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異人館画廊 盗まれた絵と謎を読む少女
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異人館画廊 盗まれた絵と謎を読む少女の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.18pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全28件 1~20 1/2ページ
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スピーディな配送で一気読みしましたー | ||||
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ストーリーの面白さもピカイチだか、個性豊かな登場人物にも惹かれる。このまま読み終えて、余韻を楽しんでもよいのだが、今後の展開にも興味があるので、続編も読むつもり。 | ||||
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思い出のときシリーズでお馴染みの谷瑞恵の作品です。 絵画を題材にしたミステリー作品という珍しいジャンルと言えます。 実際にはミステリーらしさはあまりないのですが、 これはこれでなかなか楽しめました。 しかし、主人公の言動が18歳とはかけ離れ過ぎですかね。 プラス10歳としても違和感がない位の描写です。 少し違和感がありました。 | ||||
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「思い出の時修理します」が好きで買いましたが、失敗。 面白いと思う箇所がなかったので読み進めるのが苦痛でした。 ①主人公に魅力がない 海外の学校を飛び級するほどの才女という設定があまり生かされず、年上にタメ口をきく生意気さと、読んでいて疲れるような神経質さが目立ち、常にわめいている印象しか残らなかった。不遇な家庭環境だの、記憶喪失だの、設定を盛りすぎ。 ②登場人物をごちゃごちゃ出しすぎ 結果的にちまちまと役に立つシーンが個々にあるだけで、主人公との関わりが薄いため、都合のいい何でも屋とその他しかいない。変装して潜入する女優の卵と顔の広い占い師、顔を見せない情報屋。ここまで揃えますが、スケールが小さいというか、そもそも主人公が興味を持っていないので最後までよくわからない脇役たちでした。 そして、最大の欠点。 ③現実的なミステリーなのか、ホラー要素ありのファンタジーなのかがわからなかった 世界観がわからないというのは、読んでいて本当につらい。 絵は好きでも専門的な話はわからないので、どこかの専門書から引っ張ってきたような説明の羅列が苦痛、でも現実の話なんだなーと理解したところで、精神攻撃で人を死に追いやる図像の登場、現実離れした素人による病院への潜入調査、主人公の記憶喪失と続き、最初に現実的なミステリーと理解した脳が違和感についていけなくなりました。 よくシリーズものに出来たなあ、と驚きです。恋愛としても、悪い意味で一昔前のベタな少女漫画のように、意地悪なアイツのことがどうして気になるんだろう~という文章が実際に何度も繰り返されて寒かった。シリーズにしても中途半端なところで終わるので、恋愛としても不完全。 | ||||
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全体的にイマイチ 特にこの小説に書かれている恋愛は読者を選ぶのではないかと思う。主人公の女性が嫌な奴と言っている冷たい男とは、最終的にくっ付くのは最初の段階で分かってしまうので稚拙な設定。 「どうして嫌いなのに、こんなに興味を持つのだろう」という少女漫画のような恋愛が最後まで繰り返されていて、うんざりさせられる。 図像学というのは大して物珍しくもない内容。しかも絵を見たからと人間が狂って飛び降りたりするのはSFでないと有り得ない。かなり無理がある。しかも図像を見ても何故か何の影響も受けない人もいて何とも都合のいい設定だと思う。 私は医療職ですが、部外者が看護師のコスプレで患者から情報を聞き出すというシーンがありますが、これは現実的には無理があると思います。 それに救急の経験もない看護師に救急の手伝いをさせるというのも、あまりないのでは?何でもできる少数精鋭の看護師を揃えた病院ならあるかもしれませんが。 15年ぶりに会った娘を目が見えないのにも関わらず、何故か信じて絵を受け渡そうとする設定も、幾ら何でも... そして、その絵を奪い取る人がいて、その人がナイフをチラつかせるという設定も稚拙なのでは?