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カレンダーボーイ



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【この小説が収録されている参考書籍】
カレンダーボーイ
カレンダーボーイ (ポプラ文庫)

カレンダーボーイの評価: 3.86/5点 レビュー 14件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.86pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

荒削りすぎてなんだか勿体ない

ある朝、目覚めると小学生の頃の自分に戻っていた。48歳の頭をもった小学生……翌朝目覚めるとまた48歳の自分に戻っている。しかも同僚も同じ経験を。

 そんなタイムトラベル物の小説が好きな人には魅力的な導入部から始まるこの作品。遙か昔に起こってしまった同級生の死と3億円事件、現在進行中の職場である大学の理事長の使い込み、過去と現在の事件を行ったり来たりのタイムトラベルを軸に解決しようと2人は走り続けます。

 面白い……んだけど、正直なところものすごく荒削りな小説といった印象です。主人公の2人の特徴がどうにも口調や行動では付きづらく、せっかくのラストの「別れ」が死んでしまっています。また、3億円事件との関わりや事件の解決法も荒っぽく、もう少しやりようがあったかなぁ、勿体ないなぁと思って読み終えてしまいました。
カレンダーボーイAmazon書評・レビュー:カレンダーボーイより
4591100022
No.1:
(3pt)

アイデアはいいのだ

48歳の自分が小学校5年生の自分にタイムスリップする。
しかも同じ職場で同級生の2人でだ。アイデアとしても面白いし、ラストの構成もタイムスリップのチャンスを活かしながらどんでん返しになっている。が、実際に読むとそんなに感動しない。
それは小路幸也の書き方が巧くないからだ。
2人の主人公の描き方がきっちり出来ていないので、過去と現在を2人が行き来する姿が一人に見えてきてしまう。
よってタイムスリップした半年を通じて、本当の仲間になった安斎と三都の関係からくるラストに生きてこない。
カレンダーボーイAmazon書評・レビュー:カレンダーボーイより
4591100022

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