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さとり世代探偵のゆるやかな日常



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【この小説が収録されている参考書籍】
さとり世代探偵のゆるやかな日常 (新潮文庫 く 49-1 nex)

さとり世代探偵のゆるやかな日常の評価: 3.67/5点 レビュー 3件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.67pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(1pt)

焦点が掴めず,ラストにも閉口

前半はタイトル通りのゆるい日常の謎も,謎解きも含めて微妙というのが率直な印象.
どの話も大半をどうでもいい雑談が占めており,つまらない掛け合いは冗長でくどい上,
会話中心で進む軽いやり取りも,誰の台詞かわからなくなることが多いのは気になります.

かと思えば,後半は一転.孤島を舞台に名家のドロドロを描いた事件へと移りますが,
こちらはエピソードを詰め込みすぎで,伏線が丸わかりの言い回しも拙さが目立ちます.
また,強引な物理トリックはまだしも,ある人物に絡めた『仕掛け』は意図がわからず….

このほか,語り部の青年と相棒の関係が強調されますが,その様子に不自然さは拭えず,
何より,葛藤の独り語りからそれまでを放り投げるラストには開いた口がふさがりません.
結局,日常なのか本格なのか,青年の内面なのか,どうにも焦点の掴みきれない作品でした.
さとり世代探偵のゆるやかな日常 (新潮文庫 く 49-1 nex)Amazon書評・レビュー:さとり世代探偵のゆるやかな日常 (新潮文庫 く 49-1 nex)より
4101800324

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