皇帝のかぎ煙草入れ

【この小説が収録されている参考書籍】

評判

皇帝のかぎ煙草入れの評価:

4.38/5点 レビュー 69件。 S ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.38pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全89件 41〜60 3/5ページ
No.49
(4pt)

面白いが翻訳がイマイチ

古典的名作。解決へのプロセスはクイーンの国名シリーズの一作と同じ類いだが、それよりは、シンプルで、トリックもいいし、何よりも、あのクリスティーが脱帽するほどの作品。まあ、ある程度ミステリーを読み慣れた人には犯人の指摘は難しくないが、偶然の出来事や悪意が重なる展開がトリックをカモフラージュする。但し、残念な事に翻訳の文章がイマイチ。ストーリーが良いだけにもったいない!翻訳の良し悪しは問わないと言う人も居るが、カーはその為に損をしているのも事実。ある程度年数を経た名作は、翻訳も新しくするべきだと思う。
皇帝のかぎ煙草入れ (創元推理文庫 118-11) Amazon書評・レビュー: 皇帝のかぎ煙草入れ (創元推理文庫 118-11)より
4488118119
No.48
(5pt)

予想外。

まさか最後にそう持っていくとは
思いもよりませんでした。
それぐらい本としては良書。
でもう読みなれている人はこういう場面が出てくる自体で
すぐ犯人がわかってしまいます。
これがちょこっと難点。

でも、犯人がとある人を貶める
テクニックは驚きを隠せません。
なかなか楽しめるかと想います。
皇帝のかぎ煙草入れ (1961年) (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 皇帝のかぎ煙草入れ (1961年) (創元推理文庫)より
B000JAM31K
No.47
(5pt)

予想外。

まさか最後にそう持っていくとは
思いもよりませんでした。
それぐらい本としては良書。
でもう読みなれている人はこういう場面が出てくる自体で
すぐ犯人がわかってしまいます。
これがちょこっと難点。
でも、犯人がとある人を貶める
テクニックは驚きを隠せません。
なかなか楽しめるかと想います。
皇帝のかぎ煙草入れ (創元推理文庫 118-11) Amazon書評・レビュー: 皇帝のかぎ煙草入れ (創元推理文庫 118-11)より
4488118119
No.46
(5pt)

「おや? あなたはなぜそれを知っているのですか?」

向かいの家で、婚約者の父親が何者かに殺されたのを窓越しに目撃
した女性。ちょうどその時、彼女の傍らには、復縁を迫る前夫が居た。

状況証拠から、彼女に容疑がかけられるのだが、彼女のアリバイ
を証明できる前夫は、ある事情で証言が不可能な状態となり……。

ヒロインを、醜聞と殺人のジレンマに陥らせ、サスペンスを
盛り上げていくクリスティばりのストーリーテリングが秀逸。

これによって読者を無理なくヒロインに感情移入させ、
スムーズに物語世界へと誘うことに成功しています。

また、周到な人物配置と、絶妙な「偶然」の絡ませ方も素晴らしい。

  アンティークの収集家である婚約者の父、情熱的だが粗暴な前夫と一見善良で
  誠実な婚約者、そして、ヒロインに対して含むところがある小間使とその妹――。

そうした、ヒロインを中心とした人間関係の力学が描く軌跡に、「偶然」というアクセントが
加えられることで、犯人も予測し得なかった、不可思議な絵柄が現出することになります。

そして、何といっても、本作最大の魅力は、問答無用
の破壊力を秘めた、たった一つの手がかりにあります。

完全犯罪と思われた本作の犯行を、一瞬にして瓦解させるこの手がかりは、
そのシンプルさ、シャープさから、クイーンの 某作 のアレに匹敵する出来なの
ではないでしょうか。
ディクスン・カー作品集〈第10〉皇帝のかぎ煙草入れ (1958年) Amazon書評・レビュー: ディクスン・カー作品集〈第10〉皇帝のかぎ煙草入れ (1958年)より
B000JAZXEE
No.45
(5pt)

