イノセント・デイズ

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イノセント・デイズの評価:

3.44/5点 レビュー 228件。 B ランク

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平均点3.44pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全266件 21〜40 2/14ページ
No.246
(5pt)

死に向かう生を刻む物語

主人公の田中幸乃は、放火犯として、死刑を宣告される。そんな裁判所の風景から物語が始まる。

さまざまな場所、さまざまな時代で田中幸乃に関わった人々が語るその姿は、冒頭の田中幸乃像を覆していく。

「全然違うかもしれないのにね」
彼女に関わる人物が終章で呟く。

物語は、処刑代に向けて、階段を一歩ずつあがるように進む。

抗いがたいその流れに、読者として救いを求めつつ、それでも静かにその時を待つ田中幸乃に惹かれていく。

彼女が最後に示したものは、恐怖や抵抗ではなく、死へ向かう意志だ。そこに強い生を見る。

明るい物語ではないけれど、暗いとも違う。救われないけれど、救いがないとも違う。

読後、その言葉を探しながら、ひとりで余韻に浸る。
イノセント・デイズ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: イノセント・デイズ (新潮文庫)より
4101206910
No.245
(5pt)

死に向かう生を刻む物語

主人公の田中幸乃は、放火犯として、死刑を宣告される。そんな裁判所の風景から物語が始まる。

さまざまな場所、さまざまな時代で田中幸乃に関わった人々が語るその姿は、冒頭の田中幸乃像を覆していく。

「全然違うかもしれないのにね」
彼女に関わる人物が終章で呟く。

物語は、処刑代に向けて、階段を一歩ずつあがるように進む。

抗いがたいその流れに、読者として救いを求めつつ、それでも静かにその時を待つ田中幸乃に惹かれていく。

彼女が最後に示したものは、恐怖や抵抗ではなく、死へ向かう意志だ。そこに強い生を見る。

明るい物語ではないけれど、暗いとも違う。救われないけれど、救いがないとも違う。

読後、その言葉を探しながら、ひとりで余韻に浸る。
イノセント・デイズ Amazon書評・レビュー: イノセント・デイズより
4103361514
No.244
(5pt)

久しぶりの衝撃作

本の感想をあげることはほとんどない。でも、この本は久しぶりにとても衝撃的で、読み終わった後もしばらく頭から離れない。
主人公を取り巻く登場人物それぞれの思いと罪。人に必要とされたいという主人公の思いがどうしてこんなにかなわないのか。どうしてみんな彼女をこれほどまでに傷つけるのか。
多分、読む人の多くが「彼女を守ってあげたい」「自分なら彼女を裏切ったりしないのに」と憤りを感じるのではないだろうか。
後半になるにつれ、物語の緊張感はどんどん加速していく。
最後の方は間に合うのか、間に合わないのか、どうか間に合わせてくれと願いながらページを繰る手が止まらない。

(ここからネタバレ)
そして最後に到達したときの絶望感。
解説では、「この小説を『救いがない』とは読まなかった」とある。
しかし無垢な主人公が自分の信じた人たちからことごとく裏切られ、自分は誰からも必要とされていない人間なのだという結論にたどり着き、死ぬことを強烈に願う。
人のために自分の気持ちを犠牲にし、自分というものを持たなかった少女が、死ぬために初めて力を、気持ちを奮い立たせて生きるのだ。感動的だと言うが、死ぬことが救いであり、死にたいためにはじめて生きようとする姿に救いはあるのだろうか。それが救いだとしたら、彼女が生きてきた世界は、この世は、本当に救いがない世界なのだと思う。
確かに暗い、救いがないといった一言で終わる物語ではない。
人間の愚かさや汚さ、良心や正義、冤罪とは、死刑とは。
とにかくいろいろなことを考えさせられる。
頭がぐるぐる回って、でも、多くのものが力でねじ伏せられ、歪められているこの世界は実際、救いがないのかもしれないな、などと思ったりもした。
イノセント・デイズ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: イノセント・デイズ (新潮文庫)より
4101206910
No.243
(5pt)

