その女アレックス

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評判

その女アレックスの評価:

3.65/5点 レビュー 475件。 B ランク

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平均点3.65pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全480件 301〜320 16/24ページ
No.180
(4pt)

一本とられた感

宣伝文句の通り、これから読む人の体験を奪ってはならないと思うと、ネタばらしになることは言えない…となると何も話せなくなる、という小説です。
読了後、結末やネタばらしまでの展開の仕方に不満を覚えた人もいるようでそれはそれで同意するところもあるのですが、自分自身は「うまいなぁ。やられた」と筆者に気持ちよく一本とられた、という印象です。
(描写されるストーリー自体は陰惨で決して気持ちの良いものではありません、念のため。)

また珍しく、個々のキャラクターに愛着を感じた翻訳小説でした。個々のキャラが立っていて、本作はシリーズ物の一冊のようですが、他のものも読んでみたいと思いました。

翻訳が読みやすいというのも良いですね。
その女アレックス (文春文庫) Amazon書評・レビュー: その女アレックス (文春文庫)より
416790196X
No.179
(2pt)

自分で探そう

評判がいいので読んでみましたが、普通です。とにかく暗すぎです。スッキリ、スカッとしません。
評判に頼らず、面白い本は自分で探しましょう。
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416790196X
No.178
(2pt)

運や偶然任せの要素が多すぎる

期待したほどではないというのが正直な感想です。未読の方の楽しみを奪うことになるので詳しくは書けないが、ラスト間際のゴミのシーンは言うに及ばず、そもそも、冒頭の誘拐と、それを見ていた目撃者がいなければ、その後の展開もなかったはずです。偶然や運の要素が多すぎ、緻密な構成が好きな人にはツッコミどころ満載でしょう。とはいえ、ハリウッド映画のような、派手でご都合主義な展開が好きな人には楽しめると思います。純粋なエンターテインメントと割り切れば楽しめるでしょう。個人的には、主人公の警部の刑事のドケチとおぼっちゃまコンビがツボでした。
その女アレックス (文春文庫) Amazon書評・レビュー: その女アレックス (文春文庫)より
416790196X
No.177
(5pt)

おもしろくてなんぼですよ!

夜中の12時30分に読み始めて、
1部2部と読み進み、一息入れてまた3部。
とにかく時間を忘れて読めます。
というか読まずにいられません。
確かに「ずるい」ってのはありかも?
でも、それを凌駕するおもしろさなので、
なんでもありでいいんじゃないでしょうか?
小説なんですもん。
フィクションなんですもん。
おもしろくてなんぼですよ、ほんと。
56歳になって、着々と残り少なくなっていく人生を
おもしろくない本に時間取られて、
老眼進むほどむなしいことないですし。
とにかくおもしろかった!
それでよし
その女アレックス (文春文庫) Amazon書評・レビュー: その女アレックス (文春文庫)より
416790196X
No.176
(4pt)

ひさびさの徹夜本

300万部を突破と、この手のサスペンス小説が、ヒットしているのは近年ではめずらしいのではないでしょうか。しかも作者は、パリ生まれのフランス人ピエール・ルメートルとフランス産ミステリーであります。古い海外ミステリー好きには、カトリーヌ・アルレー、ボワロー&ナルスジャック、セバスチャン・ジャプリゾ、ユベール・モンティエなど往年の作家群を思い起こします。みな陰惨でニューロティックな味わいのサスペンス小説を得意としていました。最近は、顧みられることなく放置されていましたが、時代は繰り返すということでしょうか。
文庫の帯には、あなたの予想はすべて裏切られるとあり、それほどの衝撃、驚愕の結末なのかと、私は、期待し嬉々として読ませていただきました。しかし、実は大して驚くほどのものではありませんでした、サプライズドエンディング系のミステリー、例えばB・S・バリンジャーやリチャード・ニーリィなどを読んでいるすれっからしの読者には真相が読めてしまうでしょう、かくいうわたしも、この小説のヒロインに所縁のある、ある人物が重要参考人として登場した時点で、これしかないな、と思ったのでした。と事件の謎の底が浅いとはいえ、これは、大変面白い小説であることにか変わりありません。とくに警察署の刑事たちの人物造形が非常によく出来ていて、事件解決にスリルと爽快感をもたらしています。余は勧善懲悪の犯罪ドラマとして素晴らしく完成された小説であります
この手の作風は連打がむずかしいので、この作者の次の作品はどうなるか楽しみであります。
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416790196X
No.175
(3pt)

