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おまえさん
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おまえさんの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.13pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全72件 41~60 3/4ページ
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宮部みゆきは時代小説がいい。現代モノも好きですが、やっぱり江戸が舞台だと引き込まれますな。 | ||||
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ぼんくらシリーズ最高です!宮部みゆきさんの時代物が特に好きで、このシリーズは1番好きです。ぼんくら、日暮し、おまえさん、は絶対読んでもらいたい作品です。お勧めです!!! | ||||
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主に女性が相方の男性に呼びかけるときに使われる「おまえさん」がタイトルなだけに全編通して男女の想いが咲き乱れる。若者の初々しい初恋、熟年の艶めかしい(いささか生臭い)情念、悲恋、失恋、等々。周囲の空気に当てられてふだん浮ついた話に縁のない落ち着いた登場人物までもがちらりと若りし頃の想い出がよみがえる。 今回は新たな登場人物を迎えて、少しづつ成長しつつある弓之助や三太郎などおなじみのメンバーの息の合ったやりとりが楽しい。弓之助の兄はこれまでになかったキャラクターで今後の活躍が期待。 | ||||
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宮部みゆきの江戸時代、本所深川物はあやし系も含めて大好きです。ただ、この小説は長すぎる。焦点がぼけてしまって、途中飽きが来ます。その分1点減点。 | ||||
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このシリーズを始め、あやし系の物大概好きで読みました。これも同心さんやおしゃまな子供が出てきて面白く読みましたが、長すぎるところが、焦点がぼけてしまって、途中あきがきます。その分1点減点です。 | ||||
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宮部みゆき氏の時代小説というか時代推理者にははっきりい言って脱帽です!!大変素晴らしいです。勿論時代考証もしっかり行っていますが、何といっても主人公を中心とした登場する庶民の感情豊かな日常会話には参ってしまいます。完全にはまってしまいました。宮部氏の現代ものも傑作が多いですが『孤宿の人』から時代物に一気にはまってしまいました。読者の琴線に触れさせるテクニックを潜在的に持っているとしか思えませんね | ||||
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宮部みゆき氏の時代小説というか時代推理者にははっきりい言って脱帽です!!大変素晴らしいです。勿論時代考証もしっかり行っていますが、何といっても主人公を中心とした登場する庶民の感情豊かな日常会話には参ってしまいます。完全にはまってしまいました。宮部氏の現代ものも傑作が多いですが『孤宿の人』から時代物に一気にはまってしまいました。読者の琴線に触れさせるテクニックを潜在的に持っているとしか思えませんね。 | ||||
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母が読みたがっていたので、購入しました。安く手に入って、喜ばれました、 | ||||
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私はこの作品は大好きです。 長すぎるというご意見もあるようですが、殺人事件を主に、伸之輔の恋、男の美醜問題、おでこちゃんのおっかさんのその後、部屋住み問題など、色々なサイドストーリーが平行していて、それぞれ納得しました。 特に恋と美醜問題は大変興味深く、また平四郎の心の声が笑えた。 結局、人間の顔はその人の人生を写すもので、いろんな経験を経て味のある顔になるということだ。 最後に苦い経験を経た伸さんの顔がりりしく、いい顔になったように、今美しい弓之輔もこれからの経験次第で顔は変わっていくんだろうなと思う。 続きが読みたいです。ぜひ次を出してください。 | ||||
