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涼宮ハルヒの驚愕
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【この小説が収録されている参考書籍】
涼宮ハルヒの驚愕の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.08pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全19件 1~19 1/1ページ
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涼宮ハルヒシリーズ、事実上の最終巻だろうか。まあ中々濃い物語だったし、新キャラや既存のキャラの掘り下げもよく出来ていたと思う。 長門だけは空気だったけど。読者としては「あ、畳みに入ってるな」と思わざるを得ない。つまるところこれが最終巻でも何一つ問題が無い。 進級したキョンらの前に現れたのは、新たなトラブルでもなく旧友の佐々木が率いる「もう一つのSOS団」とでもいうべき一団。 いわゆる「ライバルポジ」とも言えるが、今までのシリーズ中で上手い具合に敵勢の宇宙人、未来人、超能力者、そして神的存在を放り込んできたのでわりかしすんなりと入り込めた。 期待はずれに終わった、佐々木という新キャラ。『分裂』で登場した新キャラ「佐々木」は、あまりにもふがいなかった。彼女の聡明さは口上だけで何も感じることができず 頭脳明晰という設定のキャラの割には、言っている事は、曖昧で要点が見えない妄言ばかりで、正直言って辟易するところがある。 新登場キャラについてまとめると 朝比奈みくる誘拐事件の犯人・橘京子 神的存在に相応しいのは佐々木だと主張しており、キョンに佐々木の能力を移すべきだと主張していた女。 後に彼女なりに世界の平穏を考えての行動だったことがわかりますが、言い訳がましい後付けに聞こえなくもありません。 何よりも世界の平穏を望んでいるとか言ってたくせに、あっさり手を引くあたり、都合が悪くなったら逃げ出している、卑怯者の小娘にしか見えません。 (その割には古泉とメアド交換するなど、都合の良い事には飛びついているし) 周防九曜 驚愕序盤でキョンを不意打ちし、復活した朝倉により助けられたがその後、藤原と手をくみ、ハルヒを殺そうとした。 このキャラも意味不明な感じでしたね。普段は意味不明な事しかしゃべらないのに、突然気味の悪い笑顔をうかべたりいきなり饒舌になったり。 エピローグによると、藤原はもう登場できない状態になってしまったが、九曜はまだ地球に残っていて在籍しているらしい。 未来人・藤原 恐らくラノベ至上、最低最悪の人間のクズ。長門を攻撃し苦しめて、彼女を人質に取るような形でハルヒの力を寄越せと脅迫して、挙句の果てにハルヒを殺そうとした フィクションでも悪い奴はいっぱいるので、そう大人気無く目くじらは立てませんが、私が藤原に対して憤りを感じた最大の理由は、自分一人では何も出来ない他力本願の癖に、他人を侮辱している所だった。 藤原がやったことを振り返ると。陰謀でみくる誘拐を実行したのは橘京子の組織なのに、藤原は後ろで偉そうにふんぞり返っているだけで、やった事と言えば悪態を付くだけ。 驚愕で長門を攻撃したのも、ハルヒを殺そうとしたのも九曜に要求したけで、藤原は相変わらずキョン達を口汚く罵るだけである。 それ以外にも「お前たちは化石以下の存在」や「愚か者ばかり」だの暴言を吐いていましたが、私に言わせれば、一番どうしようもないダメ人間は、お前だと思う。 読んでいて異常に不自然なのが、誰一人として、こいつの傲慢な言動を注意しないのだろうか? 佐々木に至っては「黙って言う事だけ、聞いていればいいものを」などと、自分を道具扱いされているのに 話のラストでは「藤原君は残念だった」と矛盾したフォローを入れる始末なのだ。 全体的な感想としては、彼らは主張は立派な癖に、やっている事は無責任かつ自分勝手です。 偉そうで威張りくさった態度の数々、自分がその様でどの口が言っているんだと思う事が多々ありました。 正直全ての謎が解決した訳でもなく色々と伏線は残っているものの、SOS団が無事に結成一周年を迎えられたことを喜ぶべきなのでしょう。 こうやってシリーズ全体が、ハルヒとキョンを中心としたSOS団一年目の青春物語といった感じ。メンバーの団結も深まり、これからもいつもの調子でSOS団は続いていくんだろうなと思わせるラストはある意味、大団円と言えるのかもしれない。 | ||||
