062930811
No.316
(5pt)

神様の遊び

「ほんため」のトラウマ本で紹介されてたので読みました。
いや~、ほんと、参りましたわ。
でも読んでよかった。
是非みなさんにもこの読後感を共有していただきたい。
神様は残酷だよね。
いえ、鈴木君じゃなくて摩耶さんのことです。
神様ゲーム (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 神様ゲーム (講談社ノベルス)より
4061828312
No.315
(5pt)

神様の遊び

「ほんため」のトラウマ本で紹介されてたので読みました。
いや~、ほんと、参りましたわ。
でも読んでよかった。
是非みなさんにもこの読後感を共有していただきたい。
神様は残酷だよね。
いえ、鈴木君じゃなくて摩耶さんのことです。
神様ゲーム (ミステリーランド) Amazon書評・レビュー: 神様ゲーム (ミステリーランド)より
4062705761
No.314
(5pt)

ほんとうに大好きな小説

はじめて読んだときはドキドキが止まらず、一気に読んでしまいました。とても楽しかったです。
神様ゲーム (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 神様ゲーム (講談社文庫)より
4062930811
No.313
(5pt)

ほんとうに大好きな小説

はじめて読んだときはドキドキが止まらず、一気に読んでしまいました。とても楽しかったです。
神様ゲーム (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 神様ゲーム (講談社ノベルス)より
4061828312
No.312
(5pt)

ほんとうに大好きな小説

はじめて読んだときはドキドキが止まらず、一気に読んでしまいました。とても楽しかったです。
神様ゲーム (ミステリーランド) Amazon書評・レビュー: 神様ゲーム (ミステリーランド)より
4062705761
No.311
(4pt)

子供の頃のトラウマがうずく……。 ※ネタバレあり

『神様ゲーム』は、一応ジュブナイル小説的な立ち位置で売り出されているようである。
ところが、内容は全く子供向けではなかった。
主人公の黒沢芳雄は小学四年生の男子(10歳)であるが、『神様ゲーム』は間違いなく小学生向けではない。

以下、内容をざっくりと語る(普通にネタバレあり)。

主人公の芳雄が住む町では多数の猫殺し事件が起きていて、芳雄が好意を寄せるクラスメイトの少女――ミチルの飼い猫も被害に遭っていた。
ある日の掃除の時間、クラスメイトの鈴木との何気ない会話から、鈴木が「神様」であることを芳雄は聞かされる。
もちろん、芳雄はそんなことは信じないし、そういうゲーム――「神様ゲーム」なのだと解釈して話に乗ってあげるのだった。
芳雄は町内の友達と探偵団を結成しており、探偵団で猫の事件を解決しようとする(探偵団にはミチルも所属している)。
芳雄の親友である英樹もその探偵団に入りたがっているのだが、探偵団の掟(入れるのは町内の人間のみ)により英樹は入ることができない。
そんな中、山の中にある探偵団の秘密基地(鍵のかかった山小屋)の裏庭で、英樹の死体が発見される。
英樹を殺害した犯人について芳雄らは推理していくわけだが、決定的な証拠が出ず、芳雄は「神様」を自称する鈴木に相談する。
芳雄は犯人を教えてもらうのではなく、英樹を殺した犯人に「天誅」を与えるよう鈴木に頼む。
そして、「神様」に天誅を与えられたのはミチルであった。

猫の殺害犯がシリアルキラー的な犯行をしていること、同級生が殺害されること、ミチルへの天誅が校舎の大時計の針によって串刺しにされることなど、小学生に読ませるにはいささか刺激的な内容ではある。
小学生の芳雄視点で語られる物語だから、難しい言葉や語法が使われておらず、読みやすいのだが、小学生以下には読ませたくない内容ではある。
最後に展開される「真相」についても、小学生にとっては刺激的な内容となっており、私の子供時代のトラウマを抉るような内容であった。

