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空っぽの缶



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【この小説が収録されている参考書籍】
空っぽの缶 (ハヤカワ・ミステリ 597)

空っぽの缶の評価: 4.00/5点 レビュー 2件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(4pt)

支那と日本の戦争が遠景 1941年10月出版

ペリー メイスン第19話。メイスンは第三章から登場。Webster's Collegiate Dictionary 5th editionは1936年出版で当時の最新版です。支那人の召使頭ガウ ルーン(広東語で「九竜」) メイスンの好みはオルガン曲かハワイアンミュージック。ドレイクはメイスンにスカされおかんむり、SFに飛んでおふざけからメイスンとデラの無茶な大冒険に発展、口から出まかせ出たとこ勝負のお芝居で何とか切り抜けます。銃は銀色のピストル、鈍色の自動拳銃、38口径のピストルが登場。いずれもメーカー等詳細不明です。ところでメイスンがトラッグの「弟」になるのですが、兄の間違いじゃないかなぁ。
空っぽの缶 (ハヤカワ・ミステリ 597)Amazon書評・レビュー:空っぽの缶 (ハヤカワ・ミステリ 597)より
4150005974
No.1:
(4pt)

万華鏡のようなミステリー

メイスン物としては非常に変わった話である。裁判もなければ、殺人の嫌疑をかけられた依頼人もなく、メイスンは弁護士ではなく探偵として活躍する。本書は万華鏡のように、ページをめくるごとにさまざまな絵を見せてくれる。謎めいた空っぽの缶、銃声と血痕だけで死体のない殺人、別の家に別の死体、秘密の密輸ビジネス、嫁と小姑との家庭内のいさかい…独特の雰囲気を持つ、なかなかおもしろい話だったが、話全体のまとまりにやや欠けるのと、主人公がメイスンである必然性が特にないのがイマイチ。
空っぽの缶 (ハヤカワ・ミステリ 597)Amazon書評・レビュー:空っぽの缶 (ハヤカワ・ミステリ 597)より
4150005974

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