久しぶりの衝撃作

本の感想をあげることはほとんどない。でも、この本は久しぶりにとても衝撃的で、読み終わった後もしばらく頭から離れない。
主人公を取り巻く登場人物それぞれの思いと罪。人に必要とされたいという主人公の思いがどうしてこんなにかなわないのか。どうしてみんな彼女をこれほどまでに傷つけるのか。
多分、読む人の多くが「彼女を守ってあげたい」「自分なら彼女を裏切ったりしないのに」と憤りを感じるのではないだろうか。
後半になるにつれ、物語の緊張感はどんどん加速していく。
最後の方は間に合うのか、間に合わないのか、どうか間に合わせてくれと願いながらページを繰る手が止まらない。

(ここからネタバレ)
そして最後に到達したときの絶望感。
解説では、「この小説を『救いがない』とは読まなかった」とある。
しかし無垢な主人公が自分の信じた人たちからことごとく裏切られ、自分は誰からも必要とされていない人間なのだという結論にたどり着き、死ぬことを強烈に願う。
人のために自分の気持ちを犠牲にし、自分というものを持たなかった少女が、死ぬために初めて力を、気持ちを奮い立たせて生きるのだ。感動的だと言うが、死ぬことが救いであり、死にたいためにはじめて生きようとする姿に救いはあるのだろうか。それが救いだとしたら、彼女が生きてきた世界は、この世は、本当に救いがない世界なのだと思う。
確かに暗い、救いがないといった一言で終わる物語ではない。
人間の愚かさや汚さ、良心や正義、冤罪とは、死刑とは。
とにかくいろいろなことを考えさせられる。
頭がぐるぐる回って、でも、多くのものが力でねじ伏せられ、歪められているこの世界は実際、救いがないのかもしれないな、などと思ったりもした。
イノセント・デイズ Amazon書評・レビュー: イノセント・デイズより
4103361514
No.242
(5pt)

読んでみて良かった

書店に並べられたこの表紙を見て、何度も読んでみようと思っては通り過ぎていた。しかしKindle Unlimitedで見つけた時、これは読むべきなんだと感じ読み始めた。
様々な視点で語られる死刑囚、その周りの人々の心境など、とても面白くて夜更かししながら読んでしまった。
幼少期から死刑執行に至るまでの期間とそれに反して事件の真相が明かされる呆気なさ。コントラストがとても好みでした。
イノセント・デイズ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: イノセント・デイズ (新潮文庫)より
4101206910
No.241
(5pt)

読んでみて良かった

書店に並べられたこの表紙を見て、何度も読んでみようと思っては通り過ぎていた。しかしKindle Unlimitedで見つけた時、これは読むべきなんだと感じ読み始めた。
様々な視点で語られる死刑囚、その周りの人々の心境など、とても面白くて夜更かししながら読んでしまった。
幼少期から死刑執行に至るまでの期間とそれに反して事件の真相が明かされる呆気なさ。コントラストがとても好みでした。
イノセント・デイズ Amazon書評・レビュー: イノセント・デイズより
4103361514
No.240
(5pt)

色んな感情が沸き上がって必ずしも良い読後感では無いが明らかに名作

デビュー作の「ひゃくはち」を読んで人間が薄っぺらくすぐに消えていく作家だと思っていたのだが、書店で名前をよく見かけるのでダメ元で読んでみたが、これほどに重厚な物語を書けるようになっていたとは御見それしました。
イノセント・デイズ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: イノセント・デイズ (新潮文庫)より
4101206910
No.239
(5pt)

色んな感情が沸き上がって必ずしも良い読後感では無いが明らかに名作

デビュー作の「ひゃくはち」を読んで人間が薄っぺらくすぐに消えていく作家だと思っていたのだが、書店で名前をよく見かけるのでダメ元で読んでみたが、これほどに重厚な物語を書けるようになっていたとは御見それしました。
イノセント・デイズ Amazon書評・レビュー: イノセント・デイズより
4103361514
No.238
(4pt)

内容は重め、だけど、惹き込まれる!

