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殺人を見た九官鳥



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殺人を見た九官鳥の評価: 4.50/5点 レビュー 2件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(5pt)

キャサリンの活躍が素晴らしい。

短編4話。
「盗聴できない殺人 」は,携帯電話を使った犯罪の手品。
「松山旅行のアリバイ 」は,松山旅行で存在証明をしようとした犯罪の手品。
「京都やすらい祭の殺人 」日本舞踊の家元にまつわる殺人。
「殺人を見た九官鳥」は,九官鳥を利用した犯罪の手品。

いずれもキャサリンの活躍が素晴らしい。
殺人を見た九官鳥 (カッパ・ノベルス―名探偵キャサリン傑作集)Amazon書評・レビュー:殺人を見た九官鳥 (カッパ・ノベルス―名探偵キャサリン傑作集)より
4334071074
No.1:
(4pt)

動物を使ったミステリー

京都という土地柄を強く意識したミステリー集です。作者の京都への愛情が伝わってきます。「盗聴できない殺人」
少し前の携帯電話がカギとなるミステリーです。占い師と携帯電話のミスマッチが印象的です。「松山旅行のアリバイ」
キャサリンと浜口が『坊っちゃん』の舞台であり、正岡子規の住んだ町である松山へ出かけます。
死者が残した「松山」というメッセージから謎解きが始まる、トラベル・ミステリーです。「京都やすらい祭の殺人」
太秦の牛祭、鞍馬の火祭とともに数えられる京都の三大奇祭で、殺人事件が起こります。
被害者は日本舞踊の家元夫人で、祭りの雰囲気と重なり全体的に時代がかった印象のミステリーです。
和の情緒が強く漂う作品です。「殺人を見た九官鳥」
言葉をしゃべる鳥は何を見たのか。
鳥が縁となって殺人事件に出くわしたキャサリンは、鳥の言葉から事件を解決します。
動物といえども立派な目撃者です。侮れません。
殺人を見た九官鳥 (カッパ・ノベルス―名探偵キャサリン傑作集)Amazon書評・レビュー:殺人を見た九官鳥 (カッパ・ノベルス―名探偵キャサリン傑作集)より
4334071074

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