被害届を出したら、その男は逮捕されて終わるだけ。突き飛ばされて暴行されているのに、何故か何もしない。 キャラ設定も違和感。 元探偵で現在占い師で人を巧みに騙せて調査も可能という都合の良い人物が出てくるのも冷める要因の一つになってる。 ゴヤの絵と図像が描かれた危険な絵があり、危険な絵の処理について後半は話が進むけど、何故そこまでして取り返そうとしているのかの理由が意味不明。燃やせばいいだけなんだけど、燃やしてはいけない。取り返さないといけない。と説明しているけど、この理由が軽すぎて賛同できなかった。ゴヤの絵は価値があっても、もう片方は価値がなく、最後に図像を消すために上書きするくらいなのだから、さっさと破棄すればいいのでは? ヨハネの黙示録などの西洋文化のの暗く陰湿なオカルト文化の説明が後半に出てくるけど、興味がない人は読むのが苦痛。 硫酸が入った瓶を持った相手に対峙するシーンも違和感。普通は警察を呼ぶのではないでしょうか? その硫酸瓶は中は実は水だと思ったそうだけど、だからと言って一か八かで行動取るはずがない。仮に硫酸だったら、大惨事になっているはずで思い切った行動に出るはずがない。 硫酸瓶が割れた時に男が主人公を助けるのだけど、目と目がふと合って嫌いなのに何故惹かれるのだろう。といった少女漫画の描写がここでも書かれてある。読んでいて物凄く恥ずかしい。 亡くなった人の存在が後半に急に出てくる。主人公が、その亡くなった人の親を責めるのだけど、それまでに亡くなった人の描写なんて殆どなく、最後の方で実は死んでましたと急に出てくるから、全くこの亡くなった人物に共感することが出来ない。 何もかも中途半端だと思いました。 | ||||
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ヒロインの過去から現在に関する描写ともう一人の主人公との素直じゃない会話の部分が多く、少々飽きました。図像学を駆使したスリリングなミステリーとはいかない感じでした。 | ||||
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こーゆーお話があっても良いような気がする。 独特のストーリー運びで良い感じだけど最高点ではないかな | ||||
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表紙絵とコバルト文庫ということからライトミステリを予想していたら、結構、本格的でした。 本格ミステリというほどではありませんが、ページ数の割に読み応えはありました。 | ||||
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なんとか最後まで読みましたが、人物に魅力を見出せず展開にも都合のよさばかり感じてしまい、楽しめませんでした。 人気作品のようなのに残念ですが、どうも私には合わなかったようです。 表紙絵とタイトルにつられ次の巻も手元にあるのが辛いです。 | ||||
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美術鑑賞は大好きですが読むのと見るのは大違い難しいです、二人の関係も気になりますが自作は読むかな? | ||||
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思い出の時〜が好きなので購入。 ちょっとマニアックな題材ゆえか、自分の好みには合わず……。 残念ながら主人公の性格も合わなかったためか、読むのに少し疲れてしまいました。 周囲を彩る脇キャラたちはとても魅力的で読み応えのあるお話だと思うので、読んでみても損はないと思います。 | ||||
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この作家さんの『思い出のとき修理します』シリーズを読んで、「ミステリとしてはちょっと無理があるけど、不器用な二人の恋愛ものと考えれば好きだな~」と思ってたのに、「絵画ミステリ」という帯に惹かれて読んでしまったのは失敗でした…。 ヒロインたちの計画がうまく行きそうになると飛び込んで来てダメにする空気読まない単細胞警察官。 再びうまく行きそうになるとなぜか姿を現す性格悪い悪役。 またまたうまく行きそうになると警察官。 またまたまた悪役。 さすがに「作りすぎだろ~~~」と、本を放り投げ出したくなりましたよ…。 | ||||
