ナオミとカナコ

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ナオミとカナコの評価:

4.35/5点 レビュー 195件。 A ランク

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平均点4.35pt

Amazonレビュー一覧

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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全259件 201〜220 11/13ページ
No.59
(5pt)

ナオミとカナコの関係

カナコははたから見ると絵に描いたような結婚生活を送り専業主婦として暮らしている。一方のナオミは仕事に燃える独身・彼氏なし。こんなにも立場や生活環境が異なるアラサー女友達。現実だったら、カナコみたいな女性に対しては嫉妬感が目覚め、少しずつ距離を置き始めるのが普通で、ましてや彼女ために人を殺すなんてことはまずないと思う。 DVだって同情するも、心のどこかで「ざまーみろ」なんて思ってしまうのではないか。。。

もしかしたらナオミはカナコのことが好きだったのではないだろうか。友達としてではなく、人として愛していたのでは。。これからカナコと一生罪を背負って、逃亡生活を送る人生を送りたいと思うほどに。そう思うとどうしてカナコのためにナオミがそこまでできたのかが納得がいきます。
ナオミとカナコ Amazon書評・レビュー: ナオミとカナコより
4344026721
No.58
(5pt)

最後まで目が離せない展開で、特に加奈子の変わりようが印象的だった

望んだ仕事ができない中でも百貨店の外商担当として働く直美と専業主婦で夫のDVに耐える加奈子。親友の二人がDVの夫を排除するために動き始めた。

お互い現状の生活に不満を抱きつつも何かを変える勇気がもてないまま日々を過ごしていた直美と加奈子。

絶対に非を認めず自己主張をする中国人の影響を受けどんどん強気になっていく直美と直美に感化される加奈子。そんな二人が立てたDV夫排除計画はよく考えられていたと思う。

当初は全て想定通りに進んでいると思いきや、素人が思いつきで考えた計画だけに、DV夫の妹の陽子や同僚の銀行員が真相を突き止めようと動き出すと次々と綻びが出始める。

絶対にばれないはずという思いと、ばれたらどうしよう不安が交錯して、読むほうもドキドキだった。最後まで目が離せない展開で、特に加奈子の変わりようが印象的だった。
ナオミとカナコ Amazon書評・レビュー: ナオミとカナコより
4344026721
No.57
(4pt)

一気に読めますよ!

まさしく『テルマ&ルイーズ』ですね。
まさか、映画と終わり同じ結末? ま、そこはさすが奥田さん! 
なかなかいい手を考えたなと思います。直美と加奈子のキャラも良かったです。
消極的な加奈子が後半にいくにしたがって積極的になっていくのも気持ちがいい。ここまで積極的になれるのなら、
何で殺してしまったのか? もっと別の解決方法はなかったのか? とも感じました。
しかし、一気に読ませてしまうところは「うまい」の一言です。
ドラマ化するとしたら、直美が竹内結子、加奈子は松たか子、旦那は寺脇さんあたりかな、と勝手に配役考えました。
ドラマ化狙ってるよね? これ。
ナオミとカナコ Amazon書評・レビュー: ナオミとカナコより
4344026721
No.56
(5pt)

共犯者の気分で読みました

奥田英朗氏のフィクションはどれをとっても面白いので今回買ったばかりのKindleで初めて購入したデジ本はこれにしました。登場する人物がどれも自分の人生の中で出会ったことがあるような背景の持ち主ばかりで、気がつくと自分までが共犯者のように迫ってくる捜査にドキドキハラハラしました。怠いとこまったくなしで夢中になれるとても良いストーリーでした。 中国人の生きる力強さにも改めて感心してしまいました。
ナオミとカナコ Amazon書評・レビュー: ナオミとカナコより
4344026721
No.55
(3pt)

期待しましたが…

高評価だったので読んでみましたが…。

いくらOLと専業主婦とはいえ、防犯カメラの存在くらい考えるでしょ普通。
犯行準備進めてる時からおいおい…すぐバレるよとツッコミどころ満載です。
案の定バレていきますが(笑)

もう少し殺人計画がしっかりしていれば文句なしで面白かったと思います
ナオミとカナコ Amazon書評・レビュー: ナオミとカナコより
4344026721
No.54
(5pt)

ナオミとカナコ

結末に安堵。最後の何十ページは駆け足で読んだ。
完全に物語にはまり込んだ。
最高のシナリオではなかったが、最悪の結末でもなかった。奥田さんの展開力や人間の心理の描きが秀逸すぎる。
ナオミとカナコ Amazon書評・レビュー: ナオミとカナコより
4344026721
No.53
(5pt)

ドキドキ

自分が小説の中に居るような気がして、焦りを感じながら先が読みたくてタブレットをスライドさせ続けました。
ナオミとカナコ Amazon書評・レビュー: ナオミとカナコより
4344026721
No.52
(4pt)

