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(短編集)

涼宮ハルヒの憤慨



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涼宮ハルヒの憤慨の評価: 4.20/5点 レビュー 41件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.20pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全41件 21~40 2/3ページ
No.21:
(4pt)

傑作!

「編集長★一直線!」はSOS団のメンバーがそれぞれ文芸部の会誌に載せる小説を執筆するのだが、長門、みくる、キョンの作った小説は実際に作中内作品として登場。これが意外に面白い。また過去のシリーズで伏線を張ってあったキョンの中学時代の恋愛話も登場。

生徒会長の意外な正体も注目。おそらく今後もからんでくるだろう。

「ワンダリング・シャドウ」はSOS団に相談事を持ち込まれるという珍しいパターンの話。

クラスメイトの阪中が、犬の散歩中に起きる奇妙な出来事について調査を依頼するのだが、タネが明かされるとちょっと拍子抜けしてしまった。
涼宮ハルヒの憤慨 (角川スニーカー文庫)Amazon書評・レビュー:涼宮ハルヒの憤慨 (角川スニーカー文庫)より
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No.20:
(5pt)

一気に読みきってしまった♪

「涼宮ハルヒ」シリーズの”源流”の第8巻です!!
小説は苦手だ!という人こそ是非読んで下さい!!高確率ではまります!!
当時活字が睡眠薬な私が2ヶ月足らずで8冊全て読破してしまったんですから!!
絶対に買って損は無い!!!です☆
涼宮ハルヒの憤慨 (角川スニーカー文庫)Amazon書評・レビュー:涼宮ハルヒの憤慨 (角川スニーカー文庫)より
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No.19:
(3pt)

季節はめぐり、かつて憂鬱だった時間へ

角川スニーカー文庫刊・谷川流著・いとうのいぢイラストの

「涼宮ハルヒ」シリーズ第8巻にあたる『涼宮ハルヒの憤慨』です。

時間軸は第1作「涼宮ハルヒの憂鬱」の4月から約1年経過した翌年3月中心。

連続連載された物語2本構成です。出会いからの約1年間を思い出しながら語る描写が多く、

明らかな時間経過と彼らの成長ぶりがみてとれる充実と安心感に満ちています。

「編集長★一直線」

 文芸部の部室を無断借用しているSOS団の体裁をつつく、小説媒体ならではのお話です。

 機関誌発行のため、様々なテーマに沿って小話的なテキストが随時挿入され、1粒で何回も楽しめます。

 またも古泉の仕掛けた罠や外部を巻き込み、彼女の望んだ展開に振り回される様が微笑ましいですね。

 信頼関係の強さと、互いが気になる微妙な二人の距離感もちらりと窺える小技が効いています。

 アニメ版OPの1カットにも登場した彼女の命名理由を知ることも・・・?

「ワンダリング・シャドウ」

 クラスメイトの愛犬の体調不良から始まる奇妙な事件を描いています。

 以前の短編「ミステリックサイン」「雪山症候群」を彷彿させる事件の真相の揺らぎが主題です。

 はっきりと何がそうさせたのか?と解明されない疑心暗鬼に考えさせられます。

 キョンを中心に展開される憶測、「意思」の介入とその存在定義への波紋など、

 模範解答提示が次巻への予告編を匂わせているように感じられます。

 もう1年彼女との時間を切望したり、初めて冗談らしき反応をする彼女や、

 ハルヒの心理を読み切った彼の考えなど、

 今までの積み重ねた歳月の大きさも内包している充実ぶりもナイス。
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No.18:
(5pt)

No.1ライトノベル

一気にハマってしましました。

いとうのいぢさんのイラストも良いし、ペース良く読むかとができる作品です。

三人娘も可愛いし、キョンも面白いキャラクターをしています。

ハルヒの今後の活躍が楽しみで仕方が無いです。

買ってみる価値はあると思いますよ。
涼宮ハルヒの憤慨 (角川スニーカー文庫)Amazon書評・レビュー:涼宮ハルヒの憤慨 (角川スニーカー文庫)より
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No.17:
(4pt)

