ブルース

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評判

ブルースの評価:

3.81/5点 レビュー 31件。 C ランク

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平均点3.81pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全46件 41〜46 3/3ページ
No.6
(5pt)

意外な成長と、とりまく関係

桜木さん素晴らしいです。寒い情景と温かいけど、寒い人間模様が胸に沁み込み気持ち良いです。
ブルース Amazon書評・レビュー: ブルースより
4163901795
No.5
(1pt)

官能小説?

「ホテル~」「星々たち」と続けて読みました、やはり好きになること出来ない作家さんです。
「ブルース」は官能小説的な内容でした、桜木さんの作品はこれで止めにします。
ブルース Amazon書評・レビュー: ブルースより
4163901795
No.4
(5pt)

6本目の指は、ありあまる才能の証。

ダンプに撥ねられそうになった子どもを危ういところで助けたのを
見かけ、牧子は同級生の博人とつき合い始めた。
博人の指は6本ある。
牧子は寒そうな博人にミトン型の手袋を編んだ。(恋人形)
オーナーに逃げられたバーの女、亭主が重体の妻など、博人と
出会い、情を交わす8人の女たちの目で、得体のしれない、
不思議な男の真の姿が描き出されてゆく。

道東を舞台に無一物から次第にのし上がってゆき、交わった女に
忘れられない強烈な印象を残す影山博人が、何ともハードボイルド。
これ一冊だけで終わらせては、勿体ない!
ブルース Amazon書評・レビュー: ブルースより
4163901795
No.3
(3pt)

影山くんの訃報から

予備情報を、入れておかないで、読み進めていった方が、面白いヨ。影山君って,姓だけでも、影感ありあり。
読んだ感 あるけれど、後味が湿って暗いね。これが桜木さんの 美味で苦味なとこ。
ブルース Amazon書評・レビュー: ブルースより
4163901795
No.2
(2pt)

筆力落ちた

デビュー作から全部読んでいる。
今回は正直、がっくり来てしまった。
作品を準備する時間が足りなかったのか。
身の回りにあるもので、ざざっとまとめたという雰囲気である。

ヒロトを巡る女性たちが、まち子以外特徴がわからず、なんだか個性がはっきりせずすべて同じ女性たちに思えてしまう。
人間性が伝わってこない。
ヒロトは育った環境が過酷で、6本指を持つ男、クールな美貌で、彼の暗い影やセックスが上手いということで、女性たちを惹きつけるということはよーくわかったが、彼自身の内面が伝わってこないので物語に感情移入がしづらかった。
彼がとことん追い込まれている女性たちを色んな意味で「救う」姿は、ある意味彼の内面なのかもしれないが、彼の弱さや葛藤みたいなものが伝わってこない。
薄っぺらいな・・・せめてなぜまち子選んだのか、そこだけでも彼の内側がわかるようにしてほしかった。
穴埋めのように繰り返される性描写もあんまりきれいじゃないので、だんだん気持ちが悪くなり、食欲も失せる。
「ラブレス」とか、「硝子の葦」あたりの息をのむようなお話はもう書けないのかな・・・
登場人物にもっと命を吹き込んでほしい。

次回作、読むかどうか分からないけど、もう少し時間をかけてよいものを書いてほしいと願う。
ブルース Amazon書評・レビュー: ブルースより
4163901795
No.1
(5pt)

女たちを導く指

苛烈な少年時代を生きてきた六本指の男が
裏社会で成り上がっていく中で
彼に関わっていく八人の女たちの
それぞれのストーリー。

「崖の下」その場所で、ただ生活しているだけで
受ける差別や偏見、貧しさが生む現実、母親の闇の相手
それに加えられた肉体の歪さ。
影山博人の背負っている背景や境遇が余りにも
過酷で胸が痛みます。

博人は全うな体になろうと自ら指を削ぎ落とし
地獄のような日々から這い上がっていく。
寡黙で、どこか謎めいた博人に危うさを感じながらも
惹かれていく女たち。

博人の六本指に導かれ初めて男を知った牧子。

別れた夫とは何度繋がっても得られなかった快楽を
博人の指で知った敏江。

お金だけで繋がれた夫との生活に居場所を見つけられず
いつの間にか博人に溺れていく美樹。

置かれている境遇は様々で、そんな時に出会ってしまった
博人に身体を許してしまう女たちの心理が
丁寧に描かれています。
恋という感情など一欠片も持たない博人の
その裏腹な快楽へと導く指の優しさに
身体の繋がりだけではなく心の繋がりをも求めてしまう
女たちの行き場を失った紛れもない恋心が切ないです。

決して多くを語らない、感情が何処にあるのかさえ
分からない博人を女たちは彼の指でしか
彼を知ることが出来ない。
博人にとっては人生を狂わされた忌まわしい
肉体の一部でしかないのに自ら削ぎ落とした
傷痕さえも、読み進めていくうちに
不思議と博人という人物を、より引き立たせる為の
ひとつの飾りのようにも思えてくるのです。
それが共感と言えるものなら、私も女たちと同じように
博人に惹かれた一人なのだと思います。

削ぎ落とされて捨てられていった、その指にも
きっと何かしらの意味があって
生まれ、存在していたのではないのかと
思えてなりませんでした。
ブルース Amazon書評・レビュー: ブルースより
4163901795