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随分積んでいてから読んだのだが、微妙。すでに1度出た結論をもう一度繰り返してもねえ・・・くどいよ、という感じ。 しかもなんか無駄に長いし。作者が迷っている過程をそのまま読まされているような感じがして、イライラしたのも確か。 そもそもハルヒは1巻でボーイ・ミーツ・ガールとして考えると決着は付いていて、そこから続けるのはある意味至難のことだった。 某スレイヤーズが1巻で最強の魔王を倒してしまい、それ以上の敵が出せないという事に苦しんだように。 だからこそ、アニメの1期(シャッフル放送)が憂鬱のラスト(キス)で締めになったんだろうなとも思える。 しかも消失で、キョンがSOS団の側を自覚に選択したことで、完全に終わってしまった。というか作者が、その次を結局見つけられなかったように思える。新刊がなかなかでなかったのも、この先何をさせたら良いのかわからなくなったのではないか。逆に某スレイヤーズじゃないけど、お気楽な短編みたいな感じで日常を描いていけば延命できて、その方がよかったのではないかとも思えるが。 という事で消失以後を映像化しないのはある意味賢明といえる。 | ||||
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前後編になってるけど、ライトノベルを二冊にするのはしんどい。これ、一冊にまとめられないのか。主人公キョンの一人称、これの無駄口が多すぎて、ストーリーの速度を落としている。もう冗長な例えはいいから先を進めてくれよって感じ。 なんてことを書くと高千穂遙でも読んでろって言われそうだな。 ヒットコンテンツの禁則事項。それは時間を進めてはならないこと。延々とそれを繰り返さなければいけないこと。しかも飽きさせずにすること。涼宮シリーズは時間を徐々に進めてしまっていることで、話を続けるほどに不安定になっていく。たとえば一学年上のみくるが卒業してしまうという暗雲が遠くに見えはじめている。ここらへんが潮時なのかな。 でも京都アニメーションにはオリジナルの許可を出して続けてほしいと思うのよ。 | ||||
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驚愕というフレーズには全く当てはまらない つまらないオチだった αβ線の伏線は読者にはまるみえだし ヤスミがハルヒというオチも期待はずれだった せめてヤスミがキョンとハルヒの未来からきた子供とか そういう当たり前でいいから新キャラとしての登場が欲しかった そういうのが驚愕である 谷川流はながーく待たせたわりに凡庸なことしか 思いつかなかった愚才 佐々木に名前をつけないのも いかがなものか いいキャラなのに愛着がわかないではないか これではアニメ化もされないのも納得 とても他人におすすめできない 待たせるだけ待たせて値段も高くて 最後に裏切った感たっぷりである 七転八倒 | ||||
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アニメを見てから、小説を読み始めました。 ですが、すごく読みづらいです。 他のラノベ作家の中学生みたいな文章を読んできたのですが、 それの方がまだマシです。 がんばって分裂まで読みましたが、妥協しました^^; アニメ化を期待します。 | ||||
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キョンの心の中の声がくどい。 同じ事を何度も云っていて、なかなか話が進まない。 敵の宇宙人がなんでもできるなら、キョンの同意を得る必要は無いし、敵の未来人はもっと愛想よくしたほうが事がうまく進むのにな、とか ツッコミ所は多い。 | ||||
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※かなりネタバレを含みます 【本編について】 「驚愕」というタイトルの割にそこまで「驚愕」しませんでしたね。 前編〜後編最初の方まではあまりのgdgdさにねむくなりました。 つまらない、というわけではないのですがなんというかくどい。 キョンの語り自体はもともと少しくどいところはありましたが、今回はそれにまして、くどい。 そしてαとβに話が分裂して無駄に長くなっていたこともマイナス点です。 しかし、そのあとのαとβを収束させた瞬間、急におもしろくなって おお!という感じだったのですが…問題はラスト。なんという無理やり伏線回収した感… 勝手に終わってめでたしめでたしって感じでモヤモヤが半端ないです。 特におとなみくる、古泉、藤原あたりは後付設定だろ…という感じがしました。 そしてキョン。いままで自分で決めて動いていたはずが今回は完全に成り行きで動いています。 それにヤスミも正体を明かされてもなお、だから?とききたくなりました。 