ただしい青春小説

もともと人気シリーズだったのが、アニメ化をきっかけに大ブレイク。はちゃめちゃな青春群像と本格的なSFの融合が斬新でたのしい、第八巻です。
前作が、いままでの話を踏まえた二重三重のタイムパラドックスをあつかう、SF要素の強い内容で難しかったのですが、今回は学園ものに比重が置かれていて、すらすら読めました。
ハルヒはぶっとんだキャラクタですが、彼女の「なにがしたいのかよくわかんないけど、とにかくすっごいたのしいことを、なにかしたいの!」という行動原理は、じつはきわめて普遍的な、正統派の、青春の衝動です。だから多くの読者を獲得したのでしょう。
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No.16:
(5pt)

どうしてこんなに面白いのか

間違いなく、買う価値があります。

ハルヒのワガママは、自分が面白いと思う事に周囲を無理やり巻き込むという点だけで、他人の欠点をあげつらったり弱い者を虐めたりするような汚さとは無縁の、カラッとした陽性のものです。こんな少女と高校生活を送れたなら、どんなに毎日が楽しいでしょう。

そんな気持ちを倍増させてくれる話が、この「憤慨」に2話載せられています。長門の小説も読めるし、買って読んで幸せな一品です。
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No.15:
(3pt)

最初の頃ほどの面白さは...

うーん、せっかくの最新刊だと思って、頑張って読みましたが、「つまらない」と切って捨てるほどではないですが、「おもしろい」とは言えなくなってきました。SOS団というより、ハルヒのご機嫌伺い団になってますし。7巻と8巻でネタふりがされてますが、今後どうなるのか、楽しみというより、心配な気分...最初の頃の面白さをまた期待したいです。
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No.14:
(4pt)

全体の出来としてはまあまあ

やはり面白いが、新鮮さが無くなったと思う。

いとうのいぢさんのイラストは良い。だが、絵柄が少し変わってしまって残念。

私はこの作品が好きなので、これからも谷川さんには頑張って欲しい。
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No.13:
(4pt)

「SOS団」一年目の活動を総括するような内容ですね

ライトノベル・涼宮ハルヒシリーズの第8弾。今巻は、ハルヒ・キョン高校一年の3月と言う年度末間近を控えた時期に起こった2つの出来事を、150P前後の2本の中編に纏めた内容となっています。

前巻『陰謀』で新展開に向けた新しい伏線が数多く張られていたので、今巻からはそれを受けて、SOS団2シーズン目の活動に一気に突入するかとも思っていたのですが、新展開を前に、ちょっとした息抜きと、現段階までに構築されてきた人間関係を整理する様な内容の中編2本となっています。

「編集長★一直線!」はSOS団が「文芸部」として活動すると言うシチュエーションで描かれます。ハルヒの部室や部員へのこだわり、"具体的な敵"を提示された際のハルヒの行動パターン等、SOS団団長としてのハルヒのバイタリティが非常に明確に記されているストーリーです。

一方で、各団員に与えられたテーマと、それに対する取り組み方から、それぞれのキャラクターが読み取れるのも面白い所。個人的にはみくるの一生懸命さや健気さが微笑ましかったですね。ただ、キョンについては少々肩透かしだとも感じられました。

また、準団員達にもスポットが当てられており、そちらも非常に興味をそそられます。鶴屋さんの爆笑モノの冒険小説や、谷口の恐ろしく面白くない日常エッセイ等も是非読んでみたいところ。以前自主制作映画をしっかり形として表現したように、この文芸部機関誌もそのまま再現してもらえると非常に嬉しいですね。

