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(短編集)
人類最強の初恋
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人類最強の初恋の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.30pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全23件 1~20 1/2ページ
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基本的には哀川潤視点で物語が進む為、初めの数頁は読みづらさを感じる。しかし半分に差しかかる頃には読み慣れるどころか次の頁が気になって仕方なくなっている。 人類最強の初恋は良かった。とても良い。読んだ方がいい。人類最強の失恋はおまけ程度のボリュームだが、まとまりがいい。 | ||||
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いつもありがとうございます。 西尾維新さんの作品が大好きです。 とても楽しいです。 ありがとうございます。 | ||||
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西尾維新はしゃべりすぎる作家であると思っている。とにかく一人称のセリフあるいは独白が長い。それは住野よるにも言えるのだが、西尾維新はこれに加えて駄洒落・地口・蘊蓄をこれでもかというほど盛り込む。その表現技法に付いていけるかどうかで作品の評価が分かれるだろう。 残念ながら、私は「戯言」シリーズはあまり読んでいないので、ヒロインの哀川潤についてはよくわからないのだが、シリーズ未読の読者には不親切な書き出しだと思う。「掟上今日子」シリーズが、短編であっても、毎回ちゃんと忘却探偵について説明しているのとは対照的だ。そのへんの区別が作者の中でどうなっているのかを知りたいものだ。 しかし、それよりも、本作品はSFとしてどうなのか、というところに問題があるように思う。「美少年探偵団」シリーズのように、正体不明の組織と対立するヒロインというのは、それはそれで理解できる気がする。あるいは、「物語」シリーズのようなホラーものだとしても。けれども、SF(たぶんそういうくくりでいいのだと思うのだが)として読んだ場合、やはり消化不良を起こす。いきなりの宇宙人。いきなりの月面。そして宇宙人。ファンであるだけに、もう少し配慮が欲しかった。西尾維新ファンであると同時にSFファンという読者もいるのだから。 | ||||
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執筆順的に後付の後付の雰囲気が出ることは仕方ない また、戯言シリーズ全編から幾人かの名前を抽出してきただけような印象を受けた。 もっともこれはスピンオフなので、その点には目を瞑りたい。 また言葉遊びが殆ど無いに等しく、二人の登場人物の掛け合いが大半を占める。いの字は出番なし。 「痛い」主人公の物語とは打って変わって至って普通に話は進む。中二病のノリを久々に期待したがちょっと拍子抜け。 年を取ったのであの頃の痛々しい思い出をもう一度むず痒く思い出したいという考えで読んだが、とくにそのような痛い描写は無い。 読者も作者も、年を取ってしまったということだろう... 昔の、例えばサイコロジカルのような作品を期待したが違っていた。読み物としてはサラッと読める程度。 また、レビューで誰も触れていないが、イラストレーターtake氏の絵柄が、ついに完成(安定?)したのではないかと息を呑むほどで 可愛らしくポップで綺麗である。 | ||||
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西尾さんは元々言葉遊びが多く文章を飾る文体なので、ハマる時は凄くハマるのですが今回の話は冗長でした。(それとも、私が年を取ったからかな?) 世界から廃除されつつある「人類最強」哀川潤の「初恋」「失恋」に纏わる話が宇宙規模で出てきます。いや、冗談ではなくそれ位のスケールです。 どちらの話も潤さんの一人称視点で描かれ、随所に「人類最強」の生い立ちや合コン、違うシリーズのキャラのその後(おめでとうございます!)が書かれていてニヤリとも出来ます。ただ、クドイ。 クドイなりに「初恋」の方は面白かったです。先述のニヤリや戯言・人間シリーズ世界の名残が感じられて、バターたっぷりのサーロイン1キロ食べている気分。 その後の「失恋」が他シリーズとは隔絶した雰囲気で、贅沢な話ですが「哀川潤」に求めているのはそういう話ではない!と思ってしまいました。ステーキにホイップクリームはいらない。私は哀川さんの快刀乱麻を断つ、スカッとした事件解決が見たかったです。 最強や英雄は語られるモノで、語ってはいけない存在なんでしょう。メタ的には舞台装置に言葉はいらない、第三者に語らせてこその「人類最強」という見方も出来ますが。 | ||||
