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夜明けの街で



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【この小説が収録されている参考書籍】
夜明けの街で
夜明けの街で (角川文庫)

夜明けの街での評価: 3.43/5点 レビュー 310件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.43pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全78件 61~78 4/4ページ
No.18:
(3pt)

不倫が先か、ミステリーが先か。

前半の人物表現が、とても面白かったのですが、
後半のミステリーが、からんでくる部分からトーンダウン。
結局何が言いたいのか、分かりませんでした。
あいも変わらず、即映像になりそうなキャッチーな着眼点は、
すごいと思いますが、それは小説としてはマイナスな感じがして、
「悪意」でファンになった自分としては、ちと物足りない気がします。
エンタメファンとオールドファン両方を納得させるのは、
大変難しいんだなとは思いました。
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No.17:
(3pt)

発売日に一気に読んで即、古本屋行きにしてしまった。。

本屋でたまたま発売日のこの本を見つけ、今までと違った題材、装丁に心動かされ、即購入。一気に読みました。東野作品は初期のものからほとんど読んでいますが、今回はがっかり、というかこのレベルで出版されたことに憤りすら感じました。新刊本の内にと、古本屋で高値で買い取ってもらいましたが、その後も、本屋で「最高傑作」「各書店でベスト1」等の帯を目にするにつけ、東野さん商業主義に流されないで!と願わずにはいられません。好きな作家に変わりはないので、次回、期待しています。
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No.16:
(3pt)

中途半端な印象

「不倫」の描き方はこんなものなのだろうか?もっとシリアスな
展開を期待していたのだが。二人がなぜ不倫をするようになったのか?
そのいきさつも何だかピンとこない。秋葉の抱える秘密、そして時効
寸前の事件の真相がラストに明かされることになるのだが、驚くには
いたらなかった。「こんなものだろう。」と醒めた気持ちで淡々と
読んだ。「不倫」、「ミステリー」、どちらもすごく中途半端だ。
それと、最後の番外編、あれは何か意味があるのだろうか?作品に
奥行きや幅を与えるわけではなし・・・。なくてもよかったのでは?
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No.15:
(3pt)

桑田佳祐氏へのオマージュ

サザンオールスターズの『LOVE AFFAIR〜秘密のデート〜』が原作で、東野氏の桑田佳祐氏へのオマージュではないかと思わせる本である。
作品中にもサザンの曲、同曲の舞台となる横浜が登場し、なにより歌いだしの「夜明けの街ですれ違うのは〜♪」が決定的である。
作品は不倫&殺人事件がテーマとなっているが、不倫描写のところは凡庸だが、凡庸だけに妙にリアルな印象も受ける。が、凡庸は凡庸。ただし、殺人事件の方の後半の部分はさすがである。まさか!?という驚きと、気持ちのいい読後感を与えてくれる。
本書と一緒に買いたいのは東野氏のほかの作品ではなく、やはりサザンの『LOVE AFFAIR〜秘密のデート〜』だろう。
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No.14:
(3pt)

ミステリーと不倫は合わない?

東野圭吾さんの作品はほとんど読んでいます。「幻夜」、「白夜行」が一番好きです。その他の作品も好きですが、直木賞を取ってからの作品は、期待はずれが多いです。不倫と殺人事件を絡ませて、面白いことは面白いですが、不倫の描写が通り一遍ですし、奥行きがない感じがしました。もっとドロドロとした不倫を東野さんには書いて欲しかったです。最近の東野さんの作品はすぐにベストセラーになってしまうので、内容がその分薄くなってしまったのでしょう。東野さんが不倫を書くというのは初めてだと思いますし、新しいテーマにチャレンジすることはいいことだと思います。でもミステリーのテーマとして、最初に読者引きつけて、一気に読ませるというには、「不倫」はちょっと役不足なのかも知れません。
読んでいてミステリーなのか、恋愛小説なのか、よくわかりませんでした。
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No.13:
(3pt)

