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(短編集)
空飛ぶ広報室
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空飛ぶ広報室の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.25pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全136件 21~40 2/7ページ
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本編の素晴しさは他の方のレビューに任せます。 私が書きたいのは最後の解説が素晴しかったことです。 本作の登場人物のモデルになった方で作品が作られていく過程、 有川さんのこの作品への姿勢などを書かれていて最後に読むに相応しい解説でした。 多くの小説は最後に書評家と言われる方の作品を評してる風の自分の知識のひけらかしだったり、 個人ブログレベルの下らない解説が多いですが、 本作品の解説のように本編の余韻を楽しませてくれる解説が増えてくれることを願います。 | ||||
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最初は、ドラマを見て原作が読みたくなり購入しました。 期待通りの秀作ですね(^^♪ | ||||
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ドラマも面白かったけど、文字から想像する人物像もまたいい!ドラマ見た後で原作読むと、野木亜紀子さんの脚本能力の高さがすごくわかる! | ||||
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素晴らしい作品です。ぜひ一度読んでいただきたいそんな作品です。 しっかりとした取材の元作られている作品で、 面白さもあり、感動もあり、心に響いてくるものが多かった。 しかも、モデルになって人がいるというのは驚きました。 ラブコメの濃度はやや薄目ですが、このような日常のようなものを描いた作品も良かったです。 何故か一部マスコミの批判の対象となることの多い、自衛隊ですが、 働いているのは人であり、ロボットではない 日本を本当に守ってくれている人たちに感謝しかないです。 ぜひとも、皆さんに読んでほしい。そんな作品です。 | ||||
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地域がなじみのある地域で、知ってる地名もいっぱい出てきたので、つい行ってみたくなりましたね。 お話も良かったです。 | ||||
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「僕たち(自衛隊)の活動が国民の安心になるように(マスメディアは)伝えてほしいんです」458頁。 主人公のこの言葉が、この書籍のすべてを語っています。ほかの方の書評にあるように「自衛隊のことを ポジティブに書く勇気に感動」するような世の中にしてはいけないと、つくづく思わされました。 | ||||
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不幸な事故でパイロットの道を絶たれた自衛官と記者から配置換えになった女性ディレクター. 夢を失った2人が次につかみとるものは? 「自衛隊広報部」という,一般人には,自衛隊にそんな部署があったのか?!という 自衛官たちの仕事ぶりがテーマである. 法的な制約や世間からの批判という逆風の中で,自衛隊を知ってもらうための 広報部の活動がやや漫画的ではあるが,活き活きと描かれ, 内容によらず,困難に立ち向かって仕事に向かう姿のカッコよさが感じられる. 主人公2人が逆境から立ち直っていくプロセスがもう一つのテーマとなっている. 青臭いところもなきにしもあらずだが, こういう小説を読むと,人生もそう悪くないという気になってくる. ただ,ドラマ版を観てから,小説を読んだので, ドラマでうまく強調されていたキャラクターの個性が少し薄く感じられた. ストーリーはほぼ同じなので,どちらかを選べと言われたら,ドラマを薦める. | ||||
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有川浩の引き付ける文章や飽きさせない展開で、一気に読みました。 本当に面白かった。 また、身近で遠い空自のこともよくわかり、為になりました。 | ||||
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ブック・オブ・ザ・イヤーにも選ばれ、ドラマ化された本なので、読まれた方は多いと思いますが・・・ 亡父が陸自だったこともあり、自衛隊”裏方”や”立ち位置”が、リアルな心に刺さるセリフで表現されていて(T_T) 思わず笑い、知らずに涙が出てて。 また、解説はモデルになった主人公の上司。 最後の章の”あの日の松島”。リアルだし、当時報道されなかったことが多く記述されてます。ま、私が大泣きしたことは想像しやすいと思います(笑) | ||||
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この圧倒的なテンポの良さ。さすがである。 映像を見ながら文章に起こしたような会話が、とても上手い。 キャラクターの書き分けも出来ていて、 するすると頭に映像が思い浮かべられついつい読む手が進む。 有川作品の中では1作品としては長い部類に入ると思いますが1日で読了です。 有川作品では定番となってきた自衛隊がテーマ。 文芸において、私は右も左も語るのは好きではないけど、 有川浩はいつも自衛隊を肯定的に描いており 自衛隊という存在自体に世間では否定的な人もいることを わかった上で本作品は書かれている。 有川作品のように自衛隊をテーマにしようとするなら その取材が必要で、その取材の窓口となるのが 本作品の題材ともなっている広報室である。 これまで幾度となく自衛隊と関わってきた有川浩だからこそのテーマ選び。 TBSでドラマ化されたのは知っていたけど、当時観てはいませんでした。 有川浩は小説家だけど、脚本も完璧に書けると思うので、 ご自分で台本書いた方がいいんじゃないかと思う。 舞台作品の脚本書いていらっしゃるのは知ってるけど ま、いくら筆が早い作家さんでもこんだけ作品が映像化されれば 全部いちいち書いてられないか。 ところで、有川作品って大好きだけど 有川浩ってすごく完璧主義で、まっすぐな性格で、清く正しい人のイメージで 作品は好きだけど、絶対友達にはなれないと思う。 筋の通った人だろうから、 きっとみんな仕事したいって思える作家だと想像してる。 ただ、ダメな人間を甘やかしてくれる程優しくはないだろうなって。 ところどころ、こんな頑なで疲れないのかなぁとは思う。 有川作品にはよく「言質を取る」っていう言葉が出てくる。 言葉に真剣に向き合ってる作家という仕事ならではなのはわかるけど 普段の生活でこの言葉使ってる人に会ったことない。 理詰めで攻めて、自分に有利な事を相手に言わせたり、 いつもそんなこと考えながらしゃべってるのかなって思う。 交渉の場でもないのに会話のイニシアチブを気にする必要あるのかな。 「えー私そんなこと言ってたっけ?」みたいな曖昧さや、だらしなさを きっと彼女には許してもらえないだろうなぁ。 すごく気ぃ使いーそうなので鬱病などにはホント気を付けて欲しい。 ファンなので。いつまでも楽しい作品を待っているので。 | ||||