「おや? あなたはなぜそれを知っているのですか?」

向かいの家で、婚約者の父親が何者かに殺されたのを窓越しに目撃
した女性。ちょうどその時、彼女の傍らには、復縁を迫る前夫が居た。

状況証拠から、彼女に容疑がかけられるのだが、彼女のアリバイ
を証明できる前夫は、ある事情で証言が不可能な状態となり……。

ヒロインを、醜聞と殺人のジレンマに陥らせ、サスペンスを
盛り上げていくクリスティばりのストーリーテリングが秀逸。

これによって読者を無理なくヒロインに感情移入させ、
スムーズに物語世界へと誘うことに成功しています。

また、周到な人物配置と、絶妙な「偶然」の絡ませ方も素晴らしい。

  アンティークの収集家である婚約者の父、情熱的だが粗暴な前夫と一見善良で
  誠実な婚約者、そして、ヒロインに対して含むところがある小間使とその妹――。

そうした、ヒロインを中心とした人間関係の力学が描く軌跡に、「偶然」というアクセントが
加えられることで、犯人も予測し得なかった、不可思議な絵柄が現出することになります。

そして、何といっても、本作最大の魅力は、問答無用
の破壊力を秘めた、たった一つの手がかりにあります。

完全犯罪と思われた本作の犯行を、一瞬にして瓦解させるこの手がかりは、
そのシンプルさ、シャープさから、クイーンの某作のアレに匹敵する出来なの
ではないでしょうか。
皇帝のかぎ煙草入れ (1961年) (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 皇帝のかぎ煙草入れ (1961年) (創元推理文庫)より
B000JAM31K
No.44
(5pt)

「おや? あなたはなぜそれを知っているのですか?」

向かいの家で、婚約者の父親が何者かに殺されたのを窓越しに目撃
した女性。ちょうどその時、彼女の傍らには、復縁を迫る前夫が居た。
状況証拠から、彼女に容疑がかけられるのだが、彼女のアリバイ
を証明できる前夫は、ある事情で証言が不可能な状態となり……。
ヒロインを、醜聞と殺人のジレンマに陥らせ、サスペンスを
盛り上げていくクリスティばりのストーリーテリングが秀逸。
これによって読者を無理なくヒロインに感情移入させ、
スムーズに物語世界へと誘うことに成功しています。
また、周到な人物配置と、絶妙な「偶然」の絡ませ方も素晴らしい。
  アンティークの収集家である婚約者の父、情熱的だが粗暴な前夫と一見善良で
  誠実な婚約者、そして、ヒロインに対して含むところがある小間使とその妹――。
そうした、ヒロインを中心とした人間関係の力学が描く軌跡に、「偶然」というアクセントが
加えられることで、犯人も予測し得なかった、不可思議な絵柄が現出することになります。
そして、何といっても、本作最大の魅力は、問答無用
の破壊力を秘めた、たった一つの手がかりにあります。
完全犯罪と思われた本作の犯行を、一瞬にして瓦解させるこの手がかりは、
そのシンプルさ、シャープさから、クイーンの某作のアレに匹敵する出来なの
ではないでしょうか。
皇帝のかぎ煙草入れ (創元推理文庫 118-11) Amazon書評・レビュー: 皇帝のかぎ煙草入れ (創元推理文庫 118-11)より
4488118119
No.43
(5pt)

個人的にカーの中では一番好きな作品

作者のウリである密室が登場せず、ごくありきたりな殺人……と思わせておいて、読者を一撃でKOしてしまうもの凄さ。カーの高笑いが聞こえてきそう。自分がカーマニア入りするきっかけとなった作品。
 個人的にカーの作品の中で一番好きな作品であり、もう100回は読んでいる。相変わらずの丁寧な伏線。総ての推理小説家に見習ってもらいたい。
 犯人はかなり易しい部類に入るだろう。玄人受けのする作品であり、これを推す人はマニアであることも多い。トリックに引っ掛かったらびっくりすること請け合いなので、余計な知識無しに読んで貰いたい作品。
 まだこれを読んだこと無いなんて、羨ましいと同時にかわいそう。
ディクスン・カー作品集〈第10〉皇帝のかぎ煙草入れ (1958年) Amazon書評・レビュー: ディクスン・カー作品集〈第10〉皇帝のかぎ煙草入れ (1958年)より
B000JAZXEE
No.42
(5pt)