めまぐるしい展開で予想を裏切り、その意味では驚きましたが、扱っているテーマが酷く、読後感が悪過ぎる。

3部構成450ページの内容は、めまぐるしく展開し、表現は映像的で、いかにも海外テレビ番組の犯罪ドラマのよう。ネタバレは避けますが、監禁、殺人、虐待と主人公を取り巻くで出来事は悲惨でグロテスクな描写のオンパレードでいたたまれず、読み心地が悪い。どうして、こんな題材を扱っているのか、売りたいだけなのだろうかという感じがして。表紙の比ではない、ひどい世界です。こんな世界を読んで、ぞくぞくするする読者自身の感性が問われるような気持ちもします。最後の最後に少し救われた気持ちにはなりますが、もう読後感が悪過ぎる。映画になるようですが、どう表現するのでしょうね。
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416790196X
No.174
(2pt)
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スジだけでできた小説

巷で話題になっているから、今朝の5時頃Kindle版ダウンロード。大急ぎで「ページを繰り」、7時頃読了。「思わぬ展開」というので関心を持ったが、「想定以下」の「ありがちな」展開であった。
 日本語翻訳で読むかぎり、この小説には、欧米文お約束の代名詞が出てこない。原文を見てないので、そこは訳者の方が、そのように変えたのかもしれないが、とにかく、「アレックス」でずーっと通すので、「その女」は、もしかして、「男」かもしれないと予想したが、そうではなかった(笑)。
 アレックスという名の看護師が誘拐され、暴力をふるわれ(レイプなし)、座ることもできないような箱に監禁される。その箱は地上から2メートルか、吊り下げられている。一方で、画家のロートレックを彷彿とさせるような低身長の刑事がこの事件を追う。どうして誘拐がわかったかと言えば、「目撃者の通報」である。パリ警視庁はてんやわんやの大騒動(のように見える)。この刑事も、妻を誘拐され殺された経験があり(なんたる偶然(笑)!)心に傷を負っている。この二人の「主人公」の章を、代わる代わるに展開させる。

 アレックスを誘拐した犯人は、なんで誘拐したかと言えば、息子を殺された復讐である。その息子は軽度(?)の知的障害があった。しかしその「誘拐犯」は早々に死に、彼の携帯に残されたアレックスの写真や、電話をかけて記録などから、警察は、被害者の位置を探っていく。

 だが、被害者は逃亡に成功する。アレックスは、「なぜわたしなの?」などと思うが、連続殺人を犯している。しかし、それは、少女時代に性的逆を受けていた兄(異母か異父)によって、強制売春させられた相手であった──。こういった事実は、しだいにわかってくることで、冒頭、少なくとも第1章では伏せられている。こういう、その人の意識を支配せずにはいられないような事実を伏せ、その人物の内面が描けるだろうか? なるほど本作は、スジだけでできているが、三流週刊誌の手記程度の内面描写はある。それを、以上の事実抜きでやるのである。完全なる「ズル」、破綻である。それ以外にも、ミステリーの「お約束」はまったく守られていない。もしかしたら、本作はミステリーではないかもしれない。ただの猟奇小説である。作者が最も書きたかったのは、アレックスが、兄に売春を強要され、その客の一人から、膣に硫酸を流し込まれ、その内部の組織が破壊されて、犯罪性を隠すため、かろうじて、看護師(アレックスも看護師)の母の稚拙な小細工(針金で通す)によって、尿道だけは確保したという事実だろう。現実にこのような処置でまともに生きていられるのかどうか、わからない。ほかにも、かなり暴行を受けてもそれほどの致命傷になっていないような描写もある。

