バックストリート
評判
バックストリートの評価:
3.50/5点 レビュー 8件。 C ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1〜5 1/1ページ
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バックストリートの評価:
3.50/5点 レビュー 8件。 C ランク
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例によって作者得意のフラメンコの話に、ナチスドイツ、ドイツのカナリス提督、19世紀のロマン派作家で不可思議な心中をしたフォン・クライストなどが絡む。
カナリス提督が絡むのは、著者の別の大河小説であるイベリア半島シリーズでも登場しているので当然かもしれないし、この大河シリーズは続編を待ちわびているので、カナリスの消息を知らされたようで悪い気分ではないw
卵子売買が絡む荒唐無稽な話も、それなりに面白く捌いてくれている。
ハードボイルドな、というか都会的な(←死語w)せりふ回しも以前ほど不自然ではない。というか、文句つけようがないほどよくなっているw
けれども、この人の小説は突然、不可思議な過激派が出てきたりする。
その過激派が今回は、昔、左翼だったのが突然右翼の組織を作って、だらけ切った社会に喝を入れるために皇居にロケット弾を撃ち込もうとする。
過激派にも論理性があり、組織であるためには規約や綱領的な内容が不可欠であるのだが、彼にとっては内的論理を忖度しないで済む存在であるようだ。
それは、彼の出世作である『カディスの赤い星』と全く変っていない。
『カディスの赤い星』でも、過激派が絡むと話が無茶苦茶になったw