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鳥人計画
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鳥人計画の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.73pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全62件 21~40 2/4ページ
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スキーのジャンプという素材に引っ張られて、本筋の謎解き部分がおざなりになっており、全体にバランスがとれていない。なんだか、スポーツ小説ちょっと推理味という感じで、つまらなかった。 | ||||
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どこまでが事実なのかは分かりませんが、現代の世界を制するスポーツマンは、 多かれ少なかれ似たようなことをやってるんだろうなと思わずにいられませんでした。 翔太のように素朴に「楽しいから頑張る」というのがスポーツ本来の姿なのだと思いますが、 それを許さないのが、彼らをとりまく多くの亡者たちということなのでしょう。 あ、トリックはどうでもいいと書きましたが、作品中ほんのちょびっとしか登場しない 人間が犯人だったというのはちょっと狡いと思ったのは私だけでしょうか。 | ||||
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東野圭吾さんの作品。 1989年に出版された。 だから初期東野作品にある図面とか出てくる。 科学的な要素が最近の作品以上に強いのも特徴的。 本書を読むと今との違いがはっきり分かるので良い。 今のはどちらかというと映像化されても問題ないように意識しているように 感じる・・。いいのか悪いのかは別にして。 本作では犯人である峰岸コーチが早い段階で逮捕される。 警察陣と峰岸自身がそれぞれに密告者は誰なのかを推理していく 過程は面白い。犯人探しのみになりがちなミステリーとは違う。 密室物でもない設定にしていることからも新しいミステリを模索していた 苦労が伺える。 ウィンタースポーツの世界、五輪やドーピング。 効率的な練習方法の模索。 ドーピングにせよ非人間的な練習にせよ才能が無いと どうしようもないのではないかと思えてしまった。 無論才能ある人を活かすためにも能率を求める必要はあるのだが・・ 杉江父のように勝つことを求めて過程を忘れてしまう事の無いようにしたい。 楡井明を殺害した真犯人を共に追って欲しい。 | ||||
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ストーリーの二転三転でハラハラドキドキして読みながらも、合宿やらトレーニングやら情熱な青春の代弁のようなものが羨ましかった。この本を読み終えたら、自分の日常的な悩みなどちっぽけなものと思ってしまうぐらい、大いに感動した。読んだら前向きになれて励まされた一冊です。 | ||||
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まずまず面白かったですが、うーん!って感じでした。犯人があの人だったとは!と思いましたが 火サスみたいな無理やりな終わり方に感じたのはオイラだけでしょうか。 | ||||
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科学的トレーニングをテーマにしたスポーツミステリーであるが, 力のベクトルやグラフが登場するミステリーはなかなかあるまい. スキージャンプをテーマに選んだところが,元エンジニアの東野氏の見識の高さである. 何らかの企業ぐるみの特殊なトレーニングがあり, それが動機の一部になっていることが徐々に明らかになっていくが, その内容の具体性・リアリティにも感心させられる. 犯行の動機として,このようなトレーニングへの葛藤や 人間性が扱われているところも面白い. ミステリーとしてもドーピングを扱ったスポーツ小説としても楽しめる一作. | ||||
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あまり良くなかった aaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa | ||||
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ジャンプ競技の世界を描いて 選手とコ−チの 強くなりたい、勝ちたい気持ちが 事件をまき起こす 夫々の気持ちの葛藤が 面白かった・・・ 親子・家族・選手・監督・コ−チ・スタッフ 色々な人が競技には関わっている。 夫々が動機を持っているようないないような・・・ 運動選手の才能の有無は 人生に大きな影響を与えます。 本当は どうなの??と思って 最期まで 読みきってしまいます・・・ | ||||
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スキージャンプをテーマにしたミステリーです。 序盤に多くの登場人物が出てくるので頭の中で人物関係を組み立てるのが大変です。 スキージャンプに興味が無いと最初は物語のテンションに乗るまでしんどいかもしれません。 中盤から後半は物語の展開がどんどん変わっていきます。 殺人の動機は最後にようやくはっきりして行きます。 少しだけスキージャンプに興味が出ました。 それにしても、スポーツとは楽しむものなのか、結果のためにはどんな手を使ってもいいのか考えさせられます。 | ||||
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小説はドラマや映画と違い 登場人物はきっとこんな顔だろうなとか 想像するのもまた楽しいです。 なかでもこの「鳥人計画」の楡井君は、いろいろと想像してしまいます。 孤独のような、能天気のような・・・。 嵐でいえば、相葉君あたりが ドラマで主演したら、いいかな? お話も、素晴らしいと思います。 もう少し、楡井君の恋人に対する愛情表現とか ジャンプに対する熱意とかのエピソードが入っていると 彼にもっと同情できるのかなとは思います。 文庫本の表紙が、珍しくイメージぴったり。 雪に鳥のようなくぼみがついていて。 なんか文庫本の表紙、いつも地味すぎて、 もっと表紙考えたら、手に取る人も多いだろうに なんて余計な心配することが多いです。 「鳥人計画」いい作品です。 | ||||
