■スポンサードリンク


カレンダーボーイ



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
カレンダーボーイ
カレンダーボーイ (ポプラ文庫)

カレンダーボーイの評価: 3.86/5点 レビュー 14件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.86pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(1pt)

設定負け

表紙の筋書きを見て一発で買いました。1日ごとに過去と現在を行き来するなんて設定素敵すぎます。過去の世界で何かをするたびに刻々と現在が変わっていくなんて。ワクワク

と思っていたら、普通に話が進み大したイレギュラーもなく目的達成。クライマックスは個人の想像に任されて消化不良。キャラも弱くて僕には二人の主人公の区別が付きません。まず、話が盛り上がりを見せないので読み進めるのがつらいです。

なんというか演出の点で大きく欠ける気がします。伏線などはもうゼロと言ってもいいでしょう。

小路幸也さんのモーニングも読ませていただいたのですが、そちらも設定の魅力と盛り上がりの無さは健在でした。東京公園もすごい面白そうですが、「面白そうだった」で終わる気がして購入がためらわれます(笑)
カレンダーボーイAmazon書評・レビュー:カレンダーボーイより
4591100022
No.1:
(2pt)

アイデアはいいんだけど、描き分けとクライマックスの書き込みがね。

「毎日朝目覚めるたびに過去と現代を往復」「精神と経験は現代のまま」「過去でねじ曲げた出来事が現代に微妙なひずみとなって現れる」というのは面白かった。中盤まではこの世界観の説明が十分されていて、単純に楽しいです。

3億円事件を全面的にフィーチャーし、とある目的のために1968年のふたりは東京に出て現金奪取を企てるわけですが、クライマックスとなるその部分の描写がどうにもラフすぎ。「逃げている」と言われても仕方の無い処理です。

他のレビューでも指摘されていますが、ふたりの描き分けがしっかりしていなくて、過去・現代ともに、どちらが語り手かが分からなくなっています。せっかくの結末の切なさも、伝わりにくくしているような気がします。
カレンダーボーイAmazon書評・レビュー:カレンダーボーイより
4591100022

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!