かなり読ませる日本版テルマ&ルイーズ

本家に負けず劣らずの失踪感で、殺人者なのにいつの間にかナオミとカナコを応援してしまう自分がいたり、嫌々理由はあれど殺しちゃダメでしょと思ったり、読み手である僕の気持ちもジェットコースター的に揺さぶられた。

ただ、殺人に至る動機が短絡的すぎるし、殺し方も稚拙でそこは少し冷める。

でも、文章は相変わらず半端ない求心力でぐいぐい読み進めることができたのは流石だと思った。
ナオミとカナコ Amazon書評・レビュー: ナオミとカナコより
4344026721
No.51
(4pt)

ぐいぐいよめる

いつのまにか、2人を応援していました。
よみやすかったです。
ナオミとカナコ Amazon書評・レビュー: ナオミとカナコより
4344026721
No.50
(5pt)

長編も面白い。

やはり奥田先生の本にはずれはないですね☆
テンポもよく、スラスラ読める一冊です。
なぜか犯人を応援したくなる…そんな作品でした。
終わり方も良かったです☆
ナオミとカナコ Amazon書評・レビュー: ナオミとカナコより
4344026721
No.49
(4pt)

物語の中に入り込んでしまいます!!

最後の逃走シーンが圧巻で久しぶりにドキドキハラハラしながら読みました!
夢の中で参加してしまう程(*^^*)
ナオミとカナコ Amazon書評・レビュー: ナオミとカナコより
4344026721
No.48
(5pt)

女子のアツイ友情小説として読んだ

お互い北陸地方出身で大学の同級生、OLナオミと主婦カナコ。親友のふたりは卒業後も東京で暮らしている。
構成は前編後編に分かれ、前半はナオミ、後半はカナコを物語の中心にして時系列で進む。
前半、カナコのDV夫からの虐待発覚から、責任感の強いナオミは解決策として殺人を思いつく。
一流デパート(伊勢丹がモデルか)の外商にいるエリートだけあって、仕事を利用した完全犯罪を計画し実行する。
後半はカナコが夫を殺した後、どうやって逃げおおせるかにふたりが全力を尽くすハラハラドキドキのストーリー。

それぞれの家族環境がなぜこういう事件を起こしたかという説得材料になり、
また脇役もキャラが際立っていて存在感がある。中国人女社長とナオミが出会うきっかけや
社長が語る中国人の価値観は実にありありと情景が浮かぶ。この社長は本当にいそうだ。
また気の強いナオミが社長と馬が合って、さらにしたたかになっていくのも痛快だ。

前半に夫に暴力を振るわれ続けながら長年誰にも相談できていなかったようなカナコが
後半、これまたナオミや社長に感化され、たぶんもともとあった北陸の雪国育ちののしぶとさみたいなものと
母性みたいなものでナオミが薄く思えるほど強烈になっていくのもおもしろかった。
執拗に追いかけるゾンビみたいな夫の妹の凄みもいい。
まあ、監視カメラとか殺し方の選択の甘さは逆に殺されかけてたわけで
窮地にあって見落としてたという解釈で。

「噂の女」もおもしろかったけど、この長編はこの小説家の作品中一番好きですね。
ナオミ、カナコ、女社長、夫の妹、夫の母。
主要人物が女だらけ、追われるのも追うのも女。
ふたりの絆、女社長の一度懐に入ったら家族のように情深くなる度量、
女子が読めば、ミステリーとかエンタ小説というより友情物語って思うと思う。
ナオミとカナコ Amazon書評・レビュー: ナオミとカナコより
4344026721
No.47
(5pt)

2人に巻き込まれまれました

DV夫を妻とその友人で殺害し、完全犯罪を目論む。
これだけだと、重たい作品に感じるが、女性が主人公の為か
作者が清潔感のある作品に仕上げています。
ラストの疾走感は手に汗握り、完全にナオミとカナコに巻き込まれました。
そして共犯者となった私(読者)に待っている最後の一行がたまりません。
(必ず最後に読む事)
ナオミとカナコ Amazon書評・レビュー: ナオミとカナコより
4344026721
No.46
(5pt)

サスペンスだが、主人公は探偵ではなく、殺人犯という斬新な設定。練り込まれたシナリオと緊張感。ラスト1行まで気が抜けない極上の一冊。傑作!!