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俺にはそこそこ面白い小説でした。 哀川潤が語り口であることに対する、不満はそれほど抱きませんでした。 物語の内容としては、第一話目はかなり楽しめましたけれど、第二話目はちょっと話の展開がさっぱりし過ぎていたかな、という印象です。 俺は色々な人物の色々な物語が見たいと思う派なんですけれど、物語の主人公像に『こうあってほしい』という幅がある人には向かない話かもしれません。 感情移入できるかどうかが基準なのかな? 謎ですがw Amazonレビューで評価が低いと、ついつい購入を尻込みしてしまうことが多くて、この本もそんな一冊だったのですが、書店で忘却探偵シリーズの新刊と並べられていて、俺は忘却探偵はどうも普通に地味だな、という感想を抱いていたために、買うならこっちだろ、とこちらを手に取りました。 結果、楽しめました。 Amazonレビューとかネットって、どうしても多数派が強いというか、多くの人が楽しめる作品が強くなりがちだと思います。 しかし、レビューでいくら酷評されていたり、『自分には合わない』という感想が溢れていたとしても、その集合と自分という個人は違うものなワケですから、実際に読んでみないとわからないものなのだなあと、ごく当然の、しかし見落としやすいことを発見しました。 大多数の人があまり楽しめなくても、自分は楽しめることもあるし、大多数の人が面白くても、自分がくだらないと思うこともあるでしょう。 当たり前の道理です。 | ||||
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ということが全てだったような。 久しぶりに戯言関係を読んで懐かしさを覚えたのだけど、哀川さんだけだとなんか違う。 やはり語り手に向くキャラとそうでないキャラがいるのか。 話のスケールの広げ方などは良くても、繋ぎの部分にあまり魅力を感じられなかったのが、本編との大きな違い。 竹さんは流石。 | ||||
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戯言シリーズを全巻読んで、素直に面白いと感じたが、 スピンオフ作品は、次が出れば出るほどつまらない。 この人ほんとに哀川潤? | ||||
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戯言シリーズや人間シリーズとは趣が違います。主人公の一人称してんで書かれていますが、物語に必要なことはあまり語られず、主人公の内面を描写しているわけでもなく、それこそだらだらと戯れ言を述べているような感じ。物語自体、よく言えばスケールが大きく、悪く言えば荒唐無稽なので、なんだか肩透かしな感じ。 せっかくだから人類最強の請負人vs地球外生命体をシンプルな形で書いたほうが面白いんじゃないかなと思いました。 | ||||
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戯言シリーズはから続けて読めば、話に時系列的にマッチするので、これから読む方は戯言シリーズを読破した後のほうが 登場人物的にもわかりやすいかも。 とても面白かったけど、語り部が哀川潤だと、ちょっと読みにくいかな。 あのキャラ的に。 | ||||
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戯言・人間シリーズからファンです。 今回楽しみにしていました。 あまりにもスケールが大きくなりすぎていて…どうなんでしょうか。 ちょいちょい懐かしい名前が出てきて、楽しめました。 | ||||
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読んでいて真っ先に感じたのが、表題にも記載した「哀川潤に語り手は合わないな」ということ。 人類最強による視点と語りで物語は進められていくのですが、彼女の口調が地の文で続くと非常に読みにくく、読んでいて疲れてきます。 潤さんの台詞が会話形式で鍵括弧で括られていないのも読みにくさに拍車をかけている。ただ、この点に関しては西尾先生の文体といえるため、個人的に西尾節が合わなくなってきただけかも。 戯言シリーズは戯言遣いによる狂言回しが見事だったことと、人間シリーズは地の文は主に第三者口調、または所謂「神視点」だったので読みやすかったのですが…潤さんの口調と性格で、状況説明や語り手というのがそもそも合わないんじゃないかと感じられました。 やはり彼女は「人類最強」かつ最強の切り札、もとい反則の裏技であるべきで、きりきり話を回していくのは「戯言遣い」が一番良いなぁと。戯言だけどね。 とはいえ潤さんに魅力がないということではなく、相変わらず哀川潤は哀川潤で最強と愛嬌に溢れています。 だからこそ、語り手として喋り過ぎているがために、逆に潤さんの魅力が損なわれているようで残念でした。 なお、ネタバレしないように具体的な話の内容は伏せましたが、戯言シリーズで馴染み深いキャラがどうなったか、や、最強の哀川潤が何をどう考えているのか等、興味深く読める点はいくつかありました。 しかし話の筋は荒唐無稽過ぎて纏まってない感が否めずもやもやします……。 戯言シリーズが好き、特に潤さんが大好き!振り回されたい!という方以外にはおすすめできません。 続編も出るようですが、この文体と荒唐無稽な話が続くのなら、それこそ少年漫画の打ちきりのような終わり方をしそうで心配です。 戯言だけどね。 | ||||
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戯言人間シリーズを読破した上での感想です。 はっきり言って着地点を見誤っているとしか思えませんでした。 スケールばかりが大きくなって、だけど伏線は回収されることなく放置。 過去の作品でもよくあったことですが、本作はそれが特にひどい。 伏線はばらまくだけばらまいて、すべてを無視したような感覚でした。 ただ個人的に、潤さんの活躍が見れたのは傑作でした。 戯言だけどね。 | ||||