最高傑作は言いすぎ・・・。

ラストの展開は「らしさ」が出ていて面白かったですが、どうもやっつけ仕事のような感じが拭えません(それでもそのへんのミステリーよりは遥かに面白いですが)。
他の方のレビューにもありましたが、これが「最高傑作」と評されたのでは作者があまりにも可哀想です・・・。どんな題材にもきちんとミステリーを絡ませる手法は流石ですが、「白夜行」や「容疑者Xの献身」に比べると文庫の短編集にでも入っていれば良いかなといったレベルだと思います。残念。
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No.12:
(3pt)

残念ながら

東野圭吾の作品はほとんど読んでいますが
残念ながらこの作品に高い評価を付ける事は難しいですね
帯の「最高傑作」は『白夜行』や『容疑者X』に対する冒涜に近いです
あまりにリアル感の欠如した「不倫話」や「家族への想い」
(この作家は「恋愛」や「家族」を描くのがあまり得意ではない・・・)
意外性が無く、盛り上がりが欠如したラスト
もちろんこの作家の力量はこんなものでは無いはずです
次回作に期待しています
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No.11:
(3pt)

最悪なのか、そうでないのか!

東野氏の作品にしては珍しい内容です。
派遣社員の女性に惹かれていく男性の気持ちも良く分かりますが、結果的に男はこんなものですよ。
所詮本気になんてなりません、大抵の男は! 何故なら意気地がないから、肉欲優先だから、波風を立ててまで家庭を壊す男なんて居ませんよ・・・・まして小さい子供を抱えている男は殆ど家庭に戻ります。情けない話です。
不倫を選んだのなら途はひとつ・・・・離婚しか有りませんから(実体験です)
作品の中の揺れる男の気持ちも理解できますが、根性が座っていませんから読んでいてむかついてきました。世の男性よ・・・・・貫きたい愛が有るなら全てを無くす覚悟をしなさい! 
そう言った意味では最後はつまらなかったので星三つかな。
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No.10:
(3pt)

格別凄い不倫話では無いのでは・・・?

本を購入する際に、帯の部分に「最高傑作」
「不倫は馬鹿らしいと思っていたが、どうしようもない時もある」
とあったので、普通には無いようなものすごい不倫の話かと思って期待していたのですが
結局は主人公のただの勝手なエゴイズム的な欲望からの不倫だったので
そんなに凄い不倫の話では無くて少し期待外れだったのは否めません。
でも不倫の話自体あまり読んだことがなく、
また男性目線で描かれていたので面白く読み進めることが出来ました。
また殺人事件と絡めて描かれていてラストが気になって気になってしょうがなかったので、
確かにあまりミステリー、推理小説とは言えませんが
それなりにラストは気になってしまうと思います。
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No.9:
(3pt)

真面目な東野氏が描く不倫ミステリー

この作品から東野氏は本当に真面目な人なんだと思った。
不倫と殺人の時効をキィワードにしたミステリーなんだけど、主人公の男性のロマンティストな面の方が印象に残り、危うい男女関係がもたらすミステリーには仕上ってないのだ。
重ねて主人公の男性が不倫に走ってしまう心理描写で、家庭内で妻が子ども中心の生活になっている不満が出てくるのも、家庭内で我慢しているのは男だけじゃないうっとおしさが鼻についてしまう。
おまけのように付いてる男が家庭に、妻のもとに帰る理由の短編も、女からしたらけっこう冷める。
狂おしいくらい不倫から抜けれない男が、殺人事件に巻きこまれてゆくような臨場感はない。
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No.8:
(3pt)