個人的にカーの中では一番好きな作品

作者のウリである密室が登場せず、ごくありきたりな殺人……と思わせておいて、読者を一撃でKOしてしまうもの凄さ。カーの高笑いが聞こえてきそう。自分がカーマニア入りするきっかけとなった作品。
 個人的にカーの作品の中で一番好きな作品であり、もう100回は読んでいる。相変わらずの丁寧な伏線。総ての推理小説家に見習ってもらいたい。
 犯人はかなり易しい部類に入るだろう。玄人受けのする作品であり、これを推す人はマニアであることも多い。トリックに引っ掛かったらびっくりすること請け合いなので、余計な知識無しに読んで貰いたい作品。
 まだこれを読んだこと無いなんて、羨ましいと同時にかわいそう。
皇帝のかぎ煙草入れ (1961年) (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 皇帝のかぎ煙草入れ (1961年) (創元推理文庫)より
B000JAM31K
No.41
(5pt)

個人的にカーの中では一番好きな作品

 作者のウリである密室が登場せず、ごくありきたりな殺人……と思わせておいて、読者を一撃でKOしてしまうもの凄さ。カーの高笑いが聞こえてきそう。自分がカーマニア入りするきっかけとなった作品。
 個人的にカーの作品の中で一番好きな作品であり、もう100回は読んでいる。相変わらずの丁寧な伏線。総ての推理小説家に見習ってもらいたい。
 犯人はかなり易しい部類に入るだろう。玄人受けのする作品であり、これを推す人はマニアであることも多い。トリックに引っ掛かったらびっくりすること請け合いなので、余計な知識無しに読んで貰いたい作品。
 まだこれを読んだこと無いなんて、羨ましいと同時にかわいそう。
皇帝のかぎ煙草入れ (創元推理文庫 118-11) Amazon書評・レビュー: 皇帝のかぎ煙草入れ (創元推理文庫 118-11)より
4488118119
No.40
(4pt)

クリスティも脱帽のトリックとは。

本書作品紹介によれば、
アガサ・クリスティに
「このトリックには、さすがのわたしも脱帽する」
と言わしめた作品。

ネッド・アトウッドとの離婚が成立したイヴ・ニールは、
真向かいの家に住む、トビイ・ロウズと婚約しました。
そんな彼女の家に、深夜、ネッドが訪ねてきます。
トビイとの婚約破棄を迫るネッドと
話し合いを続ける彼女ですが、
彼女の寝室からは、
婚約者トビイの父親モーリス・ロウズ卿の書斎が見え、
やがて彼女は、ロウズ卿が殺されているのを
発見してしまいます。
事件発覚後、彼女は、状況証拠から、
容疑者にされてしまいますが、
前夫が家を訪れていたことから、
事実を話すこともできず、
窮地に追いつめられてしまい・・・。

全体的にプロットは簡単で
わかりやすい作品に仕上がっています。
この作品で起きる殺人は、上記の1件のみ。
トリックもその殺人に関するものなのですが、
これが、クリスティを脱帽させたという
エピソード付きのもの。
ただ、残念なことに、
どんな種類のトリックなのかを説明すると、
ネタバレになってしまう恐れがあるため、
これ以上、触れることはできませんが。

ひとつだけ注釈を。
題名の「皇帝のかぎ煙草入れ」という単語には、
事件解決の重要な鍵が隠されています。
ただ、これもまた、これ以上説明すると、
ネタバレになってしまうので、
ここまでしか、お話できないのですが・・・。
皇帝のかぎ煙草入れ (創元推理文庫 118-11) Amazon書評・レビュー: 皇帝のかぎ煙草入れ (創元推理文庫 118-11)より
4488118119
No.39
(4pt)

クリスティも脱帽のトリックとは。

本書作品紹介によれば、
アガサ・クリスティに
「このトリックには、さすがのわたしも脱帽する」
と言わしめた作品。

ネッド・アトウッドとの離婚が成立したイヴ・ニールは、
真向かいの家に住む、トビイ・ロウズと婚約しました。
そんな彼女の家に、深夜、ネッドが訪ねてきます。
トビイとの婚約破棄を迫るネッドと
話し合いを続ける彼女ですが、
彼女の寝室からは、
婚約者トビイの父親モーリス・ロウズ卿の書斎が見え、
やがて彼女は、ロウズ卿が殺されているのを
発見してしまいます。
事件発覚後、彼女は、状況証拠から、
容疑者にされてしまいますが、
前夫が家を訪れていたことから、
事実を話すこともできず、
窮地に追いつめられてしまい・・・。