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西尾維新の戯言シリーズが好きならありかと。 最強視点で話が進みます。いっくんもっと露出してほしかった… | ||||
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遂に登場!「最強の赤」シリーズ第一巻。連作中篇二つを収録。 「零識」ものに続く「戯言遣い」シリーズからのスピンオフにして無駄に壮大なスケールのバカ小説! 宇宙から変な物が来たり月に行ったりで・・・相変わらず豪快な哀川さんが良い。新キャラの長瀞とろみは、本来は可成り優秀な人物の筈なのだが相手が悪く、名前と相俟ってとろい感じに成ってしまい、貧乏くじを引く担当と云った感じの不憫なキャラクターで面白い。 「戯言遣い」は青色と結婚したのかな?ところで赤より強かった新たな実験生物の橙はどうしたのだろう?赤と一緒だったと想ったのだが。 | ||||
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戯言シリーズ(人間シリーズ等周辺関連作品も含む)をリアルタイムで読んできました。 当時かなりはまったため 今回の発売をとても楽しみにしていました。 開けてみると宇宙人と人類最強のSFものになっており、肩透かしを食らった感じです。 他のシリーズと同じく、キャラクターとそれに付随するバトルを期待していたので 突然のSFに戸惑うばかりです。哀川潤でやる必要があったのでしょうか。 今まで語られなかった分、このシリーズを読んだせいで哀川さんがかえって弱く感じます。 とろみの可愛さ、とろみと哀川さんの掛け合いのよさ、戯言シリーズのキャラのその後が 少しわかったので☆2つで。 | ||||
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なんだか、薄い水割りを飲んでいる気分である。 元の酒は美味いはずなのだが、でたらめに入れた水がそれを台無しにしている、とでもいおうか。 ともかく、主人公の一人称が冗長すぎて、テンポにかけるとしか言いようがない、せっかくの人類最強が その一人語りのせいで魅力を自ら喪失してしまっているのだ。 やはり、相対者があってこその最強なので、一人称では無理があると結論するしかない、 もったいない話である。 | ||||
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戯言シリーズでハマり十年以上作品を追い続けてきたが最近の作品は、いくらくどい文体が特徴で魅力とは言えあまりに無駄すぎて、ともすれば無駄話を削れば本筋の話は3分の1以下にも満たないのではないだろうかというくらい無駄話が長ったるく、ウンザリして読むことをやめてしまっていた。 そんな中で発売された今作は、戯言シリーズでも人気のキャラクター哀川潤を主人公にした話である。 ちょっと距離をおいていた自分も「哀川潤が主人公なら読んでみようかなぁ」なんて手にとって見たのが事の次第である。 今作は物語シリーズや伝説シリーズみたいに本筋とは関係ない話がダラダラと続くようなことはなく、しっかりと本筋を中心に話が繰り広げられており、新本格魔法少女りすかのような話のテンポで読みやすく、また面白かった。 表題「人類最強の初恋」は個人的には西尾維新作品の中でもトップ10に入れてもいいと感じるくらい良い話だったように思える。 「最近の西尾維新作品はなんだかなぁ」と思っている人が自分の他にもいるのであれば、そういった方には今作を読んでみることをオススメしたい。 戯言シリーズや新本格魔法少女りすか・初期物語シリーズくらいの感じなので、閑話に辟易とすることも無いだろう。 あと、いーちゃんオメデトウ、末永くお幸せに? | ||||
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"人類最強"ゆえに、とうとう世界から村八分にされてしまった請負人・哀川潤。自殺も考えた彼女の前に突然現れたのは――。 どんなにトンデモなことが起きても、どんなに絶望的な状況におかれても、人類最強が主役という点と彼女自身のポジティブ思考で、「まあどうにかしてどうにかなるんだろうなー」という変な安定感と安心感を感じて全然ドキドキハラハラしなかった。 本編よりもむしろ、過去作にて名前だけ出ていた七愚人の一人の初登場、絶縁娘からの「マジこれ?」な報告、あの人がまさかの良人ゲット、がサプライズ過ぎて印象強かった。詳細はぜひ本編を! | ||||
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あの多くの読者が辟易させられた『物語』シリーズの冒頭の様な語り口が、延々と、最期まで続くと思って貰えば判りやすいと思う。誰に向けて語っているか判らない独白が延々と続くことに辟易させられるし、ストーリー自体も全くつまらない。 作者があとがきで語っている様に人類最強という肩書きを与えたキャラクターを描くことの難しさというものが出てしまっているのだろう。内容的には全くつまらなかったが、一応、戯言シリーズファンとして、哀川潤のその後が読めたことが嬉しかったので星3つとした。 | ||||
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