 そのアレックスも死ぬ。一見、自殺だが、はて、と、カミーユ警部(ロートレック風の)は探る。
 その兄がとんでもないワルなのであった──。そういうストーリーであるが、伝統的な英国ミステリーの豊かさを支えているような街や自然、人物の描写は皆無である。謎解きも、謎もない。ということは、サスペンスもないから、やはり推理小説とは言えず、スジだけをどんどん展開させたものである。
 しかし、ある意味、アレックスが作中で愛読しているデュラスとか、カミュやクンデラ(チェコ出身だが)など、おフランス小説は、シンプルな文章が多いので、まあ、おフランス人にとって、小説とはこういったものであろう。本書の著者は、自分が影響を受けた作家を巻末に並べているが、わざわざこんなふうにするのは、自分はほんとうは、まっとうな作家なのだと言っているのか(笑)? そのリストのなかにはプルーストもあるこういう三流週刊誌の手記のような小説の、いったいどこに、プルーストの影響が見られるのだろう? 

 「公募ガイド」で小説の書き方指南をされている若桜木センセイ流に言えば、「視点が混乱している」ので、公募小説の賞の最終候補に残ることは難しいかも……(笑)。主人公、アレックス、カミーユ刑事の、賞ごとに変わる視点はともなく、ときどき、そのほかの人物の視点も入り混じる。視点の統一など、おフランス人にとってはどうでもいいのかもしれない。それが違っているとも言えないのが文学であるが(笑)。
 このテのハナシなら、松本清張でしょう、やはり。こんなものに感心して、「ストーリーは言うな!」などと叫んでいる人の頭の中はいったいどーなっているのだろう? ほんとうに背筋が寒くなるものを求めるなら、イーヴリン・ウォーの『囁きの園』(訳者によって、邦題はいろいろだが、この題名の翻訳がいちばんよい)をおすすめします。あまりの展開に思わず十字を切る(キリスト教徒でなくても)こと請け合い(笑)。
その女アレックス (文春文庫) Amazon書評・レビュー: その女アレックス (文春文庫)より
416790196X
No.173
(4pt)
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読者の視点の切り替えが面白さの秘訣

店頭での「このミステリーがすごい」で1位という宣伝文句に惹かれて読んでみました。感想は「なるほど」です。

昔、私が社会人になりたての頃、小説を書きたくて、いろいろ物語のモチーフを毎日、通勤電車の中で夢想していたものです。そのなかの一つが、最初は主人公は犯罪者として映り、後に、自由への逃亡者として映るようなしかけの物語でした。一方の、主人公をとらえようとする刑事は、最初は正義の人として映り、後に、主人公の行く手を阻む抑圧的な世界の番人のように映ります。

本作品の面白さの秘訣は、そうした読者の視点の切り替えを意識的に使ったということにあるのではないでしょうか。

以下、ネタバレ気味につき注意ーーーーーーーーーーーーーーーー

本作品は、3つのパートからなります。

第一部では、ヒロインであるアレックスが、変質者から拉致され、衰弱死寸前まで監禁される不幸な被害者として映ります。
第二部では、一転して、ヒロインが、行き当たりばったりに、男を残忍な方法で殺害していく、シリアルキラーとして映ります。
第三部では、ヒロインの壮絶な過去が明かされ、ヒロインのやってきたことが、同情されるに足る復讐であることがわかります。

視点が二転三転しつつも、最後までヒロインの動機や計画もわからないので、それなりにひっぱりこまれました。

しかしながら、つっこみどころがないわけではありません。端的に言って、読者に明かされるヒロインのモノローグさえも、実は嘘、あるいは巧妙に事実が伏せられただったというのはアンフェアな感がありますし、一番の復讐相手に対する方法が生ぬるく、偶然に委ねすぎなのではないかという気もします。

まあ、それはそれとして、面白く読むことができたのではないでしょうか。ミステリー好きなら読んで損はないと思います。
その女アレックス (文春文庫) Amazon書評・レビュー: その女アレックス (文春文庫)より
416790196X
No.172
(5pt)