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それでも、あちこちで涙腺が緩んで困りました。 ドラマの配役がイメージされてしまうのは、良い面も悪い面もありますが、本作に関してはキャスティングがドンピシャなので、ドラマを観てから読んだほうが楽しいかもしれません。 自衛隊にも色々な人がいるのだろうとは思いますが、災害のときの黙々と働いている姿を見ると、頭が下がります。そんな自衛隊員への餞の一冊です。 有川作品の中でも、代表作になると思いました。 | ||||
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電車で通勤中に、面白すぎて笑いがおになってしました。有川さんの取材力は素晴らしいですねー | ||||
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最近の震災に対する救助活動で自衛隊の必要性が認識されつつあるとは言え、 やはり自衛隊と言う存在に対する世間の目は厳しいんだな、と本書を読んで 改めて認識しました。本当、自衛隊にだけは何を言っても許される的な論調って あるよな、と読みながら思いました。 決して自分は右翼と言う訳では無いのですが、そういった視線を受けることを覚悟して 任官し、日々業務に当たっている自衛官の存在にポジティブに光を当てるという意味で 本書の持つ意義は大きいと思う。 また、有川さん自身がこの本を書くことで自衛隊嫌いの左翼から攻撃される事も覚悟で 書かれていると思うので、その勇気にも感服しました。 この本を一人でも多くの人が手に取り、自衛隊及び自衛官に対する誤解や偏見が少しでも 減ることを願って止みません。 下記は当時の吉田茂首相が第一回の防衛大学卒業式で卒業生に向かって送ったスピーチですが、この本を 読んでこのスピーチの事を思い出しました。当時から今に至るまで本当に自衛官は報われないですよね…。 「君達は自衛隊在職中、決して国民から感謝されたり、歓迎されることなく自衛隊を終わるかもしれない。 きっと非難とか叱咤ばかりの一生かもしれない。御苦労だと思う。 しかし、自衛隊が国民から歓迎され、ちやほやされる事態とは外国から攻撃されて国家存亡の時とか、 災害派遣の時とか、国民が困窮し国家が混乱に直面している時だけなのだ。 言葉を換えれば、君達が日陰者である時のほうが国民や日本は幸せなのだ。 どうか、耐えてもらいたい。」 | ||||
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大きなすごい結末があるわけではないけれど、 それぞれのエピソードが温かくて、人が濃く描かれていて楽しく読めました。 数時間で一気読み。スピード感があって、とても常識的で、 この本を読んだおかげで、自衛隊に対する感じ方が変わりました。 | ||||
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待ちに待った文庫化。 あらためて読み直して、伝えることの大切さを再認識させられ、胸に刻みました。 | ||||
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こんなに1つの出来事に意味を見出し、お互いに影響を与え感謝し、成長しあう若い人、、、、見たことないですけどね。 小説ですから。 最終話「あの日の松島」のリカの最後の方のセリフ「一生の……(ネタバレなので伏せます)」、こんな言葉を部下に言わせたい。 同じく空井の最後のセリフ、言ってみたい。 | ||||
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航空自衛隊の広報官とメディアの騒動だ広報で自衛隊のイメージアップじもとの航空自衛隊基地の広報担当のことが出てきてたのしみながら読みました | ||||
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文庫本をずっと待っていました。主人公たちが葛藤しながら奮闘し、成長する過程が軽快に描かれ、励まされる一冊です。 落ち込んでいるとき、壁にぶつかったとき、生活の場面、場面で読み返したくなります。 | ||||
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発売された頃から三年はとうに過ぎているのになかなか文庫本が出なくて、忘れかけていた頃に発売されることを知った。 面白いことはもちろんだけど、それと同じかそれ以上に教えられ、気付かされたことが多かった。 その中でも一番そう思わされたのは、空井の言動、そして成長からだ。 本作を一番読んでほしいのは、夢や希望に邁進している人だ。 夢や希望を抱くこと、それに向かって進むことは素晴らしいことだ。 だが、忘れてはいけないことがある。 それは、 なれなかったり、挫折したりする事は、往々にしてある、ということだ。 ひたすらまっすぐ進んでいた人の中には、立ち直れない人も出てくるかもしれない。 そんなときに、空井を、空幕広報室のメンバーたちの事を思い出してほしい。 励ましを受けると共に、ただなりたいだけではない、その先のことが見えてくるだろう。 | ||||
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ドラマがやっていた頃ぶりに読みましたが、やはり面白い。 文庫版では、スペシャルなゲストによる解説が新たに追加されております。 作品の裏話や有川先生との思い出、様々な形でこの作品に関わった方々のお話を 9ページにわたり語り尽くす、これぞまさに「ザ・解説」。 これだけでも「空飛ぶ広報室」ファンは買う価値ありかと。 (というか、ここを立ち読みで読み切るのはなかなかに大変です(笑)) ネタバレになりますが、 一番共感したのが、解説の方の 「空井二尉と稲葉リカのその後を読んでみたいと熱望しています。」という文章。 私も熱望しています。 救う人や伝える人だって、一緒にいて幸せになれる相手がいるなら、使命に臆せず幸せになってほしいなあ、なんて思うのです。 | ||||
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