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90年代前半にもともと新潮ミステリー倶楽部のシリーズの一冊として出た作品で、このシリーズとしてはスキーのジャンプ競技を扱ったミステリーかつ後半はSFチックな要素が入るなど、かなりの異色の作品。内容としては殺人事件を扱ったフーダニットものだが、比較的早く犯人が割れてしまうものの、犯人が誰が自分を犯人と見破ったのかの謎に興味が移り、最終的には謎の実験の真相と、かなり凝ったプロットになっている。やや、その奇抜さに推理小説としての本来の魅力が相殺されてしまっている感もあるが、その後の著作でもモチーフとなるスキー競技を初めてフィーチャーした作品としても興味深い作品である。 | ||||
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スキーのジャンプ競技を舞台に殺人事件の謎に迫る作品。 通常の推理小説と異なる点は初めから犯人が判明する点。 もっとも、東野氏の作品は、他の作品同様退屈させられるような展開にはなっておらず、最後まで夢中になること必至。 ジャンプ競技についてはかなり専門的な説明もあり、今後競技を観る際に面白くなりそうだ。 | ||||
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傑作である。私はこの本にたまたま出会って東野さんのファンになった。彼が人気作家になる前から,多くの作品を読んできた。このような普通の推理小説ではない,ちょっとひねったミステリーを読んだのはこの本が初めてだった。それだけに強烈に印象に残った。今でもまだその「計画」をはっきりと覚えているぐらいである。いつかはこの作品についてもレビューを書かねばと思っていたが,ようやくその機会が巡ってきた。 スキーのジャンプ競技を主な舞台にして物語は展開していく。スキージャンプの選手たちの不自然な失敗ジャンプ。そしてあるジャンパーの不審死―その死は殺人だった。 私の記憶では,この小説に殺人の要素はないと思っていたのだが,やはりそこは乱歩賞作家,ちゃんと殺人も組み込んである。 スキージャンプ競技の話なので,登場人物のジャンプを分析したグラフなども出てくるのだが,分かりやすく説明してあるので,読みにくいというほどではない。この作品をよりリアルに感じさせる小道具となっている。 二度読んでも,やはり面白い。殺人事件の謎とある「計画」の謎が並行して描かれていく。その組み合わせ方などが上手い。ぐいぐい読ませる力がある。なぜこの作品が文学賞をとらなかったのか不思議なくらいだ。 恐るべき計画と殺人事件の謎が結びつき,事件の真相が明らかになる。そのとき,読者は間違いなく感心するだろう。その緻密な構成に。だいたいの東野作品は読んだが,やはりこの小説は一番のお気に入りである。 | ||||
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東野圭吾は,ほぼ同世代なので,固有名詞になじみが深いものが多い。 ジャンプのニッカネンといえば,忘れようにも忘れられないくらい何度も聞いた名前だ。 スキーの飛び競技といえば,ニッカネン。 運動競技の周辺知識、裏も表もよくわかる。 今後、冬期競技への参加者が期待できる。 | ||||
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専門的な話も多いですが、読んだ後はスキージャンプを観るのが面白くなると思います。 犯人が第二の真犯人を推理するというアイデアも良かったですね。 | ||||
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天才スキージャンパーが何者かによって殺害される。フーダニット小説ではなく、犯人側からの心理描写で物語は進む。 物語テーマと、犯人側を描く手法は画期的で面白い。ただ、タイトル「鳥人計画」から連想される通りの展開になっており、捻りが欲しかった。 それと、この小説最大の欠点はキャラが立ってない点。東野圭吾初期作は、度々こういった似たようなキャラが何人も出てきて把握するのに一苦労する。 総じて、惜しいと感じる作品。 | ||||
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スキージャンプ競技をめぐるサスペンスものです。 紹介分にある通り、早い段階で犯人がわかります。 ただ動機はなんなのか? また密告者は? など犯人が捕まっても不可解な点が残ります。 読者側からの推理は難しいと思います。 人間関係を深く知る必要があるのと、ある人物が嘘をついているので。 ジャンプに関する専門的な部分などありますが、全体的に読みやすく、楽しめました。 | ||||
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冒頭から犯人を確定した展開は東野作品でもめずらしい。スキーの跳躍システムなるものを考える点などはすばらしい。一般文学328作品目の感想。2011/01/31 | ||||
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フーダニット、ハウダニット、ホワイダニット。 このミステリーの魅力がすべて詰まっている。 徐々に全貌が見えてきて、そして最後にすべての謎が解ける。 まるでミステリーのお手本のような流れ。 密告文、犯人=探偵役などとアクセントも効いている。 スキージャンプの記述も見事です。 最後の結末はややインパクトが弱いものの、十分楽しめました。 | ||||
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ジャンプ競技の事よく知らないからという理由で、読むのを躊躇していた本作品。全く支障なかったどころか、ジャンプ競技の世界を覗けて興味深かった。予想より早く、しかもさらっと自分が犯人である事をさらけ出すのが意外。ただ単に殺人に終わらず、作品の世界が深く広がるのはさすが。 | ||||
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