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例えば「思い出のとき修理します」に出てくる、太一のような登場人物のことを、文化人類学では「トリックスター」と言います。 あとはネットでなくて本で(Amazonになければ図書館で)調べて下さい。 判り易いのが大江健三郎のネタ元(助言者)の、山口昌男「文化人類学への招待」(岩波新書黄版)が入門編です(Amazonにまだ少しある)。 「道化の民俗学」「文化と両義性」 (岩波現代文庫)も参考になります。 「異人館画廊」で使われている「イコノロジー(図像学)」も、実は人類学や文化記号論のかたまりなのですが、読者の全んどが気付かれてないのに驚いています。 それだけ、現代哲学の本を読んでる読者がいないということでしょう。 図像学に関しては、「薔薇の名前」で有名なウンベルト・エーコの「記号論」 (岩波同時代ライブラリー)が基礎的な入門書です。この程度の易しい西洋哲学の本は図書館などで勉強されていても当然ではないでしょうか。 谷瑞恵さんが書かれてた「伯爵と妖精」が香魚子さんのマンガ版も含めて西欧で読まれているのは、 舞台の英国近代の基礎的な教養があるからこそ、アナも雪もない、学問的なツッコミようのない作品に仕上がっているからです。特にヨーロッパではマンガはインテリの読むものであり、The Earl & the Fairy の翻訳をマンガ好きの同業者へ渡したりすると驚いていて、原作の翻訳も読みたいと言うほどです。 結論として言えば、この本は「ミステリ」でも「ロシアのイコン」の本でもないという訳でして(笑)、そのようなコメントを載せた方々はあまりにも勉強不足だということになります。大学のレポートだったら確実に「不可」をつけますね。 つまり、「おんなのこ向け」小説の世界から「レディコミの原作」小説へ一歩抜け出るための「試行錯誤」と考えるのが正しい。図像学という記号論哲学の一つを小説にしてみて、それを「商品として売る」場合を想定して「ミステリっぽく仕上げた」に過ぎません。これは一応大学教官として (Amazon は正体を知ってますが)。 なお、参考書として、堀田善衛「ゴヤ」「美しきもの見し人は」(新潮社・集英社文庫でも出てたかな) をお薦めします。堀田さんの絵画に関する蘊蓄が、この小説の「ゴヤの絵」に隠された「イコン」の解説になってます。そういうことも皆さんお勉強されて下さいね。 | ||||
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内容は単純に楽しめました。図像学がテーマになっていることも目の付け所が良いと思います。 ただ、登場人物が不必要に多い!それぞれの登場人物が生かしきれず、無用な雑多感だけが残りました。 海外ドラマレバレッジのようなチーム物かと思いきや、あまりにキャラの使い方が半端で、かえって鼻につく結果に終わってます。 また、コバルトだから仕方ないのか?主人公が18歳の天才というのも、無理があるかな、と。 主人公を含め、登場人物を丁寧に書ききれておらず、誰にも魅力を感じられません。 全体的に盛り込みすぎて、雑な仕上がりに感じ、残念です。 話し自体は面白いのに・・・。 続編を買うか、悩みます。 | ||||
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見るだけで精神を蝕むような絵画とは、どんなものだろう。 自殺者まで出るほどの強烈な代物だと作中に書かれており、それにまつわる謎がどんな顛末を迎えるのか、期待に胸を弾ませながらページをめくっていったのだが……。 結論から言うと、導入部がピークだった。 図像術についての解説はあまりに概念的。それを見るだけでどうして人が死んでしまうのかわからない。 要するにリアリティの構築に失敗しており、ミステリーというほどの謎もなく、着地点もあまりに凡庸と感じる。 もっとも、リアリティを求めずストーリーラインを追いかければ、雰囲気や良し。 しかし、ボーイ・ミーツ・ガールとして見た場合にも、続刊を意識してか肝腎の部分が全てぼやかされており、これまたすっきりしない結末だったことが気になる。 導入での期待感が非常に高かっただけに残念。 凡作だと思われます。 | ||||
