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探偵の探偵



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【この小説が収録されている参考書籍】
探偵の探偵 (講談社文庫)

探偵の探偵の評価: 4.00/5点 レビュー 70件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全10件 1~10 1/1ページ
No.10:
(3pt)

千里眼より現実的

対探偵課。奇妙な職場である。
他社の探偵部門に対抗し悪事を暴くといえば聞こえはいいが法律違反は当たり前の仕事だ。
そんな部所に配属されたのが紗崎玲奈。
妹をストーカの殺人で失った原因が犯人側が雇った探偵だったからだ。
複雑な事情を抱える彼女の取り組みに期待したい。
千里眼の岬美由紀と違って抜群の腕力があるわけでもなく悪に立ち向かう姿勢は千里眼より面白い。
一般文学通算2556作品目の感想。2021/07/30 16:45
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4062779846
No.9:
(3pt)

もうちょい

読んでるときは面白いけども、暗い、
なんでそんな罠に引っかかりまくるか、、。探偵にしては敵がハードすぎるし、エグすぎて。
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4062779846
No.8:
(3pt)

不自然すぎる

探偵の部分はリアリティがあって面白い。
けど、怜奈の助かり方が不自然すぎ。テレビドラマよりひどい。
暴力の描写自体は、緊張感が出てよい感じなのに残念。
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4062779846
No.7:
(3pt)

松岡の作品としては荒削り感が強い

*中盤に若干ネタバレ有り

千里眼で確立したアメリカの小説のようなアクロバティックな展開をベースに、探偵業という興味を惹かれる主題が描かれていて、それだけである程度面白さが約束されているような題材の取り方が松岡らしく秀逸である。

今作は千里眼を若者や新規層向けに書き直したという印象を強く受ける。
展開の仕方は千里眼に似ているし、強い女性主人公と言うのも同じ。
その上で装丁を二次絵調にしてラノベ購読層を狙う意図が読み取れる。(ただし、ハードカバーは二次絵調では無い。価格が高い=若者向きではないとの判断かもしれない)

若者・ライト層向けを意識したのか、文章がかなり平易で荒削り感がある。
もしくは制作時間が少なかっただけだろうか。
文章量が少ないし、登場人物やシナリオの作り込み等、相当荒い作りである。
松岡得意のどんでん返しも今作は弱い。
千里眼や水の通う回路を読んだ者、目の肥えた読書人にとっては物足りなさを感じる。

また、登場人物の言動や所作が芝居掛かっていて上滑りしているのが気になる。
探偵業に関わる生々しい知識は現実的なのに、登場人物の言動が浮世離れしていて違和感を感じてしまう。
これが漫画かゲームであれば気にならないのだが。
もしくは装丁などから元々サブカル的なキャラクターを意識して書かれた物なのかもしれない。

ネタバレとなるので詳しく書けないが、例えば、初対面の人間に対する社長の言動が高飛車でおかしい。
せめて丁寧語で語り掛けなければ企業人とは言えない。
探偵業の中では清廉さを押している者であるならなおさらそのはず。
また、目立つという理由のみで少女の個人情報を漁り出す行動はトンデモと言われても仕方が無い物である。
この辺りはもっと正当な理由を付けて欲しかった。
まぁ、あえて理由を探すなら、「探偵の探偵」という事で既に主人公が探偵に対して敵意を持っていることを理解している読者に、黒かもしれないという緊張を提供するミスリードであるという事だろうか。
もしくは後々の伏線である可能性はある。

盗撮盗聴が密に関わる探偵業というアンダーグラウンドをベースに置いているのも、心理学を基に読者の興味を惹かせるのが得意な松岡らしい選択だ。
誰の格言だったか忘れたが、作品を際立たせるにはバイオレンス、セックス、上流階級の描写が必要と言う言葉がある。
その3つをよく絡めてある。
バイオレンス、セックスは読み進めていけばわかるが、上流階級に関しては終盤の人物達に加えて、高級車や高級ブランドの名をしばしば出す事によって解決している。
車の製番まで詳細に記述する箇所など、前後の文章と違和感が出ないように苦慮しているのが読み取れて面白い。

総じて荒削り感が拭えない本作だが、主人公の玲奈のキャラクター性はよく掘り下げられており、魅力的である。
その荒削り感(松岡の作品にしては、だが)から、今作が短時間で制作された物だったとしても、ヒットした事から2巻目は本腰を入れて制作されると思われる。
続編以降の展開に期待が持てる。
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4062779846
No.6:
(3pt)

