氷壁

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評判

氷壁の評価:

4.37/5点 レビュー 83件。 B ランク

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平均点4.37pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全429件 381〜400 20/22ページ
No.49
(5pt)

誰かが呼んでいる

誰かが背中を押している

何かが見える

もう、後ろを振り向いてはいけない

前だけを見て、未来への一歩を踏みだす

氷のように冷たく、山のように高い、

人生の壁を乗り越えようとする時、

それを支えているのは、人と人との絆だと実感できる、

恋と友情の物語。

待っていてください
氷壁 Amazon書評・レビュー: 氷壁より
4103025123
No.48
(5pt)

誰かが呼んでいる

誰かが背中を押している

何かが見える

もう、後ろを振り向いてはいけない

前だけを見て、未来への一歩を踏みだす

氷のように冷たく、山のように高い、

人生の壁を乗り越えようとする時、

それを支えているのは、人と人との絆だと実感できる、

恋と友情の物語。

待っていてください
氷壁 (1963年) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 氷壁 (1963年) (新潮文庫)より
B000JAHJIM
No.47
(5pt)

誰かが呼んでいる

誰かが背中を押している

何かが見える

もう、後ろを振り向いてはいけない

前だけを見て、未来への一歩を踏みだす

氷のように冷たく、山のように高い、

人生の壁を乗り越えようとする時、

それを支えているのは、人と人との絆だと実感できる、

恋と友情の物語。

待っていてください
氷壁 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 氷壁 (新潮文庫)より
B0099FMQS6
No.46
(5pt)

誰かが呼んでいる

誰かが背中を押している

何かが見える

もう、後ろを振り向いてはいけない

前だけを見て、未来への一歩を踏みだす

氷のように冷たく、山のように高い、

人生の壁を乗り越えようとする時、

それを支えているのは、人と人との絆だと実感できる、

恋と友情の物語。

待っていてください
氷壁 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 氷壁 (新潮文庫)より
4101063109
No.45
(5pt)

井上靖の中で私が一番好きな作品

新進の2人の登山家の一人が山で事故にあう。切れるはずのないザイルが切れたのか、あるいは誰かが切ったのか、事故か自殺か殺人かと言う状況の中、残された登山家と、死んだ登山家が愛していた人妻、同じく死んだ登山家の妹との恋愛感情のもつれを事故に絡め、緻密に描いていきます。私などにとってはあの懐かしい昭和のよき時代も偲ばれます。

 一見長い小説で手に取りにくく思われる方もいるでしょうが、極限状態の連続で一気に読めてしまえます。間違いのない名作です。
氷壁 Amazon書評・レビュー: 氷壁より
4103025093
No.44
(5pt)

井上靖の中で私が一番好きな作品

新進の2人の登山家の一人が山で事故にあう。切れるはずのないザイルが切れたのか、あるいは誰かが切ったのか、事故か自殺か殺人かと言う状況の中、残された登山家と、死んだ登山家が愛していた人妻、同じく死んだ登山家の妹との恋愛感情のもつれを事故に絡め、緻密に描いていきます。私などにとってはあの懐かしい昭和のよき時代も偲ばれます。

 一見長い小説で手に取りにくく思われる方もいるでしょうが、極限状態の連続で一気に読めてしまえます。間違いのない名作です。
氷壁 Amazon書評・レビュー: 氷壁より
4103025123
No.43
(5pt)

井上靖の中で私が一番好きな作品

新進の2人の登山家の一人が山で事故にあう。切れるはずのないザイルが切れたのか、あるいは誰かが切ったのか、事故か自殺か殺人かと言う状況の中、残された登山家と、死んだ登山家が愛していた人妻、同じく死んだ登山家の妹との恋愛感情のもつれを事故に絡め、緻密に描いていきます。私などにとってはあの懐かしい昭和のよき時代も偲ばれます。

 一見長い小説で手に取りにくく思われる方もいるでしょうが、極限状態の連続で一気に読めてしまえます。間違いのない名作です。
氷壁 (1963年) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 氷壁 (1963年) (新潮文庫)より
B000JAHJIM
No.42
(5pt)

井上靖の中で私が一番好きな作品

新進の2人の登山家の一人が山で事故にあう。切れるはずのないザイルが切れたのか、あるいは誰かが切ったのか、事故か自殺か殺人かと言う状況の中、残された登山家と、死んだ登山家が愛していた人妻、同じく死んだ登山家の妹との恋愛感情のもつれを事故に絡め、緻密に描いていきます。私などにとってはあの懐かしい昭和のよき時代も偲ばれます。