古泉がローマ字に直していましたが、あれひらがなを並び替えただけでもあの文章になるぞ?と。 そしてなにより納得いかなかったのが新キャラのあつかいですね。特に九曜と佐々木。 何か物語に直接かかわって来るのかと思っていたのに空気さが半端ないですね。 ただ単に長門と対のキャラにしたかっただけなのかと言えるくらい。…実の長門もほぼ出番なしですが。 佐々木は最後追いやられて終わりですよ。佐々木はキーパーソンじゃないんですかという… まあ話自体つまらないわけではないので、ハルヒが好きな人は読んでみるといいと思います。 ただこれだけでなく分裂も併せて読まないとならないのが難点ですが。 【特典の小冊子について】 秘話やイラストなど全体的に充実していてよかったと思います。 ただ、描き下ろし小説がなんか微妙でした。 キョンの口癖誕生までの話みたいですがただ単にキョンと佐々木絡ませたいだけという印象。 そんなの同人でやれよと言いたくなりますね。 最後のサービスカットは狙っているという印象しかせず、萌えませんでした。むしろ逆に萎えました。 色々含め、☆2つという結果でした | ||||
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4年間待ちに待った涼宮ハルヒシリーズの新刊を読めて嬉しかったです。あとがきにも書かれていますが、いろいろ事情があった中、最後まで今作を書き終えた作者には感謝したいと思います。しかし、このシリーズが好きであるがゆえに率直に今作への評価を言わせて貰うならば、面白くなかったと言わざるをえません。これには三つ理由があります。 一つ目は作品が必要以上に長いのではないかということ。この作品は設定のためにストーリーを二つに分けて語っているわけですから、長くなるのは仕方がないのかもしれません。しかし、キョンのモノローグを削ったり、話を整理すればもう少し短くテンポ良く話を展開できたのではないでしょうか。もちろん、長編が悪いというわけではありません。しかし作品が必要以上に長いと、人によっては話が冗長に感じられてしまうのではないでしょうか。 二つ目は新キャラクターを活かし切れていないのではないかということ。前作の「分裂」ではSOS団のメンバーと対になる新たなキャラクターが登場し、読んだときは物語の展開に期待で胸が膨らみました。しかし今作を読み終えて思ったのは、一部の新キャラクターはメンバーと対になるという以外に登場させる必要性が感じられないということです。特に古泉と対になる橘、ハルヒと対になる佐々木にこれが顕著だった気がします。特に佐々木はとても魅力的なキャラクターだっただけに、もっと後半のストーリー展開に絡ませるなど活躍させて欲しかったです。 三つ目は伏線の回収の仕方が強引なのではないかということ。この作品は物語が分裂して展開し、最後に収束する形をとります。そのアイデア自体は面白いと思うのですが、なぜ分裂していたのか、そしてあのキャラクターの正体はなんだったのか、という伏線回収の仕方が、良く言えばこの物語の設定に即していると言えるかもしれませんが、強引というかご都合主義的な回収だったと言わざるをえません。加えて、伏線はそれ自体が独立したエピソードになっていて、結末に至るまではそれが伏線だとは読者に解からないようにするべきだと思います。今作品の中では、伏線となるエピソードが最後のストーリー展開に繋がっているだろうな、と解かってしまうので、読者は伏線が回収されるその瞬間まで延々と伏線だと思われるものを読まなければなりません。これも今作が必要以上に長く感じられる原因ではないでしょうか。 以上三点の理由から、評価は星二つにさせていただきました。しかし最初にも述べた通り、4年間気になり、待ち焦がれていた続編を読めたのは嬉しかったです。その点で、前作の続きが気になっている涼宮ハルヒシリーズのファンの方にとって、この本を買う価値は十分あると思います。最後になりますが、作品を書きあげてくれた作者に感謝します。そして4年間という充電期間を得た次回作がより良い作品になることを期待したいと思います。 ありがとうございました。 | ||||
