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(短編集)

人類最強の初恋



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【この小説が収録されている参考書籍】
人類最強の初恋 (講談社ノベルス)
人類最強の初恋 (講談社文庫)

人類最強の初恋の評価: 3.30/5点 レビュー 23件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.30pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全8件 1~8 1/1ページ
No.8:
(2pt)

ステーキ食べている最中に生クリーム乗せられた気分

西尾さんは元々言葉遊びが多く文章を飾る文体なので、ハマる時は凄くハマるのですが今回の話は冗長でした。(それとも、私が年を取ったからかな?)

世界から廃除されつつある「人類最強」哀川潤の「初恋」「失恋」に纏わる話が宇宙規模で出てきます。いや、冗談ではなくそれ位のスケールです。

どちらの話も潤さんの一人称視点で描かれ、随所に「人類最強」の生い立ちや合コン、違うシリーズのキャラのその後(おめでとうございます!)が書かれていてニヤリとも出来ます。ただ、クドイ。

クドイなりに「初恋」の方は面白かったです。先述のニヤリや戯言・人間シリーズ世界の名残が感じられて、バターたっぷりのサーロイン1キロ食べている気分。

その後の「失恋」が他シリーズとは隔絶した雰囲気で、贅沢な話ですが「哀川潤」に求めているのはそういう話ではない!と思ってしまいました。ステーキにホイップクリームはいらない。私は哀川さんの快刀乱麻を断つ、スカッとした事件解決が見たかったです。

最強や英雄は語られるモノで、語ってはいけない存在なんでしょう。メタ的には舞台装置に言葉はいらない、第三者に語らせてこその「人類最強」という見方も出来ますが。
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No.7:
(1pt)

どうした?西尾維新

戯言シリーズを全巻読んで、素直に面白いと感じたが、 スピンオフ作品は、次が出れば出るほどつまらない。 この人ほんとに哀川潤?
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No.6:
(1pt)

あんまり面白くない

戯言シリーズや人間シリーズとは趣が違います。主人公の一人称してんで書かれていますが、物語に必要なことはあまり語られず、主人公の内面を描写しているわけでもなく、それこそだらだらと戯れ言を述べているような感じ。物語自体、よく言えばスケールが大きく、悪く言えば荒唐無稽なので、なんだか肩透かしな感じ。

せっかくだから人類最強の請負人vs地球外生命体をシンプルな形で書いたほうが面白いんじゃないかなと思いました。
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No.5:
(2pt)

スケールが大きくなりすぎ

戯言・人間シリーズからファンです。
今回楽しみにしていました。
あまりにもスケールが大きくなりすぎていて…どうなんでしょうか。

ちょいちょい懐かしい名前が出てきて、楽しめました。
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No.4:
(2pt)

哀川潤に「語り手」は合わない

読んでいて真っ先に感じたのが、表題にも記載した「哀川潤に語り手は合わないな」ということ。
人類最強による視点と語りで物語は進められていくのですが、彼女の口調が地の文で続くと非常に読みにくく、読んでいて疲れてきます。
潤さんの台詞が会話形式で鍵括弧で括られていないのも読みにくさに拍車をかけている。ただ、この点に関しては西尾先生の文体といえるため、個人的に西尾節が合わなくなってきただけかも。
戯言シリーズは戯言遣いによる狂言回しが見事だったことと、人間シリーズは地の文は主に第三者口調、または所謂「神視点」だったので読みやすかったのですが…潤さんの口調と性格で、状況説明や語り手というのがそもそも合わないんじゃないかと感じられました。
やはり彼女は「人類最強」かつ最強の切り札、もとい反則の裏技であるべきで、きりきり話を回していくのは「戯言遣い」が一番良いなぁと。戯言だけどね。

とはいえ潤さんに魅力がないということではなく、相変わらず哀川潤は哀川潤で最強と愛嬌に溢れています。
だからこそ、語り手として喋り過ぎているがために、逆に潤さんの魅力が損なわれているようで残念でした。

なお、ネタバレしないように具体的な話の内容は伏せましたが、戯言シリーズで馴染み深いキャラがどうなったか、や、最強の哀川潤が何をどう考えているのか等、興味深く読める点はいくつかありました。
しかし話の筋は荒唐無稽過ぎて纏まってない感が否めずもやもやします……。
戯言シリーズが好き、特に潤さんが大好き!振り回されたい!という方以外にはおすすめできません。
続編も出るようですが、この文体と荒唐無稽な話が続くのなら、それこそ少年漫画の打ちきりのような終わり方をしそうで心配です。

戯言だけどね。
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No.3:
(2pt)

期待はずれでした

戯言人間シリーズを読破した上での感想です。
はっきり言って着地点を見誤っているとしか思えませんでした。
スケールばかりが大きくなって、だけど伏線は回収されることなく放置。
過去の作品でもよくあったことですが、本作はそれが特にひどい。
伏線はばらまくだけばらまいて、すべてを無視したような感覚でした。

ただ個人的に、潤さんの活躍が見れたのは傑作でした。
戯言だけどね。
人類最強の初恋 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:人類最強の初恋 (講談社ノベルス)より
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No.2:
(2pt)

戯言シリーズを期待してはいけない

戯言シリーズ(人間シリーズ等周辺関連作品も含む)をリアルタイムで読んできました。
当時かなりはまったため
今回の発売をとても楽しみにしていました。

開けてみると宇宙人と人類最強のSFものになっており、肩透かしを食らった感じです。
他のシリーズと同じく、キャラクターとそれに付随するバトルを期待していたので
突然のSFに戸惑うばかりです。哀川潤でやる必要があったのでしょうか。
今まで語られなかった分、このシリーズを読んだせいで哀川さんがかえって弱く感じます。

とろみの可愛さ、とろみと哀川さんの掛け合いのよさ、戯言シリーズのキャラのその後が
少しわかったので☆2つで。
人類最強の初恋 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:人類最強の初恋 (講談社ノベルス)より
4062990407
No.1:
(2pt)

その口調が一人称ではくどく

主人公である哀川潤はもちろんですが,あの名前やあの場所が次々に飛び出す様子は,
『戯言シリーズ』の読者であれば,懐かしさとともにスムーズに中へと入っていけます.

また,宇宙規模にまでなった彼女の豪快さ,奔放さはやはり愛すべき存在として映り,
相棒を担わされる人物とのコンビもなかなかで,その魅力を存分に見せつけてくれます.
時系列は『戯れ言』の後になるようですが,『その後』がチラホラと語られるのも嬉しく,
その中には『驚きのお知らせ』も含まれ,こちらもファンには楽しみどころとなっています.

ただ,これまで『相手』の側だった彼女が,一人称視点で語りだすとどうにもくどく,
『〜ぜ』の語尾に代表されるオラオラ口調(?)が,何かにつけて冗長に感じられます.
おかげで,才能など西尾作品によく見られるやり取りも,読みづらくて目が滑りがちです.

収録されている二篇についても,荒唐無稽というよりは無茶や強引さが先に来るようで,
元々がとんでもない人たちの物語とはいえ,どうしても物足りなさが残るのは否めません.
人類最強の初恋 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:人類最強の初恋 (講談社ノベルス)より
4062990407

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