全体的にプロットは簡単で
わかりやすい作品に仕上がっています。
この作品で起きる殺人は、上記の1件のみ。
トリックもその殺人に関するものなのですが、
これが、クリスティを脱帽させたという
エピソード付きのもの。
ただ、残念なことに、
どんな種類のトリックなのかを説明すると、
ネタバレになってしまう恐れがあるため、
これ以上、触れることはできませんが。

ひとつだけ注釈を。
題名の「皇帝のかぎ煙草入れ」という単語には、
事件解決の重要な鍵が隠されています。
ただ、これもまた、これ以上説明すると、
ネタバレになってしまうので、
ここまでしか、お話できないのですが・・・。
ディクスン・カー作品集〈第10〉皇帝のかぎ煙草入れ (1958年) Amazon書評・レビュー: ディクスン・カー作品集〈第10〉皇帝のかぎ煙草入れ (1958年)より
B000JAZXEE
No.38
(4pt)

クリスティも脱帽のトリックとは。

本書作品紹介によれば、
アガサ・クリスティに
「このトリックには、さすがのわたしも脱帽する」
と言わしめた作品。

ネッド・アトウッドとの離婚が成立したイヴ・ニールは、
真向かいの家に住む、トビイ・ロウズと婚約しました。
そんな彼女の家に、深夜、ネッドが訪ねてきます。
トビイとの婚約破棄を迫るネッドと
話し合いを続ける彼女ですが、
彼女の寝室からは、
婚約者トビイの父親モーリス・ロウズ卿の書斎が見え、
やがて彼女は、ロウズ卿が殺されているのを
発見してしまいます。
事件発覚後、彼女は、状況証拠から、
容疑者にされてしまいますが、
前夫が家を訪れていたことから、
事実を話すこともできず、
窮地に追いつめられてしまい・・・。

全体的にプロットは簡単で
わかりやすい作品に仕上がっています。
この作品で起きる殺人は、上記の1件のみ。
トリックもその殺人に関するものなのですが、
これが、クリスティを脱帽させたという
エピソード付きのもの。
ただ、残念なことに、
どんな種類のトリックなのかを説明すると、
ネタバレになってしまう恐れがあるため、
これ以上、触れることはできませんが。

ひとつだけ注釈を。
題名の「皇帝のかぎ煙草入れ」という単語には、
事件解決の重要な鍵が隠されています。
ただ、これもまた、これ以上説明すると、
ネタバレになってしまうので、
ここまでしか、お話できないのですが・・・。
皇帝のかぎ煙草入れ (1961年) (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 皇帝のかぎ煙草入れ (1961年) (創元推理文庫)より
B000JAM31K
No.37
(5pt)

そう思いこみで人も殺せるさ

カーの作品群の中でも異彩を放つ一冊だが、それにしても良くも悪くもこの単純な筋立て且つ
サラッとした文体で、これだけ充足感(文字通り言葉通り心理的に...)を得られる推理小説
が他にあるだろうか?

決して奇抜な殺人劇が起こる訳でもなく、謎のX氏が跳梁跋扈する訳でもなく、息詰まる心理
戦がある訳でもなく、心ときめかせる名探偵が現れる訳でもなく、衝撃のどんでん返しがある
訳でもなく(これは人によるだろうけど...)、一体全体冴えないのに、作中の被害者がそう
であったように、亦犯人自身がそうであるように読者もカーの〈暗示〉の罠にまんまと嵌まる
不思議さ。。

あくまでも《不可能犯罪》とゆう演出にこだわって、先頭に立って旗を振り続けたが故に辿り
ついた本作は、体現の仕方こそ違うものの紛れもなく王者カーの魅力がつまった傑作だ。
皇帝のかぎ煙草入れ (創元推理文庫 118-11) Amazon書評・レビュー: 皇帝のかぎ煙草入れ (創元推理文庫 118-11)より
4488118119
No.36
(5pt)

そう思いこみで人も殺せるさ

カーの作品群の中でも異彩を放つ一冊だが、それにしても良くも悪くもこの単純な筋立て且つ
サラッとした文体で、これだけ充足感(文字通り言葉通り心理的に...)を得られる推理小説
が他にあるだろうか?