初作家、初読です。はっきり言って内容は重めです。重くて、悲しくて、心が痛くなる話なのですが、主人公の人生に1度でも触れてしまうと、最後まで見届けたくなるそんなお話です。全部フィクションである事を祈るばかりです。。
イノセント・デイズ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: イノセント・デイズ (新潮文庫)より
4101206910
No.237
(4pt)

内容は重め、だけど、惹き込まれる!

初作家、初読です。はっきり言って内容は重めです。重くて、悲しくて、心が痛くなる話なのですが、主人公の人生に1度でも触れてしまうと、最後まで見届けたくなるそんなお話です。全部フィクションである事を祈るばかりです。。
イノセント・デイズ Amazon書評・レビュー: イノセント・デイズより
4103361514
No.236
(5pt)

しんどい が 読む手が止まらない 本気で読んでほしい

この本を読むのには覚悟が必要だ。どんな覚悟かというと例えば10kMマラソンするような覚悟とか、
或いは東京国立博物館の国宝展を観に行くときのような覚悟とかだ。
要するに本気で読まないとこの本は(作者は)本気で書いてきているので、力負けしてしまう。

内容:ある死刑判決を受けた女性主人公田中幸乃、30歳。元恋人の家に放火して妻と1歳の双子を殺した罪。
彼女は死刑を宣告される。死刑執行のその日のオープニングから物語は幸乃の生い立ちにさかのぼり始める。
凶行の背景に何があったのか。産科医、義姉、中学時代の親友、元恋人の友人など彼女の人生に関わった人。
その追想から浮かび上がるマスコミ報道の虚妄、そして意外な真実と哀れな幸乃の人生。
「ああ無常」と「湊かなえ」を足して2で割らずに掛けてしまったような本だ。
はっきり言ってしんどい、辛い、楽しくない。でも、読み進めずにはいられない。
そこに、この本の作者の心髄がある。辛くとも読め!という圧が頁から吹き寄せてくる・・・・

前回、名古屋闇サイト殺人事件の「いつかの夏」を読んだ繋がりで手に取ったこの本だが、このコンボは
実に適切であり、それゆえズシン、と腹の堪えた。
是非、自分に続き挑戦されたい方は心身を整えて覚悟して面してくださいませ。
最後に、本書は新潮文庫で読まれることをお勧めする、文庫版にのみ辻村深月さんの、いい解説が
寄せられている。疲れたメンタルをいたわり、共に長い距離を走り終えた同士の共感といったものを
与えてくれる。この解説だけでも、何度も読み返してしまった。それだけの価値がある。
イノセント・デイズ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: イノセント・デイズ (新潮文庫)より
4101206910
No.235
(5pt)

しんどい が 読む手が止まらない 本気で読んでほしい

この本を読むのには覚悟が必要だ。どんな覚悟かというと例えば10kMマラソンするような覚悟とか、
或いは東京国立博物館の国宝展を観に行くときのような覚悟とかだ。
要するに本気で読まないとこの本は(作者は)本気で書いてきているので、力負けしてしまう。

内容:ある死刑判決を受けた女性主人公田中幸乃、30歳。元恋人の家に放火して妻と1歳の双子を殺した罪。
彼女は死刑を宣告される。死刑執行のその日のオープニングから物語は幸乃の生い立ちにさかのぼり始める。
凶行の背景に何があったのか。産科医、義姉、中学時代の親友、元恋人の友人など彼女の人生に関わった人。
その追想から浮かび上がるマスコミ報道の虚妄、そして意外な真実と哀れな幸乃の人生。
「ああ無常」と「湊かなえ」を足して2で割らずに掛けてしまったような本だ。
はっきり言ってしんどい、辛い、楽しくない。でも、読み進めずにはいられない。
そこに、この本の作者の心髄がある。辛くとも読め!という圧が頁から吹き寄せてくる・・・・