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谷先生、好きなので著作はほとんど読んでいます。 けど…これはちょっと現段階では苦手です。 苦手意識の一番は主人公の千景の性格がキツイこと、読んでいてつらいです。 「人間関係が苦手」というよりも「他人を思いやれない」という感じ。 「天才」ではなく「ただの失礼な人」みたいな。 某リディアのような「お人よしで意地っ張り」という可愛いさもなく、本当に性格の悪い人のように感じてしまいました。 そして続編を書くことを意識しているためか、過去にあれこれあった千景の設定の伏線がほとんど回収(解決?)されておらず… 登場人物も多いので『まだ始まったばかり』で消化不良です。 また、ミステリと紹介されていますが…ちょっと不思議なことを想像力で解決するみたいな感じです。 それこそ『伯爵と妖精』の謎解きに近い。 原因も根拠も曖昧な不思議を、ふわっと感覚で答えを導き出し、解決。 え?それが謎?答え?みたいになりました。 事件が起こるもなぜそんな大事に至るのか私には理解できず、途中から「呪いがかかっている」といわれた方がしっくりくるな…なんて思いました。 これはメインの謎が深層心理に作用するという仕掛けであり、図像学というテーマがあるので、仕方のないことかもしれませんが。 謎解きを楽しむ・トリックを考える類の読み物ではありませんでした。 私の勉強不足もありますが図像学で人を操れるかのような表現は、ちょっと疑問です。 個人的に少し傾向づけることしかできないと思います。暗号に使うなら別ですが。 図像学に傾倒する千景の思い込みと読んでいたのですが、作中では共通理解されているようでした。 元凶の絵が起こす効果も、あくまで集団ヒステリーの大人版では?と… 全部を絵のせいにするのは無理がある。 できればミステリという体で読まないほうが楽しめると思いました。 長々と書きましたが… 本の帯や折り込み広告には『全国の書店員さんから応援の声続々!』『続刊を待望!』とあり。 出版社の方針としては、初めから一冊で終わらせる予定はないのだと思います。 もしシリーズ化されるなら、何冊か区切りのよいところでまとめて読みたいなと感じました。 | ||||
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中々ないテーマだったので購入。 内容面白くはあったけど、もう少しひねられた内容だったらなあ…と残念な気もした。 登場人物、特にいい!と思う際立ったキャラもいません。 名前忘れたけど警官だか警察のあいつ。 うざい。とにかくうぜえ…! 主人公も、好意もてません。 過去はわかるよ、でもさ、あんた… みたいな一言言ってやりたくなる人です。 でもまぁまだ若いからね…これからだよね。とも思う。 そういうふうな環境だったら人間関係希薄だったろうし、現時点でそうなのもわかるような気がする。 とにかく主人公的には、この新たな人達と関わって行く関係で成長していくんだろう、と期待してます。 ストーリーは、続くのかな、続いて欲しい。だって中途半端だし。 というわけで期待込めて☆4つです。 | ||||
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looooved it!!!! perfection!!!!!! | ||||
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イコノグラフィーなる初めて知る言葉に惹かれ読んでみましたが、単なるイタズラ書きで物語が終わってしまいました。 誘拐事件のトラウマを記憶喪失的な扱いにして徐々に展開するのでしょうが、主人公の両親を初めとして登場人物の設定と詰めが甘い。「両親に捨てられた」と思い込んだまま成長した主人公ですがなぜ祖父母の フォローがなかったのか不思議。両親は生きている。祖父母にすると息子だ。連絡ものないのはなぜ? これは後続の説明書のような一冊かと。 文章のテンポは遅いですが丁寧に書かれていると思います。 | ||||
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「思い出の…」シリーズで著者を知り、好きになったので今作も期待してしまいました。 図像学という美術のマニアックな題材は面白いし良かったのですが・・・。 私にはどうしても主人公の千景に好感が持てなかった。もちろん主人公が徹底的に嫌なキャラ立ち設定もアリだと思います。 けれど千景はたぶんそういうキャラ設定ではない。とにかくムカっとくる。 飛び級で大学院を出て、自分を学者と言い、不遜な態度は高慢で幼稚。逆切れしては喚くくせに年上を上から目線で見ている。 トラウマや過去の傷が起因しているとしても人に対する機微が低すぎる。自分を否定していそうに思わせながら自己肯定の塊。 絵画を読む力がある設定だから余計に違和感あり。 「思い出の…」のあかりもかなり不器用な子ですがムカムカしない。 他のキャラも無駄に多いくせに設定が薄い。 次作に期待します。 | ||||
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