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金髪女
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【この小説が収録されている参考書籍】
金髪女の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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弁護士ホープのもとに知り合いの家族が殺された情報が寄せられ・・・というお話。 この作品やシリーズについては87分署シリーズで既に大家として認められていたマクベインが新境地を切り拓こうとして始めたシリーズに思えました。87分署の三人称の群像劇から一人称の私小説風小説を書いてどこまでやれるか自分の才能に挑んだ意欲的な作品だと思いました。お話としては軽めですが、そういう意味では重要なシリーズではないかと考えます。実際、書きなれている三人称からあまり慣れていない一人称の小説に敢えて挑んだところは十分評価するに値すると思います。この後、三人称に変更して得意な手法に逃げたと批判されるようですが、この時点では新しいことを始めようという気概に満ちた作品に思えました。今後の展開が気になる第一作。続きも期待して読みたいです。 蛇足ですが、訳は概ねいい訳だと思うのですが、猫の名前で「サバティカル」というのを主人公が聞いて不思議がるシーンがありますが、「サバティカル」意味が判らないので訳注をいれてもらいたかったですね。そういうところはちと不親切ではあるまいか。 | ||||
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