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ウラミズ
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ウラミズの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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フラグ立てまくってましたしね ああいう終わり方になるとおもった 特出したところはないものの読みやすい作品 少し甘めにつけて星4 | ||||
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ホラーの王道である、異形のものへの恐怖感をたっぷりと味わう事が 出来ますが、それ以上に絡んでくる人間たちの行く末に、読者は “やられ続ける”事になります。女という生き物、男という生き物、 道を外した分岐点は一体どこだったのか・・・など、本を閉じた後も 頭に色々浮かんでしまい、寝付けません。が、そういう感情に読者を もっていく作品こそ、良作のホラーなのだと思います。この作品は 最近のありきたりのホラー作品に飽きている、という人にこそお薦め です。 | ||||
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第20回日本ホラー小説大賞・読者賞受賞作という事で 期待大で読みました。 主人公は、霊を閉じ込めた水を販売するという新商法をある人物と一緒に始める。 普通の人には普段見えない霊も、あることして閉じ込めて使えば誰にでも見えてしまうという発想も面白い。 実際にあれば、胡散臭い商売だとは思うが 藁人形などが通販やネットで手に入るこの時代、このような商品もいつか出回るのでは? という想像をしてしまうほど、本に吸い込まれてしまった。 この霊を閉じ込めた水の商品の名前こそ、タイトルでもある 「ウラミズ」 ウラミズが出来るまでの経緯や関わる人物が、最後の最後まで丁寧に書かれているので 「なるほど、なるほど」と突き進んで読んでしまいます。 霊だけに拘らずに感じる「うわぁ」っとくる怖さやゾワっと感は 読んだ方にしか分からないお楽しみです。 期待以上の作品に大満足しました。 オススメのホラー小説です。 | ||||
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霊という道具を商売に使う主人公たちは、大した恐怖も罪悪感も無く、霊を扱います。 現代においては、霊などという存在は、畏敬に値しないのでしょうか? その答えのひとつが、この本の終盤に示されていると思います。 中盤までは意外なほどに笑えるシーン(笑わせようとはしていないのかもしれませんが)も ありますが、その間にも胸が悪くなるようなエピソードが含まれていたりして、楽しめます。 全般を通じて、私が本当に怖いと思ったのは、霊よりも人間たちがもたらす恐怖でした。 この本では、グロテスクな描写、バイオレンスな表現などの直接的な恐怖は少ないです。 ですが、読み終わった後に、底に落ちていくような、じっとりとした不安感が残りました。 対岸から眺めていたはずが、いつの間にか、自分の傍まで来ているような感覚。 ウシ○マくん系の怖いもの好きには堪らないと思います。 前述の通り、直接的な恐怖描写は少ないですが、しっかりとホラー小説なので、 普段ホラーを読まない方にも勧めたくなる一冊です。 | ||||
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