 一見長い小説で手に取りにくく思われる方もいるでしょうが、極限状態の連続で一気に読めてしまえます。間違いのない名作です。
氷壁 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 氷壁 (新潮文庫)より
B0099FMQS6
No.41
(5pt)

井上靖の中で私が一番好きな作品

新進の2人の登山家の一人が山で事故にあう。切れるはずのないザイルが切れたのか、あるいは誰かが切ったのか、事故か自殺か殺人かと言う状況の中、残された登山家と、死んだ登山家が愛していた人妻、同じく死んだ登山家の妹との恋愛感情のもつれを事故に絡め、緻密に描いていきます。私などにとってはあの懐かしい昭和のよき時代も偲ばれます。

 一見長い小説で手に取りにくく思われる方もいるでしょうが、極限状態の連続で一気に読めてしまえます。間違いのない名作です。
氷壁 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 氷壁 (新潮文庫)より
4101063109
No.40
(5pt)

小説とドラマの違い

テレビドラマに惹かれて原作を読んだが、ドラマの方が娯楽性が強く面白いと思った。

まず、主人公魚津恭太(TV=奥寺)の親友の小坂乙彦(TV=北沢)の登攀途中の滑落死については、ドラマではカラビナの故障、小説では使用したザイルが突然切れた事によるもので大した違いはない。しかしその後、ドラマでは事故の真相をめぐり製造元の佐倉製鋼を絡めた法廷論争に展開するのに対して、小説はザイルの耐久不良を匂わせる程度。親友の死を無駄にしないため、事故の真相を解明しナイロンザイルの特性を理解しようとする魚津の姿勢は立派だと思うが、世間の人は大方無関心だったのである。なぜなら、登山家は人口のごく一部に過ぎないからだ。しかしだからといって、ザイルは決して切れないと言い切る佐倉製鋼の傲慢さも許せない。それは両者共通だが、問題は、小説には真実を捻じ曲げようと暗躍する人物が登場しない事である。物言わぬ大企業も確かに不気味だが、これでは不善な企業に警鐘を鳴らしているとは言い難い。

 一方、二人の男をたぶらかす八代美那子は悪女だと思うが、魚津と奥寺ではその対応が異なる。何処までも硬派な魚津は八代美那子を忘れ、小坂の妹かおると結婚を誓い合うが、奥寺は情熱に身を任せ、結果的に夫哲夫の手から美那子を奪ってしまう。なるほど、理性より、友情より、愛情である。ストーリーはこの方が面白い。

 結局の所、著者は一登山家の姿を描いていた。山を心から愛し、義理人情に厚い男のそれだ。そんな心情を察すると、美那子を忘れる為に一人単独で穂高に登ろうとする魚津の悲愴感が痛いほど胸に伝わってくる。魚津はこの登攀で命を落とすが、自分の趣味に命を捧げたのだからなんて幸せなのだと言いたい。童謡に『山男の歌』という曲があるが、魚津はその例にピッタリ合致する。冒頭でドラマに一票投じたが、お互い視点が違う。甲乙つけがたい傑作と言うのが本音だ。
氷壁 Amazon書評・レビュー: 氷壁より
4103025093
No.39
(5pt)

小説とドラマの違い

テレビドラマに惹かれて原作を読んだが、ドラマの方が娯楽性が強く面白いと思った。

まず、主人公魚津恭太(TV=奥寺)の親友の小坂乙彦(TV=北沢)の登攀途中の滑落死については、ドラマではカラビナの故障、小説では使用したザイルが突然切れた事によるもので大した違いはない。しかしその後、ドラマでは事故の真相をめぐり製造元の佐倉製鋼を絡めた法廷論争に展開するのに対して、小説はザイルの耐久不良を匂わせる程度。親友の死を無駄にしないため、事故の真相を解明しナイロンザイルの特性を理解しようとする魚津の姿勢は立派だと思うが、世間の人は大方無関心だったのである。なぜなら、登山家は人口のごく一部に過ぎないからだ。しかしだからといって、ザイルは決して切れないと言い切る佐倉製鋼の傲慢さも許せない。それは両者共通だが、問題は、小説には真実を捻じ曲げようと暗躍する人物が登場しない事である。物言わぬ大企業も確かに不気味だが、これでは不善な企業に警鐘を鳴らしているとは言い難い。

 一方、二人の男をたぶらかす八代美那子は悪女だと思うが、魚津と奥寺ではその対応が異なる。何処までも硬派な魚津は八代美那子を忘れ、小坂の妹かおると結婚を誓い合うが、奥寺は情熱に身を任せ、結果的に夫哲夫の手から美那子を奪ってしまう。なるほど、理性より、友情より、愛情である。ストーリーはこの方が面白い。

