(短編集)

満願

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評判

満願の評価:

3.81/5点 レビュー 339件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.81pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全517件 141〜160 8/26ページ
No.377
(5pt)

予想通りにはならない緻密な建て込みの作品集

語り部から聞いているかのようにその世界に引き込まれます。短編集なのにそれぞれがとても濃密です。読み終える毎に深いため息とリセットする時間が必要です。
満願 Amazon書評・レビュー: 満願より
4103014741
No.376
(5pt)

テンポがいい

短編集だったので話の停滞もなくテンポよく進んでいくためか「柘榴」「関守」あたりはミステリーというよりもホラーな感じにも思える。柘榴の放課後二人で体に傷を入れるシーンの痛々しさが心に刺さった。
満願 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 満願 (新潮文庫)より
4101287848
No.375
(5pt)

テンポがいい

短編集だったので話の停滞もなくテンポよく進んでいくためか「柘榴」「関守」あたりはミステリーというよりもホラーな感じにも思える。柘榴の放課後二人で体に傷を入れるシーンの痛々しさが心に刺さった。
満願 Amazon書評・レビュー: 満願より
4103014741
No.374
(5pt)

著者の守備範囲の広さ

短篇集ですので、全作に統一された性質があってもなくても別にかまいません。しかし、著者は、企画においてたくみな書き手ですので、何かしかけてきます。

第1作「夜警」は、ひとが別のひとを信じようとするこころが、別のひとを疑うこころと同様の性質を持つことをはっきりと浮き彫りにします。これは、自分ではない人間と向かいあわざるをえない社会生活の一端であって、その結果、ひとのこころを知ることにより、自身が相手のこころ及びその作用の結果に巻き込まれていく過程を表現しているのです。従いまして、そうなるところまでの条件、状況の設定がうまいほど、話は面白くなります。短篇、中篇、長篇といずれにおいてもうまい書き手です。このことは著者の愛読者は心得ていることだと思います。
満願 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 満願 (新潮文庫)より
4101287848
No.373
(5pt)

著者の守備範囲の広さ

短篇集ですので、全作に統一された性質があってもなくても別にかまいません。しかし、著者は、企画においてたくみな書き手ですので、何かしかけてきます。

第1作「夜警」は、ひとが別のひとを信じようとするこころが、別のひとを疑うこころと同様の性質を持つことをはっきりと浮き彫りにします。これは、自分ではない人間と向かいあわざるをえない社会生活の一端であって、その結果、ひとのこころを知ることにより、自身が相手のこころ及びその作用の結果に巻き込まれていく過程を表現しているのです。従いまして、そうなるところまでの条件、状況の設定がうまいほど、話は面白くなります。短篇、中篇、長篇といずれにおいてもうまい書き手です。このことは著者の愛読者は心得ていることだと思います。
満願 Amazon書評・レビュー: 満願より
4103014741
No.372
(5pt)

最高

柘榴と万灯と満願がお気に入りです。
この作者が好きな方は必読。
満願 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 満願 (新潮文庫)より
4101287848
No.371
(5pt)

最高

柘榴と万灯と満願がお気に入りです。
この作者が好きな方は必読。
満願 Amazon書評・レビュー: 満願より
4103014741
No.370
(2pt)

期待外れ

短編ですが全てイマイチでした。
というか、私がこの手の推理ミステリーは好きではない、というのが理由ですが。
満願 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 満願 (新潮文庫)より
4101287848
No.369
(2pt)

期待外れ

短編ですが全てイマイチでした。
というか、私がこの手の推理ミステリーは好きではない、というのが理由ですが。
満願 Amazon書評・レビュー: 満願より
4103014741
No.368
(5pt)

お手本のような、完成度の高い短編集

何年も前にミステリ関連のランキングで既に高評価を得ている本に対して、今更ですが、粒ぞろいの作品が詰まった短編集でした。
やはり、以前から思っていたように当代一の技巧派作家である米澤氏の魅力が遺憾なく発揮されているのではないでしょうか。
それぞれが独立した作品だからか、各作品異なるアプローチで書かれており、ミステリ短編の書き方のお手本集のようです。
ただ後知恵でいえば、オチはこうなるだろうなという予測が出来てしまう作品もちらほらありました。ホラー風味が強くなりますが、「儚い羊たちの祝宴」のほうが同じ短編集でも、読者の予想の一歩も二歩も先を行く、オチを堪能できると思います。
満願 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 満願 (新潮文庫)より
4101287848
No.367
(5pt)

お手本のような、完成度の高い短編集

何年も前にミステリ関連のランキングで既に高評価を得ている本に対して、今更ですが、粒ぞろいの作品が詰まった短編集でした。
やはり、以前から思っていたように当代一の技巧派作家である米澤氏の魅力が遺憾なく発揮されているのではないでしょうか。
それぞれが独立した作品だからか、各作品異なるアプローチで書かれており、ミステリ短編の書き方のお手本集のようです。
ただ後知恵でいえば、オチはこうなるだろうなという予測が出来てしまう作品もちらほらありました。ホラー風味が強くなりますが、「儚い羊たちの祝宴」のほうが同じ短編集でも、読者の予想の一歩も二歩も先を行く、オチを堪能できると思います。
満願 Amazon書評・レビュー: 満願より
4103014741
No.366
(5pt)

