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卒業―雪月花殺人ゲーム
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卒業―雪月花殺人ゲームの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.45pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全43件 21~40 2/3ページ
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前半部分は面白かったが、肝心のトリック部分になった途端に、流し読み状態に(-_-;) 全然知らない茶道を使ったトリックに、ちょっとゲンナリしてしまいました。 東野氏小説によく出てくる加賀刑事の初出演作品なので、この点はプラス。 トリックのマイナスを考慮し、この評価です。 | ||||
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2番目の事件のトリックは、多くの方と同じように飛ばし読みで、はなから理解を放棄。 で、読み落としや誤読があるのかもしれないが、2点ほど疑問(ツッコミどころ?)がある。 2番目の事件で使われた小道具の入手方法は、「普通に買うとすぐばれる」からあのような方法になった、という推理。 でも、明かされた真相が正しければ、その計画を立てた人間は、もともと事件を警察沙汰にすることは考えていなかったはず。 となれば、普通に買っても誰にも調べられないわけで、わざわざ非合法なやり方を選ぶ必要はなかったのでは? もう1点、最後の犯人の独白(加賀の推理ではなく)が真実であったのなら、別に2番目の事件の被害者は殺さなくてもよかったのでは? 最初の事件だけなら、最悪の場合でも自らの身の破滅にまでは至らないはずなのに、昔からの友人を殺してまでそれを隠ぺいしようとして、かえって破滅を招いてしまったように思う。 | ||||
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かなりの人気作家さんなので、あえて辛口のコメントをさせて頂きます。どうも、氏のブレークしてからの作品は人工的過ぎて手に取る気になれません。才能に溺れないで,世の中を勉強してください。書ける才能のある方なのは充分過ぎる程分かっていますから。とにかく、初めの頃の作品はすごく良かったのに。どうか、痺れる作品を書いてください、必ず読みますから。 | ||||
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仲の良い友人二人が殺され、友人たちは苦悩する。 自殺か他殺か。 自殺なら理由はなにか。 他殺なら誰が? 仲間たちは、絆のもろさに気付く。 加賀恭一郎は冷静な判断で推理してゆく。 そして、苦悩しながらある結論に達する。 人と人のつながり・・・仲間・・・・・ 強いものなのか、もろいものなのか。 加賀恭一郎だけが、妙に大人びて描かれており、 ちょっと違和感を覚えました。 | ||||
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加賀恭一郎シリーズの最初だから読んでみようと手に取った本。 トリックが難解です。 (それほど理解しなくても読み進めて問題なし) 初期の作品であるから仕方ないとは思いますが、 トリックありきで話が展開されるので、登場人物たちの魅力が少ないと感じました。 | ||||
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1989年に書かれたことを考えると 十分に楽しめる作品でした。 大作家のシリーズもの初回登場作品ということで 注目されている作品だと思うけど トリックが図解されていないと分かりにくかったり 話の途中で犯人が読めてしまうので ミステリーとしては今一歩。 現在の活躍ぶりを考えて星3つ(It's OK) | ||||
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加賀恭一郎の初登場との事で、読んでみました。「新参者」は、テレビを見ただけなので、阿部寛さんのイメージで読み進めると、かなりギャップを感じました。すっと仲良しだったはずなのに、・・・登場人物にいまひとつ入りきれませんでした。また、やたら説明が細かい所は、トリックの鍵となる所なのだと教えているような感じでした。あまり、良い作品とは思いません。が、文章がすっきりとしているので、一気に読めました。他の作品を楽しみにしてみます。 | ||||