決して奇抜な殺人劇が起こる訳でもなく、謎のX氏が跳梁跋扈する訳でもなく、息詰まる心理
戦がある訳でもなく、心ときめかせる名探偵が現れる訳でもなく、衝撃のどんでん返しがある
訳でもなく(これは人によるだろうけど...)、一体全体冴えないのに、作中の被害者がそう
であったように、亦犯人自身がそうであるように読者もカーの〈暗示〉の罠にまんまと嵌まる
不思議さ。。

あくまでも《不可能犯罪》とゆう演出にこだわって、先頭に立って旗を振り続けたが故に辿り
ついた本作は、体現の仕方こそ違うものの紛れもなく王者カーの魅力がつまった傑作だ。
ディクスン・カー作品集〈第10〉皇帝のかぎ煙草入れ (1958年) Amazon書評・レビュー: ディクスン・カー作品集〈第10〉皇帝のかぎ煙草入れ (1958年)より
B000JAZXEE
No.35
(5pt)

そう思いこみで人も殺せるさ

カーの作品群の中でも異彩を放つ一冊だが、それにしても良くも悪くもこの単純な筋立て且つ
サラッとした文体で、これだけ充足感(文字通り言葉通り心理的に...)を得られる推理小説
が他にあるだろうか?

決して奇抜な殺人劇が起こる訳でもなく、謎のX氏が跳梁跋扈する訳でもなく、息詰まる心理
戦がある訳でもなく、心ときめかせる名探偵が現れる訳でもなく、衝撃のどんでん返しがある
訳でもなく(これは人によるだろうけど...)、一体全体冴えないのに、作中の被害者がそう
であったように、亦犯人自身がそうであるように読者もカーの〈暗示〉の罠にまんまと嵌まる
不思議さ。。

あくまでも《不可能犯罪》とゆう演出にこだわって、先頭に立って旗を振り続けたが故に辿り
ついた本作は、体現の仕方こそ違うものの紛れもなく王者カーの魅力がつまった傑作だ。
皇帝のかぎ煙草入れ (1961年) (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 皇帝のかぎ煙草入れ (1961年) (創元推理文庫)より
B000JAM31K
No.34
(5pt)

カーならこれが最高

ディクスン・カーの最高傑作といえば、本書か「火刑法廷」かを選ぶ人が多いと思うが、本書は紛れもなくカーの最高傑作と言えよう。
カーにしてはシンプルで読みやすく、ページ数も読み通すのに丁度いいぐらいで、それでいて驚愕度はNo.1ときている。

私はクリスティーの「アクロイド殺し」のレビューで、「アクロイド」とクイーンの「Yの悲劇」、「レーン最後の事件」、それとルブランの「813」を、驚愕のラストを迎える作品として挙げたが、本書はこれら驚愕のラストを迎える作品群に匹敵する大傑作だ。

惜しむらくは密室殺人でもオカルティズムに満ちた作品でもなく、カーの味わいがまったく感じられないことだが、だからこそ誰にでも受入れられる作品とも言える。
絶対に読んで損のない一冊。
皇帝のかぎ煙草入れ (創元推理文庫 118-11) Amazon書評・レビュー: 皇帝のかぎ煙草入れ (創元推理文庫 118-11)より
4488118119
No.33
(5pt)

カーならこれが最高

ディクスン・カーの最高傑作といえば、本書か「火刑法廷」かを選ぶ人が多いと思うが、本書は紛れもなくカーの最高傑作と言えよう。
カーにしてはシンプルで読みやすく、ページ数も読み通すのに丁度いいぐらいで、それでいて驚愕度はNo.1ときている。

私はクリスティーの「アクロイド殺し」のレビューで、「アクロイド」とクイーンの「Yの悲劇」、「レーン最後の事件」、それとルブランの「813」を、驚愕のラストを迎える作品として挙げたが、本書はこれら驚愕のラストを迎える作品群に匹敵する大傑作だ。

惜しむらくは密室殺人でもオカルティズムに満ちた作品でもなく、カーの味わいがまったく感じられないことだが、だからこそ誰にでも受入れられる作品とも言える。
絶対に読んで損のない一冊。
ディクスン・カー作品集〈第10〉皇帝のかぎ煙草入れ (1958年) Amazon書評・レビュー: ディクスン・カー作品集〈第10〉皇帝のかぎ煙草入れ (1958年)より
B000JAZXEE
No.32
(5pt)

