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(短編集)
人類最強の初恋
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人類最強の初恋の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.30pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全23件 21~23 2/2ページ
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主人公である哀川潤はもちろんのこと,あの名前やあの場所が次々に飛び出す様子は, 『戯言シリーズ』の読者であれば懐かしさとともに,スムーズに中へと入っていけます. また,時系列は『戯言』より後で,『その後』がチラリと語られるのも嬉しいところです. (逆に言えば,登場人物をはじめ,この世界観を知っていることが前提の作品でもあります) その反面,これまで『相手』の側だった彼女が,一人称で語り出すとどうにもくどく, 『〜ぜ』の語尾に代表されるオラオラ口調(?)が,何かにつけて冗長に感じられます. 加えて,これに教訓めいたやり取りを織り込む話運びは,読みづらくて目が滑りがちです. このほか,収録されている二篇についても,いささか無茶,強引な部分があるようで, 元々が荒唐無稽な人たちの物語だったとはいえ,スッキリとしないものが残るのは確か. とはいえ,まさに宇宙規模の彼女の豪快さ,奔放さはやはり愛すべき存在として映り, 相棒を担わされる人物とのやり取りも,その魅力とらしさを存分に見せつけてくれます. 赤がまぶしいカバーイラストも美しく,しおりが同じデザインでなかったことが残念です. | ||||
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主人公である哀川潤はもちろんですが,あの名前やあの場所が次々に飛び出す様子は, 『戯言シリーズ』の読者であれば,懐かしさとともにスムーズに中へと入っていけます. また,宇宙規模にまでなった彼女の豪快さ,奔放さはやはり愛すべき存在として映り, 相棒を担わされる人物とのコンビもなかなかで,その魅力を存分に見せつけてくれます. 時系列は『戯れ言』の後になるようですが,『その後』がチラホラと語られるのも嬉しく, その中には『驚きのお知らせ』も含まれ,こちらもファンには楽しみどころとなっています. ただ,これまで『相手』の側だった彼女が,一人称視点で語りだすとどうにもくどく, 『〜ぜ』の語尾に代表されるオラオラ口調(?)が,何かにつけて冗長に感じられます. おかげで,才能など西尾作品によく見られるやり取りも,読みづらくて目が滑りがちです. 収録されている二篇についても,荒唐無稽というよりは無茶や強引さが先に来るようで, 元々がとんでもない人たちの物語とはいえ,どうしても物足りなさが残るのは否めません. | ||||
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何年か前に読んだ戯言シリーズ。個性的なキャラクターが揃う中、最強の肩書を持って躍動する赤はもっとも印象的で、生き方も発言も全てが格好良かった。 今でも人生を生きる上での道標になっているほど。 彼女が主人公のシリーズ物を読めるとは思っていませんでした。それだけにとても嬉しい。西尾さん、ありがとうございます。 それでは今から読みます!笑 | ||||
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