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トリックが懲りすぎている。松本清張作品とどうしても比べてしまう。複雑なトリックを構成するために前半の物語が作られた感がある。犯人の動機が今ひつつインパクトに欠ける。一般文学313作品目の感想。2011/01/01 | ||||
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大学の同級生間で殺人事件が起きる。それを解決すべく、当時はまだ大学生だった加賀恭一郎が事件解決に挑む。 私が最初に出会った推理小説家である筆者。だからなのか、とにかく色々な事が目新しく映る。だから先が知りたくてどんどん読み進めてしまった。 強いネタばれは避けるが、トリックも元エンジニアの筆者らしいもの。トリックに若干都合の良い部分があったり、そのトリック自体の題材が茶道の作法であり若干とっつきにくかったが、やはり全的総括としては「面白かった」の一言。 | ||||
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加賀恭一郎の大学生時の話。加賀シリーズを幾つか読んだ後だったので、本作の読後の感想は、「加賀も大変な学生生活があって、あんな優秀な刑事になったんだな・・」というもの。まあ、その後に繋がる加賀のプライベートエピソードも盛り込まれているので、加賀恭一郎シリーズを一冊でも読むのなら、本作はおさえておきたいですね。 | ||||
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TVドラマ「新参者」の刑事加賀恭一郎が大学4年生のときの事件だ。東野圭吾にとっても初期の作品で、加賀恭一郎にとっても最初の事件ということから期待して読んだのだが、ちょっと期待はずれというところだ。 祥子の自殺は動機としてあり得るかもしれないが、波香が茶道の作法を使って密かに仕返しをしようとしたところは、波香が取る行動とは思えない。剣道を極めようとする者として、剣道の試合での不正に対しては正々堂々と立ち向かうはずではないのだろうか。陰でこそこそ小細工をして結局、その小細工で自分が殺されてしまうというあり得ないストーリー作りが気になった点だ。 また、7人の仲間のうち3人が続けて死んでしまうというストーリーの設定は、あまりにも虚しい。 | ||||
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「加賀恭一郎シリーズが面白い」 という友人評を信じ読んでみました。友人の話では最近書かれた「誰が彼女・・・」「赤い指」といった 作品が良いということでしたが、途中から読むのも何なので卒業から読むことにしました。 率直に言うと心理描写やストーリーそのものは面白かったのですが、殺人トリックで『雪花月之式』という 茶道のクジ引きゲームを使った部分が分かりづらく面白みを阻害していたような気がします。 舞台は大学ですが、よくある開放的なキャンパスライフ小説ではなく 剣道・茶道・古びた学生寮などを ベースとしたどちらかというと閉鎖感のある作品だったこともマイナスかも。 加賀恭一郎シリーズを「卒業」「眠りの森」「悪意」と読んでみて一つ感じたのは 加賀は同じ人物なのだろうかという点です。 「卒業」では無口な堅物剣士、「眠りの森」ではバレリーナに恋する好青年、「悪意」ではよくしゃべる明るい刑事 というように 形を変えています。 キャラ立ちできなかったのか、作者に迷いがあるのか、作品ではほとんど語られない教師時代に何かがあったのか 時代背に応じて受けのいい人物像を作っているのか・・・ そういう観点で見てみるとそれはそれで面白いです。 今後、読まれる方は1作品だけではなくシリーズ全てを読み加賀像を確立してみてください。 | ||||
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加賀恭一郎の初登場作品です。 トリックは一度読んだだけではさっぱり理解出来ませんでした。 そこまで重要ではないので、理解しないままです。 物語としては他の作品で加賀恭一郎を知っていたので、彼の学生生活を振り返りながら読めて面白かったです。 もちろん他のシリーズを読んでいなくても楽しめると思います。 やはり東野さんはただでは物語を終わらせません。 皆さんも大学時代の友達などを思い浮かべながら読んでみると面白いかもしれません。 | ||||
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東野圭吾の作品大好きでトリックにもいつも驚かされます。だけどトリックが私にゎ複雑で理解しにくかったです(-.-;) | ||||
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茶道を取り入れた推理小説は初めて読みましたが、推理小説というよりは青春小説だと思いました。 しかし・・・、 剣道の大会で薬を盛ったり、浮気をしてしまい振られただけで自殺を図ったり、 恩師との大切なお茶会で人を殺したり、特殊なしかけを作ってまで女子寮に潜入し逢引したりと、 加賀恭一郎は友達に恵まれていないと思わざるをえませんでした。 ストーリー自体は東野さんらしく、すっきりと読めます。 | ||||