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今日やっと読み終わりました。 4年ぶりの新刊ということで、自分にしては珍しく予約までして、分裂も読み直し、 「さあ、驚愕してやろう」と思いながら読みました。 ・・・あれ? おわり? 佐々木たちがもっと派手に動き回るかと思ったらそうでもなく、強敵かと思えば噛ませでしかなく、 『その程度じゃSOS団の結束、そしてハルヒにゃ勝てんのさ、お疲れさん』で済んでしまいました。 分裂から数えて3冊も経てこの規模で終わってしまうのか、と正直期待が大きかった分がっかりです。 ですが、古泉、佐々木、国木田、ヤスミのキャラがなかなかに立っていて、 彼らが好きな人にはそれなりに良い長編だったと思います。 反面、他のキャラ、特に長門好きな人には正直物足りなかった感が大きいでしょう。 文章に関しては、他の方のレビューでも書かれていますが、キョンの独白がいつも以上にくどかったです。 比喩の表現に関しては、調べるのも面倒なものが少なくなく、読み飛ばさざるを得ませんでした。 所々キョンが、自分の気持に正直になろうとするところはよかったですが。 今回のキョンは最後まで流され気味で、「なんだか作者も流され気味に書いたんじゃ・・・」 と邪推してしまう立ちふるまいだったように思えます。 ハルヒも今では影響力の強いコンテンツですし、色々と大人の事情はあるのでしょうが、 作者が辛いようなら無理して書かなくてもいいのではないか、と言うのが今回特に読んで思ったことでした。 続けられるようなら、無理せず書いてもらいたいですね。 最後に、4年前に出ていれば評価は☆3でしたが、期待分マイナスで☆2とさせていただきます。 | ||||
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“前世紀の三流マンガでもこんな解りやすい悪役な手段を執る能なしなんぞはいやしないぞ” クライマックスシーンでのキョンのモノローグですが、結局この言葉がこの作品全体を表してしまっています。文庫3巻にわたって延々やってきた結末にしては、あまりにもお粗末です。敵役が矮小すぎたため、主役の魅力も光りませんでした。 イラストも、カラーページはまだいいとしても挿絵は駄目ですね。というかラノベでよくあるパターンで、挿絵は別の人が描いたんでしょう。 | ||||
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本筋となるストーリーが薄っぺらく、キョンの独白による無理やりな肉付けでこれでもかと太らせている印象です。 特に序盤は酷く、単に学校前の坂を上るだけでお前は何行費やすつもりだと突っ込みたくなります。 佐々木の登場は、ハルヒ、キョンとの三角関係を夢想させ、これはまた新たな要素を加えてきたなと思ったものですが、 結局のところ三者が絡み合うような場面はなく、せっかくの魅力的なキャラを全く生かせていません。 これならば空白の4年間にファンが勝手に書いた同人小説の方がまだ読み物として面白いくらいです。 ただ1点、α、βという唐突とも言える世界線を、一定の必要性をもって収束させたのは見事だと思います。 限りなく膨らんだ期待、作者の力量を超えて広がるハルヒワールド、そんなプレッシャーを跳ね除け、よく出版にこぎ着けたものです。 | ||||
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ノルマ達成、昔流行ってて読み残しのあった本を読んだ程度の感情 もう周りも自分も変わったからね面白かったというよりは読み終えれ た自分への達成感、ケジメつけれてよかったよかった。 これで最終巻ですよね? 謎みたいな伏線みたいなものは、まあビックリするような謎ときはないであろう からそんなとこであろうと想像して、はい終わり。 | ||||
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非常に残念だった。 4年越しの続編だったけどホントただのライトノベルだ。 ネタ切れだな。メディアの作った人気でどこまで売れるか 注目だ。しっかし先が読める流れはだめだわ。作者の レベル以上の評価で邁進してきた結果なのかねぇ | ||||
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結局、人気があるから無理に続けようとして、作者がネタ切れし自滅.ナントカ尻を叩いてようやく完結させました、という感じでしょうか。敵対勢力の新キャラ、分裂した平行世界の同時進行とかなり無理なストーリーで、長い割に盛り上がりがなく、キェンがうだうだ言っている間にハルヒ2号が勝手に解決。まさに末期症状でした.それでも、続編がでること自体をほぼあきらめていたので、一応の落ちがついたことにはまさに「驚愕」です。ただ、前作の「分裂」から4年もたっての続編なのですから、「分裂」のあらすじ程度ははじめに載せるなり、おまけの小冊子に情報を載せるなりの親切があってもいいのではないでしょうか?小冊子の短編もやっつけ仕事のおまけ程度であり、初回限定特典というにはしょぼすぎ。中断の原因について、あとがきで谷川氏が「書かなかった原因はわからない、もともとなまけものだから』というのは、少々無責任な感じを受けました. | ||||