前回、名古屋闇サイト殺人事件の「いつかの夏」を読んだ繋がりで手に取ったこの本だが、このコンボは
実に適切であり、それゆえズシン、と腹の堪えた。
是非、自分に続き挑戦されたい方は心身を整えて覚悟して面してくださいませ。
最後に、本書は新潮文庫で読まれることをお勧めする、文庫版にのみ辻村深月さんの、いい解説が
寄せられている。疲れたメンタルをいたわり、共に長い距離を走り終えた同士の共感といったものを
与えてくれる。この解説だけでも、何度も読み返してしまった。それだけの価値がある。
イノセント・デイズ Amazon書評・レビュー: イノセント・デイズより
4103361514
No.234
(5pt)

夢中で読みました。圧倒的な絶望感

絶望。理不尽。夢中で読みました。
嫌われ松子の一生を彷彿とさせる、圧倒的なやるせなさ。
何を感じるか?年齢やその人の経験にとよると思います。
是非、読んでみてもらいたい一冊です。
イノセント・デイズ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: イノセント・デイズ (新潮文庫)より
4101206910
No.233
(5pt)

夢中で読みました。圧倒的な絶望感

絶望。理不尽。夢中で読みました。
嫌われ松子の一生を彷彿とさせる、圧倒的なやるせなさ。
何を感じるか?年齢やその人の経験にとよると思います。
是非、読んでみてもらいたい一冊です。
イノセント・デイズ Amazon書評・レビュー: イノセント・デイズより
4103361514
No.232
(5pt)

生きることの素晴らしさと難しさ

きつい作品でした。
何度も途中でやめようかと思いました。

いじめ、病気、殺人、別れ…
嫌な話が続きました。
そして、最後もハッピーエンドではありません。

しかし、それでも、生きることの素晴らしさを伝えてくれていると思いました。

素晴らしいと思いました。
ありがとうございます。
イノセント・デイズ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: イノセント・デイズ (新潮文庫)より
4101206910
No.231
(5pt)

生きることの素晴らしさと難しさ

きつい作品でした。
何度も途中でやめようかと思いました。

いじめ、病気、殺人、別れ…
嫌な話が続きました。
そして、最後もハッピーエンドではありません。

しかし、それでも、生きることの素晴らしさを伝えてくれていると思いました。

素晴らしいと思いました。
ありがとうございます。
イノセント・デイズ Amazon書評・レビュー: イノセント・デイズより
4103361514
No.230
(5pt)

引き込まれ、一気読み。

読みやすい。最後まで、勢いよく読めた。

【以下ネタバレ】

最後、間に合え、間に合え…と顔に力を入れて読んでしまった。でも間に合わなくてよかったのかな…。なんともせつない話。
イノセント・デイズ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: イノセント・デイズ (新潮文庫)より
4101206910
No.229
(5pt)

引き込まれ、一気読み。

読みやすい。最後まで、勢いよく読めた。

【以下ネタバレ】

最後、間に合え、間に合え…と顔に力を入れて読んでしまった。でも間に合わなくてよかったのかな…。なんともせつない話。
イノセント・デイズ Amazon書評・レビュー: イノセント・デイズより
4103361514
No.228
(5pt)

辛い

最初から引き込まれた。辛いやめたいと思いながら最後まで読んだ。辛い。
イノセント・デイズ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: イノセント・デイズ (新潮文庫)より
4101206910
No.227
(5pt)

辛い

最初から引き込まれた。辛いやめたいと思いながら最後まで読んだ。辛い。
イノセント・デイズ Amazon書評・レビュー: イノセント・デイズより
4103361514