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(短編集)

独創短編シリーズ (2) 野崎まど劇場(笑)



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【この小説が収録されている参考書籍】
独創短編シリーズ (2) 野崎まど劇場(笑) (電撃文庫)

独創短編シリーズ (2) 野崎まど劇場(笑)の評価: 4.00/5点 レビュー 22件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

カバーの裏に〈長文伝奇小説〉が印刷されてるとか、巻末広告欄に〈人間消失ミステリー〉掲載してるとか、びっくりしたわ!

前巻のほうが楽しめたかなあ。決してつまらないわけじゃないんだけど、前巻のほうに、より〈遊び心〉つうか、作者の〈こういうのがやってみたいんだよ!〉な気持ちが、前面に出ていた気がするから。
とはいえ、次の三篇。気に入りました。

☕ 巻末ミステリー『電撃文庫館人間消失事件』 ‥‥ 巻末の広告コーナーの体裁をそのまま利用して、人間消失のミステリーを仕立ててしまう創意工夫が凄いっ! 気が利いてて、面白かったな、これは。
☕ Café Bleuet(カフェ ブリュエ)は元気です ‥‥ 店先に出てるミニ黒板を使った絵日記スタイルの掌篇。こういう〈遊び心〉、好きです。ボードの右上、カワセミの絵が変化していくところとか、左下のランチ・メニュー(値段も)が変わっていくところとか、見てて楽しかったな。
☕ 年下退魔師(エクソシスト) ‥‥ 話は、ガール・ミーツ・ボーイのありがちなものなんだけど、主人公の〈間宮さん〉(30歳。独身。彼氏いない歴十年目)のキャラが気に入ったので。続編あると、嬉しかったな。

びっくりしたのは、文庫本カバーの裏にもびっしり字が印刷されてて、それ、吸血鬼小説になってたこと。一行がすごく縦に長いもんで読みづらかったけど、「サービス精神旺盛やなあ」思って、嬉しくなりました。

前巻同様、巻頭の「演目披露」のカラー・イラストが見ごたえありました。
森井しづきさん、グッジョブ!
独創短編シリーズ (2) 野崎まど劇場(笑) (電撃文庫)Amazon書評・レビュー:独創短編シリーズ (2) 野崎まど劇場(笑) (電撃文庫)より
4048692690

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