ちょっと期待はずれ

他の方も書かれていましたが、
「新境地、最高傑作」はないだろう、と思います。
それどころか、私にとっては東野作品ではめずらしいことですが、
ハードの値段では損したかな、、と思いました。(以下軽くネタばれ)
私は不倫とにかくあかん!派ではないのですが、
これは、「恋愛」と読むにしてもちょっとなあ、と思いました。
特に主人公の女性が全体的に共感しにくいというか
「ツンデレ」のステレオタイプだな、と思いました。
最初に男性の服をよりにもよって酔っぱらったあげくの嘔吐で汚したのに
ちゃんと謝らないので主人公が怒ると、
ボールを家の庭にとりにくるたびとりあえず「ごめんなさい」という
子供の例を出して
「かんたんに使える言葉だからいいたくない」かなんかいう
場面がありますが、ぜんぜんそれと程度が違うだろ、
と心から思いました。
(またそんないいわけ?で納得する男性もよくわかりません)
それに、男を気遣って正月とか自分は自分で楽しんでるよ、
と嘘をついていたりするわけですが、それ、後でばらすんでは
戦術にすぎませんでしょう。それをまた感動してうけとめる男も男だ、と思います。
だいたい主人公「あきは」ってどっかで聞いたような、と思ったら
名作、白夜行の「ゆきほ」と韻が似てるんでした。
また描写も冷静な美人系って感じで似てるんです
(重大ないろんなことを秘めてる点なども)。が、
白夜行に比べては酷かもしれませんが、
ほんとに亜流、二流の雪穂って感じなので
その点でもちょっと醒めてしまいました。
不倫+ミステリー、で、メインの不倫がすでに私にとっては
そんなわけでもう一つ、だったのに加えて
ミステリーの「15年前の殺人事件」もねえ、、
ほんとにあの真相だったら15年も警察が真相見抜けないって
あり得るんでしょうかねえ。
というわけで、確かにそれでも途中で投げ出すような
低レベルでないのはさすがと言っていいと思いますが、
文庫化を待って損はなし、と思います。
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No.7:
(3pt)

クリスマスって・・・・・。

不倫の世界も、事件の話もまあ、こんなものだと思いますが、
毎週、木曜には、会っているといいつつ、やれ、クリスマスは一緒にいたいの、
バレンタインは、どうするの、ホワイトデーのお返しは・・・・という、いい大人
の危険な恋にしては、甘ったれたイベントの数々。げっそりした部分です。
スキー場の場面なども、ユーミンの歌なら、いいけど。
そんなことしなくてもいいから、はっとするような、思いもよらない恋の場面を
思いついてから書こうよ。
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No.6:
(3pt)

推理系を好む人には不向きかも

東野圭吾さんの本はほとんど読んでいますが、私は中でも「加賀恭一郎」シリーズなど、
主に推理を展開するような作品が好きなので、この作品はその点においては少し物足りなかったように思います。
「美しき凶器」のように、推理というより、人物中心の話というか。
ただ、人の心情を描くのは相変わらず上手く、引き込まれるものはあります。
どろどろした昼ドラのような不倫というより、もしかしたら案外近くにこういう人、いるかも・・と思うようなリアルな感じ。
でも、もちろんただの不倫話ではありません。
推理系のサプライズをあまり期待しなければおもしろいと思います。
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No.5:
(3pt)

まだまだでしょう。この程度では。

**少しネタばれあり。ご注意**
東野圭吾としては、普通の出来でしょう。相変わらず、上手ですね。
不倫なんて、故意でも、偶然でも、一線を越えるのは、それ程難しくないのです。
それは、単にタイミングの問題ですから。
2回目以降からが、甘い地獄の始まりなんです。愛欲の世界とはまさに、この事です。
星が3つの理由は3つ。
最後の最後で、主人公が向かう先。考えられないし、あり得ないです。
あと、これで「おしまい」のような書き方もありえない。
女は、絶対忘れない。10年後、20年後、どこで復讐するか、虎視眈々と狙っています。
または、死ぬまで、ご奉公して贖罪の人生を歩むか、です。
それでも、多分、許してもらえないですが。
あとひとつは、この主人公、子供より奥さんの優先順位が高いようす。
私は、子供のことを一番考えたけど。
ということで、それ程、リアリティを感じなかったです。
新谷君の話が、一番、本物らしいです。
それにしても、皆さん、やっぱり、不倫に憧れてるのか、なんとも可笑しいです。
40になったって、オヤジになったって、しますよ。気持ちの問題です。
最後に「エッチ」ではなく「セックス」。正しい表現でした。さすがです。
次回作に期待。百夜行以上を望む。
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No.4:
(3pt)

