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(短編集)
自滅
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自滅の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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柴田よしきの「聖なる黒夜」や麻生龍太郎シリーズをちょっとかじって彼の綿密な筋運びと丁寧な 文章表現に惹かれた。もともと彼はホラー作家らしいので、短編だがホラーの本書を手に取る。5編 とも女性が主人公のホラー。それぞれ不幸な過去があり、自分自身も精神を病んでいるということが 共通項のようだ。元来ホラーが苦手な私にとってやはり読むのがしんどい。怖いからではない。 理屈を超えた展開が突如始まるというのがどうも性に合わない。それぞれの作品で描かれる人生 における諧謔や皮肉ももう一つ伝わってこない。これは作品の質の問題ではない。私の趣味の 問題だ。 | ||||
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田辺青蛙さんが解説を書いたと知って購入 怖さだけを期待していたのですが、女性の繊細な心の内面や狂気が丁寧に書かれた短編集で 求めていたような内容ではなかったけれど面白かったです 一つオチが某映画に似た作品があって、どんでん返しがあるかと思いきやそのままだったのが残念でしたが、 それ以外はどれも読みごたえがあり映像化されて欲しいと思いました 妄想でキャスティングをしながら読んでも面白そうなので二週目いきます | ||||
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あらすじもテイストも知らずに作家目当てで読み始めたので、1話目が「あ、そっち方向ですか…」って感じに思えてしまいましたが、その後は「日常から非日常」へ自然に入って行けました。 楽しんで読みました。 | ||||
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柴田よしきさんの短編集です。 「薫衣草ラベンダー」「雪を待つ」 「隠されていたもの 」「ランチタイム」「自滅 」 の5編が収録されています。 先の3編は2005年から2007年までに発表された作品で「ランチタイム」は2014年 「自滅」は書き下ろし作品となっています。 最初の3編はかなり以前の作品ですが、そう思って読んでも全く古さや違和感は感じませんでした。 5編に共通するテーマは女性が抱える孤独や哀しみ、それがサスペンス・ホラータッチで描かれています。 柴田さんの作品は過去にも何作か読んでいますが今回の作品が一番インパクトがあって怖かったです。 読後感は決して良い物ではありませんが、5作とも引き込まれて一気読みでした。 日常の中に潜む恐怖ほど、恐ろしい物はないと再確認した作品です。 | ||||
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