ミチルが英樹の殺害犯だと判明したことなどにより(警察などはミチルだとは特定できておらず、あくまでミチルは不幸な事故の被害者となっている)、ミチルに天誅が下された場面を間近で目撃したショックにより入院していた芳雄は、共犯者の存在について思い至っていた。
そして、芳雄はお見舞いに来た鈴木から、ミチルが英樹を殺害した理由が「日頃から探偵団の秘密基地で共犯者とセッ○スをしていたミチルが、その現場を英樹に見られてしまったので、口封じをするため」であったことを聞かされる。
芳雄は鈴木に、共犯者にも「天誅」を与えることを頼み、気まぐれ的な感じで鈴木は了承する。
芳雄が共犯者だと断定していたのは、刑事であり殺害現場の秘密基地にいち早く到着した自分の父親であった。
自分が両親の実の子でないことを鈴木から教えられていた芳雄は(両親から聞かされている誕生日も実は違うこと、また自分の寿命についても鈴木から教えられている)、信じていた父親に裏切られた気持ちもあって、半ば自暴自棄になりながらも退院祝いのケーキのロウソクの火に息を吹きかけた。
ロウソクの火の一つが、空中を滑るように移動して、ある人物に燃え移り、ガソリンに引火したかのように激しく炎上した。
焼死したのは芳雄の母だった。

非常にモヤモヤした終わり方である。
天誅の結果から見れば、芳雄の推理は外れており、共犯者は芳雄の母だったのである。
物語の前提としてあるのが、鈴木が「神様」という存在であること。
鈴木が本当に「神様」なのか否かで、物語の様相は変わってしまう。
物語の中では、この「神様」というのが、まさに神様であり、全知全能の存在として語られている。
全知全能の一端として語られているのが、鈴木が通常なら知るはずのない情報を知っていたり(猫殺しの犯人や、芳雄が好きな戦隊ものの俳優がひき逃げで殺人を犯していることなど)、任意の相手に「天誅」を与えられたりすることのなのだが、これらは別の合理的な理由で説明できる。
猫殺しについては、犯行現場を目撃していた。
俳優のひき逃げ事件はインターネットで情報を得ていた。
「天誅」とされるミチルの串刺しは、校舎が老朽化していて、たまたま大時計の針が落下して直撃した。
「神様」という存在を無条件に信じるより、偶発的な事故も含めた可能性を追求した方が現実的である。
鈴木が本当に「神様」なのか否かは、物語の中にある材料だけでは100%の断定ができない。
私の読解力が足りないせいもあるのかもしれないが、鈴木が「神様」なのか否かは、あくまで鈴木の自称でしかなく、見識の狭い小学生という視点しか持たない芳雄の思い込みでしかない――その芳雄にしても100%信じているわけではない。
また、共犯者(芳雄の母)は英樹を殺した後、芳雄たちがいる秘密基地の敷地内に姿を隠して潜んでいたことになるのだが、芳雄の母が小柄であるという描写があるとはいえ、現実的に考えるとそのトリックに大分無理がある。
ゆえに、読後にモヤモヤが残るのである。

読後の私は調べた。
調べた結果、鈴木は「神様」であることが作者によって明言されている、という情報を得た。
つまり、『神様ゲーム』の真相も、そういうことである。

当然のことながら、軽い気持ちで私は『神様ゲーム』を買って読み始めた。
東野圭吾の『おれは非情勤』のような種類の話だと思っていた。
それが、まさか、同級生の可愛い女の子がセッ○スをしていた、というトラウマを抉られることになるとは……。
青天の霹靂。
まさに不意打ちである。
真梨幸子の本も好んで読んでいるから、後味の悪い話には慣れているとも思っていたが、実体験に基づく後味の悪さには尾を引くものがある。
言ってしまえば同じ作者の『化石少女』も割と後味が悪い結末であったことを考えれば、『神様ゲーム』でもそのような手法を取っていても何ら不思議なことはないのだが。

ネタバレしておいてなんだが、『神様ゲーム』は読んで損はない本であることは間違いない。
続編として『さよなら神様』が出ているが、こちらは純粋な続きではなく、芳雄とは別の町の小学校で鈴木が関わる話のようなので、機会があったら買って読む感じになるかな。
神様ゲーム (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 神様ゲーム (講談社文庫)より
4062930811
No.310
(4pt)

子供の頃のトラウマがうずく……。 ※ネタバレあり

『神様ゲーム』は、一応ジュブナイル小説的な立ち位置で売り出されているようである。
ところが、内容は全く子供向けではなかった。
主人公の黒沢芳雄は小学四年生の男子(10歳)であるが、『神様ゲーム』は間違いなく小学生向けではない。