 結局の所、著者は一登山家の姿を描いていた。山を心から愛し、義理人情に厚い男のそれだ。そんな心情を察すると、美那子を忘れる為に一人単独で穂高に登ろうとする魚津の悲愴感が痛いほど胸に伝わってくる。魚津はこの登攀で命を落とすが、自分の趣味に命を捧げたのだからなんて幸せなのだと言いたい。童謡に『山男の歌』という曲があるが、魚津はその例にピッタリ合致する。冒頭でドラマに一票投じたが、お互い視点が違う。甲乙つけがたい傑作と言うのが本音だ。
氷壁 Amazon書評・レビュー: 氷壁より
4103025123
No.38
(5pt)

小説とドラマの違い

テレビドラマに惹かれて原作を読んだが、ドラマの方が娯楽性が強く面白いと思った。

まず、主人公魚津恭太(TV=奥寺)の親友の小坂乙彦(TV=北沢)の登攀途中の滑落死については、ドラマではカラビナの故障、小説では使用したザイルが突然切れた事によるもので大した違いはない。しかしその後、ドラマでは事故の真相をめぐり製造元の佐倉製鋼を絡めた法廷論争に展開するのに対して、小説はザイルの耐久不良を匂わせる程度。親友の死を無駄にしないため、事故の真相を解明しナイロンザイルの特性を理解しようとする魚津の姿勢は立派だと思うが、世間の人は大方無関心だったのである。なぜなら、登山家は人口のごく一部に過ぎないからだ。しかしだからといって、ザイルは決して切れないと言い切る佐倉製鋼の傲慢さも許せない。それは両者共通だが、問題は、小説には真実を捻じ曲げようと暗躍する人物が登場しない事である。物言わぬ大企業も確かに不気味だが、これでは不善な企業に警鐘を鳴らしているとは言い難い。

 一方、二人の男をたぶらかす八代美那子は悪女だと思うが、魚津と奥寺ではその対応が異なる。何処までも硬派な魚津は八代美那子を忘れ、小坂の妹かおると結婚を誓い合うが、奥寺は情熱に身を任せ、結果的に夫哲夫の手から美那子を奪ってしまう。なるほど、理性より、友情より、愛情である。ストーリーはこの方が面白い。

 結局の所、著者は一登山家の姿を描いていた。山を心から愛し、義理人情に厚い男のそれだ。そんな心情を察すると、美那子を忘れる為に一人単独で穂高に登ろうとする魚津の悲愴感が痛いほど胸に伝わってくる。魚津はこの登攀で命を落とすが、自分の趣味に命を捧げたのだからなんて幸せなのだと言いたい。童謡に『山男の歌』という曲があるが、魚津はその例にピッタリ合致する。冒頭でドラマに一票投じたが、お互い視点が違う。甲乙つけがたい傑作と言うのが本音だ。
氷壁 (1963年) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 氷壁 (1963年) (新潮文庫)より
B000JAHJIM
No.37
(5pt)

小説とドラマの違い

テレビドラマに惹かれて原作を読んだが、ドラマの方が娯楽性が強く面白いと思った。

まず、主人公魚津恭太(TV=奥寺)の親友の小坂乙彦(TV=北沢)の登攀途中の滑落死については、ドラマではカラビナの故障、小説では使用したザイルが突然切れた事によるもので大した違いはない。しかしその後、ドラマでは事故の真相をめぐり製造元の佐倉製鋼を絡めた法廷論争に展開するのに対して、小説はザイルの耐久不良を匂わせる程度。親友の死を無駄にしないため、事故の真相を解明しナイロンザイルの特性を理解しようとする魚津の姿勢は立派だと思うが、世間の人は大方無関心だったのである。なぜなら、登山家は人口のごく一部に過ぎないからだ。しかしだからといって、ザイルは決して切れないと言い切る佐倉製鋼の傲慢さも許せない。それは両者共通だが、問題は、小説には真実を捻じ曲げようと暗躍する人物が登場しない事である。物言わぬ大企業も確かに不気味だが、これでは不善な企業に警鐘を鳴らしているとは言い難い。

 一方、二人の男をたぶらかす八代美那子は悪女だと思うが、魚津と奥寺ではその対応が異なる。何処までも硬派な魚津は八代美那子を忘れ、小坂の妹かおると結婚を誓い合うが、奥寺は情熱に身を任せ、結果的に夫哲夫の手から美那子を奪ってしまう。なるほど、理性より、友情より、愛情である。ストーリーはこの方が面白い。