吊り下げられた小さな檻に全裸で閉じ込められた、その女・アレックス

その男・マコトは、「途中で止められなくて、朝まで読んでしまった」と呟いた。その傍らには、付箋で針鼠のようになった『その女アレックス』(ピエール・ルメートル著、橘明美訳、文春文庫)が置かれている。

この男が、若い時はともかく、近年は徹夜で読書することは滅多にないので、その本の何がそんなに夢中にさせたのか問うたところ、「ネタをばらしたら、これほど独創的なミステリを提供してくれた著者、ピエール・ルメートルに申し訳ない」との答えが返ってきた。

そこで、少しでもいいから、ヒントが欲しいと頼んでみた。そこまで言うならと、付箋が付いたページを繰りながら、声を出して読み始めた。

「なんの助けも得られない以上、自分で死ぬしかないからだ。とはいえ衰弱し、麻痺した体は言うことを聞かず、思うようにならない。今や排泄物は完全に垂れ流しで、痙攣が止まらず、全身がこわばっている。アレックスは絶望し、最後の手段だと木枠の角に足をこすりつけはじめた。焼けるような痛みを感じたが、それでもやめなかった。苦しみをもたらす肉体を憎み、肉体を殺したかった。だから力を振り絞って足を動かし、荒削りの木の尖ったところにこすりつける。痛いところがやがて大きな傷口になるだろう。アレックスは虚空を見つめている。ふくらはぎにとげが食い込むのもかまわず、足を動かしつづける。アレックスは傷口から血が出るのを待っている。血が出てほしい。流れてほしい。全部流れてほしい。そうしたら死ねるから」。

「いずれにせよ、そういうことを考えることができたのは、檻に入れられてからしばらくのあいだだけだった。今はもう、2つ以上のことを論理だてて考えることができない。脳は体の苦痛を認識するのがやっとで、それ以上のことを受けつけない。こんな状態になる前は、仕事のことも考えた。アレックスは非常勤の看護師をしていたが、誘拐されたのはちょうど仕事を1つ終えた直後だった」。

「アレックスには夫も、婚約者も、恋人もいない。誰もいない。誰かが気にかけるとしても、それはアレックスがここで衰弱し、発狂して死んでから何か月もあとのことだろう」。

「写真が6枚保存されていた。板の間隔が広い木箱のようなものが写っている。木箱は吊り下げられていて、なかに女が閉じ込められている。若い。30くらいだろう。汚れた髪がべたりと顔に貼り付いている。全裸で狭い箱のなかに無理な姿勢でうずくまっている。6枚とも女は撮影者のほうを見ている。目の下に隈ができ、目つきがうつろだ。だが顔立ちはほっそりして、黒い瞳が美しい。頬がひどくそげているが、そうでなければかなりの美人だろう。だが美人かどうかはこの際問題ではない。6枚の写真からわかる重要なことは1つだけ、女が死にかけているということだけだった」。

「最初の1匹が顔を見せて以来、近くにネズミがいない状態が20分以上続いたことはない。とにかく入れ代わり立ち代わりやってきて、檻の上を歩いたり、ロープにぶら下がったり、かごのなかをのぞいたりしている。そして今、そのかごにはもう餌がない。揺れるかごのなかから数匹が顔を出し、こちらをじっと見つめた」。

「ネズミたちは頭がいい。飢え、渇き、凍えときたら、あとは恐怖を加えるだけでいいことを知っている。そして、そのために今度は一斉に甲高い声で鳴きはじめた。どこかから漏れている雨水が、風に飛ばされてアレックスの顔にも落ちてくる。アレックスはもう泣くこともできず、ただ震えた。死んだら楽になれると思っていたが、ネズミにかじられるとなると話は別だ。このネズミたちが自分をむさぼり食うのかと思うと・・・。9匹のネズミにとって、人間1人は何日分の餌になるのだろう? アレックスは身の毛もよだつ思いで泣き叫んだ。ところが、喉からはかすれた声しか出てこなかった。もはや声さえ出ないほど、アレックスは衰弱していた」。

