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盗まれた記憶の博物館
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盗まれた記憶の博物館の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.43pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全28件 21~28 2/2ページ
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私はこの作品がラルフ・イーザフの本を読んだはじめての作品です。 ですから『ネシャン・サーガ』と比べることはできません。 しかしこの作品からは一つの世界、大きな存在が感じられます。 ひょんなことから世界中の人の記憶を守るべく戦うことになった双子の弟のオリバーや弟を救うため「二つの顔をもつ男」と戦う姉のジェシカの行動からもう目がはなせません! 消えたお父さんの行方は?双子はどうなってしまうの?双子の母親そっくりの女性、ミリアムの存在もかなり気になります。 上巻で出てきたたくさんの「謎」はこの下巻で明らかになっていきます。 下巻では上巻以上にハラハラの連続です。 本のページ数が残り少なくなってもなかなか終わらない「戦い」に本当にハラハラしました。 これはギリギリまでハラハラの展開が続く本です。 | ||||
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とんとん拍子でさくさくっと読めるかというと、ちょっとそうじゃない・・。中学・高校の世界史で習った言葉がいっぱい、そして歴史の中の著名人がいっぱい、またまた考古学の世界も出てきちゃって・・・。結構難しい事も出てくるからそんなシーンはちょっと読むスピードが停滞気味になったりもしちゃったけど、話の展開が面白い!! 双子の姉のいる現代と、弟のいる忘れられた記憶の世界。この2つの世界が交互に出てきて、「折角いい感じで進んでるのに、現代に戻っちゃった・・」なんて思わせて、どんどんとページを進めて行っちゃう! それに、イギリスの大英博物館、アメリカのメトロポリタンミュージアム大好きな私としては、あの中で深夜、古代の遺跡たちがウロウロしちゃっているようなこと想像して「こわ~~~」って思ったりして。 もともと世界史嫌いの私でも、何だか聞いたことある名前ばっかり出てくるから、ちょっと親近感わいちゃったり、もっとちゃんと勉強しとくんだったって後悔したり。 楽しい1冊(上下巻2冊か・・)です。ぜひどうぞ!!! | ||||
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いやぁ、奥が深すぎです。同じ作者さんのかいた「ネシャン・サーガ」も最高ですが、こっちはもっともっとおくが深い本です! 双子のジェシカとオリバーは、それぞれすごい才能を持っていて、自分の道を進んでいきます。でもある出来事がきっかけで、自分達には生きている父親がいたということ、しかもその事を「忘れていた」ということに気づきます。この事件には、「忘れられた」父親が働いていた博物館にある「イシュタル門」と「クセハーノ像」に関係があるらしいのですが、なんとオリバーまでがそのイシュタル門をくぐって、別世界「クワシニア」へ行ってしまいます。しかももっと悪い事にオリバーは、ジェシカに「忘れられて」しまったのです! さあ、ジェシカとオリバーは、父親をこの世界へ連れ??帰れるのでしょうか?この上巻ではまだまだ謎がいっぱいですが、新しくわかった事実もあります。ちょっとこの本、はっきり言って難しいと思います。なので辛抱強い人でないと読めないかもですが、でもやっぱおもしろいんですよ、絶対!約束します! | ||||
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読み始めてからすぐ、いつものファンタジーものとは一味違う作品だな、と思いました。 どう違うかって言うと、う~~ん、私がよく読むファンタジー物は異世界へ行ってしまう話とか、(タイムスリップとかもね)魔法使い者とか、妖精とであって、、、とか、どちらかと言うと西洋のお話が多かったんですが、これは、舞台は確かイギリス(だと思う)なんですが、でも深く関ってくるのは、なんと歴史での授業ぐらいでしか聞かないあの古代文明のひとつ、「メソポタミア」の国なんです。 だから出てくる言葉はいまいち聞きなれないものばかり、でもその言葉一つ一つが神秘的かつ未地の世界の香を放っていて凄く魅力的なんですね。「青きイシュタル門をくぐりて、、(適当)」な~んて言葉を聞くだけでもうぞっとしませんか? と言った感じでこんな舞台背景だけでも充分この本の魅力が解るんですが、やっぱりこの本のおもしろさは、主人公の双子の姉弟が繰り広げるファンタジーの美味しい部分が一杯つまった冒険、そしてなぞめいたストーリ展開でしょうか? このお話のテーマである「記憶」、私はこの本を読んでいくうちに人間の記憶の曖昧さに気付かされ、今までに自分のものとして蓄えてきた私の記憶に対して、ふと、不安を感じました、作者の説得力のある書き方で、もしかしたらこの本の中の人たちと同じように、自分の記憶もこの世界を支配する何者かによって操作されているのかもしれないと思い始めてしまったからです。 でも本から離れるとすぐにそんな考えは馬鹿馬鹿しいと思いなおしました、が、また読み始めるとす後にそんな疑問が頭をよぎって、、、 と、まあこんな感じで作者の魔法の手によって読者はファンタジーの世界を仮想体験できるんですね、嘘だとわかっていても彼の書き方には不自然さが無くこんなことあるかもしれないと思えてしまいます。 まあとにかく、まず手にとって、1ページ読んでみてください。 きっと続きを読まずに入られませんよ? | ||||
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待望のラルフ・イーザウの新刊。 その存在を忘れられたもの、本質を失ったものが行きつく失われた記憶の世界を支配している王は、もう一つの世界をも我が物にしようとその時を待っていた。そして、地上では少しずつ忘却の闇が広がり始めていた。 双子たちの活躍ぶり、古代神話の謎解き、登場するキャラクターたちも魅力的でホロッとさせられたり、つい応援したくなったり。 ハラハラドキドキ、期待通りの展開で読み応えたっぷり。 | ||||
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人々の記憶から消えてしまったものが行く国へ、私はどれだけのものを送り込んだのだろう?モノや生物だけではなく、思いや夢も決して消えることはない、ただ存在する場所が変わるだけ。それでも、その国へ行ってしまったものがこちら側に生きる人の記憶から消えたことには変わりない。どんなに重大なことでも時を経るにつれて人々の記憶から消えてゆき、また同じようなことがあたかもはじめてのように繰返される。つらいことは早く忘れてしまいたというのは人情だ。しかし「○○を風化させるな」と警告する人々は「記憶」というものの大切さを知っている賢い人なのではないだろうか。戦後、中国は日本の戦争犯罪についてこう言ったそうだ。「許そう、しかし忘れまい」。 | ||||
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続きが気になって気になって、思わず徹夜で読んでしまいました。 テンポがよく、ぐいぐいとひきづり込む文章、そして なによりもハラハラさせる話の道筋に まるで自分が本の中に入っていって冒険したかのような感覚をおぼえ 読んでいる間ずっとドキドキし、 また時間を忘れてしまったくらいです。 本当にとても魅力的なストーリーです。 古代の神話に関するミ神秘的な部分もあり、 またその存在が持つ「名前」や「本質」に触れていたりと、 大人も充分楽しめます! そして、なによりも重たすぎない文章なのに、主題はしっかりと確かで、また深く、いろいろと考えさせられる素晴らしい一冊です。 絶対におすすめ! | ||||
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