 結局の所、著者は一登山家の姿を描いていた。山を心から愛し、義理人情に厚い男のそれだ。そんな心情を察すると、美那子を忘れる為に一人単独で穂高に登ろうとする魚津の悲愴感が痛いほど胸に伝わってくる。魚津はこの登攀で命を落とすが、自分の趣味に命を捧げたのだからなんて幸せなのだと言いたい。童謡に『山男の歌』という曲があるが、魚津はその例にピッタリ合致する。冒頭でドラマに一票投じたが、お互い視点が違う。甲乙つけがたい傑作と言うのが本音だ。
氷壁 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 氷壁 (新潮文庫)より
B0099FMQS6
No.36
(5pt)

小説とドラマの違い

テレビドラマに惹かれて原作を読んだが、ドラマの方が娯楽性が強く面白いと思った。

まず、主人公魚津恭太(TV=奥寺)の親友の小坂乙彦(TV=北沢)の登攀途中の滑落死については、ドラマではカラビナの故障、小説では使用したザイルが突然切れた事によるもので大した違いはない。しかしその後、ドラマでは事故の真相をめぐり製造元の佐倉製鋼を絡めた法廷論争に展開するのに対して、小説はザイルの耐久不良を匂わせる程度。親友の死を無駄にしないため、事故の真相を解明しナイロンザイルの特性を理解しようとする魚津の姿勢は立派だと思うが、世間の人は大方無関心だったのである。なぜなら、登山家は人口のごく一部に過ぎないからだ。しかしだからといって、ザイルは決して切れないと言い切る佐倉製鋼の傲慢さも許せない。それは両者共通だが、問題は、小説には真実を捻じ曲げようと暗躍する人物が登場しない事である。物言わぬ大企業も確かに不気味だが、これでは不善な企業に警鐘を鳴らしているとは言い難い。

 一方、二人の男をたぶらかす八代美那子は悪女だと思うが、魚津と奥寺ではその対応が異なる。何処までも硬派な魚津は八代美那子を忘れ、小坂の妹かおると結婚を誓い合うが、奥寺は情熱に身を任せ、結果的に夫哲夫の手から美那子を奪ってしまう。なるほど、理性より、友情より、愛情である。ストーリーはこの方が面白い。

 結局の所、著者は一登山家の姿を描いていた。山を心から愛し、義理人情に厚い男のそれだ。そんな心情を察すると、美那子を忘れる為に一人単独で穂高に登ろうとする魚津の悲愴感が痛いほど胸に伝わってくる。魚津はこの登攀で命を落とすが、自分の趣味に命を捧げたのだからなんて幸せなのだと言いたい。童謡に『山男の歌』という曲があるが、魚津はその例にピッタリ合致する。冒頭でドラマに一票投じたが、お互い視点が違う。甲乙つけがたい傑作と言うのが本音だ。
氷壁 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 氷壁 (新潮文庫)より
4101063109
No.35
(5pt)

ドラマになってなければ読まなかった作品

久しぶりに美しい日本語を読んだ気がします。井上靖というと、わたしの中では『しろばんば』『敦煌』というイメージしかなかったので、この内容は意外でした。かおるの描写の美しいことといったらありません。対する美那子の若さを抑えようと苦労している中にもにじみ出てくる怪しさが女豹という言葉で表されていたり(これは現代としてはちょっと古いかな)、海面がぶさぶさと波立つなどとおもしろい表現も。

読み終わったあとに、これが昭和32年に出版されたものだと知って驚きました。確かに妻を呼ぶときにに手をたたいて呼ぶなんて、古風な描写もありますが、そんなことは気にならず人物は生き生きとしています。

何十年も前に出版された小説を読む気にさせたのは、TVドラマ化されたのを知ったからです。

ドラマ自体は見ていませんが、この小説だけでなく、原作に触れる機会を作ってくれるドラマ化は、わたしにとってはありがたいです。
氷壁 Amazon書評・レビュー: 氷壁より
4103025093
No.34
(5pt)

ドラマになってなければ読まなかった作品

久しぶりに美しい日本語を読んだ気がします。井上靖というと、わたしの中では『しろばんば』『敦煌』というイメージしかなかったので、この内容は意外でした。かおるの描写の美しいことといったらありません。対する美那子の若さを抑えようと苦労している中にもにじみ出てくる怪しさが女豹という言葉で表されていたり(これは現代としてはちょっと古いかな)、海面がぶさぶさと波立つなどとおもしろい表現も。

読み終わったあとに、これが昭和32年に出版されたものだと知って驚きました。確かに妻を呼ぶときにに手をたたいて呼ぶなんて、古風な描写もありますが、そんなことは気にならず人物は生き生きとしています。