「ワンダリング・シャドウ」は展開の端緒がSOS団への依頼だったり、活動が町内不思議探索だったりと、SOS団の原点に立ちかえったような内容になっています。それ故に、一年と言う時間を経て、団員達がどのように変化し、成長してきたのかが非常に判りやすく示されています。「あいつが好きなのは幽霊なんかではなく、幽霊をみんなで探すという行為なのだ」という台詞が非常に象徴的ですね。
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No.12:
(5pt)

谷川流のチカラ

編集長一直線とワンダリングシャドウの2編があります。

この涼宮ハルヒシリーズにおいて面白さは「あっ」と驚く仕掛けではなく、描かれている人物模様にあると思います。

今作では各キャラの小説が載っています。と言っても、ハルヒと小泉のはありませんけどね。十分に楽しめます。

ちなみに、ボクは長門の小説を読んだとき、著者にこんな書き方までできたのかと驚かされました。オルゴールみたいな文章です。

憂鬱からみれば、ハルヒ変わりましたね。消失を読んだ方なら思うでしょうね。キョンとハルヒが出会って良かったって。ゆっくりと変わったのも凄いと思いました。ヘボイのだと人間が一瞬でかわりますからね。
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No.11:
(4pt)

アニメ化後の新作は?

2006年初夏ちょっとしたブームになったアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」シリーズの、アニメ放映後初の新作。

内容は軽い中編2編。

特に大きな進展もなく、安心して楽しめます。

500円程度でここまで楽しめるんだから、文庫っていい文化ですよね。

てか、他のヘタレ作家、もっとがんばれ!
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No.10:
(5pt)

ハルヒの春

安心して読めるキョンの一人語り。アニメやマンガにより今までのエピソードがおぼろげな物から鮮明な物に頭の中で書き換えられたこともあり、今まで以上に感慨深く読めました。日常生活に潜む虚偽と非常識。堪能させていただきました。
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No.9:
(5pt)

キョンのマル秘過去と謎の宇宙生物

キョンのマル秘過去とは読んでもらったら分かると思いますので読んでね多分個人的に思いますが谷口がキョンの女性経歴で変な女と付き合ってたとは彼女の事だったのか?で宇宙生物による犬さん攻撃の話で長門が活躍するお話しです。次巻は二年生からからなそれとも花見がてらの話かな今から楽しみです。
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No.8:
(4pt)

恋愛面を充実させてほしいなあ。

このシリーズ正直微妙だよね・・・アニメのおかげでさらに人気が出てるっぽいけど、僕にはよくその人気の理由が分からないんだよ・・・と思っていましたが、今回はなぜだか面白かったです。やるじゃん、谷川流!と思いました。

多分、うざったい時間ループネタが少なかったから楽しめたんだと思います。表紙が長門ってこともあって、長門メインの話なのかな〜と思ってましたが、違いました。前半はハルヒ中心に話が動いてて、それがとても良かったです。

このままの雰囲気で最期まで行ってほしかったんですけど、やっぱり最期にはちょっとSF的なネタが挟まれて、しかも話の中心が長門へと動いていきました。それがちょっと残念だったです。いや、長門好きだけどね。だけどまあ、あんまりSFに興味ない人間からしたら長戸の喋る台詞って微妙だし、ね。('-,_ゝ-`)プッ

そもそもSFとしてちゃんと成立してるのかも分からないですしね。多分、なんちゃってSFでしょうね。知らんけど。

まあ、でも総合的に見れば面白かったです。今まで読んだハルヒシリーズの中でも一位、二位を争います。個人的には。

キョンのべしゃりも饒舌で面白かったですよ。
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No.7:
(5pt)

SOS団員の書いた作品が良し!

