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異人館画廊 盗まれた絵と謎を読む少女
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異人館画廊 盗まれた絵と謎を読む少女の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.18pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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スピーディな配送で一気読みしましたー | ||||
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ストーリーの面白さもピカイチだか、個性豊かな登場人物にも惹かれる。このまま読み終えて、余韻を楽しんでもよいのだが、今後の展開にも興味があるので、続編も読むつもり。 | ||||
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こーゆーお話があっても良いような気がする。 独特のストーリー運びで良い感じだけど最高点ではないかな | ||||
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例えば「思い出のとき修理します」に出てくる、太一のような登場人物のことを、文化人類学では「トリックスター」と言います。 あとはネットでなくて本で(Amazonになければ図書館で)調べて下さい。 判り易いのが大江健三郎のネタ元(助言者)の、山口昌男「文化人類学への招待」(岩波新書黄版)が入門編です(Amazonにまだ少しある)。 「道化の民俗学」「文化と両義性」 (岩波現代文庫)も参考になります。 「異人館画廊」で使われている「イコノロジー(図像学)」も、実は人類学や文化記号論のかたまりなのですが、読者の全んどが気付かれてないのに驚いています。 それだけ、現代哲学の本を読んでる読者がいないということでしょう。 図像学に関しては、「薔薇の名前」で有名なウンベルト・エーコの「記号論」 (岩波同時代ライブラリー)が基礎的な入門書です。この程度の易しい西洋哲学の本は図書館などで勉強されていても当然ではないでしょうか。 谷瑞恵さんが書かれてた「伯爵と妖精」が香魚子さんのマンガ版も含めて西欧で読まれているのは、 舞台の英国近代の基礎的な教養があるからこそ、アナも雪もない、学問的なツッコミようのない作品に仕上がっているからです。特にヨーロッパではマンガはインテリの読むものであり、The Earl & the Fairy の翻訳をマンガ好きの同業者へ渡したりすると驚いていて、原作の翻訳も読みたいと言うほどです。 結論として言えば、この本は「ミステリ」でも「ロシアのイコン」の本でもないという訳でして(笑)、そのようなコメントを載せた方々はあまりにも勉強不足だということになります。大学のレポートだったら確実に「不可」をつけますね。 つまり、「おんなのこ向け」小説の世界から「レディコミの原作」小説へ一歩抜け出るための「試行錯誤」と考えるのが正しい。図像学という記号論哲学の一つを小説にしてみて、それを「商品として売る」場合を想定して「ミステリっぽく仕上げた」に過ぎません。これは一応大学教官として (Amazon は正体を知ってますが)。 なお、参考書として、堀田善衛「ゴヤ」「美しきもの見し人は」(新潮社・集英社文庫でも出てたかな) をお薦めします。堀田さんの絵画に関する蘊蓄が、この小説の「ゴヤの絵」に隠された「イコン」の解説になってます。そういうことも皆さんお勉強されて下さいね。 | ||||
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中々ないテーマだったので購入。 内容面白くはあったけど、もう少しひねられた内容だったらなあ…と残念な気もした。 登場人物、特にいい!と思う際立ったキャラもいません。 名前忘れたけど警官だか警察のあいつ。 うざい。とにかくうぜえ…! 主人公も、好意もてません。 過去はわかるよ、でもさ、あんた… みたいな一言言ってやりたくなる人です。 でもまぁまだ若いからね…これからだよね。とも思う。 そういうふうな環境だったら人間関係希薄だったろうし、現時点でそうなのもわかるような気がする。 とにかく主人公的には、この新たな人達と関わって行く関係で成長していくんだろう、と期待してます。 ストーリーは、続くのかな、続いて欲しい。だって中途半端だし。 というわけで期待込めて☆4つです。 | ||||
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looooved it!!!! perfection!!!!!! | ||||
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最初読み始めたときは「絵」のことで難しいのかな?と思いましたが読み進めるうちにだんだん物語に入り込めて2日で読み終えてしまいました。私は読むのは遅い方だったのでこんなに早く読めて自分でもびっくりしました(笑)それから登場人物の千景と透磨の関係性がとてもはまりました。恋愛ものをあまり読まない私がここまではまったのは久しぶりです(笑)人によるのかもしれませんがこの作品は面白いと思うのでぜひ読んでいただきたいです。 | ||||
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「伯爵と妖精」からこの著者さんを知り、新作が出る!というので買ってみたんですが・・・ てっきり挿絵入りなのかと思ったら、中のイラストが全くなくて、これにはものすごくガッカリしました。 え?これってホントにラノベのコバルト文庫なの?と確認しちゃったくらい。 たぶん続編出ると思うんですけど、今後もイラストつかないんでしょうか・・・?orz ともかく、内容はおもしろかったです。謎解き系が好きなのでw たしかに主人公の性格は難ありで、絵を見抜く力はあるのに人を見抜く力はないのか!とイライラしましたが。 そこは谷さん・・・w きっと山あり谷あり、紆余曲折しながら上手にキャラを成長させていってくれると思うので、楽しみに見ていきたいと思います。 | ||||
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伯爵と妖精(終了)、思い出のとき・・・ と 続いて、やっと心落ち着く想いです。 谷瑞恵さんのものはほとんど読んでいますから、伯爵と妖精が終わったときには、さびしいような気持でいましたが、新たなヒーロー、ヒロイン にすっかり酔ってしまいました。 そんな二人を包み込むように寄り添っている脇役たちも個々の性格がはっきりあってさすが!です。 最初から二人の間にラブはないですけど、これからこれからって感じで、ミステリも交えて彼らがどうなっていくのかがすごく楽しみです。 そしてそんな二人をかき回す役どころもちゃんと居ます。ちょっと斜め方向に走っている人ですが、この先どういうふうにもっと絡んでくるんでしょう。イライラするのはわかっているからこそ、谷先生はすごい! ちゃんと続編を読みますから早めにお願いします! | ||||
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図像学(イコノグラフィー)という聞きなれない美術の研究分野をメインにした 新感覚の謎解きミステリー小説です。 なんとなく難しそうだな~と、少し躊躇しながら読み始めましたが、 気がつけばあっという間に読み終えてました。 図像(=イコン)は、ぼんやりとですが一応知ってたものの、 (イメージとして映画の「ダ・ヴィンチ・コード」な感じ?) この作品でさらに詳しく知ることができ、美術に興味ある者として 大変興味深かったです。 人間の意識下に訴える表現方法が芸術の中に実在し、それが時には 人の命まで奪いかねないという、怖いけどなぜか心惹かれるエピソードに ドキドキワクワクしちゃいました。 そしてもっとドキドキしたのが主人公・千景(ちかげ)と幼馴染・透磨(とうま)の関係性。 過去に色々とワケありの男女というだけで興味津々なのに、 千景の古風なツンデレ(?)と透磨のSっ気キャラ(しかも敬語)で さらに楽しませていただきました。とてもツボでした・・・!笑 画廊に集まる謎解きメンバーも個性的でよかったです。 谷瑞恵さんは「思い出のとき修理します」で知った作家さんですが、 この手のミステリーも書ける方なんだ~と新たな一面を知りました。 イラスト担当された詩縞つぐこさんの絵も物語の雰囲気にぴったりで、 頭の中でイメージするのに役立ちました。 私の記憶が確かなら、最後まで明かされなかった謎が一つあるので・・・・ もしかしたら続編もあるのかな?とかなり期待しております。 | ||||
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