以下、内容をざっくりと語る(普通にネタバレあり)。

主人公の芳雄が住む町では多数の猫殺し事件が起きていて、芳雄が好意を寄せるクラスメイトの少女――ミチルの飼い猫も被害に遭っていた。
ある日の掃除の時間、クラスメイトの鈴木との何気ない会話から、鈴木が「神様」であることを芳雄は聞かされる。
もちろん、芳雄はそんなことは信じないし、そういうゲーム――「神様ゲーム」なのだと解釈して話に乗ってあげるのだった。
芳雄は町内の友達と探偵団を結成しており、探偵団で猫の事件を解決しようとする(探偵団にはミチルも所属している)。
芳雄の親友である英樹もその探偵団に入りたがっているのだが、探偵団の掟(入れるのは町内の人間のみ)により英樹は入ることができない。
そんな中、山の中にある探偵団の秘密基地(鍵のかかった山小屋)の裏庭で、英樹の死体が発見される。
英樹を殺害した犯人について芳雄らは推理していくわけだが、決定的な証拠が出ず、芳雄は「神様」を自称する鈴木に相談する。
芳雄は犯人を教えてもらうのではなく、英樹を殺した犯人に「天誅」を与えるよう鈴木に頼む。
そして、「神様」に天誅を与えられたのはミチルであった。

猫の殺害犯がシリアルキラー的な犯行をしていること、同級生が殺害されること、ミチルへの天誅が校舎の大時計の針によって串刺しにされることなど、小学生に読ませるにはいささか刺激的な内容ではある。
小学生の芳雄視点で語られる物語だから、難しい言葉や語法が使われておらず、読みやすいのだが、小学生以下には読ませたくない内容ではある。
最後に展開される「真相」についても、小学生にとっては刺激的な内容となっており、私の子供時代のトラウマを抉るような内容であった。

ミチルが英樹の殺害犯だと判明したことなどにより(警察などはミチルだとは特定できておらず、あくまでミチルは不幸な事故の被害者となっている)、ミチルに天誅が下された場面を間近で目撃したショックにより入院していた芳雄は、共犯者の存在について思い至っていた。
そして、芳雄はお見舞いに来た鈴木から、ミチルが英樹を殺害した理由が「日頃から探偵団の秘密基地で共犯者とセッ○スをしていたミチルが、その現場を英樹に見られてしまったので、口封じをするため」であったことを聞かされる。
芳雄は鈴木に、共犯者にも「天誅」を与えることを頼み、気まぐれ的な感じで鈴木は了承する。
芳雄が共犯者だと断定していたのは、刑事であり殺害現場の秘密基地にいち早く到着した自分の父親であった。
自分が両親の実の子でないことを鈴木から教えられていた芳雄は(両親から聞かされている誕生日も実は違うこと、また自分の寿命についても鈴木から教えられている)、信じていた父親に裏切られた気持ちもあって、半ば自暴自棄になりながらも退院祝いのケーキのロウソクの火に息を吹きかけた。
ロウソクの火の一つが、空中を滑るように移動して、ある人物に燃え移り、ガソリンに引火したかのように激しく炎上した。
焼死したのは芳雄の母だった。

非常にモヤモヤした終わり方である。
天誅の結果から見れば、芳雄の推理は外れており、共犯者は芳雄の母だったのである。
物語の前提としてあるのが、鈴木が「神様」という存在であること。
鈴木が本当に「神様」なのか否かで、物語の様相は変わってしまう。
物語の中では、この「神様」というのが、まさに神様であり、全知全能の存在として語られている。
全知全能の一端として語られているのが、鈴木が通常なら知るはずのない情報を知っていたり(猫殺しの犯人や、芳雄が好きな戦隊ものの俳優がひき逃げで殺人を犯していることなど)、任意の相手に「天誅」を与えられたりすることのなのだが、これらは別の合理的な理由で説明できる。
猫殺しについては、犯行現場を目撃していた。
俳優のひき逃げ事件はインターネットで情報を得ていた。
「天誅」とされるミチルの串刺しは、校舎が老朽化していて、たまたま大時計の針が落下して直撃した。
「神様」という存在を無条件に信じるより、偶発的な事故も含めた可能性を追求した方が現実的である。
鈴木が本当に「神様」なのか否かは、物語の中にある材料だけでは100%の断定ができない。
私の読解力が足りないせいもあるのかもしれないが、鈴木が「神様」なのか否かは、あくまで鈴木の自称でしかなく、見識の狭い小学生という視点しか持たない芳雄の思い込みでしかない――その芳雄にしても100%信じているわけではない。
また、共犯者(芳雄の母)は英樹を殺した後、芳雄たちがいる秘密基地の敷地内に姿を隠して潜んでいたことになるのだが、芳雄の母が小柄であるという描写があるとはいえ、現実的に考えるとそのトリックに大分無理がある。
ゆえに、読後にモヤモヤが残るのである。