先頃アニメ化もされまして絶好調な涼宮ハルヒシリーズですが、今回のメインの話は、SOS団の存在を認めない生徒会長が、SOS団のアジトとして占領している文芸部の部室を召し上げると通告してきて、それを猶予するための条件として、文芸部の会誌作りを命じられます。売られた喧嘩は速攻買い取りな性格のハルヒですから、SOS団やその他の個人、団体を巻き込んだハルヒ“編集長”の会誌作りと相成ります。

作中でキョンたちSOS団が書いた作品が登場しますが、ハルヒの加筆部分が一目瞭然なみくるの童話、多分自分の内面が反映されているのだろうけれど微妙で難解な長門の幻想ホラー(?)小説、ダラダラと続いた末に「何じゃそりゃ」というオチのキョンの恋愛(なんかじゃ絶対無い)小説という具合に、それぞれのキャラが上手く表現されていたと思います。
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No.6:
(4pt)

巻頭のイラスト間違ってない?

電車内のみくるちゃんってメイドのイラストだけど、巫女さんの間違いじゃないかな?

徐々にハルヒさんに色恋沙汰系の話が絡んできて微笑ましいです。

次は長編御願いします。
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No.5:
(5pt)

ひさしぶりの学園メインの話

前巻の「陰謀」があまり評判よくなかったのは

あきらかなストーリー物にしようという意図が感じられ萎えてたのですが

今回は学園の生徒会vsSOS団という実にわかりやすい学園ストーリーです。

SF色をおさえた笑いあり、萌えありの学園コメディに仕上がってます。

3巻のコンピ研の彼女がまた出てきたり、アニメ版OPにあった長門が光の中で佇むシーンなどがあって、

なかなかメディア戦略がうまいなーと思わせる作品でもあります。

長門萌え必読の巻というのは間違いないです

僕はみくる萌えだったのですがPCを隠すやりとりで長門に撃沈されました。
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No.4:
(4pt)

選挙にはお金がかかるようです

ただ一人の思いが世界を左右する。そんな設定の下、世界を維持するために、宇宙人が、未来人が、超能力者が、そして一般人が奔走する第8作。

 今回は、学校内の自分達の居場所を守るために、ご近所のトラブルを守るために、ドタバタ劇が始まります。いつものように微妙に推理仕立てで、でも、今回は話がゴチャゴチャ入り組んだりしません。すっきりしています。その分、盛り上がりに欠けるかもしれませんが…

 本書の内容は「スニーカー」掲載分ということで、若干、文章に細切れ感があります。しかし、ファンならば買いです。きっと次への伏線が張られていることでしょう。
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No.3:
(5pt)

このシリーズやっぱり面白いですね。

いやー、待ってましたよ第8巻。3月のエピソードを2話収録しています。

この2話は「幽霊」でつながっていると思います。

俺はこのシリーズで、宇宙人などが実際にいてもおかしくないなと思い始めました。

そして今度は、幽霊だっていてもおかしくないと思いました。

さらに、今回は喜緑さんの正体がわかります。

喜緑さんってやっぱりただ者ではなかったんですね。

あとはいつものように長門が大活躍です。

次回も楽しみです。
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No.2:
(3pt)

文芸部機関誌発行と霊魂の存在について

本作は短編2編から構成されている。前作の「陰謀」がアップテンポだったせいか、今回は比較的穏やかな趣きとなっている。

前半の「編集長★一直線!」は、表向きはSOS団が寄生している文芸部の存続を賭けて機関誌発行に奮闘する話である。

結果は分かり切っており、興味は団員が機関誌のため書き下ろした作品群に向けられることとなるが、例によって曖昧な自己言及が思わせぶりでニヤリとさせられる。

朝比奈作の童話は、第1巻と4巻(陰謀と消失)からの引用(Sleeping Beautyと3日間眠り続けた誰か)がわざとらしく提示され、シリーズのセルフ・パロディーとしてのアリバイを主張している。

長門作の掌篇では、長門有希の名前が対人用「有機」インターフェースに由来する訳ではないと改めて知ることとなるが、アレゴリーを巡っては、作中のキョンの読みと読者の解釈はかなり異なることになるのではないだろうか? 

後半の「ワンダリング・シャドウ」では、次作での波乱を予期させる小さな出来事が起こる。早く続きを読みたい。
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