引き込んでくる

登場人物が人間くさく、汚い感情やずるさを持っているのに、描写と展開の妙でしっかり共感させてくれる。この没入感ときたら…。

レビューでは評価のわかれる「柘榴」だが、私は、娘を手放すことになった母親がひっそりと解放感を感じているところが妙に生々しくて、六編のなかでは一番ぞっとした。

それぞれ独立した話なので空き時間に読めるのもよかった。
満願 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 満願 (新潮文庫)より
4101287848
No.365
(5pt)

引き込んでくる

登場人物が人間くさく、汚い感情やずるさを持っているのに、描写と展開の妙でしっかり共感させてくれる。この没入感ときたら…。

レビューでは評価のわかれる「柘榴」だが、私は、娘を手放すことになった母親がひっそりと解放感を感じているところが妙に生々しくて、六編のなかでは一番ぞっとした。

それぞれ独立した話なので空き時間に読めるのもよかった。
満願 Amazon書評・レビュー: 満願より
4103014741
No.364
(5pt)

作家は非凡、内容はシリアス。

構成がうまい。
人の性癖にまでモザイクを掛けず突っ込んでくるからリアルな描写になる。
この作家の魅力である。
満願 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 満願 (新潮文庫)より
4101287848
No.363
(5pt)

作家は非凡、内容はシリアス。

構成がうまい。
人の性癖にまでモザイクを掛けず突っ込んでくるからリアルな描写になる。
この作家の魅力である。
満願 Amazon書評・レビュー: 満願より
4103014741
No.362
(5pt)

重さと狂気

狂気が描かれる。
 描かれるのは、我々がごく普通に生活している世間なのだが、そこから、ほんの少し離れたところというべきか、飛び石でちょっと外れたところであり、誰もが一度は通ったことがある、あるいは通ろうと思ったところのことが描かれる。
 その身近さが怖い。
 直感的な違和感、緩くなったチャイ、仕方なく頼んだまずいコーヒー、達磨に対する所作、浴衣の柄。どれも、気に留めるようなことではない。スルッと目の前を通ってしまいそうなことばかりだ。「えっ」と思って、読み返しても、重々しい筆致の中に紛れて、該当箇所を探すのに苦労するくらいだ。
 我々は、こういう狂気をリアルに感じるのは、これを内包する世の中に住んでいることを是認していることを意味ししている。潜在的に認識している狂気を、さりげない描写の中で示す米澤さんの筆力に脱帽するしかない。
 急がず、じっくりと読むことを勧めたい作品である。
満願 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 満願 (新潮文庫)より
4101287848
No.361
(5pt)

重さと狂気

狂気が描かれる。
 描かれるのは、我々がごく普通に生活している世間なのだが、そこから、ほんの少し離れたところというべきか、飛び石でちょっと外れたところであり、誰もが一度は通ったことがある、あるいは通ろうと思ったところのことが描かれる。
 その身近さが怖い。
 直感的な違和感、緩くなったチャイ、仕方なく頼んだまずいコーヒー、達磨に対する所作、浴衣の柄。どれも、気に留めるようなことではない。スルッと目の前を通ってしまいそうなことばかりだ。「えっ」と思って、読み返しても、重々しい筆致の中に紛れて、該当箇所を探すのに苦労するくらいだ。
 我々は、こういう狂気をリアルに感じるのは、これを内包する世の中に住んでいることを是認していることを意味ししている。潜在的に認識している狂気を、さりげない描写の中で示す米澤さんの筆力に脱帽するしかない。
 急がず、じっくりと読むことを勧めたい作品である。
満願 Amazon書評・レビュー: 満願より
4103014741
No.360
(5pt)

ミステリー小説、推理小説初心者にもオススメ出来ます

ミステリー小説に詳しい友人のオススメとして読んだもの。
短編集だがいずれも珠玉の作品。
個人的には夜警と死人宿が好きな作品となりました。
夜警、万灯はテレビドラマ化されたのを読後に観ましたが、これも俳優陣を含め非常に良く出来ていました。
満願 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 満願 (新潮文庫)より
4101287848
No.359
(5pt)

ミステリー小説、推理小説初心者にもオススメ出来ます

ミステリー小説に詳しい友人のオススメとして読んだもの。
短編集だがいずれも珠玉の作品。
個人的には夜警と死人宿が好きな作品となりました。
夜警、万灯はテレビドラマ化されたのを読後に観ましたが、これも俳優陣を含め非常に良く出来ていました。
満願 Amazon書評・レビュー: 満願より
4103014741
No.358
(4pt)

すっきりする重たい物語たち

私は基本的にハッピーエンドの物語が好きなのだが、
これはどの短編も苦々しく重たい話ばかりである。
だが最初からそういうものだと割り切って読めば、素直に楽しむことができた。

特によかったのは表題作の「満願」だ。
昭和の時代に主人公が下宿先の女性と過ごす日々が、夏目漱石の作品のような深い描写で綴られている。
ただのミステリーというより、純粋に読み物として非常に優れた作品である。
もちろん最後のどんでん返しも見事だった。

星を減らしているのは、「柘榴」と「関守」という短編が今一つだったからである。
特に「柘榴」は、描かれていた性的指向が個人的に好みではなく、
さらに悪人として登場する人物たちが何も罰を受けないまま話が終わっている。
裁判所の判断もやや無理があるように感じた。

だが総合的にはおすすめの作品であることに間違いない。
短編集なので少しずつ読めるのもよい。
満願 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 満願 (新潮文庫)より
4101287848