読後の私は調べた。
調べた結果、鈴木は「神様」であることが作者によって明言されている、という情報を得た。
つまり、『神様ゲーム』の真相も、そういうことである。

当然のことながら、軽い気持ちで私は『神様ゲーム』を買って読み始めた。
東野圭吾の『おれは非情勤』のような種類の話だと思っていた。
それが、まさか、同級生の可愛い女の子がセッ○スをしていた、というトラウマを抉られることになるとは……。
青天の霹靂。
まさに不意打ちである。
真梨幸子の本も好んで読んでいるから、後味の悪い話には慣れているとも思っていたが、実体験に基づく後味の悪さには尾を引くものがある。
言ってしまえば同じ作者の『化石少女』も割と後味が悪い結末であったことを考えれば、『神様ゲーム』でもそのような手法を取っていても何ら不思議なことはないのだが。

ネタバレしておいてなんだが、『神様ゲーム』は読んで損はない本であることは間違いない。
続編として『さよなら神様』が出ているが、こちらは純粋な続きではなく、芳雄とは別の町の小学校で鈴木が関わる話のようなので、機会があったら買って読む感じになるかな。
神様ゲーム (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 神様ゲーム (講談社ノベルス)より
4061828312
No.309
(4pt)

子供の頃のトラウマがうずく……。 ※ネタバレあり

『神様ゲーム』は、一応ジュブナイル小説的な立ち位置で売り出されているようである。
ところが、内容は全く子供向けではなかった。
主人公の黒沢芳雄は小学四年生の男子(10歳)であるが、『神様ゲーム』は間違いなく小学生向けではない。

以下、内容をざっくりと語る(普通にネタバレあり)。

主人公の芳雄が住む町では多数の猫殺し事件が起きていて、芳雄が好意を寄せるクラスメイトの少女――ミチルの飼い猫も被害に遭っていた。
ある日の掃除の時間、クラスメイトの鈴木との何気ない会話から、鈴木が「神様」であることを芳雄は聞かされる。
もちろん、芳雄はそんなことは信じないし、そういうゲーム――「神様ゲーム」なのだと解釈して話に乗ってあげるのだった。
芳雄は町内の友達と探偵団を結成しており、探偵団で猫の事件を解決しようとする(探偵団にはミチルも所属している)。
芳雄の親友である英樹もその探偵団に入りたがっているのだが、探偵団の掟(入れるのは町内の人間のみ)により英樹は入ることができない。
そんな中、山の中にある探偵団の秘密基地(鍵のかかった山小屋)の裏庭で、英樹の死体が発見される。
英樹を殺害した犯人について芳雄らは推理していくわけだが、決定的な証拠が出ず、芳雄は「神様」を自称する鈴木に相談する。
芳雄は犯人を教えてもらうのではなく、英樹を殺した犯人に「天誅」を与えるよう鈴木に頼む。
そして、「神様」に天誅を与えられたのはミチルであった。

猫の殺害犯がシリアルキラー的な犯行をしていること、同級生が殺害されること、ミチルへの天誅が校舎の大時計の針によって串刺しにされることなど、小学生に読ませるにはいささか刺激的な内容ではある。
小学生の芳雄視点で語られる物語だから、難しい言葉や語法が使われておらず、読みやすいのだが、小学生以下には読ませたくない内容ではある。
最後に展開される「真相」についても、小学生にとっては刺激的な内容となっており、私の子供時代のトラウマを抉るような内容であった。

ミチルが英樹の殺害犯だと判明したことなどにより(警察などはミチルだとは特定できておらず、あくまでミチルは不幸な事故の被害者となっている)、ミチルに天誅が下された場面を間近で目撃したショックにより入院していた芳雄は、共犯者の存在について思い至っていた。
そして、芳雄はお見舞いに来た鈴木から、ミチルが英樹を殺害した理由が「日頃から探偵団の秘密基地で共犯者とセッ○スをしていたミチルが、その現場を英樹に見られてしまったので、口封じをするため」であったことを聞かされる。
芳雄は鈴木に、共犯者にも「天誅」を与えることを頼み、気まぐれ的な感じで鈴木は了承する。
芳雄が共犯者だと断定していたのは、刑事であり殺害現場の秘密基地にいち早く到着した自分の父親であった。
自分が両親の実の子でないことを鈴木から教えられていた芳雄は(両親から聞かされている誕生日も実は違うこと、また自分の寿命についても鈴木から教えられている)、信じていた父親に裏切られた気持ちもあって、半ば自暴自棄になりながらも退院祝いのケーキのロウソクの火に息を吹きかけた。
ロウソクの火の一つが、空中を滑るように移動して、ある人物に燃え移り、ガソリンに引火したかのように激しく炎上した。
焼死したのは芳雄の母だった。