予測可能な結末 

東野作品の魅力の一つは、途中まで読み進めるうちに、そのストーリーが迎えるであろう帰結を予想外に最後の最後に裏切るところにある。
今作品も主人公が背負う過去が暗示することが大きな意味を持つこと、それがクライマックスを形成するであろうことは序章で読み取れる。しかし、近作にあるほど緊迫感がないからか、容易に裏の裏が読めてしまった。
不倫相手の女性の父親の暗部は、衝撃的な事実のようだが、冷静に考えるとありえることではなく、強引なレトリックだと思った。
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No.3:
(3pt)

静かな時間

とても東野さんの作品としては静かで哀愁のある小説だなと読んでみて思いました。不倫と15年前の惨劇を主軸にした作品ですが、前半 中盤はほぼ切ないラブストーリー的な感じに読んでいけます。そして後半に真実が...みたいな感じです。非常に読みごたえがあったのは事実ですが、なにかもう一つ物足りない感がありました。脅威や驚きのミステリーではなく静寂ミステリーだとおもいました。何をもって東野圭吾の最高傑作と言うのでしょうか?この本で初めて東野さんの作品を読む人がいたとしたら、大きな勘違いを与えてしまいますよね。なにかこの本は今までに読んだ東野圭吾さんの作品とは少し趣が違うと感じたのは私だけでしょうか...
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No.2:
(3pt)

新境地? 最高傑作?

帯には「東野圭吾の新境地にして最高傑作」とあります。が、この人元々非常に多彩な方なので、別段新境地という感じはしませんでしたし、少なくとも最高傑作とは言えないだろうと思いました。
リーダビリティはいつものように折り紙付き。一気読みは必至です。不倫をする主人公が妻に嘘をつき続けながら女性との逢瀬を続ける辺りはなかなか迫真の描写で、著者の経験からくるものかと勘ぐってしまう程(笑)。私も主人公と同年齢なので、「俺たちは男じゃなくなった。亭主とか父親とかおっさんとか、そういうものに変わったんだ。」という会話には身につまされるものがありました。
ただ、15年前に起きた殺人事件の真相がある程度読めてしまったため、ミステリとして捉えるとちょっと物足りなかったかなという気はします。主人公の不倫相手になる女性の真意も評価が分かれるところかもしれませんし、幕切れの描写も、それまでの妻のどうにもリアリティに欠ける態度を考えれば容易に想像できるものでした。
あと、本編のあとに収録されている番外編も蛇足のような気が・・・一人称の小説なのでこういった形にせざるを得なかったのでしょうが、無くても、いや無かった方が読後の余韻を楽しめたのではないかなと思います。
東野作品としては水準作。他の作家さんなら星4つ位でもいいかもしれませんが、ちょっと辛めの3つ、というところで評価させていただきました。
夜明けの街で (角川文庫)Amazon書評・レビュー:夜明けの街で (角川文庫)より
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No.1:
(3pt)

後味の悪さが残ってしまった(><)

家庭を省みず不倫をするヤツなんて馬鹿だと思っていた渡部だったが…。派遣社員として同じ職場に配属された秋葉と
恋に落ちてしまう…。家庭を持つ渡部にとってそれはもちろん「不倫」だ。しかも…、秋葉の実家では15年前に父の秘書が殺される事件が…!?時効成立を前に刑事芦原や被害者の姉釘宮と出会った渡部が耳した事は、秋葉が容疑者にあがっているということだった…。果たして、誰が犯人なのか!?そして、渡部と秋葉の恋の行方は…!?
 正直、東野作品としてはあっさりし過ぎで物足りなかった…。「不倫」がテーマと言うこともあったり…。そして最後のオチが、どうも後味が悪くって今一歩でした。
夜明けの街で (角川文庫)Amazon書評・レビュー:夜明けの街で (角川文庫)より
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