娯楽にちょうど良い。

おもしろく気軽に読める。多少予定調和的な部分もあるがシリーズ一作目だからだろう。続きを読んで確かめたい。
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4062779846
No.5:
(3pt)

è-

一日で読破するほど、すんなり世界に入れました。
しかし、この作者さんは、なんの格闘術もしたことがないんでしょうね。
倒れている人間に、大人が何度も本気の蹴りを入れれば、死に至ります。
動いて、うめき声を上げいているから死んではいない、とはいう表現もどうかと思います。
格闘による大怪我で即死しなくても、数時間後に死亡するケースは良くあることです。
単管(鉄パイプ)で側頭部を殴打、倒れた人間に更に、垂直に単管を振り下ろす!こんなことすれば、
頭蓋骨陥没骨折&肋骨が折れて内臓に刺さり死亡・・・。玲奈の悪徳探偵を憎む心情を表してい
るのでしょうが、明らかにやりすぎでしょう・・・。
まあ、お話だと言ってしまえばそうですが、細部にまでリアリティを追求しているように感じたのに、
格闘の部分だけ大雑把過ぎるので気になりました。良い子は玲奈の真似をしてはいけません。
悪い子は出頭だ!
最後に、追い詰められた敵役が建物に火を放つのもなんだか、ちょっと残念。一か八か、放火する奴が
現実にいるのか?盛り上げようと狙い過ぎで、逆に引いてしまいました。
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No.4:
(3pt)

この本に限りませんが

表紙も本の一部ですから、ページにもりこむなどして、
大きな画像でもみたいと思います。
表紙買いしたわたしとしては、
不満です。
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No.3:
(3pt)

ミステリーではない。

タイトルで期待していた内容と違った内容でしたが、まぁまぁ楽しく読ませてもらった。
殴り合いとか激しい感じで、展開もそれなりによいテンポだった。
ただときどき無理やりな持っていきかたの部分があったのは残念。
あと、
タイトルから、ミステリーを期待していたけど、全くない。それも残念だった。
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4062779846
No.2:
(3pt)

斬新

万能鑑定士でお馴染みの松岡さん。
今回は悪徳探偵を排除する対探偵課という部署の活動をテーマにした作品。
なかなか目新しい設定で、思いのほか楽しめました。
ヒロインの目的は、簡単に言ってしまえば、妹を殺したストーカーに情報提供した探偵への復讐なのですが、
目的の為なら手段を厭わないという感じで、なかなかインパクトがあります。
描写が結構ハードなので、万能鑑定士などより対象年齢は高めだと思います。
早くも来月に2巻が出るようです。
今後の展開次第では、鑑定士や添乗員シリーズよりも面白くなるのではと期待させる1巻でした。
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No.1:
(3pt)

強い決意を感じるラストが印象的

黒い背景に傷だらけの女性のカバーで,表向きからして重苦しさを漂わせていますが,
中身もおおよそその通りで,彼女を襲った過去の出来事,狂気に満ちた暴力の数々など,
気持ちのいい物語とは言いがたく,これにハードボイルド調の語りが全体を引き締めます.

ただ,中盤までは出会いやきっかけが中心で,少しばかり動きに鈍さもありますが,
ここを超え,主人公の動きがいよいよ活発的になると,徐々に物語の方も勢いを加速.
納得しそうな情報をチラつかせ,それらを片っ端からひっくり返し,壊していく様子は,
主人公の内面寄りになるかにも思えただけに,アクションも含めて読み応えは十分でした.

反面,いくつもの場面に用意されたうんちくは,確か驚きや興味をそそられるものの,
過剰や冗長に感じることも多く,時には知識のひけらかしにも映ってハナにつくことも.
中でも絶体絶命を切り抜けた終盤の場面などは,さすがに都合が良すぎるように思えます.

とはいえ,ひとときの感傷に浸りながらも,すぐに『日常』へと戻るラストでの彼女に,
奥底にある思いや強さ,決意のほどが改めて伺え,一気に続きへの期待が膨らむとともに,
いくつかの出会いやそこで芽生えた小さな意識の変化も,今後に影響与えそうで楽しみです.

なお,その二巻は本巻との二ヶ月連続刊行とのことで,14年12月に予定されています.
探偵の探偵 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:探偵の探偵 (講談社文庫)より
4062779846

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