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涼宮ハルヒシリーズ分裂まで凄く面白く何度も読み返しました。なので驚愕凄く楽しみにしてたのに、苦し紛れの、やっつけ感的な薄い内容、登場人物全て中途半端、長門は強いから床に伏せさせといたの?橘は情けないキャラだったっけ?みくると藤原の関係は何?よくわからない、等 消化不良でお腹こわしました。 何か寂しいです。 それでも涼宮ハルヒシリーズ大好きです。これからも応援します!! 後、長門にも素敵な人と出会ってほしいです。 | ||||
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他の事はどうでもいいです。 全般的には「まあ、それほど悪くない」という感想でした。 ただ、ある節で「マグニチュード9クラスの津波が……」という表現が、今この時期に出版される小説としてふさわしいものであったかどうか。 著者校の段階であれ、編集による校正であれどこかの段階で差し止められなかったものでしょうか? 続き物として構想されながら、前作から時間が経ってしまったことや、出版社の商業的な都合でそれが見逃されてしまったのだとしたら、残念でなりません。 その文だけは不快でしょうがありませんでした。 身内を亡くした身としては。 | ||||
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これだけの枚数で… なんにも解決しませんw そこに驚愕ですww コメディーパートもシリアスパートも、精彩を欠いた内容だし、 読み終えた瞬間 「なんだコレ」と独り言を呟きました。 新たな展開は、国木田のキャラが立ったぐらいかな? 小冊子のゲストイラストは良かったです。 漫画では酷評されるツガノガク氏ですが、このイラストは普通に上手です。 ぷよ氏のイラストにはいつも通り癒される。 商品としての価格設定は良心的だと思うので、星は2つにします。 通常版の上下で表紙イラスト変えて、ファンに買わせようとするのは止めてください。 あ、あと喜緑さんのふりがな「まみどり」の箇所があります。 | ||||
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4年間という時間は長かった。 永かった分、期待値も知らず知らずのうちに上がってしまっていたのかもしれませんが、 内容的にはとにかく薄いです。 α、βという並行世界とそれが発生するプロセスから融合までの謎解きのアイディアは真新しいものではないとは言え、楽しめる設定ではあります。 ですが、それはあくまで演出であって、こちらが期待したような各キャラの背景や世界観の進展、理解がほとんど進んでいません。 確かに朝比奈さん、古泉などの主要キャラの背景がほんの少しだけ明かされたりしていますが、物語の進展という意味では、ほとんど寄与していないと思いました。藤原、橘、九曜、そして佐々木と、新キャラを投入したのはいいのですが、彼ら彼女らが物語りの核心に絡むまでには至らず、消化不良の観は否めませんでした。 ハルヒとキョンを中心として、宇宙人、未来人、超能力者、三様の対立構造まで絡ませたからには、ものすごく壮大な物語的帰結と世界観がつまびらかになることへの期待があったのですが、何だか肩透かしを食ったような印象というのが、読後の正直な感想です。 ざっと読み終わり、プロットを概観してみると、非常に単純です。 さらに長門、朝比奈さんが絡む描写もとても少なく、2人の活躍はほとんどないこの作品のボリュームがなぜこんなにあるのかと言えば、同じ内容のキョンのモノローグが延々とページを埋めているからでしょう。 迂遠であり、同じ内容を含んでいるものが多く、明らかな嵩増しな気がしてなりません。 以上を勘案した上、☆1つの評価を下すものですが、依然、このタイトルへの期待はあります。 むしろ今作は新たな展開への序章であると思えるので続刊を待つ所存です。 | ||||
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内容以前に演出かどうか知りませんが、無駄な段落下げによるページ数の嵩増しをしておいて分冊にした挙句、読者に倍の料金を払わさせようとする根性が気に入らない。 なんだあの上側のスペース? 落書きでもすりゃあいいのか? 前作である分裂では同様の演出が入っていない以上、完全に意地汚い商業主義の表れとしか思えない。 原作者の方に罪は無いかもしれませんし、作品自体は名作なのかもしれませんが、これはさすがに読者をバカにしてるとしか思えない。 | ||||
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