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「ぼんくら」「日暮し」と読み進めてきた、このシリーズのファンです。 「人」が好きで、人情の機微に聡い、ちょっととぼけたところのある平四郎。今回もいい味出してます。 長い、という声もありますが、下巻に入ってからはするすると読めて、読み終わるのが惜しいくらいでした。 さまざまな視点から物語が進められるスタイルが、自分の好みに合っていたからでしょう。 丸助と河合屋兄弟のやり取りの段では、ほっこりした気持ちになり目頭が熱くなりました。 今回弓之助の美貌がことさらに強調されるのは、間島信之輔の外見的特徴を際立たせたかったゆえかも。 まあ、そんなに繰り返し言わなくてもと、食傷気味な感はありますが…。 そこへ軽妙洒脱な淳三郎の登場で、弓之助の別の顔が垣間見られたのは新たな楽しみ。 さらに、このお兄ちゃんと信之輔との対比もあって、人物同士が複雑に絡み合うのがこの作品の醍醐味と言えます。 美形や美少年ではなくても、最後に「いい顔」になった信之輔。よかったなあ。 個人的にはお徳さんや政五郎の若い頃の話も、読んでみたいものです。 | ||||
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宮部みゆきさん色々読んでおります。このシリーズも展開が面白い。そうそう、歩いてゆける範囲に本屋さんが無い田舎に在住です。 amazoonさんにはお世話をかけます。 | ||||
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自分が読み終わってすぐ弟夫婦に持っていた上巻と一緒に送ったところ とても喜ばれました。 私は今「平家」(角川書店・池宮彰一郎)を読んでいます。 上巻と中巻をもっていますのでまたいつか下巻を求めたいと思っています。 私はそのときの気分であれを読んだり、これを読んだりするタイプなので机の うえにはこうしている今も四冊おかれています。次は何にしようかと楽しみ です。 赤とんぼ | ||||
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このシリーズお気に入りです。登場人物の性格と人間関係がよく考えられていて書いてないところまで想像して楽しめます。陰惨な事件が扱われているのですが、あくまで書かれているのは人間のおかしさとか悲しみとかほろ苦さなので、それほど辛くなりません。 シリーズとしては終わってしまったようなのですが、まだ続いてほしい。尋常でない美形で、とんでもないおつむを持っているのに、いつまでたってもおねしょが治らず、母親のような女人に一目ぼれしてしまう弓之助は、そのあとどうなるのか。弓之助が平四郎おじさんの後を継いで同心になって、淳三郎兄さんが弟の手札をもらう岡っ引きになる…なんてことになるのか。おでこはどうするのかな。 続き、お願いします。待ってます。 | ||||
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十分満足できる作品でしたが、それは私が宮部みゆき ファンで、「ぼんくら」「日暮らし」の両作品を読んで いるからかも知れません。 本作単独で評価するのであれば、評価は少し下がり ます。 お馴染みとなった商家の美貌の五男「弓之助」の推 理が光りますが、メインは なんといっても醜男の同心 「信之輔」の人間としての成長譚かと。 他にも男女とも魅力的な登場人物が沢山出てきます。 厚い上に上下巻に分かれていますが、読みやすく気に ならないと思います。 ただし、「ぼんくら」「日暮らし」を読んでからの方 がより楽しめますので、まずはそちらから。 | ||||
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■八丁堀の同心・井筒平四郎(いづつへいしろう)は、馬面の中年男である。その甥に当たる弓之介は年のころは13〜4歳、誰もが認める大変な美少年。しかもこの美少年は物凄く聡明で、信じがたいことだが、その名推理により平四郎と共に難事件解決にあたってきたのである。本書は平四郎+弓之介コンビによる捕物帖シリーズの第3弾。 ■江戸の町で、ある辻斬り事件が発生。死体の跡がなかなか消えないので、何か薬を処方していたのではないかと思われた。その後、生薬屋瓶屋(きぐすりやかめや)の主人・新兵衛(しんべえ)が深夜、店の中で殺される事件が発生。切り口は袈裟(けさ)がけであり、先の辻斬り事件ととても似ていた。先の事件は屋外であり、今回は大きなお店の主の寝所である。 ■一見無関係と思われたが、若い同心・間島信之輔の大叔父・本宮源右衛門は「同一犯である」旨きっぱりと断定する。捜査する内、最初の被害者と瓶屋の新兵衛は、大黒屋と言う老舗の生薬問屋でかつて共に働いていたことが判明。どうやら彼らは、20年前の某事件に関係しているらしい。 ■ところがもう1件同じ刀傷の夜鷹の辻斬り事件が発生。謎が深まった。でも心配ご無用。弓之介の名推理が冴え渡り、意外な真相と犯人が明らかにされる。 ■だが信之輔の失態で犯人を取り逃がしてしまう―。 ■深まる混迷の中、物語は登場人物達の人生や心情を描きながら、大団円になだれ込んでゆく。面白さ保証付きの大傑作の誕生だ。 | ||||
