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シアター!〈2〉
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シアター!〈2〉の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.27pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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久々に読み返した いま、このコロナ禍のタイミングで、司さんの大人の本気が見たいなあ… 当時のアンチという名のファンを恥じ入らせるようなちゃぶ台返しをしてくれないかなー 言っても詮無き事だし、有川氏は時間の経過でほとぼりさましてくれるタイプの方ではないだろう事は分かってるんだけど | ||||
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1巻につづいて、一気に読みました。 他の方も書いておられますが、劇団の経営、という、「お仕事小説」としてばつぐんに面白いです。 劇場とのトラブルとか、テレビのオーディションとか、リアルだし、 劇団員たちのキャラクターと人物関係がはっきりしてきて、ますます楽しいです。 ひとりひとり個性があって、みんなそれぞれいいです(金子みすずか?すみません(^^;)。 劇中劇として紹介される作品も増えて、バーチャル観劇が1巻よりさらに楽しめました。 だから、ここからは、ないものねだりなんですが、 その演劇の部分(=稽古と本番)が、全体の1割くらいで、作品数は増えたけど量的にはむしろ減った? 劇団員たちの恋愛というか、恋愛以前のわちゃわちゃはかわいくて、 (20代後半というよりは、学園ものみたいな感じだけど…) そこが有川ワールドのいいところなんだろうとは、他の方のレビュー読んで思ったんですが、 やっぱりもうちょっと、芝居そのもののことが描いてあったらいいなと… (オーディションやエチュードみたいなのは出てきますが、 オーディションもエチュードも、演劇ではない。 ただの前段階ですから…) で、ゲネプロにお客を入れる(しかもお金とって!)ってなんかすごいことになってきたところで、えっ終わり!? そんなー、と思いました。 期限前の最終公演、仮設舞台でやるって、その設定もすごく楽しみなのに。 2巻で止まっているの残念です。完結編、読みたいです! | ||||
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1がとても面白かったので期待して読んだけど、話が前回の繰り返しだったり、安易な恋愛のオンパレードだったりで少しだけがっかりです。 でも話は読みやすいし、登場人物達も魅力があって良かったです。 3に期待をかけているんですが、作者のかたは続きを書く予定はないんですね? 残念です。 | ||||
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春川兄弟と劇団の物語。 弟が主宰を務める劇団が財政危機になり、兄に援助を求めるところから始まったのが第1巻。 今回は借金の返済期限に向けて、劇団員が一致団結して奮闘していきます。 春川兄の心が徐々に融解し、劇団と融合していくのが見どころでしょうか。 次の巻で完結する予定のようです。 楽しみです。 | ||||
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有川先生のファンなので、何の迷いもなく購入。 私情により1巻を買いそびれていたので、同時購入。一気に読みました。 世界観としてはおもしろく、流石有川先生だな、と思います。 人物一人一人がいきいきとしていて、脇役が脇役でない感じがします。 また、個人的には司の経営や上に立つ者としての人の動かし方に関する発言はとても身にしみて、読み終えて2週間以上立つ今でもふとした瞬間に思い出します。これから何か壁にぶつかったときに思い出したくなるような話がちりばめられている本です。 そういう意味ではとても良い作品です。 ただ、どうにも続き物の本の2巻である、という印象がぬぐえません。 1巻に「1」の表記がなかったために、人によっては「シアター!2(ツー)」と取られ、この本だけで楽しもうと思われる方もいらっしゃると思います。 しかし、この本はどう読んでも1巻の続きで、3巻がなければしっくりしません。 この本だけでは完成していません。 