ここまできたところで、「第1部の一節を紹介したけど、これは単なる誘拐事件ではなかったんだ」と言いながら、本を閉じた。

そして、「これ以上は話せないけど、第2部、第3部と進むにつれて、思いもかけないどんでん返しが、ええと、1つ、2つ、3つ――3つも待ち構えていたんだ。それを知りたかったら、自分で読むことだね。読み終わったら、体にも心にも震えがくると思うよ」とのたまうではないか。
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416790196X
No.171
(3pt)

パズルのパーツが埋まる感覚

ミステリー小説はそれほど多く読む方ではないですが、終盤の展開が、ジクソーパズルの最後の段階でテンポよくパーツが埋まり、全体像がすーっと見えてくる構成はさすがだと思いました。また、フランスの筆者とのこもあり、登場人物の服装などの描写にがフランス男性のファッションに対する美意識が垣間みられ面白かったです。
ただ、犯罪者達の動機の記述が、追いつめる刑事達の心理描写よりも弱く、バランスが悪いように感じました。
その女アレックス (文春文庫) Amazon書評・レビュー: その女アレックス (文春文庫)より
416790196X
No.170
(5pt)

いままでにない読後感

信用できない語り手によるミステリー小説である。
単純にミステリーといっていいかどうか疑問が残るが、ほかに適当な言い回しもない。
全体は三つのパートからなり、それぞれ読み心地が違う。
真相に近づくにつれ、ぐいぐいと引き込まれる。
ほんとうの真相は読んだ読者の数だけある。深みがすごい。
規格外の小説である。

宝島社のムック「このミステリーがすごい!2015」の海外部門第1位、
「週刊文春ミステリーベスト10」海外部門第1位、
『ハヤカワ ミステリマガジン』「ミステリが読みたい!」海外編第1位、
「IN☆POCKET文庫翻訳ミステリー・ベスト10」第1位、
英国の「英国推理作家協会 インターナショナル・ダガー賞」、
フランスの「リーヴル・ド・ポッシュ読書賞」を受賞、
という絶賛評価は伊達ではなかった。

翻訳物は文章が苦手という人も多いかと思うが、本書は翻訳の文体も素晴らしい。
すべての小説ファンにお勧め。
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416790196X
No.169
(5pt)

予測不可能な結末

ネタバレになるので書けませんが、この結末は「1本、取られた」感じでした。これを予測できた人は凄い。
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416790196X
No.168
(2pt)

期待しすぎたせいでしょうか?

「それほどでもない」というのが素直な感想です。
喝采を浴びたらしい≪どんでん返し≫も、警察小説もどきのあれこれ人間模様やカミーユの
コンプレックスの描き出し様も、
わざわざこんな暗くて惨い話を読む価値を生むレベルではないように思います。
特にアレックスの心理的背景についてのエピソードの不快さは、
女の私としては耐えられない。

おまけに・・・
そのおぞましく不快な設定は、結末に説得力を持たせるためでしょうが、
あんな決着のつけ方は浪花節的で安直としか思えない。
馬鹿にされているのか、私の読解力が足りないのか、
読み終わった直後キョトンとしてしまった。
作者の献辞に妻への感謝があったけれど、奥さんはこの結末に共感したのかなあ?
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416790196X
No.167
(5pt)

少々疑問点は残りますが

とても楽しく読めました。後半は少しグロが続き精神的にきついですが…。
自分はラストも好きです。こういう終わり方が正しいと思いました。

どのような種類の本や映画でも、なんとなく先を想像して(当たっているにしろ、外れているにしろ)つまらなくなってしまいます。
しかしこの本は、内容を理解できたと思ったら次から次に新しいことが起こり、続きを想像する余裕がありませんでした。
その追い付ききれないという気持ちが不思議と心地良いのです。
新しいことがどんどん起き、情報量が増えていくにも関わらず、どの情報も言われればページをさかのぼる必要なく「ああ、あれね」と思い出すことができる。
それもまた不思議です。

ぜひ人にすすめたい本です。表紙もかなり気に入っています。
その女アレックス (文春文庫) Amazon書評・レビュー: その女アレックス (文春文庫)より
416790196X
No.166
(4pt)