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ぼんくらと日暮らしのファンでしたから、当たり前に楽しみに読み始めました。 美男美女と並みの人しか登場しないと退屈したかもしれないけど、 ぶさいく君が現れてちょっとほっとしたような切ないような・・・ おしんさんの実るはずの無い恋には涙がとまりませんでした。 宮部みゆきさんの人物描写の手抜きの無さに感動します。 弓さん三ちゃん淳三郎お兄ちゃんの今後を楽しみにしています。 | ||||
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スピンオフとなっている三編がよかった。 おきえはイヤな印象だったけれど、 芯のしっかりした強い女と分かりちょっと好きになった。 丸助と弓乃助、淳三郎がにぎやかに食卓を囲むシーンも印象的。 亡き奥さんと同じ気持ちで「よかったねぇ、もう寂しくないねぇ」と思ってしまいました。 そして、もっとも心に響いたのは、 源右衛門さんが久々に顔を合わせた信之輔に対し、 事件のことには触れずに、 耕人堂を開いたことを「めでたいと言ってくれ」という一言。 ここでものすごく目頭が熱くなりました。 | ||||
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前作も面白かったので、今回も当たり前に手に取りました。 今回は事件(というのか?)がいくつか平行していて、筋書きがバラけていて、まとまりは確かにちょと悪い。 でもその分、おなじみの(そして初登場の人達の)喜怒哀楽が分かり易くて、楽しくあっという間に読めてしまいました。 天下一の頭脳と美貌を兼ね備え持つ、弓之助の運命が今後どうなるのか見届けたい。 初登場の弓之助のお兄ちゃんの今後は更に気になります。 出たばかりのようなものですが、はやくも次の巻が気になります。 | ||||
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宮部みゆきファンという訳でも無いし、時代劇風が好きな訳でも無いけど、最高に楽しませてもらいました。 「おまえさん」は、3部作の3冊目、ということで、既に登場人物の人物像、人間関係も出来上がっているし、前作への言及もある。前の2作を読んでなくて、最初に「おまえさん」を読んだ私としては、最初は大いに戸惑った。しかし、何とかその部分をクリアすると、まあ、江戸の街に住んでいたたくさんの人たちの個性と人物像が生き生きと浮かび上がること。まるで、その時代にワープしたかのように、たっぷり楽しませてもらった。 江戸の町人物語としても十分な出来だが、体裁は、刑事物。刑事物としての謎解きの部分も、素晴らしい仕上がりで、本当に感心してしまった。中身が濃くて、読むのに時間がかかる本だったが、是非是非お勧めしたい。 | ||||
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よくこれだけたくさんの人を登場させたものだと感心する。単行本には付録として人物相関図が ついていたので、本当に助かった。 身元不明の男の事件と瓶屋のあるじの事件。複雑な人間関係やすれ違う人の心が、これらの事件を 引き起こしたのかもしれない。その辺の事情を、作者は巧みに描いている。人は、相手を思いやる 温かい心を持っている。だがそれと同時に、人は心の中に暗く冷たい闇も抱えている。闇が心を 支配したときに、人は鬼になる・・・。 かなりボリュームのある作品だが、作者はよくまとめたと思う。構成力は抜群!それに描写も巧みで、 読んでいると自分も登場人物のひとりとしてこの作品の中に入り込んでしまったような錯覚に襲われる。 また、たくさんの登場人物のひとりひとりがとてもていねいに、そして個性的に描かれていて、しぐさ、 表情、動作などがリアルに浮かび上がってくる。弓之助、三太郎、平四郎、間島信之輔、お徳、政五 郎・・・どの人物も、本当に魅力的だ。話の展開の仕方もよかった。ラストへの収束の仕方もお見事! 面白く、ほろ苦く、そして切なく。読後も満足感が残る、すばらしい作品だった。 | ||||
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