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この小説では第1の事件における密室のトリックと第2の事件における雪月花のトリックの2つがあります。 第1の事件のトリックは、丁寧に読んでいくと伏線はちゃんとありますが自分で解明するのは無理だと思いますし、トリックが明かされてもすっきり感はさほどありませんでした。 第2の事件のトリックは、他の方も書かれているように非常に難解で理解するのが大変です。 自分で解くのはほぼ不可能ではないかと。 第2の事件のトリックは、登場人物の「ある行為」を利用するのですが、その「ある行為」は50%の確率でしか達成できないけどやってみるという方法を取っていることに不自然さを感じます。 謎解きに期待して読むと、あるいは謎を自分で解いてやるという気合いを入れて読むとがっかりすることになるかと思います。 もっとも、主人公の人物描写は丁寧ですし、青春小説としては甘酸っぱい感じがとてもいいと思います。 他の方も書かれているようにミステリーとしてよりも青春小説として読むのがいいのではないかと思います。 | ||||
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舞台はとある大学、卒業を間近に控えた7人の大学生の青春を描いたミステリー。 東野さん自身が20台の頃に書かれた作品だということもあり、 今読むとちょっと初々しくもあり、新鮮でもあり、どこかもどかしさも感じるるような・・そんな作品。 7人の仲間のひとりが自室で死んでいたことから物語は始まるが、果たして自殺なのか?他殺なのか? 真実を必死で突き止めようとする彼らの背景に、部活、就職、卒論・・大学生ならではのキーワードが色々と絡んできて、 読んでいて自分の大学生時代を思い出して懐かしくなった。 ちなみに、サブテーマの「雪月花」というのは、茶会の一種。 これが物語の重要なキーポイントになっているのだが、そのからくりは何度か繰り返し読まないと理解し難い。 「仲間なんて、卒業するまで」というのは寂しいが、現実はやっぱりその通りなのかなぁと少しセンチメンタルな気分になった。 | ||||
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東野作品に最も多く登場している加賀恭一郎が最初に活躍した事件です。 卒業間際の大学生たちの物語は爽やかに始まります。加賀は剣道の学生チャンピオンで、天啓のひらめきと強靭な精神力で事件の謎に挑みます。しかし、のちの作品で見せる加賀の孤独な雰囲気は、このころの体験で培われたのでしょうか。と思わせるくらい、切ないエンディングでしたね。 タイトルになっている『雪月花』ですが、『雪月花之式』という茶道のゲーム的な作法のことをいいます。この作法が一つのトリックになっていたり、他にも推理小説でおなじみの“密室”が出てきたりしますので、本作は本格推理モノでも、青春モノという意味でも、楽しめる作品です。 | ||||
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読んでいって、トリックについては(特に“第二”の殺人)はっきりいって難解すぎて一回読んだだけでは理解するには中々難しいですと感じた。ただそういった普段馴染みの薄いものをトリックに混ぜ込む東野氏のチャレンジ精神と言いますか、そういったものはこの後そして現在も脈々と受け継がれていると思った。 あとタイトルに付したとおり、加賀恭一郎初登場という歴史的意義のある作品なので、興味のある方は一読してみては如何だろうか。 | ||||
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ルーツ・オブ加賀恭一郎とも言える作品。加賀恭一郎ファンには必読の書であると思います。 高校時代からの仲間が相次いで不可解な死を遂げ、その謎に挑む若き日の加賀恭一郎。雪月花のトリックはお茶を知っている人には理解が早いと思いますが、そうでない人には難しいと思いました。 高校時代から仲が良い友人でよく知っているつもりでも人の心の中には何があるかというのは本当は誰も知らない、当人でさえもわからないことがあるのだと思いました。最初に死んだ祥子は何事も迷ってばかりで散々迷っても結局自分で何も決められないで人に押し切られてしまう女性で好きになれないタイプの女性でした。酷な言い方のようだが、彼女の死はその性格が招いた自業自得の死だったのではないかと思いました。 | ||||
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