評価はいろいろ分かれていますが、読む価値はあると思います。

表題の通り、いろんな方のレビューを読んでいると評価は分かれていますが、私にとっては久しぶりに手にしたミステリーかつ事前情報も持っていなかったので、面白い作品だったと思います。
一部、二部、三部の話の展開の早さと意外性。被害者と思っていたアレックスが実は復讐計画を着実にこなしていく冷徹な殺人鬼であったりと、良い意味でのショックを受けました。ただ、ストレートな描写や表現は慣れていない私としてはもう一回読もうと思うまでには時間が必要な感じです。
その女アレックス (文春文庫) Amazon書評・レビュー: その女アレックス (文春文庫)より
416790196X
No.165
(5pt)

面白い

話の展開が面白かった。もう一度読み直してみたい。展開がめまぐるしくてついていけなかったところもあった。
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416790196X
No.164
(3pt)

登場人物像が希薄

この頃ミステリーは読んでいませんが、あまりにも「今、No.1のミステリー」と随所で見かけるもんですから買ってしまいました。それで、こちらから読んだのです。「ネタバレになるので内容は書けない!」というのが、キャッチで、わたしも内容を書くことは控えます。「心躍る予想外の展開」ともありますが、こんな展開でいいの?…っていう感想です。『その女アレックス』の読後感は、「憂鬱」です。とても暗い気分になって、落ち込んでしまいます。

どうしてかと考えると、この本は「展開」だけが売り物だからではないかと。世間に出ている書評は、もう少しその内容を伝えても良いのではないか。そうでないと、「だまされた」という印象を持ってしまいます。それから、登場者の人物像がもっと描かれていたなら、展開だけの興味で引っぱっていく必要性はないのではないかと。「これでもかこれでもか」という展開とバイオレンスには辟易してしまいます(と言って全部読んだが)。

それからもうひとつ思ったことは、女性はいつからサスペンス小説や映画、テレビで戦うようになったのだろうということ。現在の物語の中では、女性はどんなに殴られてもレイプされても、立ちあがり戦わなければなりません。ほんの少し前までは、女性は殴られませんでしたよ。せいぜい平手打ち。でも今は、「ぐう」で殴られます。殴られて倒れても、蹴飛ばされます。顔も踏んづけられます。フェミニズムの賜物でしょうかね。
その女アレックス (文春文庫) Amazon書評・レビュー: その女アレックス (文春文庫)より
416790196X
No.163
(4pt)

途中まではとても早く読めますが・・

ある時点からページをめくるのが遅くなってしまい・・・。どの時点かはネタバレに通じるので言えませんが。でもそこまではとても面白くってほぼ一気読みでした。ちょっと最後尻すぼみかな。。。自分で勝手に思い描いていた展開と違ったのでしょうね。
その女アレックス (文春文庫) Amazon書評・レビュー: その女アレックス (文春文庫)より
416790196X
No.162
(3pt)

むむむ

確かに変わった展開でなるほどね、と思って見ましたが、誰にも感情移入できないのが残念な点。
おもしろいけど、残酷でまた見たいとは思わないしオススメはしません。
見終えた後に数点の疑問も残ります。
以降ネタバレです。
トラリユーは折角アレックスを捕らえたのに、なぜ息子の事を聞かなかったのか?
最後のホテルで、いろいろと偽装するならいっそ兄を呼べば良かったのにとか。
結局アレックスに酷い傷を残したのは誰だったのか・・など。あと、妄想が多くて読むのが面倒に思う面も。もっとテンポよく進めて欲しいと思うのは個人的な好みの問題かもしれませんが。
その女アレックス (文春文庫) Amazon書評・レビュー: その女アレックス (文春文庫)より
416790196X
No.161
(1pt)

期待したのにがっかり

ただただホントのことを隠していって「実はこうでした~」とするのは簡単。やられた感はゼロ、辻褄も合わないし、なんだかずるい。こんなんで賞いっぱい取れるなんて、日本のミステリーってレベル高いんだなと思いました。
その女アレックス (文春文庫) Amazon書評・レビュー: その女アレックス (文春文庫)より
416790196X