いやあ、面白かった。

よく小説などの批評で"最後の最後まで気が抜けない"という文言があるが、まさにそれで、
ラストの逃避行の緊迫感は凄まじく、本当に最後まで気が抜けず、イッキ読みしてしまった。
450ページ近くもある分厚い本なのに、これはすごい。

あえて欠点をあげるなら、殺した夫と同じ顔の男が出てきたり、スマフォをハッキングされたり、
認知症の老人が出てきたり、まあこの辺りがストーリーを無理矢理動かす為のご都合主義なことと、

ナオミ編が冗長なことくらい。ナオミ編はあと30ページは削れたかな。
そのほうがハイテンポになり、きっと良くなった(ナオミが美術関係の仕事に就きたがっているネタとか、カナコ編には一切関係ないし…)。

個人的に、中国ネタ、アジアカルチャーの要素がかなり高い事がおもしろかった。
中国人あるあるを見事に小説に落とし込んでいる。

カナコの義理の妹と父親は、ナオミとカナコの視点から見ると苦手意識のある人物だったが、
きっとこの小説で一番の真人間だったのだろうな、と思う。妹は頭も良いし、実は努力家だし。

そしてナオミとカナコはというと、夢破れた時点で、徐々に狂っていってたのだろうな。

ラスト一行の開放感は物凄く、正直本を読んでいて、まるで自分がカナコであるかのような、安堵感と、脱力感にも見舞われた。
結果的に犯罪者サイドの勝利で終わった事も、カタルシスがあり、実に良い。

傑作!!!
ナオミとカナコ Amazon書評・レビュー: ナオミとカナコより
4344026721
No.45
(4pt)

一気読みできる面白さ

職場で張り合いのない毎日を送る直美。夫の暴力に耐え続ける加奈子。直美は、親友加奈子を夫の暴力から救うため、究極の選択をする。ふたりは、加奈子の夫を”排除”することにした・・・。

「加奈子の夫をこの世から排除する。」
直美は加奈子と協力して、細心の注意を払い周到に計画を練り上げる。一部の隙もない完璧な計画に思えたが、事を終えた後にさまざまなところから綻びが生じる。どんなに取り繕おうとしても、事態は最悪な方向に転がり落ちていく・・・。
完璧な計画だと思っていても、100%完璧なものはない。当人たちが気づかぬところから、築き上げた計画は崩れ始める。良かれと思ってやったことも、裏目に出てしまう。一度崩れ始めたら、もう誰にも止められないのだ。先が気になり、ページをめくる手が止まらない。しだいに追い詰められていく直美と加奈子はどうなるのか?ラストまで心臓がドキドキし続けたままだった。これからの人生、ふたりにとって少しでも幸せを感じるものであってほしいと願う。
「都合のいい展開だ。」と思う部分も何ヶ所かあったが、読み応えのある面白い作品だった。
ナオミとカナコ Amazon書評・レビュー: ナオミとカナコより
4344026721
No.44
(5pt)

奥田ワールド

奥田英朗さんの作品は良く読みます。久々の長編で楽しく読みました。取り上げているのは殺人ですが、
どこかにユーモアも漂い面白かったです。
ナオミとカナコ Amazon書評・レビュー: ナオミとカナコより
4344026721
No.43
(5pt)

傑作です

ハラハラドキドキしながら読みました。ページをめくるのももどかしく感じたのは久しぶりです。
二人に幸せな未来がありますように。
ナオミとカナコ Amazon書評・レビュー: ナオミとカナコより
4344026721
No.42
(5pt)

久しぶりにワクワクした作品

久しぶりに「奥田先生」の作品を読みましたが、最初から引き付けられました。先が読みたいのですが、もったいなくてページを読み進める事を躊躇いました。読むたびに数ページ戻ってから読んでいきました。完璧だと思われた「クリアランスプラン?」も段々と糸がほどけていきます。結局、最後は・・・と思っていましたが。あとは読んでからのお楽しみにして下さい。人間なんでも最後まで諦めないことが大切なんだと思い知らされました。
ナオミとカナコ Amazon書評・レビュー: ナオミとカナコより
4344026721
No.41
(5pt)

2人の女性の肝の据わり方と浮遊感が絶妙

素人が完全犯罪を犯そうとしたらどうなるか。
エンタメだけあって実際にはありえない偶然も重なりますが、
それが逆に、いい意味でドラマチックでした。
全編3人称で書かれてはいますが、視点主人公の二人の感情が
とてもリアルに伝わってくるため、まさに「手に汗握る」という
表現がぴったりの読書体験。
人を殺すという倫理的には許されないことをしている二人が
主人公なのに、なぜか青春小説のような、妙に清々しい気持ちを
抱いてしまうのだから不思議です。
ナオミとカナコ Amazon書評・レビュー: ナオミとカナコより
4344026721
No.40
(4pt)

ふつうの女性の心理を追いかける

登場するのは、ふつうの女性。殺人に至る過程も殺人を犯した後の出来事も、あまりにふつうの女性の心理で描かれています。サスペンスでもなければ、推理ものでもありません。穴が見え隠れしていますが、それが最後への伏線になっていきます。心理の移ろいと描写を楽しむ小説ですよ。
ナオミとカナコ Amazon書評・レビュー: ナオミとカナコより
4344026721