まず始まりは、前作の内容を彷彿させるようなものはなく、かつそれを踏まえていることが前提で話が進んでいます。 私は1からぶっ通しで読んだので問題ありませんでしたが、しばらく間を空けてからだとどんなはなしだったっけ、と1巻を読み直す必要性を感じるような出だしです。 でもまあ、2巻であるので、それはまだ目をつむることもできます。 しかし終わりが気持ち悪いです。よく言えば「続きが楽しみ」なんですが、もしもこれが映画であったら「終わりが微妙」であるという感想を抱きます。 あとがきで、「3で完結」という表記があるので納得できましたがそれがなかったら、中途半端だと思ったことでしょう。 良くも悪くも「全三巻のうちの第二巻」であり、この本だけを購入する人のことを考えてない感じです。帯の煽りにも「第2弾」とあるのに、この本だけでは完結してないのです。 コミックスならソレで良いと思うのですが、文庫本でこの感じは個人的に好きになれません。 1巻に「1」の表記があればすんなり受け入れられたのかもしれませんが。。。 「シアター!2 前半」などの題の方が良かったと思います。 また内容的にも視点が動きすぎてドタバタしている印象。だれが主役なのか、ヒロインなのか、この巻ではぼけているように思います。 脇役を大事にしている、と最初に表現しましたが、短い話の中に詰め込みすぎな印象は否めません。 この巻だけを取ると、巧の悪いところを全部表現してるみたいな作品です。 ただ、この詰め込んでる印象は、3巻まで通して一つの作品として考えれば、解消されると思います。(三巻の焦点が定まっていれば、ですが) もしこの1冊だけを手にとって「有川浩の作品はこういうものだ」という印象を持つ人がいたらとても残念です。 くどいようですが、三巻が出たときに、ひっくるめて「シアター!」という一つの作品だと考えるのが無難で、決して「シアター!2(ツー)」として一つの作品には数えられない本です。 初めて有川作品を手に取ろうという方がいらっしゃいましたらそのつもりで読んでいただけたらと思います。 | ||||
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兄の司から300万円を借り、自らが主宰する劇団「シアターフラッグ」の再建を行なう 春川巧。劇団は順調に収益を上げるかに見えたが、あるとき亀裂が生じ始めた。劇団は ひとつにまとまり、借金を返せるのか!? 借金を返済して劇団を存続させたいと願う団員たちだったが、今回もさまざまな問題が立ち はだかる。団員たちの間に生じた亀裂、匿名の主からの誹謗中傷、挙句の果てには巧にも 問題が!ひとつひとつを乗り越えて、劇団は一歩ずつ前に進んでいく。「自分たちの劇団だから 自分たちで何とかしなくては!」そういう自覚も団員たちの中に芽生えていく。毎日の生活は 決して楽ではない。もしかしたら、明日の食べるものさえないかもしれない。そういう状況でも 彼らは芝居に情熱を注ぎ続ける。そんな彼らの姿を見ながら、司は、つかず離れず絶妙の 間合いをとって「シアターフラッグ」を引っ張っていく。司がいたからこそ、「シアターフラッグ」は 成長できたのだと思う。司の存在は大きい。 「あきらめるな!くじけるな!夢はいつかきっと叶う。」 彼らにエールを送りたい。テンポよく読める、楽しい作品だった。 | ||||
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1というか、 最初のを読んでるので、読みました。 けっこう小劇団に取材して、 その実態に触れて、 書かれているので、 リアルって言えば、リアル。 だけど、なぜか、小説にすると、 安っぽく感じてしまうのは、 ドラマ仕立てにしてしまうからなのか。 登場人物たちも、 役割がはっきりしすぎていて、 わかりやすいドラマのよう。 業界を知ってる分だけ楽しめるし、 次の展開も気になるのだが、 小説としては、いまいちかな、と。 | ||||
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待ちに待った2巻。安定した面白さで続きも気になる。 ただ、なんですぐに恋愛話になってしまうのか。メインの2組はともかくそれ以外は蛇足じゃなかろうか。 有川浩の背中が痒くなるような恋愛ネタは私も好きだけど、ここまで過剰サービスしてくれなくてもいい。私が読みたいのは弱小劇団がいかにして再起するかということで劇団の誰と誰がくっつくかじゃないんだけどなあ。 3巻まで読んだ時に演劇が主題の小説を読んでるはずがただの恋愛小説を読んでいた、ということにならないことを切に願う。 | ||||
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