カーならこれが最高

ディクスン・カーの最高傑作といえば、本書か「火刑法廷」かを選ぶ人が多いと思うが、本書は紛れもなくカーの最高傑作と言えよう。
カーにしてはシンプルで読みやすく、ページ数も読み通すのに丁度いいぐらいで、それでいて驚愕度はNo.1ときている。

私はクリスティーの「アクロイド殺し」のレビューで、「アクロイド」とクイーンの「Yの悲劇」、「レーン最後の事件」、それとルブランの「813」を、驚愕のラストを迎える作品として挙げたが、本書はこれら驚愕のラストを迎える作品群に匹敵する大傑作だ。

惜しむらくは密室殺人でもオカルティズムに満ちた作品でもなく、カーの味わいがまったく感じられないことだが、だからこそ誰にでも受入れられる作品とも言える。
絶対に読んで損のない一冊。
皇帝のかぎ煙草入れ (1961年) (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 皇帝のかぎ煙草入れ (1961年) (創元推理文庫)より
B000JAM31K
No.31
(5pt)

カーの最高傑作!

本書にはおなじみのフェル博士も(カーター・ディクスン名義の作品に登場する)HM卿も登場しないし、カーお得意の密室などの不可能トリックもオカルト的な雰囲気もない。にも関わらず、本書はカーの最高傑作である。それはちょうど、ポアロもマープルも登場しない『そして誰もいなくなった』がクリスティーの最高傑作であるのと同じようにである。(作品のタイプはまったく異なるが)

カーの作品は、謎を読み解くキーワードや伏線を目立たなくしようと余計な記述を目くらましに使っているものが多く読みにくいのが難点だが、本書は割と記述がシンプルで読みやすい。また謎もそれだけシンプルな訳で、それだけに最後の謎解きで「アッ!」と驚かされる、まさしく驚愕度No.1の作品。クリスティーが脱帽したと言うのも大いにうなずける。

ただ、本書だけを読んで「カーの作品を読んだ」とは言ってもらいたくない。カーの特色は最初に述べたとおり不可能トリックや怪奇趣味にあり、それが好きかどうかでファンの分かれ目にもなる。
カーを評価するには『三つの棺』や『曲った蝶番』、カーター・ディクスン名義の作品では『プレーグ・コートの殺人』などを、そして最終的には『火刑法廷』を読んでからにして欲しい。
ディクスン・カー作品集〈第10〉皇帝のかぎ煙草入れ (1958年) Amazon書評・レビュー: ディクスン・カー作品集〈第10〉皇帝のかぎ煙草入れ (1958年)より
B000JAZXEE
No.30
(5pt)

カーの最高傑作!

本書にはおなじみのフェル博士も(カーター・ディクスン名義の作品に登場する)HM卿も登場しないし、カーお得意の密室などの不可能トリックもオカルト的な雰囲気もない。にも関わらず、本書はカーの最高傑作である。それはちょうど、ポアロもマープルも登場しない『そして誰もいなくなった』がクリスティーの最高傑作であるのと同じようにである。(作品のタイプはまったく異なるが)

カーの作品は、謎を読み解くキーワードや伏線を目立たなくしようと余計な記述を目くらましに使っているものが多く読みにくいのが難点だが、本書は割と記述がシンプルで読みやすい。また謎もそれだけシンプルな訳で、それだけに最後の謎解きで「アッ!」と驚かされる、まさしく驚愕度No.1の作品。クリスティーが脱帽したと言うのも大いにうなずける。

ただ、本書だけを読んで「カーの作品を読んだ」とは言ってもらいたくない。カーの特色は最初に述べたとおり不可能トリックや怪奇趣味にあり、それが好きかどうかでファンの分かれ目にもなる。
カーを評価するには『三つの棺』や『曲った蝶番』、カーター・ディクスン名義の作品では『プレーグ・コートの殺人』などを、そして最終的には『火刑法廷』を読んでからにして欲しい。
皇帝のかぎ煙草入れ (1961年) (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 皇帝のかぎ煙草入れ (1961年) (創元推理文庫)より
B000JAM31K