非常にモヤモヤした終わり方である。
天誅の結果から見れば、芳雄の推理は外れており、共犯者は芳雄の母だったのである。
物語の前提としてあるのが、鈴木が「神様」という存在であること。
鈴木が本当に「神様」なのか否かで、物語の様相は変わってしまう。
物語の中では、この「神様」というのが、まさに神様であり、全知全能の存在として語られている。
全知全能の一端として語られているのが、鈴木が通常なら知るはずのない情報を知っていたり(猫殺しの犯人や、芳雄が好きな戦隊ものの俳優がひき逃げで殺人を犯していることなど)、任意の相手に「天誅」を与えられたりすることのなのだが、これらは別の合理的な理由で説明できる。
猫殺しについては、犯行現場を目撃していた。
俳優のひき逃げ事件はインターネットで情報を得ていた。
「天誅」とされるミチルの串刺しは、校舎が老朽化していて、たまたま大時計の針が落下して直撃した。
「神様」という存在を無条件に信じるより、偶発的な事故も含めた可能性を追求した方が現実的である。
鈴木が本当に「神様」なのか否かは、物語の中にある材料だけでは100%の断定ができない。
私の読解力が足りないせいもあるのかもしれないが、鈴木が「神様」なのか否かは、あくまで鈴木の自称でしかなく、見識の狭い小学生という視点しか持たない芳雄の思い込みでしかない――その芳雄にしても100%信じているわけではない。
また、共犯者(芳雄の母)は英樹を殺した後、芳雄たちがいる秘密基地の敷地内に姿を隠して潜んでいたことになるのだが、芳雄の母が小柄であるという描写があるとはいえ、現実的に考えるとそのトリックに大分無理がある。
ゆえに、読後にモヤモヤが残るのである。

読後の私は調べた。
調べた結果、鈴木は「神様」であることが作者によって明言されている、という情報を得た。
つまり、『神様ゲーム』の真相も、そういうことである。

当然のことながら、軽い気持ちで私は『神様ゲーム』を買って読み始めた。
東野圭吾の『おれは非情勤』のような種類の話だと思っていた。
それが、まさか、同級生の可愛い女の子がセッ○スをしていた、というトラウマを抉られることになるとは……。
青天の霹靂。
まさに不意打ちである。
真梨幸子の本も好んで読んでいるから、後味の悪い話には慣れているとも思っていたが、実体験に基づく後味の悪さには尾を引くものがある。
言ってしまえば同じ作者の『化石少女』も割と後味が悪い結末であったことを考えれば、『神様ゲーム』でもそのような手法を取っていても何ら不思議なことはないのだが。

ネタバレしておいてなんだが、『神様ゲーム』は読んで損はない本であることは間違いない。
続編として『さよなら神様』が出ているが、こちらは純粋な続きではなく、芳雄とは別の町の小学校で鈴木が関わる話のようなので、機会があったら買って読む感じになるかな。
神様ゲーム (ミステリーランド) Amazon書評・レビュー: 神様ゲーム (ミステリーランド)より
4062705761
No.308
(2pt)

私はあまり・・・

初めてこのジャンルに挑戦した。好みだとは思うが、私はこの手のミステリは苦手だった。
神様ゲーム (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 神様ゲーム (講談社文庫)より
4062930811
No.307
(2pt)

私はあまり・・・

初めてこのジャンルに挑戦した。好みだとは思うが、私はこの手のミステリは苦手だった。
神様ゲーム (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 神様ゲーム (講談社ノベルス)より
4061828312
No.306
(2pt)

私はあまり・・・

初めてこのジャンルに挑戦した。好みだとは思うが、私はこの手のミステリは苦手だった。
神様ゲーム (ミステリーランド) Amazon書評・レビュー: 神様ゲーム (ミステリーランド)より
4062705761
No.305
(1pt)

意味が分からない

児童向けと言う情報と神様の登場と途中からのあまりの凄惨さから、オチは劇中劇だと思ったが…。このエンディングは何?、意味が分からない。この本を読んで一体何になるのか。
神様ゲーム (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 神様ゲーム (講談社文庫)より
4062930811