何十年も前に出版された小説を読む気にさせたのは、TVドラマ化されたのを知ったからです。

ドラマ自体は見ていませんが、この小説だけでなく、原作に触れる機会を作ってくれるドラマ化は、わたしにとってはありがたいです。
氷壁 Amazon書評・レビュー: 氷壁より
4103025123
No.33
(5pt)

ドラマになってなければ読まなかった作品

久しぶりに美しい日本語を読んだ気がします。井上靖というと、わたしの中では『しろばんば』『敦煌』というイメージしかなかったので、この内容は意外でした。かおるの描写の美しいことといったらありません。対する美那子の若さを抑えようと苦労している中にもにじみ出てくる怪しさが女豹という言葉で表されていたり(これは現代としてはちょっと古いかな)、海面がぶさぶさと波立つなどとおもしろい表現も。

読み終わったあとに、これが昭和32年に出版されたものだと知って驚きました。確かに妻を呼ぶときにに手をたたいて呼ぶなんて、古風な描写もありますが、そんなことは気にならず人物は生き生きとしています。

何十年も前に出版された小説を読む気にさせたのは、TVドラマ化されたのを知ったからです。

ドラマ自体は見ていませんが、この小説だけでなく、原作に触れる機会を作ってくれるドラマ化は、わたしにとってはありがたいです。
氷壁 (1963年) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 氷壁 (1963年) (新潮文庫)より
B000JAHJIM
No.32
(5pt)

ドラマになってなければ読まなかった作品

久しぶりに美しい日本語を読んだ気がします。井上靖というと、わたしの中では『しろばんば』『敦煌』というイメージしかなかったので、この内容は意外でした。かおるの描写の美しいことといったらありません。対する美那子の若さを抑えようと苦労している中にもにじみ出てくる怪しさが女豹という言葉で表されていたり(これは現代としてはちょっと古いかな)、海面がぶさぶさと波立つなどとおもしろい表現も。

読み終わったあとに、これが昭和32年に出版されたものだと知って驚きました。確かに妻を呼ぶときにに手をたたいて呼ぶなんて、古風な描写もありますが、そんなことは気にならず人物は生き生きとしています。

何十年も前に出版された小説を読む気にさせたのは、TVドラマ化されたのを知ったからです。

ドラマ自体は見ていませんが、この小説だけでなく、原作に触れる機会を作ってくれるドラマ化は、わたしにとってはありがたいです。
氷壁 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 氷壁 (新潮文庫)より
B0099FMQS6
No.31
(5pt)

ドラマになってなければ読まなかった作品

久しぶりに美しい日本語を読んだ気がします。井上靖というと、わたしの中では『しろばんば』『敦煌』というイメージしかなかったので、この内容は意外でした。かおるの描写の美しいことといったらありません。対する美那子の若さを抑えようと苦労している中にもにじみ出てくる怪しさが女豹という言葉で表されていたり(これは現代としてはちょっと古いかな)、海面がぶさぶさと波立つなどとおもしろい表現も。

読み終わったあとに、これが昭和32年に出版されたものだと知って驚きました。確かに妻を呼ぶときにに手をたたいて呼ぶなんて、古風な描写もありますが、そんなことは気にならず人物は生き生きとしています。

何十年も前に出版された小説を読む気にさせたのは、TVドラマ化されたのを知ったからです。

ドラマ自体は見ていませんが、この小説だけでなく、原作に触れる機会を作ってくれるドラマ化は、わたしにとってはありがたいです。
氷壁 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 氷壁 (新潮文庫)より
4101063109
No.30
(5pt)

山と井上靖の文章の魅力

淡々とした物語の進行がいい。山から下りてくると、人と話をしたくなる。そして、都市生活の雑多な毎日に飽きてくる(或いは疲れてくる)と、また山へ行きたくなる。主人公は登山家とはいえ、スポンサーがついているわけではない。金を工面する為に給料を前借りし、登山の時間をつくるために周囲を気にしながらも休日取得を会社に申告する。そこには一人のサラリーマンの姿がある。難関ルートを一緒に踏破しようとしていた友人は、山を下りてみれば、女性に翻弄されている普通の男の面をもっていた。更に、登山用品としてのザイル、一癖ありながらも理解のある上司、実験結果重視の技術者など物語はいくつかのポイントを織り交ぜながら進み、最後はまた山へ。

 読んでいる途中で何度も行きたいと思った。穂高へ、新宿駅へ。静かにそんな気持ちにさせてくれる一冊。
氷壁 Amazon書評・レビュー: 氷壁より
4103025093