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報復、それから
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報復、それからの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.43pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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ここに来てようやく巨大な事件の輪郭が見えた。 報復も報復ふたたびも面白かったために、それぞれが大きな物語の一部分である事に気がつかなかないでいた。 この感じだと完結まであと二作くらいありそうだが、邦題はどうなるのだろう?すでに報復の話じゃないし。 | ||||
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先行レビューのなかに、「いまいち」との評価がみられる。CJをなかなか登場させなかったり、ダリア検察官を新しく登場させたりしたことが不満なのだろうが、わたしが思うには、ダリア検察官を組み込むことで、ストーリーに厚みが増し、マンネリ化を防げたという意味で、作者に軍配を上げる。 わたしは、さきの「報復」レビューで、「読み急ぎを防ぐために、傍らにパズル問題集を置き、そっちへ寄り道して間をあけてから、ふたたび本に戻る」と書いた。正直に告白するが、「それから」では、そのタブーを破って一気読みに走ってしまった。次から次へページをめくってしまった。最後の最後まではらはらどきどきさせられた。 読後、わたしは「ふーっ」と深い吐息をつき、「うーむ」と唸ったなり黙り込んだ。一種の虚脱感に陥った。 「報復」シリーズの読後感想は、とかくの小説技法から述べ立てるのではなく、読み終ったわたしの状態をお示しするのが、もっとも良き紹介になると思う。 あまり参考にはならなかったと思うが、それがわたしの感想である。 もうひとつ。書いておきたいことがある。吉田利子氏の翻訳だ。この小説の重要な場面は法廷での戦いである。判事、検察官、弁護士が難しい法律用語をまくしたてて丁々発止の論戦を繰り広げる。加えて、被告(死刑が求刑されている)や刑事が、おそらく南部訛りで発言する。 それを、生きた日本語に訳出するのは途方もなく難しい作業だったに違いない。ありがとう。吉田さん。お見事です。敬服します。 | ||||
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待ちに待った報復シリーズでした。これで完結じゃないよね.C・Jはあのメモをどのように使うのかメチャ楽しみです *\(^o^)/* | ||||
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報復ふたたび 。。から数年。続編があるとは。 前作はすでに蜃気楼のごとくぼやがかかってますが 久々にはらはらドキドキしながら本を読んだ。。 本書の犯人、悪人の冷酷、残虐さが妙に生々しく怖い・・ まさか、そんなことが・・! そんなことができるのが人間なんだという 色々な事件を見てきた元検察官の筆者のメッセージとも受け止められる。 だからこそ、ピンチにヒーローが現れて・・などという夢物語は 本書にはない・・。ヒロインは現実を受け止めなければならない。 その怖さ。 「心神喪失」で知った精神の病気の怖さ、悲しさ・・ 人間てもろくて弱く・・ きっと現実は小説よりも人間には、いろんなことが起きてるんだろう・・ 思わず身を引き締めた私です・・。 もちろん、続きはあるのでしょう・・。 早く早く・・せめて本の中ではやつらに報復を。 | ||||
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残念ながらちょっとガッカリです。中途半端です。新しい話の展開を考えたとき、やはりCJ に主役をさせる方が良いということであればこの話の主役もCJ にすればよかったのに。今後の展開にマニーが必要でマニーを奮い起たせるためにはダリアは必要なんでしょうがそれならマニーとダリアだけの話にすれば良かった。私はロマンス小説も好きなので、何度でも立ち上がるヒロインCJ は感情移入しやすかったのですが、悲しいかなダリアの話は大事なのにあっさり終わって感情移入する前にモヤモヤだけが残ってしまいました。ただ、報復としての決着は付いたので良かったと。 タイトル通り報復が終わって、それからですね。新しいCJ の話に期待を込めて。 | ||||
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ジリアン・ホフマンの作品はすべて読みましたが、報復シリーズのなかでは、これが一番おもしろかったです。 この手の物語はただ怖い、残酷が多いのですが、彼女の作品特に、報復シリーズは読みながら涙することがたびたびです。 女性として、ここまで傷つけられても強くいきていけるのかが疑問ですが・・・・ | ||||
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『報復』、『報復ふたたび』に続くシリーズ第三作。解説によると『報復』の解決編と書かれているのだが、どうにもすっかりしない結末。 マイアミで発見された惨殺死体に端を発した連続殺人事件と収監中の死刑囚キューピットがつながる部分、ハリケーンの来襲からの急展開などは読み応えがある。 前半は刑事マニーと検事補ダリアの活躍が描かれ、女性検事補C・Jは後半から登場するのだが、結局、誰を主に描きたかったのか解らぬストーリーになっている。まとめたかったのにまとまらなかったようなダラダラの展開でついにシリーズ最長の600ページという感じ。 この結末なら、まだ続きがありそうだ。 | ||||
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